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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2009年01月30日

09高校新人選3回戦

思いがけず昼から時間があったので、JRに乗って今日に延期になっていた新人戦の3回戦を見に行く。

A1

天候は雨でサッカー場は無論、野球広場も歩くと地面から水が染み出てくる程度のピッチ。まぁ、今日の大きなニュースは海星敗退かなっと。
単なるつなぐとか、ゲームを作るって点では海星の方が分は良かったんだけど、鎮西はよく走った。早めにボールを出して周囲もそれにあわせて走って前半にリード。その後はサイドから早く攻めあう展開で見てる方は楽しかったなと。



あと、気になったのは国見がやはり・・。

A2

始まってすぐは前目の3人と両サイドが一気に押し込んで「圧力半端ないな。」と感心したのも束の間、時間の経過と共に展開出来ない。つなごうとか展開しようって意識はあるし、見ていて楽しいのだけれど、明確な攻め手がまだない感じで一発のパスを狙い過ぎと見えた。パス出した後、パスの行方を見て走らないし・・。
個の力はあってもまだ、新チームなのでまとまりきってないなと。



ちなみに国見のベンチにはウッチーと共に、少し貫禄を増してふっくらした元V・VAREN長崎の選手の堀純がいた。



帰りに諫早駅に向かっていると親切な地元ローカル新聞の紳士が車で拾ってくれて助かりました。小雨交じりの寒空の中で心が暖かく・・そんな人情にそっと、助手席で涙を拭い長崎市へ戻る。そんな金曜日。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:51Comments(2)高校・ユース

2009年01月30日

モンテディオ山形君のキャンプ

これまで「鹿児島」「宮崎」と並んでキャンプ場のメッカだった熊本も「ロアッソ熊本」さんがJ2に昇格した為にJ2のライバルチームが札幌以外に熊本に行くのを辞めた影響を小さく受けた我が長崎県は昨年「山形のみ」だったキャンプが「福岡」と「山形」の2個に微増した。



せっかくJ1に昇格し大注目の山形に加え、V・VAREN長崎とも関わりの深いアビスパ福岡も長崎に来ているというのに、サッカー設備が島原にアンバランスな程に集中しているので、県全体で影響は少なめ、佐世保の人なぞ「えっ!キャンプ来てるの?」っという有様ながら・・もう設備に空きなんぞない。



しかも、J1、J2、JFLと見事に揃ったものだから、「山形=遊学」「福岡=島原市営」「百花台=V・V長崎」の構図は施設使用に純然たるカテゴリが存在するかのようで・・



V1



今季J入りを目指す「俺達の街のチーム」が勝負の年へ向けて、こんな感じの場所で練習している一方で・・



わずか15分も車を飛ばせば到着する場所で



V2



遠く離れた山形県のJ1で戦うチームは別世界の感触の中で練習。

こんな状況でもV・V長崎を優先出来るようになって初めて、「王国」と呼べるはず。



V3



しかし、さすがにJ1。練習内容はレベル以上に意識が高く、
6×4の練習も「コーン1つでこんなやり方があったか・・」とか「なる程、この組み合わせで実践させるのか」と思わせるし、その練習をこなしながら選手が肩で息をする程に集中していた。



普段の芝生席の部分には鎖が張られていてピリっとした空気があった。
サポーターに「魅せる」為の練習ではなく、チーム力を高めるせめぎ合いの練習で、サポーターすらその強化の為には練習中は不純物・・音を立てるとかを拒絶する程の空気。



正しいプロの練習があった。



J1クラスの一次キャンプ・・それも一番最初の一気に追い込む段階を見るのは4年ぶりくらいだったので、忘れてた感じを思い出した。そうだよな・・練習ってチーム内での勝負なんだよなって。 本気で追い込んでる時の練習を見ているとグイグイ引きこまれて、談笑すら少なめになる。



でも、伸二さんの指導の声は相変わらず甲高いな。^^

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 00:14Comments(1)その他フットボール

2009年01月28日

久々に練習を観る

003



抜けるような青空と、微妙に違和感を感じさせる黒髪 、そして小春日和のような暖かさに誘われて百花台で練習を観る。



001



002



こんな感じで新しい選手たちも百花台で汗を流しておりました。
山城はホントにボールが柔らかいね。



午前に走った後の午後練だし、段階で言うと強化というより、足並みを揃える段階の練習なので特別に変わった事もないけれど、去年の同じ時期に比べると選手個々のコンディションがかなりマシで、JFL昇格と、早めの契約更改終了の好影響がハッキリ出ていた。
あせらず、ダラけず、しっかりチームを作って行って欲しい。



004



ついでに哲ちゃんがちょっと格好良い感じで写真取れたんで載っけとく。
哲ちゃんは普段は総付のコーチもやっている。非常に渉外的で熱血漢の気持ちの良い選手だ。



でも、今日の練習で俺に「おおっ」っと唸らせたのはやはり、だ。
去年の後半から渉は全体練習が終った後に居残りで個別に走るようになっていた。
去年は「来季に向けて気合入ってるな」っと思って見ていたが、この日も最後に1人スパイクを履き代えて走り出した。



今年はプロ契約の選手が更に増えた。
能力の高い選手も揃っている。リーグのレベルも上がっている。
チーム内の競争も既に始まっている。



皆と同じ練習をやっているだけではチーム内の競争には勝ち抜けない。
渉は今年からプロ契約になったばかり。つまりプロとしては1番日が浅い。
勝ち抜くには、
「いかに早く練習のポイントを掴んで意識高く実践するか?」
「他の選手とどう違った自主強化を行うか?」
が問われる。



渉はもう勝負の真っ最中なんだな・・っと安心した。



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この背中が良いな。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 23:22Comments(2)V・V長崎

2009年01月27日

秋山ドクターの記事と楽しい飲み

気持ちの良いニュースというのが続く日々。



昨日は「前々からゆっくり話してみたかった方」と飲む約束があった所に、ゆっくんとリサ子も長崎に遊びに来てたので合流すべくはち蔵へ行く。代表やらキリちゃんも合流。
南米の話やら、酒盛の団長の話やら気を使わない雰囲気で良い感じで話す。
実に良い話が多く、良い夜でした。



ご馳走様でした!ありがとうございました!



っと良い気持ちのまま、今朝今日27日付の長崎新聞を見て驚愕する!



秋山さんが載ってるよ!



秋山ドクターは記事の通り、チームに欠かせない超重要スタッフなのだが、「ドラマ北の国からに出てくるキタキツネ」、「ゲームの隠れキャラ」、「ドラクエのはぐれメタル」並に物凄く照れ屋さんで、目立つ事を好まない人で、チームの全体写真で参加を促されても遠慮したり、誰かの後ろに隠れてしまう程、奥ゆかしいドクターだ。



その一方で、何がどう開花してしまったのか横浜GSFCで現在キャプテンを務める大空昌弘選手に端を発した06年のバイオハザードの教訓を忘れず、昨年の地域決勝ではインフルエンザ、水疱瘡等の徹底対策を打ち出した「影の昇格立役者の1人」と言っても良い人だ。



そんな秋山さんをよく逃がさず記事化までこぎつけたなぁっと。
多分、一番最初からいて、一番現場に顔を出し続ける長崎新聞の副島さんだからだな。
自分の誕生日の翌日に秋山ドクターの記事を出すとは・・やるなぁ。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 17:19Comments(0)V・V長崎

2009年01月25日

2008県高校新人戦

昨日から雪に降られている長崎。



今日は県高校新人戦を観に県総へ行く。
県総と言っても陸上競技場ではない。土のサッカー場と野球広場だ。
選手権以外は高校生は1~2回戦程度なら土か野球広場を利用せざる得ない事が多い。
選手権は地区予選があったりするので、高校のサッカー部員の中には3年間一度も芝でプレイした事がない子も多い。これが「サッカー王国」を名乗った長崎県の実情。

それでも、選手らは必死に戦っている。



New



New02_2



ごらんのように雪と小雨のせいでグッチャグチャの田んぼのような中で頑張っとりました。



今日は本来、2回戦の後、そのまま3回戦が行われる予定だったんだけど、余りのピッチの悪さに3回戦は1月30日金曜に延期。



2回戦は群雄割拠時代の長崎に相応しく、
日大が明誠に敗れる波乱があったり、南山vs波佐見は激闘の末波佐見が勝利。
海星も島商と延長までもつれる接戦の末勝利。一方で国見、鎮西は快勝発進。



3回戦のカードは「長崎北vs長崎工業」、「国見vs平戸」「波佐見vs明誠」「鎮西vs海星」。
どのカードもマジで面白そう。特に鎮西vs海星は楽しみ。国見vs平戸も平戸のしっかりとしたまとまりあるチーム力が国見を打ち破らないとは言い切れないって感じっす。



新人戦は試行錯誤のぶつかり合いであるんで番狂わせが醍醐味ですな。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:00Comments(2)高校・ユース

2009年01月25日

世界の書評から 番外編

今回の世界の書評からは番外編。
理由は簡単で俺はこの本の作成に関わった側で、記事を書いた側だから。
ですので、後書きのような物と思ってくれればっと思うので・・。



っという訳で今回取り上げるのは「vi:」



Vi_2



確か、1番最初に話を貰ったのは九州リーグ終ってから。
俺の方から出した条件は一つだけで
編集には関わりたくない、単純にライターならやります」。



まぁ、その後の話し合いで
「九州リーグを書いて欲しい」
「長崎とサッカーとV・ファーレンのデータを出して欲しい」
「書店で販売するので余りコア寄りにならないように」

程度の注意事項や説明を受けながら最初の原稿は3週くらいで完成させたものの「批判が多すぎる(笑)」「チーム全体と同時に選手にもスポットを」と助言され修正。

って言うか、この頃は提出するデータが多すぎて、原稿の方には中々集中出来んでした。
やっとデータが出せたので原稿に集中して全面書き直し。地域決勝の最中も高知やら石垣島でハンモックに揺られながら原稿書き。

九州リーグの原稿は大枠はともかく中身はコア向けから一般の人、初めてV・VARENに接する人向けに3割程度修正、変更を受けつつ完成。
その後、更に選手の全データの依頼。

ちなみに、選手のデータで俺が把握出来てないデータは「2005年の九州社会人」だけ。それ以外は全てキッチリ記録してる。俺の手帳には大半の試合・・特に07年からの試合は全てフォーメーションまで記録されてる。全部、目で見て、周囲に確認してるので、「たまにミスのある公式記録」より正確です。これは絶対の自信。
そのデータを基にしてるので単純な計算間違いでもない限り、最も正確な記録集だと思う。



そのデータが終ったかなっと思ったら、年表の依頼。
あの年表、去年ナガサキスタンダードの年末号外「IWAMOTO NAGASAKI EDITION」を持ってる人なら判るだろうけど、あの年表のリサイクル。
山頭さんの
「あのままで終るには勿体無いので、本来の出版的には例外的だけど使いたい!」と高く評価した上でのお誘いを受けて、一部の人にしか判らない部分は除いて掲載する事で引き受ける。



俺の苦労はこの程度だけど、viの編集スタッフはスポンサーを集め、販路を確保し、レイアウトをデザインし、様々な調整を行い、山頭さんと仲野さんは何十万枚に及ぶ写真のチェックをやったり、あがってきた原稿の編集をやったり、連絡をやったり、インタビューやら写真撮りに行ったり、あらゆるライターと連絡を重ねたり、文章の推敲と校正をやったり、チームと話し合いしたり・・・。



発行1ヶ月前には「逃げたい」とこぼし、出来上がる頃も「もう編集なんてしたくない」と半分マジで笑って言ってた山頭さんが「vi:」の発売イベントでは「今度はJリーグ昇格本を作りたい」って言っちまうんだから・・それだけの手応えがこの本にはあるって事っすな。



どぞ、読んでみて下さいな。



そして、編集さん、お疲れ様でした。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 01:43Comments(2)書籍・雑誌

2009年01月20日

新体制に思ふ

本来なら毎年発表が当然なのだが、これまで1度も具体的な数値で発表されてこなかったV・VAREN長崎のJ昇格の為のJFL設定目標が発表された。



勝点72以上。



何日か前のブログで書いた昇格最低条件より4試合分勝点が多い。
この条件は、俺が4位以内の最低条件なのに対して、事務局側が優勝を睨んでいるという事だろうと思う。優勝を目標に掲げるなら妥当な数字だ。



新体制に対しては、近いウチにサイトの期間限定で書く予定だが、少しだけ書いておく。



現状の補強は4名。いずれもJリーガーだ。

永らく補強を待望されていたCBには能力だけならJ1クラスの南が入った。
これまでのCBの条件は「経験値豊かなCB」だったが、05年から5年目に入り、選手も歳を重ねる。若手が中堅になるには充分な時間であり、この補強はほぼ希望通りと言える。

右のサイドハーフには神崎。左に山城。
非常にセンスの良い神崎、山城は大塚、竹とレベルの高い競争という意味でも期待出来ると思う。個人の力も高くサイドハーフは確実に1~2ランク上がったと思う。FWの熊谷は毎年、千葉フロントから期待をかけられていた選手で、アリ、洋ともタイプの違う選手で攻撃の幅を広げるだろう。



さて、残りは基本的に大学生や練習生だ。思わぬ掘り出し物と言える選手もいるだろうが、上記4選手程の力があるのは1~2人いれば良い方だろう。将来への育成も目的だろう。

さて、では考えよう。



太田恵介→熊谷智哉
山形恭平→山城純也
小田幸司→神崎大輔
堀川純一→南祐三



最後の堀純は08年の働きに限って言えば苦しいけど・・



どうかね?大幅なプラスと思う?戦力で考えると・・吉本淳、園田清次・・も退団してる。
昨年1年かけて見つけきれなかったトップ下のセカンドチョイスにも不安はある。



個人的に東川さんは中盤ダイヤモンドの4-1-3-2より、ボックスの4-2-2-2を志向してると思うけど、それなら余計ボランチの補強は大事。武男が怪我したらボランチは?渉がボランチなら左サイドバックは手薄になる。コンバートも考えてるかもだけど、竹のように成功したコンバートの一方で上手く行かなかったコンバートもある事を考えると楽観は出来ない。

九州リーグのTOP5チームの選手レベルの平均を10とすれば、去年の長崎のレベルは13~14だと思う。現時点のレベルは少し上がって14~16が妥当かね?参考までに去年何度か見たJFLのNW北九州のレベルは15~16だと思っている。JFL全体では14~15程度が平均かね?

今季の補強は、とても良い補強だと思うし、チーム力は確実に上がった。
本来なら悠々と合格点の取れる補強だ。



でも、



優勝を狙うにはまだ足りない

今季の補強の動向や顔ぶれを見た上で言うならば、今季のチーム方針は「継続」だと思う。戦い方も、方針も変わらないだろう。



なら、守備は安定する。昨年の堅守の残留に加えて南加入は大きい。サイドの攻略も進むだろう。しかし、去年のままなら攻撃は昨年と同じ個人に頼む部分が大きくなりかねない。堅守の裏腹で得点が奪えなければ「勝ちきれない」試合が増える可能性も高い。



セットプレイのパターンを構築して使いまわす昨シーズンの栃木のように、得点・攻撃のパターンを確立してもらいたい。



新体制は発表されたけど、まだまだフロントも現場もやる事だらけ。
みんなで気合入れていきましょや。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:25Comments(0)V・V長崎

2009年01月18日

Viが発売になりました。

ペレ杯の為に松山に向かうと緊急連絡が入り夢彩都へ向かう。
緊急事態収拾の手伝いをしてそのまま「Vi」発売イベントへ。



Vi01



ライターなのにウザイギャラリーとして頑張った。
竹と洋にウケたので俺、Good Job!!



山頭さんや渡辺さんや仲野さんや遭う編集スタッフごとに「貴方が(ライターで)1番書いてるから・・」と言われたので見てみたら「Vi」105ページ中19ページ頑張っていた。その他の小ネタも沢山インスパイアされていた。道理で年末キツかった筈だ。肩や首が鬼の如く凝った訳だ。



でも、ウン十万枚の写真をチェックして「失踪したい」と吐露した山頭さんに比べれば楽だな。何より、去年の岩本ナガサキスタンダードで経験したけど編集の苦労をせずに済んだのでお気楽なもん。



土壇場まで気を抜かせない手強い本だったけど、編集チームお疲れ様でした。
っと言ってもまだまだ色々あるみたいだけどね。



会場ではポスターやパネルもあった。山頭さんの写真をベースにした良い仕事だ。
このあたりのクオリティはV・V長崎は幸運と言って良いほど恵まれているな。

特にViの56ページの写真が好きだ。
土の暗いグランドを走ってるだけの選手、照明もなくブレてる・・でも好きだ。
山頭さんの写真は「目力」が肝だと思っている。そういう意味から言えば、この写真は違う・・。単に訴えかけてくる写真なら56ページより凄いのはいっぱいあるけど・・あれが俺らが見てた「1番最初のV・VAREN長崎」の匂いがプンプンするから。

元々、俺と山頭さんなんて何の接点もなくて、俺はいつも練習を見ているだけの人で、山頭さんもカメラ抱えて練習見てるだけ。確か、初めてかけた声が
俺「今度、飲み会しますけん、来ません?」
山頭さん「あっ、予定が合えば行かせてもらいます」

何かね、あの頃の「何もないけど、何もかも始まった05年とか06年」の頃の空気が、あの写真には残ってるんだよなぁ・・。



それが積もり積もって、ここまで来るんだなっと。
そんな事を考えた日曜の午後。



Vi02

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 23:03Comments(0)応援とか

2009年01月17日

V・V長崎サッカースクール

2008年のピッチ以外での出来事で取り上げそこなったV・V長崎の大ニュースについて・・



「V・VAREN長崎サッカースクール開校」

本来で言えばユース組織の創設が希望ではあるが、現在の経営状態や体制ではスクール開校は良い判断だと思う。地域密着活動とユース関係のパイプ作りと育成を同時に行えるし、Jリーグのチームでも「自チーム以外の子供にもチームと接してもらう」を理由にU-12チームを持たない、解散するチームもあってる事を考えると良い戦略だ。
それにスクールが軌道に乗っているJリーグのチーム等では「スクールは安定して収入の見込める事業」だ。

将来への種を蒔く上で、今季のピッチ外で最も重要で素晴らしいニュースだと思う。



惜しむべきは、告知、広報が不十分な事。
現在、スクールの情報はスクールブログでしか得られず勿体無い。
出来ればオフィシャルサイト内に大きくコーナーを作って大々的に広報して欲しい。
トップチーム同様、V・VAREN長崎の最も大事な部分でもあるのだから。
前田コーチ、八戸さやかコーチ等もトップチームの監督、コーチ並に大きく取り上げてもらいたい。



「地域密着」「育成」「事業」の3つを同時に行う事の出来るスクールはV・V長崎にとって、それ程に大事な事なのだから。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:46Comments(0)V・V長崎

2009年01月14日

V・V長崎セレクション初日

「Jリーグの秋春シーズン制はヒーティングシステム抜きには不可能!」っと思わせるに充分な寒さの県総でセレクション。

長崎新聞やらNIBやらKTNやらNHKやらマスコミが沢山で、昨年までは長崎新聞やらNIBくらいしか練習場で見かけなかった事を考えると、JFL昇格の威力がよく判る。



セレクションは小嶺社長の挨拶後、岩本事業部長の説明後、開始。
20分ハーフの前後半のゲームを4本。
ピッチの都合上スパイクではなくトレーニングシューズでプレイ。

県リーグから地域リーグから大学勢からJ2勢やら外国人やら参加者は40名弱。
Jリーガーは元までいれれば6~7名はいたんじゃなかろうか?

S01_3

短い時間の中で、急造チームでもあり、中々力を出すのは大変だと思うが、何人かはしっかりと個性やら力を見せてアピール出来ていたようだ。



S02



S03



希望として言わせてもらえば、
力がある選手、知名度のある選手といった選手が欲しいのは当然だが、「長崎という街の為に、チームの為に全力を尽くせる、長崎に人生を重ねあわせられる選手」に来て欲しい。「この選手と一緒に戦いたい、昇格したいと思わせる選手」、「この街で戦いたい、このチームで昇格したいと思う選手」 を更に増やして欲しいからね。



明日のセレクション2日目も頑張ろう!



  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:33Comments(2)V・V長崎

2009年01月14日

準加盟申請

V・VAREN長崎準加盟申請(長崎新聞)

V・VAREN長崎が今日、準加盟申請を行った。
J入りするには準加盟して1年が経たないと無理である為、事実上、今日の申請が来季のJリーグ入りへの締め切りと考えて良い。



協会、県の支援、運営母体の株式会社化等はまったく問題ないし、スタジアムも県がJの規格に見合う改修、建設が前提ならOKである事を考えると、承認の可能性はかなり高いと言える。



あえて問題点を探すなら経営面で「更なる運営基盤の強化」とか「広範な支援体制の確立」とか要は「もっと儲けなさい」「スポンサーもう少し増やしなさい」程度で、見通しは悪くない。



この準加盟申請は結構膨大な資料が必要で大変な事この上ないと、準加盟申請したチーム関係者に聞いた事がある。現在のV・V長崎のフロントは中村重さんが抜け、黒田さんも諫早市議選専念の為に一線を引いた状態で、人数的にも大変な中でよくやり遂げたと思う。特に俊輔君は大分ユースコーチから地域決勝直前の長崎へ戻り、怒涛のような中で多忙を極めた事だろう。



現場の今日から県総陸上競技場で始動したが、フロント陣が「J加入」へしっかり仕事をやった事を無にしないようにしてもらいたい。

また、フロントも準加盟申請手続きの為にこれまで手を回せなかった、手を回さなかった所をフォローする為にまた、怒涛の日々を乗り切って欲しい。



Jリーグで、しっかりとやれるだけのクラブチームの体制を10とすれば、長崎はまだ3~4程度しか出来ていない。JFL昇格をするのにも苦しいレベルだ。これまでは、それを人材の質や情熱で補って5~6のレベルにして乗り切ってきた。しかし、ここからはしっかり地に足をつけた体制を築き、現場もしっかりと実力を積み上げて行ってもらいたい。



現在J2チームは18。22になった時点でJFLと入替戦を行うという。
最短では来年で22チームになる可能性がある。
Jに昇格しても1年でJFLに降格しては何の意味もないのだから。



長崎は今年、1年で4年分の成長をしなければ、将来生き残れない。



これを忘れず、皆で楽しんでいきましょう。

何はともあれ、フロント陣、とりあえずお疲れ様でした。
さぁ、次を目指して馬車馬のように働きましょう^^。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 00:41Comments(1)V・V長崎

2009年01月11日

第36回ペレ杯1回戦~松山

当初は今日は八代に各県決勝を見に行こうと思っていたのだが・・
昨日、仕事をしている最中に大村航空基地も惜敗してしまったので松山にペレ杯を見に行く。

初耳の人に説明すると・・ペレ杯のペレはご存知サッカーの神様。よく価値がピンと来ない人が多いんだけど、バッタもんの大会ではなく、正真正銘のペレです。長崎市とペレが活躍したサントスFCのあるサントスが姉妹都市を結んだ関係で1974年にペレから寄贈されたペレ杯を記念して小学生やらU-14で行われている大会。

今日、見たのはアシストvs西泊、海星中vs黒崎/江平。
両試合共に、アシスト、海星中の力が高く圧勝。



O01



かなりの寒さの中でも頑張ってたなぁ。
楽しさ優先のキッズ年代、かなり本式になりつつ個を伸ばす高校年代に挟まれた中学年代で、決まり事と自由のバランスをどう取ってるかを注意して見てみる。

海星中のベンチは上手いと言うかメリハリきいてるなぁっと。
ゲーム中はけっこうガーッって言うんだけど、ハーフタイムとかだと結構穏やかに諭している感じで少し感心する。



P02



でも、可愛そうなのは・・いつ見てもやはりピッチ。
朝方までの雪もあって結構ピッチ荒れてるのに、特に上画面の赤矢印あたりはグチャグチャで、ボールが止まる所か、マトモに歩くのも難しい状態。
サイドラインから2mという、本来もっともサイドの攻防で重要なエリアが・・

実際、こういった部分がピッチのあちらこちらにあり、そのチームを避けるようにプレイする選手、そのエリアに入ったら出てくるまで双方休戦に近いようになる展開・・

この年代の子供はピッチから外に出る時にピッチに向かって礼をする事が多い。
ただ、物凄く礼の仕方がいい加減な子もいた。それ見て考えた。

ピッチに礼をするのは何故だろう?
運営者を始めとする大会の関係者、ピッチ整備の関係者への謝意のはずだ。
ライン引きや、運営、審判の関係者に愛情は溢れていた。
でも、この日のピッチは謝意を示せる愛情のピッチだったろうか?
長崎市に選手が心から頭を下げられる程に愛情を込めた芝生のピッチは存在するか?

せめて、明日の試合ではぬかるみのない状態で試合してもらいたい。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:05Comments(0)高校・ユース

2009年01月11日

即答出来る?

好きになるのは理屈じゃないだろうけど・・



貴方はV・VAREN長崎が好きだよね?

どういう理由で?漠然と?一度考えてみよう!



なら、Jリーグに昇格しなくて良くない?
まだJFLに入ったばかりのチームを既に応援してるんだから
「JリーグのV・V長崎」じゃなくて良いんでしょ?
何でJリーグに行かなきゃいけないと思う?



Jリーグとか勝敗とか結果はこだわらなくて良いんじゃない?

Jリーグに行かないと倒産する?
ならKYUでも県リーグでも市リーグでも良いじゃないですか!



V・V長崎が好きなんでしょ?
KYUや県・市リーグでは皆が応援してくれない?
皆に応援して欲しい?
じゃぁ、皆に応援されてるV・VAREN長崎が好きなんだよね?
「皆」が居ないと好きじゃない?
V・V長崎単体では駄目?





全国と戦えるから?
じゃぁ、「全国で戦うV・V長崎」が好き?「全国」が無いとNG?



チームがJを目指してるから?
なら、チームが上を目指すのを止めれば嫌い?
経営体力つける為に当面、J入りを延期って出たら応援しない?
Jリーグを目指すって宣言さえすればOK?県リーグでも宣言だけなら出来るけど?



自分の街のチームだから?
長崎には他にもいっぱいチームあるよ。
V・VARENがある日イキナリ五島や対馬に行ってもOK?
離島の人には「県一体で!」って言えるのなら自分も出来るでしょ?
来年、自分の住んでる町内にチーム出来たら乗り換える?



例えば、V・VARENの全選手とスタッフが退団したら?
退団した選手が別のチーム作って活動始めたら?
そのチームが他県だったら?

例えば、V・VAREN長崎が内部対立して分裂したら?
全選手総とっかえになったら?
別のチームと合併したら?



さぁ、どの設問にもビクともしない判断基準あるかな?



俺は●●●な理由だから、応援する。
●●●だから、こっちを応援する!

ズバリ答えられるかな?^^



まぁ、意地悪質問の答えを書けば、これに正解なんぞない。
あえて言えば答えは、最初の1行目。

好きになるのに理屈はいらない

つまり、この質問で本当に考えて欲しいのは、好きな人、チームとどう付き合うか?を考えて欲しいって事。どんなケースを言われても即答出来るくらいにキッチリとした基準を、各自が「俺の基準」として持っていてほしい。人の基準なんぞ無視しても構わない。

そんな人が増えれば、準加盟の為の毎試合3000人動員なんて楽勝。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 02:06Comments(0)応援とか

2009年01月07日

JFLと勝点と昇格の話

JFLには九州リーグと違ってPK戦決着はない。
非常に勝点の計算もしやすい。勝=3、引分=1、負=0。



このJFL10年の歴史の中でJFLからJリーグ入りをしたチーム数は10。



昇格した年の勝点をザっと書いてみる。昇格した年度も、相手も状況もそれぞれ異なるので一概には言えないが目安になるとは思う・・。

水戸:1999年 3位 勝点45 全24試合 1試合平均勝点1.88
横浜
FC:2000年 優勝 勝点61 全22試合 1試合勝点平均2.77
徳島:2004年 優勝 勝点71 全30試合 1試合平均勝点2.60
草津:2004年 3位 勝点62 全30試合 1試合平均勝点2.07 
愛媛:2005年 優勝 勝点66 全34試合 1試合平均勝点2.20
熊本:2007年 2位 勝点69 全34試合 1試合平均勝点2.03
岐阜:2007年 3位 勝点60 全34試合 1試合平均勝点1.76
栃木:2008年 2位 勝点63 全34試合 1試合平均勝点1.85
富山:2008年 3位 勝点62 全34試合 1試合平均勝点1.82
栃木:2008年 4位 勝点60 全34試合 1試合平均勝点1.76



近年の昇格チームのレベルの低さ、 ヘタレっぷり・・近年、昇格条件のハードルがドンドン低く設定され直している点が如実に表れているが・・

これを見ると、Jリーグ昇格最低ラインとなる4位に入るには1試合あたり、1.76を稼がないといけない。



34試合×1.76=勝点60。

これが今季の最低限ノルマの勝点となる。
JFL全34試合全勝したとして102。
全勝102勝点-目標勝点60=42。42÷3=14試合。
つまり・・今季、JFLのリーグ戦では90分負して良いのは14試合。

単純に言えば前半戦を10勝7敗で戦わねばならない。
実際はもっと厳しい。JFLには引分があるからね。

99年と00年はVゴール方式が取られていたので、ここでは01年からのデータで見てみる。
徳島3引分、草津5引分、愛媛3引分、熊本6引分、岐阜9引分、栃木9引分、富山8引分、岡山9引分。近年・・の引分は最小が熊本の6。最多が岐阜、栃木、岡山の9。



近年、確実に引分は増えている。つまり・・実際は14回90分負けなんてしていられない。

実際、最も苦戦してJリーグ入りした岐阜は8敗、栃木は7敗、富山、岡山が8敗。

事実上、許されるJFL90分負けのリミットは8と言える。

つまり・・前期17節で90分負けを4敗した時点で、もう長崎は崖っぷちだ。ピッチ内もピッチ外も全員がこれを頭に入れて常に臨機応変に判断しながらやっていきたい。



その為には常に「次の一手を考えて準備するチーム」であって欲しい。

前期、勝点30以上!
それは「今年Jリーグを目指す!」と本気で発言するのなら絶対的な義務と考えていこう。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:46Comments(3)V・V長崎

2009年01月05日

見る目、解説、肥える

少し想像してみてほしい。



あなたは野球の監督だ。
あなたのチームは今守備をしている。8回裏1アウト、ランナー1、2塁。
迎えるバッターは、この日ここまで5打数5安打の4番。
一方、その次の5番打者は、この日5打席凡退中。いずれも内野ゴロ。
攻撃側のチームにはもう打力のある控えはいない。
監督のあなたが、バッテリーに指示を出すとしたら・・最もオーソドックスな指示は?



・・・・



・・・・

多分、大半の人が、「4番を敬遠で歩かせて5番と勝負!」と考えた筈だ。
満塁にして5番の凡打でダブルプレーを狙う・・俗に「満塁策」と呼ばれる奴だ。野球をやっていた人だけでなく、野球を実際にやった事がない女性でも結構普通に判ると思う。



でも、これちょっと考えて見て欲しい。野球を知っている人間からすれば当然の策でも、普通に考えれば、結構高等な作戦と言えないだろうか?
目先の打者をワザワザ歩かせて、満塁をあえて背負う・・しかし、それが実は有利。
リスクを計算した上でより成功の確率が高い勝負を選択する・・充分高等だ。



この戦術やらセオリーが経験者は元より、女子供に至るまで浸透しているのが野球というゲームがいかに日本に根付いているかの証明で、同時にファンの見る目が肥えている実例だ。



翻ってサッカーはどうだろう?

3バックは通常3トップと相性が悪い。
4バック時のサイドバックの動きの基本は振り子の動き。
相手のサイドバックにはDFは通常、中央に絞って守る。
ゾーンでの守備はゾーンの間に飛び込んでくる動きに弱い。

・・全て基本中の基本だが、そこいらにいる人は知っているだろうか?
同じ4-4-2でも、中盤フラット、ダイヤモンド、ボックス、FWが横に並ぶ、縦に並ぶで、それぞれ変わる特徴を把握してるだろうか?

FK時のキーパーの動きを見て、キッカーの想定するどのコースを壁で消してるか?ボールと近いゴールポストの対角線上に背の高い選手がいるか確認しながら見た事は?

CKの守備の時にニアに背の高い選手がいるか確認した事は?



恐らく・・経験者以外はほとんど、そんな事は考えてないと思う。
「難しく考えなくても良いじゃないか?」という声もあるがろうが・・その辺を理解した方が試合を更に理解出来る事は野球の敬遠策が教えてくれている。

野球との差は何だろう?
歴史であり、浸透度であるのは間違いないが、最も判りやすいのは・・マスコミの解説レベルだと思う。

野球の場合、展開がサッカーほど速くなので解説をしやすい。そういった戦略や読みをする時間がある。しかし、それを差し引いても大きいのは「戦略もまた野球の醍醐味の1つ」と理解して解説している事だと思う。



サッカーの場合まだ「選手・技術ありき」の解説が主だ。選手解説、技術解説、展開解説、状況解説、希望解説・・これらの中に戦術、戦略解説が多く顔を出した時に、野球ファンの見る目に並ぶのではないだろうか?



長崎にその解説はあるか?

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 01:25Comments(0)応援とか