2014年04月30日
V・V長崎の社団法人設立について
一般社団法人V.V.NAGASAKIスポーツクラブについてアレコレ。
社団法人についてごくかいつまんで説明すると、要は儲けを社員で山分け出来ない法人だ。
ここでの事業で一発当てようが何しようが、利益は全て翌年の事業費に繰り越される。
なので、営利目的を第一としない事業を行うの向いている。
ちなみに収益性の低い公益的事業の割合が50%を超える法人は公益法人となる事が出来る。
この営利目的でないと言う点がミソで、営利でない公益に近いという事で
・行政などからの補助金が貰いやすくなる。
・公益性が高いと認められた事業による収入は非課税。
と言ったメリットが得られる。
変わりに”法人格”を持つ以上、事務手続きや事務作業が増大するというデメリットもある。
この辺のメリットを生かしてクラブ運営したらどう?と言うのは多くの人が考えるもので、
ドイツなど欧州ではクラブ運営組織が株式会社ではなく、社団法人などの場合もあるし、
日本ではJ2のモンテディオ山形の運営会社が社団法人だ。
まぁ、山形の場合は別の理由で社団法人なのだけど・・。
特にサッカークラブのような”育成・普及”といった営利性の低い公益事業を行う際には
社団法人の形態が向いているので湘南ベルマーレやC大阪では
株式会社と別にNPOや社団法人を立ち上げて事業を分担してメリットを享受出来る仕組みを作っている。
これを行うサッカークラブを一般的に”ハイブリッド型スポーツクラブ”と呼ぶ。
今回、V・VAREN長崎で社団法人を設立したのもこのハイブリッド型導入を目指したもの。
簡単に言うとサッカー教室など育成や普及に関わるものを今後は社団法人で行い、
試合の興行や、グッズの販売などの営利事業を株式会社で行うというものだ。
加えて、V・VAREN長崎は幅広い普及を目指して、
サッカーに限らず異種スポーツを巻き込んで活動しようとしている。
その最初のテーマは、クラブ事務局のある多良見のスポーツを巻き込むというもので、具体的には
ソフトボールの「多良見ブラックス」、「多良見バレーボールクラブ」
と手を携えて活動するのがそれにあたる。
設立報告記者会見には多良見商工会の会長も参加しており、「まずは多良見から」という意気込みが伺える。
また、会見でコメントにあった通り、
社団法人設立にあたって、新たにサッカー以外のスポーツを行うチームを立ち上げず、
「理念を共有出来る既存チームと一緒に活動していく」と言うのも良いと思う。
例えば、もう十年以上活動しているあるチームがあったとして、
そこに突然V・ファーレン長崎のチーム名が入った同じスポーツのチームが誕生して
活動を大々的に初めるのは、両チームにとっても、スポーツを行う人にも幸せな状況ではないのだから。
さて、こうして出発したV.V.NAGASAKIスポーツクラブ。
V・VAREN長崎が長崎スポーツの牽引役となる為にはとても重要で必須な活動だ。
ただ、あえて2つ注意点をあげておきたい。
1つ目は事業をしっかりと行う事。
ハイブリッド型経営を導入しているクラブで色んなボランティアや補助をやっている方と以前話をした時に、
「サッカーの方が出来てない事多いのに、他のスポーツまで手を広げ過ぎ!」という言葉を聞いた。
また、「結局、トップチームの収入がNPOや他スポーツに流れ過ぎる」という話も聞いた。
こんな事にならないように、株式会社事業も、社団法人事業もしっかりと運営してWinWinの関係を作って欲しい。
2つ目は以前の失敗を忘れない事。
今のスタッフの大半は知らないだろうが、ハイブリッド型は2006年に一度導入している。
その時も株式会社と別法人を立ち上げた。
今回同様に育成・普及は株式会社の事業と分けてという意向だったが、
残念ながらクラブ本体が軌道に乗る前だった事もあり頓挫している。
「時期が早かった」と言うのは簡単だが、本当の問題は、
ハイブリッド型を導入したスタッフ以外に、ハイブリッド型を他のスタッフが一切理解せずに、
「何故、別組織を作ったのか理解出来ない」と言うスタッフまでいたことだと思う。
これでは成功しようがない。
この時の二の舞にならないように注意してほしい。
この2つに注意して、長崎のスポーツを次の段階へ押し上げる
「一般社団法人V.V.NAGASAKIスポーツクラブ」を皆で支えて行きたいものだ。
社団法人についてごくかいつまんで説明すると、要は儲けを社員で山分け出来ない法人だ。
ここでの事業で一発当てようが何しようが、利益は全て翌年の事業費に繰り越される。
なので、営利目的を第一としない事業を行うの向いている。
ちなみに収益性の低い公益的事業の割合が50%を超える法人は公益法人となる事が出来る。
この営利目的でないと言う点がミソで、営利でない公益に近いという事で
・行政などからの補助金が貰いやすくなる。
・公益性が高いと認められた事業による収入は非課税。
と言ったメリットが得られる。
変わりに”法人格”を持つ以上、事務手続きや事務作業が増大するというデメリットもある。
この辺のメリットを生かしてクラブ運営したらどう?と言うのは多くの人が考えるもので、
ドイツなど欧州ではクラブ運営組織が株式会社ではなく、社団法人などの場合もあるし、
日本ではJ2のモンテディオ山形の運営会社が社団法人だ。
まぁ、山形の場合は別の理由で社団法人なのだけど・・。
特にサッカークラブのような”育成・普及”といった営利性の低い公益事業を行う際には
社団法人の形態が向いているので湘南ベルマーレやC大阪では
株式会社と別にNPOや社団法人を立ち上げて事業を分担してメリットを享受出来る仕組みを作っている。
これを行うサッカークラブを一般的に”ハイブリッド型スポーツクラブ”と呼ぶ。
今回、V・VAREN長崎で社団法人を設立したのもこのハイブリッド型導入を目指したもの。
簡単に言うとサッカー教室など育成や普及に関わるものを今後は社団法人で行い、
試合の興行や、グッズの販売などの営利事業を株式会社で行うというものだ。
加えて、V・VAREN長崎は幅広い普及を目指して、
サッカーに限らず異種スポーツを巻き込んで活動しようとしている。
その最初のテーマは、クラブ事務局のある多良見のスポーツを巻き込むというもので、具体的には
ソフトボールの「多良見ブラックス」、「多良見バレーボールクラブ」
と手を携えて活動するのがそれにあたる。
設立報告記者会見には多良見商工会の会長も参加しており、「まずは多良見から」という意気込みが伺える。
また、会見でコメントにあった通り、
社団法人設立にあたって、新たにサッカー以外のスポーツを行うチームを立ち上げず、
「理念を共有出来る既存チームと一緒に活動していく」と言うのも良いと思う。
例えば、もう十年以上活動しているあるチームがあったとして、
そこに突然V・ファーレン長崎のチーム名が入った同じスポーツのチームが誕生して
活動を大々的に初めるのは、両チームにとっても、スポーツを行う人にも幸せな状況ではないのだから。
さて、こうして出発したV.V.NAGASAKIスポーツクラブ。
V・VAREN長崎が長崎スポーツの牽引役となる為にはとても重要で必須な活動だ。
ただ、あえて2つ注意点をあげておきたい。
1つ目は事業をしっかりと行う事。
ハイブリッド型経営を導入しているクラブで色んなボランティアや補助をやっている方と以前話をした時に、
「サッカーの方が出来てない事多いのに、他のスポーツまで手を広げ過ぎ!」という言葉を聞いた。
また、「結局、トップチームの収入がNPOや他スポーツに流れ過ぎる」という話も聞いた。
こんな事にならないように、株式会社事業も、社団法人事業もしっかりと運営してWinWinの関係を作って欲しい。
2つ目は以前の失敗を忘れない事。
今のスタッフの大半は知らないだろうが、ハイブリッド型は2006年に一度導入している。
その時も株式会社と別法人を立ち上げた。
今回同様に育成・普及は株式会社の事業と分けてという意向だったが、
残念ながらクラブ本体が軌道に乗る前だった事もあり頓挫している。
「時期が早かった」と言うのは簡単だが、本当の問題は、
ハイブリッド型を導入したスタッフ以外に、ハイブリッド型を他のスタッフが一切理解せずに、
「何故、別組織を作ったのか理解出来ない」と言うスタッフまでいたことだと思う。
これでは成功しようがない。
この時の二の舞にならないように注意してほしい。
この2つに注意して、長崎のスポーツを次の段階へ押し上げる
「一般社団法人V.V.NAGASAKIスポーツクラブ」を皆で支えて行きたいものだ。
2014年04月29日
2014.J2.第10節 長崎vs.大分のこと
連休の火曜日は中2日という鬼タイトな日程での公式戦。
対戦相手の大分トリニータは公式戦初対戦な九州勢という事で注目度は高い。
その辺はどちらも意識していたようで両方のゴール裏にはコレヲが出たりした。
長崎では九州リーグの頃から無意味にパネルを何千枚も揃えて(笑)コレヲをやっているが、
ここ数年やっていなかったので初めて経験した人も多かったろう。
さて、この日はV・ファーレン長崎の社団法人設立会見があっていたのだけど、
その話題は後に別エントリでふれるので今日はスルー。
試合は李大憲君や山田君が今期初先発となった。
非常にタイトな黄金週間の連戦をを踏まえたターンオーバーという意味もあるだろうが、
彼ら自身の調子や練習で見せたパフォーマンスの賜物だと思う。
今後もハードな日程が続くのでこういう選手達がドンドン出てくることを期待したい。
大分トリニータはこの試合でキッチリ勝ちにきており立ち上がりから裏へシンプルにボールを入れて狙ってきた。
この日、CBの左に入った野田君が高さに不安があったこともあり、これがちょっと嫌らしくハマる。
長崎出身でトリニータの背番号11為田君がそこをグイングイン突いてくる。
しかし、大分の戦い方を見て野田・古部・山田君のPOSを修正して対処した長崎は徐々に押し返す。
それでも大分の前への圧力が強くて、三原・黒木のボランチから前にボールを入れられない長崎は、
後半から井上君を投入し大分を揺さぶっていく。
終盤はかなり猛攻もかけたのだけど、あと一歩ゴールをこじ開けることが出来ずに・・試合は終了。
負けなかった試合か勝てなかった試合か?
勝ち点3を与えなかったのか?勝ち点3を奪えなかったのか?
見る人によって色んな解釈は出来ると思う。
ただ、この連戦の中では課題は課題として修正しながら次の試合へ向かわねばならない。
この日で10試合を終え、リーグ戦の約4分の1が終了した。
ここからは情報は相手に知れ、対策を打たれる中で戦っていかねばならない。
まだまだ残り32試合。先は長い。だが・・勝負は一瞬を競う。
対戦相手の大分トリニータは公式戦初対戦な九州勢という事で注目度は高い。
その辺はどちらも意識していたようで両方のゴール裏にはコレヲが出たりした。
長崎では九州リーグの頃から無意味にパネルを何千枚も揃えて(笑)コレヲをやっているが、
ここ数年やっていなかったので初めて経験した人も多かったろう。
さて、この日はV・ファーレン長崎の社団法人設立会見があっていたのだけど、
その話題は後に別エントリでふれるので今日はスルー。
試合は李大憲君や山田君が今期初先発となった。
非常にタイトな黄金週間の連戦をを踏まえたターンオーバーという意味もあるだろうが、
彼ら自身の調子や練習で見せたパフォーマンスの賜物だと思う。
今後もハードな日程が続くのでこういう選手達がドンドン出てくることを期待したい。
大分トリニータはこの試合でキッチリ勝ちにきており立ち上がりから裏へシンプルにボールを入れて狙ってきた。
この日、CBの左に入った野田君が高さに不安があったこともあり、これがちょっと嫌らしくハマる。
長崎出身でトリニータの背番号11為田君がそこをグイングイン突いてくる。
しかし、大分の戦い方を見て野田・古部・山田君のPOSを修正して対処した長崎は徐々に押し返す。
それでも大分の前への圧力が強くて、三原・黒木のボランチから前にボールを入れられない長崎は、
後半から井上君を投入し大分を揺さぶっていく。
終盤はかなり猛攻もかけたのだけど、あと一歩ゴールをこじ開けることが出来ずに・・試合は終了。
負けなかった試合か勝てなかった試合か?
勝ち点3を与えなかったのか?勝ち点3を奪えなかったのか?
見る人によって色んな解釈は出来ると思う。
ただ、この連戦の中では課題は課題として修正しながら次の試合へ向かわねばならない。
この日で10試合を終え、リーグ戦の約4分の1が終了した。
ここからは情報は相手に知れ、対策を打たれる中で戦っていかねばならない。
まだまだ残り32試合。先は長い。だが・・勝負は一瞬を競う。
2014年04月28日
2014 J2第9節 長崎vs.熊本とか諸々詰め込みのこと
明日はもう大分戦という鬼のような流れの中なので色んな話題を一気に・・、
ただ社長交代については個人的に色々あり別機会に取り上げるのでスルー。
なので、まずはもう2週間前の話題となるがV-istが協力した長崎市立図書館のイベントの話題。
このイベントは図書館の依頼を受けてV-istが全面協力、
V・ファーレン長崎選手会に実使用スパイクを全選手から借り受け、
ウルトラナガサキからも横断幕を借りてV・VAREN長崎周辺の主だった所全てとコラボとなった。
クラブからは過去の優勝トロフィー、公式戦使用球の他、
公式戦で実際に使用されるインタビューボードの貸し出しがあり、写真撮影などで大変好評だった。


そして、それ以上に素晴らしかったのが寺峯ユースダイレクターによる講演。

試合のベンチワークや裏話などを交えながらとても楽しい講演で、本当に聴いた人に好評だった。
今後も機会があればこういうイベントに協力していきたい。
続いて、アウェイのロアッソ戦
今回の試合は午前に仕事を済ませてJRで熊本へむかう予定だったが、
色々あってクラブ関係者の車両で会場入り。高速道路もそれほど混まずに会場着。
試合前に会場を見て回る。最近は花を愛でる余裕も無いので美しい草花に心を癒されていると・・

ん?

「弟切草」!!
ゲームだ。サウンドノベルだ!・・
1.ぼくは大して気にも止めなかった。
2.オトギリソウ・・不吉な名前だ。ぼくは胸騒ぎをおぼえた。
3.よし、ピンクのしおりを出すぞ!ぼくはテンションがあがった。
などと頭の中で選択肢を選びながら・・。
で、試合は・・非常に難しいものだった。
ブロックを作って速攻を狙う熊本の戦い方はよく浸透しており、それを90分遂行。
その徹底加減に長崎も苦戦しタフなゲームとなってしまった。
こういう徹底したカウンターによる堅守速攻チームをどう攻略するかは今後の鍵だろう。
試合はATに古部君のゴールで同点に追いつき、厳しい試合も負けない所を感じさせた点は良かった。
試合後はウルトラのバスに同乗させてもらい長崎へ戻る。
途中で仮眠を取り、休息しながら日付が変わる頃に長崎着。
翌日は松山で行われているV・VARENの練習を見学し、
その後はKYUリーグ「三菱重工長崎SC vs. 新日鐵大分」の行われている柿泊へ。
柿泊ではメインスタンドでパンを食べている女子高生達がトンビに襲撃され、
「見える所で食べるとトンビに襲われるぞー」と注意が出されるというシュールな光景。
ヒッチコックの鳥だ。
これは国体本大会の時、大変な事になるのではないか?
いや、V・VARENの公式戦の時も心配だ。
柿泊はイノシシ注意の看板もあるし、去年は駐車場に猿出没の話も出た。
濃霧中止で試合になった事もある。トンビ、イノシシ、猿、霧・・大変な動物王国だ。
いっそ、「野性動物と触れ合える公式戦」としてPRした方が・・などと考える。
ちなみに試合はV・VARENのスタッフでもある竹さん、渉、井福、加藤らの活躍で勝利。
特に1得点1アシストの竹さんは相変わらず元気だなと。
重工はここまで2敗1PK負けだったのでこの日がようやく初勝利。
選手個々の力は優勝出来るレベルにあるが、得点即失点というケースが多く、
メンタルや集中をどう保つかと、個人技をどう活かすかが今後の鍵かなっと。

その後は帰宅して、連休期間前最後の原稿を書き終える。
そしてもう明日はリーグ戦だ。何とも早い・・。
えっ?これの続き?
HUNTER×HUNTERに比べりゃ遅れてない遅れてない。
ただ社長交代については個人的に色々あり別機会に取り上げるのでスルー。
なので、まずはもう2週間前の話題となるがV-istが協力した長崎市立図書館のイベントの話題。
このイベントは図書館の依頼を受けてV-istが全面協力、
V・ファーレン長崎選手会に実使用スパイクを全選手から借り受け、
ウルトラナガサキからも横断幕を借りてV・VAREN長崎周辺の主だった所全てとコラボとなった。
クラブからは過去の優勝トロフィー、公式戦使用球の他、
公式戦で実際に使用されるインタビューボードの貸し出しがあり、写真撮影などで大変好評だった。


そして、それ以上に素晴らしかったのが寺峯ユースダイレクターによる講演。

試合のベンチワークや裏話などを交えながらとても楽しい講演で、本当に聴いた人に好評だった。
今後も機会があればこういうイベントに協力していきたい。
続いて、アウェイのロアッソ戦
今回の試合は午前に仕事を済ませてJRで熊本へむかう予定だったが、
色々あってクラブ関係者の車両で会場入り。高速道路もそれほど混まずに会場着。
試合前に会場を見て回る。最近は花を愛でる余裕も無いので美しい草花に心を癒されていると・・

ん?

「弟切草」!!
ゲームだ。サウンドノベルだ!・・
1.ぼくは大して気にも止めなかった。
2.オトギリソウ・・不吉な名前だ。ぼくは胸騒ぎをおぼえた。
3.よし、ピンクのしおりを出すぞ!ぼくはテンションがあがった。
などと頭の中で選択肢を選びながら・・。
で、試合は・・非常に難しいものだった。
ブロックを作って速攻を狙う熊本の戦い方はよく浸透しており、それを90分遂行。
その徹底加減に長崎も苦戦しタフなゲームとなってしまった。
こういう徹底したカウンターによる堅守速攻チームをどう攻略するかは今後の鍵だろう。
試合はATに古部君のゴールで同点に追いつき、厳しい試合も負けない所を感じさせた点は良かった。
試合後はウルトラのバスに同乗させてもらい長崎へ戻る。
途中で仮眠を取り、休息しながら日付が変わる頃に長崎着。
翌日は松山で行われているV・VARENの練習を見学し、
その後はKYUリーグ「三菱重工長崎SC vs. 新日鐵大分」の行われている柿泊へ。
柿泊ではメインスタンドでパンを食べている女子高生達がトンビに襲撃され、
「見える所で食べるとトンビに襲われるぞー」と注意が出されるというシュールな光景。
ヒッチコックの鳥だ。
これは国体本大会の時、大変な事になるのではないか?
いや、V・VARENの公式戦の時も心配だ。
柿泊はイノシシ注意の看板もあるし、去年は駐車場に猿出没の話も出た。
濃霧中止で試合になった事もある。トンビ、イノシシ、猿、霧・・大変な動物王国だ。
いっそ、「野性動物と触れ合える公式戦」としてPRした方が・・などと考える。
ちなみに試合はV・VARENのスタッフでもある竹さん、渉、井福、加藤らの活躍で勝利。
特に1得点1アシストの竹さんは相変わらず元気だなと。
重工はここまで2敗1PK負けだったのでこの日がようやく初勝利。
選手個々の力は優勝出来るレベルにあるが、得点即失点というケースが多く、
メンタルや集中をどう保つかと、個人技をどう活かすかが今後の鍵かなっと。

その後は帰宅して、連休期間前最後の原稿を書き終える。
そしてもう明日はリーグ戦だ。何とも早い・・。
えっ?これの続き?
HUNTER×HUNTERに比べりゃ遅れてない遅れてない。
2014年04月23日
J2第8節 長崎vs.愛媛のこと
黄金週間の影響で原稿の締め切りが前倒しなった影響で
木曜からは「ナガサカ!」の締め切り、金曜は市立図書館のイベント準備、土曜はイベント当日、
日曜は試合、月曜はJ2マガジンとマッチデイプログラムの締め切りという有様だった。
前々回の続きも書きたいのだが「どうせ誰も待ってないだろうし・・」と、
着ては貰えぬセーターを寒さ堪えて編んでます的な気持ちにならず・・
「その内に書きます」としか言えないのだが、
壮大な構想の元でスタートしながら10週で打ち切られらる漫画のラストシーンのように
「いつかまた!」で終わらぬように頑張ります。
っという訳で週末の愛媛戦。
まず、話の前提なのだけど、愛媛は決定力に問題があるだけで決して弱い相手ではない。
丁寧に素早くボールをつなぐし、プレスもしっかりしている。
総合的な力差で長崎が押し気味ではあったが、
前半の攻め合い、プレスの掛け合いなどはそれが良く出ていたと思う。
長崎とすれば押し気味の前半に得点出来ないのは勿体なかった。
この日の愛媛はコンディションの問題から交代策はほぼ表原君をいつ投入するか?に尽きた。
愛媛はコイントスで勝ちピッチをわざわざ変更して、
前半に長崎の応援を背にしている事から、後半が勝負と考えていたんじゃないかと思う。
そして、長崎の攻撃を凌いで堪えて表原君を投入し、彼のドリブルを起点に74分に得点。
時間帯含めてほぼ完璧だ。石丸監督は心の中で手を叩いたに違いない。
だが、これを石神君のFKが打ち砕いた。
石神君は経験値や能力は無論、性格面でも周囲に影響を与えるタイプで、
個人的には去年までの有光君の役割を引き継ぐ選手だと思っている。
その彼の得点はチームに活気を呼んだだけでなく、
今後の相手は変な位置でFKを与えるような反則を恐れるようになりFK以外の攻撃も活性化させる。
これで勢いに乗った長崎は山田君が相手のパスをカットして最後に東君が決めて逆転。
ちなみに山田君は交代の時にガッツポーズをして喜び、他の選手と抱き合って喜んでいる。
試合後に聞いたら、実は石神君の交代を自分と思って喜んで、
その後サブメンバーの皆に慰められていたら、自分の出番が来たという状況だったらしい。
選手同士の絆が判るシーンだ。このあたりの一体感も逆転を呼んだ理由だろう。
だが、一番圧巻だったのは高木監督の采配で投入した選手が結果を出しただけでなく、
ここまでフル出場の無かった東君をあえて交代させず・・逆転弾を呼び込んだ事だ。
展開を予想していたのかと思うほどの冴えで、ただただ驚かされた。
選手を代える勇気、代えない勇気・・どちらも簡単に出来る事ではない。
この試合は普通のチームなら負けていた。そしてこれまでの長崎なら同点で終わっていたと思う。
それを今の長崎は逆転出来る。本当に地力があるのだろう。
0-1でリードされて残り5分でも今後はこの試合をイメージして戦う事が出来る。
これは今後のリーグ戦で大きなアドバンテージだ。
この試合で長崎はまた色んな物を手に入れたと思う。
それを噛み締めながら帰宅。
こんな日の翌日は実にやる気を持って仕事が出来る。そんな週末。
木曜からは「ナガサカ!」の締め切り、金曜は市立図書館のイベント準備、土曜はイベント当日、
日曜は試合、月曜はJ2マガジンとマッチデイプログラムの締め切りという有様だった。
前々回の続きも書きたいのだが「どうせ誰も待ってないだろうし・・」と、
着ては貰えぬセーターを寒さ堪えて編んでます的な気持ちにならず・・
「その内に書きます」としか言えないのだが、
壮大な構想の元でスタートしながら10週で打ち切られらる漫画のラストシーンのように
「いつかまた!」で終わらぬように頑張ります。
っという訳で週末の愛媛戦。
まず、話の前提なのだけど、愛媛は決定力に問題があるだけで決して弱い相手ではない。
丁寧に素早くボールをつなぐし、プレスもしっかりしている。
総合的な力差で長崎が押し気味ではあったが、
前半の攻め合い、プレスの掛け合いなどはそれが良く出ていたと思う。
長崎とすれば押し気味の前半に得点出来ないのは勿体なかった。
この日の愛媛はコンディションの問題から交代策はほぼ表原君をいつ投入するか?に尽きた。
愛媛はコイントスで勝ちピッチをわざわざ変更して、
前半に長崎の応援を背にしている事から、後半が勝負と考えていたんじゃないかと思う。
そして、長崎の攻撃を凌いで堪えて表原君を投入し、彼のドリブルを起点に74分に得点。
時間帯含めてほぼ完璧だ。石丸監督は心の中で手を叩いたに違いない。
だが、これを石神君のFKが打ち砕いた。
石神君は経験値や能力は無論、性格面でも周囲に影響を与えるタイプで、
個人的には去年までの有光君の役割を引き継ぐ選手だと思っている。
その彼の得点はチームに活気を呼んだだけでなく、
今後の相手は変な位置でFKを与えるような反則を恐れるようになりFK以外の攻撃も活性化させる。
これで勢いに乗った長崎は山田君が相手のパスをカットして最後に東君が決めて逆転。
ちなみに山田君は交代の時にガッツポーズをして喜び、他の選手と抱き合って喜んでいる。
試合後に聞いたら、実は石神君の交代を自分と思って喜んで、
その後サブメンバーの皆に慰められていたら、自分の出番が来たという状況だったらしい。
選手同士の絆が判るシーンだ。このあたりの一体感も逆転を呼んだ理由だろう。
だが、一番圧巻だったのは高木監督の采配で投入した選手が結果を出しただけでなく、
ここまでフル出場の無かった東君をあえて交代させず・・逆転弾を呼び込んだ事だ。
展開を予想していたのかと思うほどの冴えで、ただただ驚かされた。
選手を代える勇気、代えない勇気・・どちらも簡単に出来る事ではない。
この試合は普通のチームなら負けていた。そしてこれまでの長崎なら同点で終わっていたと思う。
それを今の長崎は逆転出来る。本当に地力があるのだろう。
0-1でリードされて残り5分でも今後はこの試合をイメージして戦う事が出来る。
これは今後のリーグ戦で大きなアドバンテージだ。
この試合で長崎はまた色んな物を手に入れたと思う。
それを噛み締めながら帰宅。
こんな日の翌日は実にやる気を持って仕事が出来る。そんな週末。
2014年04月14日
2014年J2第7節 福岡vs.長崎のこと
前回、次回もお付き合いいただきたい・・などと言いながら続いてない話題だが、
とりあえず試合の後なので勘弁してもらいたい。その内、ちゃんと前回の続きはやるので・・。
で、今回はアウェイのアビスパ戦のことを。
日曜の朝6:00頃にULTRAの代表である雄さんから電話。
交通トラブルに巻き込まれたULTRAの若くない若手コーイチの救出を依頼され、
コーイチを拾って福岡行きのバスへ合流。
コーイチは猫の生命をかばって交通トラブルに巻き込まれたと言う。
「かけがえの無い命を見過ごせなかったですからね。アクサダイレクトなので事故処理も完璧です。」
と堤真一みたいな事を言っていた。
福岡ではULTRAはコストコでMVPの商品を買いに行き、
残った面子はサイゼリヤへ昼食を取りに行く。
かつて、ジュースジャンケン一発目で16人負け抜き、幼稚園の親子負け抜きムカデ競争で最後まで残るなど、
圧倒的なジャンケンの弱さで名を轟かせた僕だが、
サイゼリヤで若手の飯代負担を賭けた勝負で見事に負け抜き、サイゼリヤなのに安さを実感する事は無かった。
さて、試合だが得点を取れる時間帯にしっかり奪い機会を逃さなかった長崎と、
後半に入ってようやく本来のスタイルを見せたが既に届かなかった福岡という試合だった。
福岡は中原君の1アンカーの形だったのだが、これが完全に裏目だった。
恐らく福岡としてはプノセバッチ、平井、坂田、石津、城後君ら力のある攻撃陣で
長崎を押し込んでペースを握ろうとしたのだろうが、
中原君一人でカバーするには長崎の2シャドー、奥埜・東君は強すぎた。
元々、SBが攻め残る癖もあるアビスパは面白いようにスペースを長崎に突かれて、
作るチャンスの殆どが決定機という滅多に無いような一方的な流れに。
昨年から取り組んでいる斜めに走る・出す動きや、相手の裏を狙って、
味方を追い越す動きもしっかりと見せる事が出来た。
後半になって福岡は城後君を中盤の底へ下ろして4-2-3-1の形にした事で
ようやく本来の戦いが出たが後の祭り。長崎が快勝して試合を終えた。
この試合は両チーム共に徐々に力を発揮してきており、
成績でも1敗しかしていない状況で勝った方が序盤の上位争いに乗り込める・・試金石的な試合だったとも思う。
そこで長崎は取れる時に逃さないタフさを見せ、福岡は地名的なミスを露呈した。
序盤戦のターニングポイントと言って言い試合だったかもしれない。
あと、この試合であるが残念ながら一部に
ダービーの熱さを荒さ、激しさを危なさと勘違いしているようなプレイが見られた。
そして、残念ながら主審はそこを上手くリード出来なかった。
それに対して、完璧では無いにしても、同じレベルのプレイでやり返さなかった選手達は素晴らしいと思う。
そして、その中で与えられた役割と指示をしっかり集中して戦えた事含めてとても良い試合だった。
さて、試合を終えて長崎に戻ってきたのは23:00頃。
帰ってきて外を見ていると、空が物凄く青く光った。
あとで知ったのだが・・隕石か何かと言う話だが・・。
きっと朝から交通トラブルに巻き込まれたコーイチの車が廃車にでもなったに違いない。
もしくは、サイヤ人がいよいよ地球に攻め入ってきたのかもしれない・・。
いや、空島から誰かが麦わら帽子をかぶった海賊にぶっとばされてきたのだろう。
V・ファーレンに限らず、色んな戦いはまだまだ続いていきそうだ。
油断せず頑張っていきたい。
とりあえず試合の後なので勘弁してもらいたい。その内、ちゃんと前回の続きはやるので・・。
で、今回はアウェイのアビスパ戦のことを。
日曜の朝6:00頃にULTRAの代表である雄さんから電話。
交通トラブルに巻き込まれたULTRAの若くない若手コーイチの救出を依頼され、
コーイチを拾って福岡行きのバスへ合流。
コーイチは猫の生命をかばって交通トラブルに巻き込まれたと言う。
「かけがえの無い命を見過ごせなかったですからね。アクサダイレクトなので事故処理も完璧です。」
と堤真一みたいな事を言っていた。
福岡ではULTRAはコストコでMVPの商品を買いに行き、
残った面子はサイゼリヤへ昼食を取りに行く。
かつて、ジュースジャンケン一発目で16人負け抜き、幼稚園の親子負け抜きムカデ競争で最後まで残るなど、
圧倒的なジャンケンの弱さで名を轟かせた僕だが、
サイゼリヤで若手の飯代負担を賭けた勝負で見事に負け抜き、サイゼリヤなのに安さを実感する事は無かった。
さて、試合だが得点を取れる時間帯にしっかり奪い機会を逃さなかった長崎と、
後半に入ってようやく本来のスタイルを見せたが既に届かなかった福岡という試合だった。
福岡は中原君の1アンカーの形だったのだが、これが完全に裏目だった。
恐らく福岡としてはプノセバッチ、平井、坂田、石津、城後君ら力のある攻撃陣で
長崎を押し込んでペースを握ろうとしたのだろうが、
中原君一人でカバーするには長崎の2シャドー、奥埜・東君は強すぎた。
元々、SBが攻め残る癖もあるアビスパは面白いようにスペースを長崎に突かれて、
作るチャンスの殆どが決定機という滅多に無いような一方的な流れに。
昨年から取り組んでいる斜めに走る・出す動きや、相手の裏を狙って、
味方を追い越す動きもしっかりと見せる事が出来た。
後半になって福岡は城後君を中盤の底へ下ろして4-2-3-1の形にした事で
ようやく本来の戦いが出たが後の祭り。長崎が快勝して試合を終えた。
この試合は両チーム共に徐々に力を発揮してきており、
成績でも1敗しかしていない状況で勝った方が序盤の上位争いに乗り込める・・試金石的な試合だったとも思う。
そこで長崎は取れる時に逃さないタフさを見せ、福岡は地名的なミスを露呈した。
序盤戦のターニングポイントと言って言い試合だったかもしれない。
あと、この試合であるが残念ながら一部に
ダービーの熱さを荒さ、激しさを危なさと勘違いしているようなプレイが見られた。
そして、残念ながら主審はそこを上手くリード出来なかった。
それに対して、完璧では無いにしても、同じレベルのプレイでやり返さなかった選手達は素晴らしいと思う。
そして、その中で与えられた役割と指示をしっかり集中して戦えた事含めてとても良い試合だった。
さて、試合を終えて長崎に戻ってきたのは23:00頃。
帰ってきて外を見ていると、空が物凄く青く光った。
あとで知ったのだが・・隕石か何かと言う話だが・・。
きっと朝から交通トラブルに巻き込まれたコーイチの車が廃車にでもなったに違いない。
もしくは、サイヤ人がいよいよ地球に攻め入ってきたのかもしれない・・。
いや、空島から誰かが麦わら帽子をかぶった海賊にぶっとばされてきたのだろう。
V・ファーレンに限らず、色んな戦いはまだまだ続いていきそうだ。
油断せず頑張っていきたい。
2014年04月07日
V・VAREN長崎の4月定例会見と2013の観客層のはなし
一民間会社のV・VAREN長崎でも、運営理念(地域密着、長崎を元気になど)が
社会性に影響を与える場合は公益性が生まれる。
そして、公益性のお陰でクラブは援助や優遇を得られるのだから情報公開は当然の責務だ。
そして、ここに記載されている通り、
4月5日のホームゲーム開始前に定例記者会見が開催された。
今後、毎月開催される方針だと言う。クラブがプロにむかいだした一歩だと思う。
同時に、皆で共有出来る情報は共有して行こうと言うのも定例会見の狙いだと思う。
4月定例会見では3月の事業状況として
「通常チケット売上、V・パス売上、ファンクラブ入会数」が、
方針として集客や駐車場問題についての説明がそれぞれなされた。
来月は事業収支の説明がなされる予定だと言う。
今回の定例会見同様に公式でも発表があるのだろうから、沢山の人に感心を持って欲しいと思う。
さて、その4月の定例会見で出た情報を元にアレコレ書いてみようと思うのだが、
その前に前提情報として、1ヶ月くらい前に発表された
Jリーグの2013サマリーレポートの数字を説明しておく。
2013Jリーグ観戦者調査
昨年のJリーグ公式戦で一斉に観客アンケートを行い、調査結果をまとめたのだ。
昔からのサポーターには支援会がV・VARENの調査をやっていたのを覚えている人もいるだろう。
あれのJリーグ正規版だと思えば良い。
支援会でやった調査結果と比較したりしながら簡単に昨年のV・ファーレンのサポーター像をまとめてみる。
2013年Jリーグ観戦者調査結果よると、長崎の観戦者の県内居住区の内訳は
長崎市が40.2% 諌早市が22.1% 南島原市が10.4%である。
過去に支援会で行ってきた統計では島原地区は常時5%とかなので、
南島原市が10%超えなのは珍しいと思って調べてみると
・・観戦者調査対象試合は南島原デーだった。
なので南島原市の10.4%はイレギュラーの数字だったのがうかがえる。
ちなみに過去に支援会で取ってきた統計データでは、会場が佐世保、島原であっても
長崎市が40%~50%を占めており、これが長崎市開催の場合は70%を越える事が判っているし、
昨年行った県の統計でも長崎市が50%超えをしているので、
実際は長崎市が約半分、残2割程度を諌早市が占めているというのが
実際のV・VARENの観客像と思って間違いない。
また、観戦者の年齢は40.7歳とJリーグ全体の平均値より高め。これも過去の調査と同じ。
性別では女性の割合が非常に高く、46.3%は2013年のJ2で最も多く、
Jリーグ全体でも大分、川崎に続いて2位。代表クラスの選手もいないクラブとしてはかなり高い。
ここは留意していくべきだろう。
また、Jリーグ観戦暦は6割弱が1年目でサポーター暦も4割が1年目と
観戦者全体の傾向としてフットボールの観戦初心者が多い事が伺える。
このあたりを考えるとJリーグ1年目と言う事やチームの活躍もあって、
興味を持った人が押し寄せたと考える事が出来るので、
この新しい層にずっと「来たい」と思わせるような運営をしていかねばならない。
この辺の観戦者データを踏まえた上で、次回は4月の定例会見で出たデータを元に少し話をしたい。
堅苦しい話で、誰が興味を持って読むのか判らないが次回もお付き合いいただきたい。
社会性に影響を与える場合は公益性が生まれる。
そして、公益性のお陰でクラブは援助や優遇を得られるのだから情報公開は当然の責務だ。
そして、ここに記載されている通り、
4月5日のホームゲーム開始前に定例記者会見が開催された。
今後、毎月開催される方針だと言う。クラブがプロにむかいだした一歩だと思う。
同時に、皆で共有出来る情報は共有して行こうと言うのも定例会見の狙いだと思う。
4月定例会見では3月の事業状況として
「通常チケット売上、V・パス売上、ファンクラブ入会数」が、
方針として集客や駐車場問題についての説明がそれぞれなされた。
来月は事業収支の説明がなされる予定だと言う。
今回の定例会見同様に公式でも発表があるのだろうから、沢山の人に感心を持って欲しいと思う。
さて、その4月の定例会見で出た情報を元にアレコレ書いてみようと思うのだが、
その前に前提情報として、1ヶ月くらい前に発表された
Jリーグの2013サマリーレポートの数字を説明しておく。
2013Jリーグ観戦者調査
昨年のJリーグ公式戦で一斉に観客アンケートを行い、調査結果をまとめたのだ。
昔からのサポーターには支援会がV・VARENの調査をやっていたのを覚えている人もいるだろう。
あれのJリーグ正規版だと思えば良い。
支援会でやった調査結果と比較したりしながら簡単に昨年のV・ファーレンのサポーター像をまとめてみる。
2013年Jリーグ観戦者調査結果よると、長崎の観戦者の県内居住区の内訳は
長崎市が40.2% 諌早市が22.1% 南島原市が10.4%である。
過去に支援会で行ってきた統計では島原地区は常時5%とかなので、
南島原市が10%超えなのは珍しいと思って調べてみると
・・観戦者調査対象試合は南島原デーだった。
なので南島原市の10.4%はイレギュラーの数字だったのがうかがえる。
ちなみに過去に支援会で取ってきた統計データでは、会場が佐世保、島原であっても
長崎市が40%~50%を占めており、これが長崎市開催の場合は70%を越える事が判っているし、
昨年行った県の統計でも長崎市が50%超えをしているので、
実際は長崎市が約半分、残2割程度を諌早市が占めているというのが
実際のV・VARENの観客像と思って間違いない。
また、観戦者の年齢は40.7歳とJリーグ全体の平均値より高め。これも過去の調査と同じ。
性別では女性の割合が非常に高く、46.3%は2013年のJ2で最も多く、
Jリーグ全体でも大分、川崎に続いて2位。代表クラスの選手もいないクラブとしてはかなり高い。
ここは留意していくべきだろう。
また、Jリーグ観戦暦は6割弱が1年目でサポーター暦も4割が1年目と
観戦者全体の傾向としてフットボールの観戦初心者が多い事が伺える。
このあたりを考えるとJリーグ1年目と言う事やチームの活躍もあって、
興味を持った人が押し寄せたと考える事が出来るので、
この新しい層にずっと「来たい」と思わせるような運営をしていかねばならない。
この辺の観戦者データを踏まえた上で、次回は4月の定例会見で出たデータを元に少し話をしたい。
堅苦しい話で、誰が興味を持って読むのか判らないが次回もお付き合いいただきたい。
2014年04月06日
2014 J2第6節 長崎vs.北九州のこと
J2第6節
△V・VAREN長崎 1‐1 ギラヴァンツ北九州△
長崎はこれで3戦無敗となった。だが、両チームの置かれた状況や展開を考えると、
長崎は勝点2を失い、北九州は勝点1を得たというのが正直な感想だ。
前節に東京ヴェルディ相手に5得点大勝したが、
北九州戦までの間、長崎の練習に驕ったり、慢心したりする様子は無かったし油断もしていなかった。
ただ、全体的にもう少しスピードが欲しかったとは思う。
前半終了間際には右サイドから佐藤洸→東→奥埜とつながり奥埜君がシュート。
GKの跳ね返りを、しっかりゴールへむけて走っていた佐藤洸君がシュートを決めて先制。
やや攻めあぐねていた中で、前半終了間際に得点した事で所謂、勝ちパターンが見える展開。
ところが僅か10秒後にカウンターから失点。
中盤で古部君からボールを奪った星原君がそのまま一気に抜け出しゴール前へパス。
山口君がスライディングしたがあと半歩届かず、ボールを受けた池元君にシュートを決められた。
チャンスを北九州が見逃さなかったとも言えるし、長崎が集中を一瞬切らした場面とも言える。
後半は北九州のシュート”0”が示す通り、攻め続けたが・・得点なく1-1で終了。
比較的ボールを持つ事が出来たし、北九州にボールを持たされていた感もない。
だが決定機の数では大差が無く、振り返ってみると・・
北九州のペースに長崎が合わせてしまったかのような印象が残る。
何とも不思議な感じの試合となってしまった。
クラブやチームは軽々しくJ1絶対昇格などと口にはしない。
J2の戦いは本当に厳しいし、プロの勝負は本当に怖い世界だ。去年やれたから今年も・・と言う訳ではない。
その中で長崎は自らをチャレンジャーだと位置付けて挑む側で常に試合に臨んでいる。
だから、J1だとか優勝とかを表に向って大々的に宣言しない。
同時に昨年の活躍を受けて、期待されている事は自覚しているし、それに最高の応え方をしようとしている。
その最高の応え方をしていこうとするチームにとって、北九州戦は勝点3がやはり必要なゲームだったと思う。
昨年の長崎ならば、”3戦無敗”で取り上げられるだろう。
でも、今年の長崎は”3連勝ならず”となる。
チームとしての長崎はその領域に足を踏み入れつつあるのだなと強く感じる試合だった。
ちなみに、この日は試合前に定例記者会見が開催された。
こちらはクラブとしての長崎が情報を発信していく物で
この日は3月のチケット売上を初めとする数字の説明があった。
こちらについては明日か明後日にでも取り上げたいと思う。
こういう情報発信は長崎にとって新しい取り組みで、更に上に踏み出す為に必要な事だと思う。
あと、試合後にはV・VAREN長崎OBである有光亮太君の特集と言う事NCMさんの取材を受ける。
帰り道・・フト思い出したのだが・・この日得点した北九州の池元君だが・・
彼は2005年にアルゼンチンから北九州に加入して長崎と地域リーグで戦った。
当時の九州リーグには「同一リーグでの通算歴代最多得点日本記録保持者」である
ヴォルカの西さんがいたが最終節で確か・・ダブルハットトリックをやって逆転でリーグ得点王を獲得している。
また、2006年にはJFL昇格を賭けた地域決勝大会直前にFC岐阜に加わり、岐阜を昇格させた。
2度ほど長崎加入の話が浮上したのだが・・それが実現していたら歴史はどうなっていたろう?
今日も得点して、ある意味で長崎の天敵化しつつある彼を見てそんな事を考えた。
そんな土曜日。
△V・VAREN長崎 1‐1 ギラヴァンツ北九州△
長崎はこれで3戦無敗となった。だが、両チームの置かれた状況や展開を考えると、
長崎は勝点2を失い、北九州は勝点1を得たというのが正直な感想だ。
前節に東京ヴェルディ相手に5得点大勝したが、
北九州戦までの間、長崎の練習に驕ったり、慢心したりする様子は無かったし油断もしていなかった。
ただ、全体的にもう少しスピードが欲しかったとは思う。
前半終了間際には右サイドから佐藤洸→東→奥埜とつながり奥埜君がシュート。
GKの跳ね返りを、しっかりゴールへむけて走っていた佐藤洸君がシュートを決めて先制。
やや攻めあぐねていた中で、前半終了間際に得点した事で所謂、勝ちパターンが見える展開。
ところが僅か10秒後にカウンターから失点。
中盤で古部君からボールを奪った星原君がそのまま一気に抜け出しゴール前へパス。
山口君がスライディングしたがあと半歩届かず、ボールを受けた池元君にシュートを決められた。
チャンスを北九州が見逃さなかったとも言えるし、長崎が集中を一瞬切らした場面とも言える。
後半は北九州のシュート”0”が示す通り、攻め続けたが・・得点なく1-1で終了。
比較的ボールを持つ事が出来たし、北九州にボールを持たされていた感もない。
だが決定機の数では大差が無く、振り返ってみると・・
北九州のペースに長崎が合わせてしまったかのような印象が残る。
何とも不思議な感じの試合となってしまった。
クラブやチームは軽々しくJ1絶対昇格などと口にはしない。
J2の戦いは本当に厳しいし、プロの勝負は本当に怖い世界だ。去年やれたから今年も・・と言う訳ではない。
その中で長崎は自らをチャレンジャーだと位置付けて挑む側で常に試合に臨んでいる。
だから、J1だとか優勝とかを表に向って大々的に宣言しない。
同時に昨年の活躍を受けて、期待されている事は自覚しているし、それに最高の応え方をしようとしている。
その最高の応え方をしていこうとするチームにとって、北九州戦は勝点3がやはり必要なゲームだったと思う。
昨年の長崎ならば、”3戦無敗”で取り上げられるだろう。
でも、今年の長崎は”3連勝ならず”となる。
チームとしての長崎はその領域に足を踏み入れつつあるのだなと強く感じる試合だった。
ちなみに、この日は試合前に定例記者会見が開催された。
こちらはクラブとしての長崎が情報を発信していく物で
この日は3月のチケット売上を初めとする数字の説明があった。
こちらについては明日か明後日にでも取り上げたいと思う。
こういう情報発信は長崎にとって新しい取り組みで、更に上に踏み出す為に必要な事だと思う。
あと、試合後にはV・VAREN長崎OBである有光亮太君の特集と言う事NCMさんの取材を受ける。
帰り道・・フト思い出したのだが・・この日得点した北九州の池元君だが・・
彼は2005年にアルゼンチンから北九州に加入して長崎と地域リーグで戦った。
当時の九州リーグには「同一リーグでの通算歴代最多得点日本記録保持者」である
ヴォルカの西さんがいたが最終節で確か・・ダブルハットトリックをやって逆転でリーグ得点王を獲得している。
また、2006年にはJFL昇格を賭けた地域決勝大会直前にFC岐阜に加わり、岐阜を昇格させた。
2度ほど長崎加入の話が浮上したのだが・・それが実現していたら歴史はどうなっていたろう?
今日も得点して、ある意味で長崎の天敵化しつつある彼を見てそんな事を考えた。
そんな土曜日。
2014年04月03日
最近読んだ本をツラツラっと
本を読むのがとても好きだ。
昔ほど時間が無いので、サッカー本を読む機会はだいぶ減ったけれど、
今でも2ヶ月に1~2回はamazonでサッカー本だけを1~2万円分ほどまとめ買いする癖がある。
発売時期関係なく、最近読んだ本の事でも久々にちょっと書いてみようかなと・・。
「それでも「美談」になる高校サッカーの非常識」
(株式会社 カンゼン) 加部究
高校サッカーにおける理不尽な体罰を含む指導の実態や背景、そこから脱却するヒントなどを取り上げた一冊。
高校サッカーという一種”スペシャルな存在”の負の面を書いた本は珍しく、体罰問題もあって注目を集めた本。
ちょうど、高校サッカーの取材をしている最中だったので興味深く読ませていただいた。
何度か友人と「あれはどこの高校の事だろう」などと話題に上がったのでみんな感心を持ったのだろうと思う。
多分この本に書かれた事はどの学校でも起りうる事なんだろう。
文章が非情に読みやすく余り本を読まない人にもお勧め。
「日本サッカースカウティング127選手」
(東邦出版) ミケル・エチェリ/小宮良之
スペインで育成、強化手腕に定評があるミケル・エチャリ氏と小宮良之さんの共著。
ミケル氏に小宮氏が状況や解説を行い、ミケル氏がスペイン語によるスカウティングをして、
小宮氏がそれを再編して構成という役割分担と思われる。本当に日本代表やJリーガーをスカウティングしている。
V・VARENも2013年の開幕戦「ファジアーノ岡山戦」が収録されており、幸野君がスカウティングされている。
余りに具体的にスカウティングされていて、他の目的に応用はきかないっぽいが実に読みやすかった。
毎年、シーズン総集編的に出して欲しいなと思うタイプの本だ。
「Jリーグの戦術はガラパゴスか最先端か」
(東邦出版) 西部謙司
戦術分析に定評のある西部さんが古今東西のJリーグチームの戦い方・・
Nボックスやらミーシャ広島などを分析している一冊。
この本も「日本サッカースカウティング127選手」と同様に余りに具体的過ぎて
他の目的には応用がきかないっぽいのだが、西部さんの解説が非情に判りやすく、
読んでいて「あー・・なるほど」と思うことが多い一冊。
ちなみに家にある西部さんの本を数えてみたら・・6冊持っていた。
別に意識はして買ってた訳じゃないけれど・・物凄い愛読者みたい(笑)。
ちなみにサイモン・クーパーさんは3冊、湯浅健二さんは4冊、小宮良之さんは5冊。最多は後藤健生さんの8冊。
「アナキスト サッカーマニュアル」
(現代企画室)ガブリエル・クーン
サッカーを歴史含めて社会学的に論じた一冊。
「第2章 サッカーに関するラジカルな議論 サッカーと政治」、
「第3章 プロサッカーへのラジカルな介入 抗議の場としてのサッカー」
などといった各章のタイトルで内容は判ってもらえるかと思う。
サッカー界における差別の問題や権力や政治、暴力の問題まで扱っている。
論文とかを読むのが嫌いな人でなければ・・という一冊だけど非情に固い内容なので好事家向け。
これが空前の大ヒットとかすると、それはそれでちょっと怖い世の中だと思う。
これを長崎の女性サポーターが読んでたりするとかなりシュールだ。
ただ、この本の中ではウルトラスと言われる種類のサポーターについてかなり深く考察されており、
サポーター論的なものが好きな人は一度読んでみてはいかがだろう?
「ゴールキーパー専門講座」
(東邦出版) 松永成立/北健一郎
題名の通りGKについての専門書。元日本代表GKでもある松永さんが解説したもの。
一般的な技術書に抑えられているベーシックな部分を踏襲しながら、
松永さんの経験に裏打ちされた解説がありGKについて考える事が出来る。
フィールドプレーヤーに比べ、ついついポジショニングなどの詳しい部分を知らないまま
反応やキックといった面に注目してしまいがちだけど、
これを読むと改めて、GKが理詰めのポジションなのだなと思う。
GKを志している人以外も読んでみると意外にハマるんじゃないだろうか?
オマケ・・「買ってはいけない パート8」(金曜日)
サッカー本でも何でもない。当たり前だ・・だって本屋が誤配してきたのだから。
そう言えば前もサッカー本を買ったらある書店が
フィギュアスケーターのプルシェンコの写真集を誤って配送してきて大変困った事があったのだが
・・2度目の誤配だ。
要は、~の商品はこんな所に問題があるから簡単に買っちゃ駄目ですよ的なコラムをまとめたものなのだが・・
”買ってはいけない”と言われても、買ったつもりはないので「いや、買ってはいない・・」と小さく呟くしかなかった。
昔ほど時間が無いので、サッカー本を読む機会はだいぶ減ったけれど、
今でも2ヶ月に1~2回はamazonでサッカー本だけを1~2万円分ほどまとめ買いする癖がある。
発売時期関係なく、最近読んだ本の事でも久々にちょっと書いてみようかなと・・。
「それでも「美談」になる高校サッカーの非常識」
(株式会社 カンゼン) 加部究
高校サッカーにおける理不尽な体罰を含む指導の実態や背景、そこから脱却するヒントなどを取り上げた一冊。
高校サッカーという一種”スペシャルな存在”の負の面を書いた本は珍しく、体罰問題もあって注目を集めた本。
ちょうど、高校サッカーの取材をしている最中だったので興味深く読ませていただいた。
何度か友人と「あれはどこの高校の事だろう」などと話題に上がったのでみんな感心を持ったのだろうと思う。
多分この本に書かれた事はどの学校でも起りうる事なんだろう。
文章が非情に読みやすく余り本を読まない人にもお勧め。
「日本サッカースカウティング127選手」
(東邦出版) ミケル・エチェリ/小宮良之
スペインで育成、強化手腕に定評があるミケル・エチャリ氏と小宮良之さんの共著。
ミケル氏に小宮氏が状況や解説を行い、ミケル氏がスペイン語によるスカウティングをして、
小宮氏がそれを再編して構成という役割分担と思われる。本当に日本代表やJリーガーをスカウティングしている。
V・VARENも2013年の開幕戦「ファジアーノ岡山戦」が収録されており、幸野君がスカウティングされている。
余りに具体的にスカウティングされていて、他の目的に応用はきかないっぽいが実に読みやすかった。
毎年、シーズン総集編的に出して欲しいなと思うタイプの本だ。
「Jリーグの戦術はガラパゴスか最先端か」
(東邦出版) 西部謙司
戦術分析に定評のある西部さんが古今東西のJリーグチームの戦い方・・
Nボックスやらミーシャ広島などを分析している一冊。
この本も「日本サッカースカウティング127選手」と同様に余りに具体的過ぎて
他の目的には応用がきかないっぽいのだが、西部さんの解説が非情に判りやすく、
読んでいて「あー・・なるほど」と思うことが多い一冊。
ちなみに家にある西部さんの本を数えてみたら・・6冊持っていた。
別に意識はして買ってた訳じゃないけれど・・物凄い愛読者みたい(笑)。
ちなみにサイモン・クーパーさんは3冊、湯浅健二さんは4冊、小宮良之さんは5冊。最多は後藤健生さんの8冊。
「アナキスト サッカーマニュアル」
(現代企画室)ガブリエル・クーン
サッカーを歴史含めて社会学的に論じた一冊。
「第2章 サッカーに関するラジカルな議論 サッカーと政治」、
「第3章 プロサッカーへのラジカルな介入 抗議の場としてのサッカー」
などといった各章のタイトルで内容は判ってもらえるかと思う。
サッカー界における差別の問題や権力や政治、暴力の問題まで扱っている。
論文とかを読むのが嫌いな人でなければ・・という一冊だけど非情に固い内容なので好事家向け。
これが空前の大ヒットとかすると、それはそれでちょっと怖い世の中だと思う。
これを長崎の女性サポーターが読んでたりするとかなりシュールだ。
ただ、この本の中ではウルトラスと言われる種類のサポーターについてかなり深く考察されており、
サポーター論的なものが好きな人は一度読んでみてはいかがだろう?
「ゴールキーパー専門講座」
(東邦出版) 松永成立/北健一郎
題名の通りGKについての専門書。元日本代表GKでもある松永さんが解説したもの。
一般的な技術書に抑えられているベーシックな部分を踏襲しながら、
松永さんの経験に裏打ちされた解説がありGKについて考える事が出来る。
フィールドプレーヤーに比べ、ついついポジショニングなどの詳しい部分を知らないまま
反応やキックといった面に注目してしまいがちだけど、
これを読むと改めて、GKが理詰めのポジションなのだなと思う。
GKを志している人以外も読んでみると意外にハマるんじゃないだろうか?
オマケ・・「買ってはいけない パート8」(金曜日)
サッカー本でも何でもない。当たり前だ・・だって本屋が誤配してきたのだから。
そう言えば前もサッカー本を買ったらある書店が
フィギュアスケーターのプルシェンコの写真集を誤って配送してきて大変困った事があったのだが
・・2度目の誤配だ。
要は、~の商品はこんな所に問題があるから簡単に買っちゃ駄目ですよ的なコラムをまとめたものなのだが・・
”買ってはいけない”と言われても、買ったつもりはないので「いや、買ってはいない・・」と小さく呟くしかなかった。
2014年04月01日
イチゴ農家の宮崎さん
今年のホームゲームで、長崎の著名人がV・ファーレンにエールを送る
「応援VTR」が流れているのを見た人も多いだろう。
さだまさしさんを初めとするビッグネームが次々と映し出される有様は、
長崎オールスタームービーと言えるもので、会場のどよめきを誘っている。
また、県内の企業なども登場しているのだが・・
その中でイチゴ農家の宮崎さんが登場しているのに気付いた方もいると思う。
この宮崎さんだが・・実はただの宮崎さんではない!
V・VAREN長崎のサポーターにとって見れば彼こそが
「宮崎さんの中の宮崎さん・・Mr.MIYAZAKI of Mr.MIYAZAKI」とでも言うべき宮崎さんなのだ。
彼の名は宮崎真吾。
(これだけ宮崎さんと呼んで佐々木さんだったら詐欺なので当たり前だが・・。)
V・VAREN長崎の前身となった有明SCで活躍し、
V・VAREN長崎でも初代キャプテンを務め、背番号10を背負った宮崎さんなのだ。
今のV・VAREN長崎の背番号10でキャプテンと言えば佐藤由紀彦君だが、
彼の前に背番号10とキャプテンを兼務したのが彼だ。
彼は、V・VARENの前身である有明SCが県リーグから地域リーグへ昇格する為の大会
「九州各県決勝大会」の準決勝でゴールを決め、九州リーグ昇格の立役者だったりする。
ちなみに彼のチャントはディエゴ・マラドーナのチャントを流用していた物だったのだが、
この歌を歌うと必ず負けるというので封印されてしまった悲劇のチャントでもある。
2005シーズンでV・VAREN長崎を離れた宮崎さんは、
2006シーズンの開幕戦ではボランティアとして参加してバトンを後進に引継ぎ、
その後はV・VAREN長崎の前身チームの一つでもあった国見FCで
数多くのV・VARENのOB達と県リーグでプレイした。
このように何かと伝説の多い宮崎真吾さん。
是非、イチゴを食べる時、応援VTRを見る時などに思い出して貰えると素敵だと思う。
「応援VTR」が流れているのを見た人も多いだろう。
さだまさしさんを初めとするビッグネームが次々と映し出される有様は、
長崎オールスタームービーと言えるもので、会場のどよめきを誘っている。
また、県内の企業なども登場しているのだが・・
その中でイチゴ農家の宮崎さんが登場しているのに気付いた方もいると思う。
この宮崎さんだが・・実はただの宮崎さんではない!
V・VAREN長崎のサポーターにとって見れば彼こそが
「宮崎さんの中の宮崎さん・・Mr.MIYAZAKI of Mr.MIYAZAKI」とでも言うべき宮崎さんなのだ。
彼の名は宮崎真吾。
(これだけ宮崎さんと呼んで佐々木さんだったら詐欺なので当たり前だが・・。)
V・VAREN長崎の前身となった有明SCで活躍し、
V・VAREN長崎でも初代キャプテンを務め、背番号10を背負った宮崎さんなのだ。
今のV・VAREN長崎の背番号10でキャプテンと言えば佐藤由紀彦君だが、
彼の前に背番号10とキャプテンを兼務したのが彼だ。
彼は、V・VARENの前身である有明SCが県リーグから地域リーグへ昇格する為の大会
「九州各県決勝大会」の準決勝でゴールを決め、九州リーグ昇格の立役者だったりする。
ちなみに彼のチャントはディエゴ・マラドーナのチャントを流用していた物だったのだが、
この歌を歌うと必ず負けるというので封印されてしまった悲劇のチャントでもある。
2005シーズンでV・VAREN長崎を離れた宮崎さんは、
2006シーズンの開幕戦ではボランティアとして参加してバトンを後進に引継ぎ、
その後はV・VAREN長崎の前身チームの一つでもあった国見FCで
数多くのV・VARENのOB達と県リーグでプレイした。
このように何かと伝説の多い宮崎真吾さん。
是非、イチゴを食べる時、応援VTRを見る時などに思い出して貰えると素敵だと思う。