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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2012年11月27日

昇格本と12月のサポーターズカンファレンス

告知2つを・・

・V・VAREN長崎Jリーグ昇格本作成中
正直、とても作れるような状況じゃない時期もあったし、
個人的にも書けるモチベーションを無くしたりもした。
実際に一度は「作成中止宣言」もした。

でも、色んな人の話を聞いてやっぱり”昇格”という歴史をきちんと残しておきたい。
なので製作作業を再開中。
ただし、佐野さんが既にクラブを去り、もう関わる気がない今、
佐野さんのインタビューは取れそうにない。
現在も何人かの人に電話でも良いからと頼んでいるが多分受けてくれないだろう。
なので、コンセプトを若干変更したものになると思う。
1月発売。A4サイズカラー60ページ。 定価1,000円。乞うご期待。
協賛(5,000円~)、広告(20,000円~)募集中。

問い合わせ・申し込みは info@v-ist.net

・12/19サポーターズコンベンション(カンファレンス)
通常ならばクラブ公式のカンファレンスは来年の1月末だ。
だが、今話しておかなければならない事があると思う。
なので次回の第28回V・ファーレン長崎支援会でそれを行う。

宮田社長以下クラブスタッフ複数に参加してもらい意見交換や質疑応答を行う予定だ。
現在、V・ファーレン長崎選手会からも参加してもらえるよう調整中。

12月19日(水)18:30開場。19:00開始。21:00終了
長崎市 市民会館第3・4会議室(定員80名)

コンベンションと名づけたのはクラブのカンファレンスと混同しない為で
混同しないと言う人はカンファレンスとでも何とでも読んでOK。
質問や意見はメールでも受け入れる。氏名未掲載でもOKだ。
ただし、時間の都合上一人3つまでにしてほしい。
責任もって当日、その意見をクラブや選手に届けて返答をもらう。

(メールあて先)vvnsienkai@yahoo.co.jp
俺達のクラブの事なんだから皆で話しあおう。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:35Comments(0)V・V長崎

2012年11月26日

自分の道は自分で考えて決めろ

優勝を遂げてからの1週間・・長崎は大嵐の中にいる。
だが、街の中は平穏な物でまだまだコップの中の嵐だと思う。
そんなコップの中では色んな意見やら色んな感情やらが噴出している。

詳しいことは近日中に書く予定の「2012総括」に譲るが、
今回の焦点であり、発端の監督解任について「反対」「賛成」の2つの立場で理由を書いてみる。
読んでみて各自判断してみて欲しい。

まずは「解任反対派」の理由から・・

「解任理由に妥当性を感じない」
 監督解任の理由は世界中探しても原則として3つしか存在しない。
①「求心力が低下した」 ②「成績が悪い」 ③「今以上に良くなる見込みがない」
この観点で言えばせいぜい③くらいだが、それは新監督も同じで、決定的な理由とはなりえない。

「成績」
 この2年のクラブ方針「2011優勝争い」「2012優勝」を佐野さんは達成した。
どんな名将もJFLチームでJFL優勝以上の成績は出せない。
もっと早く優勝達成出来たという理由は結果論に過ぎず、
「天皇杯優勝しなきゃなのか?」と言うしかない。
ちなみに天皇杯におけるクラブ方針は「無理をしない」である。

「強化手腕」
 この3年は佐野さんが強化全権を握って、同カテゴリから実力者を見出す補強で成功している。
この3年の長崎は新加入選手の6割以上が活躍している。

「これまでのクラブ方針」
 これまで佐野さんは再三
「Jに行く為だけなら自分が監督じゃ無い方が良い」「J2で戦えるチームを作っている」
等と明らかにJ2で指揮を執る事を睨んだ発言をし、クラブもそれを訂正していない。
クラブの方針と違うのならクラブは発言を抑えるなどの措置が必要だった筈だ。
これを行わずに放置していれば、これがクラブの方針と取られても仕方が無い。
そう考えると、今回のクラブの新方針は今までと整合性が無く、唐突感は否めない。

「説明不足」
 会見でのクラブの説明は今一つ要領を得ない。
理念はあるのだろうが第3者にも判るように“言語化”“文書化”がされていない。
言語化、文書化はクラブの準備作業の筈で、それが成されていないと言う事は
クラブが解任準備を整えていないと言う事だ。
準備不足のままでは「確固としたクラブ方針」とは言えない。それでは信用出来ない。

だいたいこんな感じだろうか?

では続いて「解任賛成派」の理由。

「J2スタイルとの相性」
 少し前までJ2は色んなスタイルのチームがいた。
予算問題はあるが降格がない為にチームも監督も色んな事にチャレンジ出来た。
チョイ前に徳島がJ1昇格に迫ったが、あの時の徳島は「5ヵ年計画」の4年目だったと思う。
5年の計画を本気で履行出来る余裕があったのだ。
だが、昇格・降格制度が生まれ、「結果を重視するスタイル」が増えている。
判りやすく言えば「リトリートしての速攻」だ。

 思い出してほしい、最下位UVAのリトリートと速攻にドローに持ち込まれたホームゲームを。
長崎はJFLにおいては高い戦力を維持している。それでもUVAに勝てない時もあった。
J2での長崎の戦力が強者の部類に入るとは思えない。
その相手がリトリートして速攻してきた時にどうなるか?
YSCCのように正面から攻めてくる相手なら佐野スタイルは強い。
だが、相手が結果重視のスタイルで来た時に不安は無かったろうか?
AC長野の薩川監督は「長崎の方が戦力は上」と断言していた。
それでも長崎はついに長野を倒せなかったのだ。
そして佐野さんが戦い方を曲げない事は誰もが知っている。

「クラブの強化スタイルの転換」
 予算的に裕福でない長崎は選手争奪戦で苦労する。
だから佐野さんは同カテゴリの実力者を補強するという手法を使った。
このスタイルはJFLの中で長崎が強者だったから通用する。
これまでの長崎は原則として常にリーグの強者だった。予算や戦力は常に上位の方だ。
“Jに最も近いチーム”というブランドは選手集めに大きな力を発揮した。
もし、長崎がJを目指さず、元チームより弱ければ今の選手の大半は長崎に来なかったろう。

 J2ではどうか?J2において長崎は実績ゼロの降格候補に予想されるチームだ。
長崎が今季の1.5倍・・5億の予算を来期組んだとしよう。それでようやくJ2下位レベル。
J2は7億、10億があり、J1から降格してきたチームはそれ以上。
長崎は初めてリーグの弱者として挑むのである。
それはここ数年の補強手法が使えなくなる事を意味する。
無論、佐野さんもそのJ2にあわせた手法を考えてかもしれない。
だが、それは新監督と同様に未知数だ。

・・・
・・・
他にも細かい理由はあるだろうが大きく、この2つが解任賛成派の意見だろうか?

無論、これは俺が考えた物であるので当たっているかは判らない。
だが、良かったら2つの意見を読み比べて読んだ人が自分で判断をして欲しい。

騒動に紛れて色んな風聞が出る。だからこそ、自分で考えて自分で道は決めて欲しい。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 10:43Comments(0)V・V長崎

2012年11月23日

退任に揺れた3日間

この数日は多分、これまでの人生で一番激動で一番無茶苦茶な日になった。
沢山の人に会い、沢山の人と話し、沢山の人と揉めて、沢山の人と泣いた。
多分、こんな状況はもう少し続く。

色々な話を聞いて決めたのは
J昇格を約束通り達成してくれた佐野達監督への感謝と3年間の労い、
そしてプロとして失態を犯したクラブへの抗議。
V・VAREN長崎はこれからも長崎にあり、これからも一緒に戦っていかなければならない。
だからこそ、言うべき事は言わねばならない。
今日のセレモニーへ向けたダンマクは
「佐野ナガサキ」
「プロの責任」
そして、全力での佐野コールだった。

クラブの打ち出した方針が正しいか正しくないかは今は判らない。
クラブにはクラブの方針があり、選手、監督にもそれぞれの方針や理念がある。
それを合意させるのが”契約”であり、それを高いレベルで実践する職業がプロだ。
だから、正しい、正しくないの二元論で語るべきではないし、
可愛そうだとかの感情論で語るべきではない。

誰もクラブを壊そうとはしていない。
誰も自分の為だけに動いてはいない。

ただ、その中でクラブは明らかに空気を読み違え、
手順や準備を間違えて、その後の対応でも全て後手に回った。
その為に事態を次々と悪化させ、手が付けられない状況になった。
相手もどうこうは関係ない。
相手がどうだろうと常にクラブは正々堂々とあらねばならない。
たらればを言った所で仕方がない。

長崎は大きな傷を負った。この傷は多分・・消えない。
昇格の喜びは2日で消え、日を追う毎に傷は深くなっている。
そして次の嵐がやってこようとしている。

その果てに何があるのかは判らない。
だが、それでもV・VAREN長崎は続いて行く。
いや、続いていかなければならない。
それが今、守らなければならないたった一つの事なのだから。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:27Comments(0)V・V長崎

2012年11月20日

2012JFL最終戦のこと・・

では昨日の続き。

試合終了後、選手たちがカンピオーネTシャツに着替えて
佐野さん、由紀彦を胴上げした。









考えてみると・・リーグ優勝なんて2006年以来だ。
あの時にピッチにいたのは選手ではもう近藤だけになってしまった。
J昇格が決定した11月12日の夜・・フロントの一人から電話があった。
「8年間一緒に苦労してきたからどうしても話したかった。」
そう言って笑った。
最近は支援会やらV-istやらで苦情ばっか言ってる間柄だけど(笑)、この辺はやっぱり通じるものがある。

「うえきさん、何やってんですかね。帰ってくれば良いのに。
 だって、絶対世界で1番くらい喜んでくれると思うんですよ(笑)」
そう言ってまた笑った。

フト・・それを思い出しながらセレモニーの宮田さんの挨拶を見た。
「本当に長い間・・お待たせしました。」
宮田さんの頭の中で色んな人の顔が浮かんだ事だろう。
特に昨年、急逝された故松藤悟V・VAREN長崎後援会会長にやっと良い報告が出来て安堵しているだろう。
故松藤会長は本当に親身になってV・VARENを支えてくれた方だ。
是非、良い報告を墓前に捧げてほしい。




佐野さんの挨拶まで聞いてスタンドを後にした。
オークション集計やらの準備の為にセレモニーは途中で抜けると決めていた。
V-istのメンバーには「俺がやっておくから皆はせっかくのセレモニー行っておいで」と
言っておいたのに・・ゾロゾロ後を追ってくる。皆、バカだ・・でも嬉しい。

セレモニーの盛り上がっている様が外まで聞こえてくる。
長崎のスタジアムでこんな歓声を聞くのは初めてだ。
アフターパーティーが予定されている為に選手はセレモニー後すぐに会場を後にした。

その後、オークションの残務処理をして撤収作業。
陽が翳ってきたことに解散しようとしたら・・
一緒に作業をしていた竹村が気をきかせてスタジアムの中に入れてくれた。

ピッチはデコボコで、芝は悪い。
でも、俺達がJに行く為に戦ってきたピッチだ。俺達はここで戦ってJに着いたんだ。
スタジアムのセンターサークルで仰向けに寝転んで空を見た。

銀色の月がうっすらと見える。
前の晩に見た月と同じ場所で・・でも随分と控えめに。
月はどこにも行かない。
ただ、周りが明るい時は見えないだけ。
でも、周りが暗くなった時・・月は一際輝いている。
明るさも場所も変わらずに月はそこにある。
そういう自分であり続けたいと思った。

その後、解散してはち蔵へ。皆で久々に飲んだ。
夜中に武男、竹村、加藤が遊びにくる。去年の最終戦の夜も一緒だった。
本当に嬉しい。
俺の街には俺が大好きなチームがある。
俺の街には大好きなフットボールの世界がある。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:00Comments(1)V・V長崎

2012年11月19日

2012JFL最終節 長崎vsSonyのこと

週末のJFL最終戦。
V・VARENにとってJリーグは”手段”であって”目的”ではないのだが
やはり、Jリーグイブともいうべき試合には特別感がある。

V-istで受託した2012選手実着ユニフォームオークションの用意で
家に缶詰で2時頃まで作業し・・そのまま寝ないで佐世保へ向う。
真っ暗な競技場を一人で見て回る。
(昔、ゆっくんがここで飲んでたな。あぁ、イカちゃんがここで寝てたわ・・)
そんな事を思い出しながら、フト空を見上げると満天の星空って奴で月も見えた。
車の中で一休みしたら・・朝方に雄二さんらが到着。
電話で「ひろ、モーニングの用意が出来とっぞ。」
焼いたトーストにスパムを挟んでコーヒーを飲みながら「今年も終わりやね」っと。

9時30分頃からオークション準備に入る。



とにかくクラブ側の準備がギリギリだったので、かなり大変だった。
入札に参加してくれた方、本当にありがとう。
クラブの大きな力になりました。

あと支援会でゲーフラを配布。
150枚以上準備していたのがアッと言う間に配布終了。
8年応援やってきて、こんなの初めてだよ(笑)

J昇格が決るとやはり人も来る。昇格バブルという奴だ。
今、気持ちを燃え上がらせている人達はどうか・・
気持ちを無意味に燃え上がらせないで静かに長く燃える炎になってほしい。
それがチームにも自分にも一番素敵な関係なのだから。




さて、試合に入る。
既に優勝を決めていた長崎は大幅にメンバーを入れ替えてきた。
チーム、選手などの事を考えると納得の手だ。
しかし、J昇格を控え、観客の期待を裏切ってはいけないので勝利は狙う。
何とも難しい・・でも幸せな難しさの試合。






正直、連携も試合勘も今一つで機能していたとは言えなかった。
アリ、由紀彦、翔平あたりはそれでも安定していて頼りになる。
中津留はちょっと思い切りが足りなかったかなっという感じ。
元来、グイグイ自分で仕掛けて点に絡むのがスタイルなのになっと思った。
ヤスもちょい元気がなかった。
何というか小憎らしい程上手いヤスではなく大人し目。
2人共に久々の試合で試合勘が苦しかったのかもしれない。






結局試合は結構Sonyにやられながらも山田の個人技での1点をしっかり守り・・
1-0で勝利した。
決して良い内容ではなかったが、この日はそれを期待している訳じゃない。






ホイッスルがなり、Jリーグまでの長い長い道のりはようやく終わった。

元々俺のKLMという名は、最初にサイトを解説した時に適当に
「Nagasaki」と「Jリーグ」の頭文字NとJをアルファベットで並べたら・・”J”KLM”N”・・・
だから、間をつなぎたいと思って付けた物。

そのJへの道は全てこれで埋まった訳だ。

・・っという感じで試合後のセレモニーだとかは明日へ続く・・  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:43Comments(0)V・V長崎

2012年11月18日

最終戦の前の晩

2005年の5月。
V・VAREN長崎の初めてのホーム公式戦。
嬉しくて、嬉しくて前の晩からスタジアムに行った。
眠れなんかしなかった。

あれから何度スタジアムで夜を明かしたろう?
8年が立った。たった8年か8年もか?

植木修平は2年前にブラジルに行ってしまった。
残っていてもたまにしか顔を出さなくなった人も大勢いるし、
来なくなった人も沢山いる。

選手も変わる、フロントも変わる、サポーターも変わる。
それぞれ自分とクラブの距離感を見つけて
それぞれの場所にいる。

俺は8年前も今も変わらぬ距離感の中で今も同じ所に留まっている。
変わらないと言えば聞こえは良いが、取り残されただけかもしれない。

今から、佐世保へ向おう。
昔みたいに皆でスタジアムで夜を明かすなんてもう無くなってしまったが
焼酎1本抱えて最終戦の朝を待とう。

俺ら昇格したよ。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 02:16Comments(0)V・V長崎

2012年11月16日

オークションやるよ、ゲーフラやるよ、昇格本作るよ

告知を3つほど。

その①公式サイトでのリリース通り、週末の試合、V-istブースで
2012 V・VAREN長崎選手実着ユニフォーム特別オークション
が開催。今年選手が実際に着用してシーズンを戦ったユニフォーム上下セット!!!!
クラブの要請を受けてV-istでプラン策定と運営をやるよん。

・最低落札価格12,000円。(入札金額は100円刻みとなります)
・入札受付時間:(1次)11:00~11:50)(最終)13:45~13:55
・入札受付場所:佐世保市総合グラウンド陸上競技場 TeamV-istブース
・入札方法
 ①V-istブースでオークション用紙に必要事項を記入し控えを受け取って入札。  
 ②優勝セレモニー終了後、落札者の入札番号を掲示し電話連絡。連絡がつかない場合はキャンセル扱い。
 ③16:00~17:30の間にV-istブースで引換証を使って本人確認後、落札金額を現金でお支払い下さい。
 ④商品受け取り方法は「郵送」か「クラブ事務局で受け取り」。
  郵送の場合は発送料500円の負担と住所の記載もお願い致します。
・入札上の注意
 ・実使用の為に傷などがある場合もあります。
 ・一人で複数選手への入札可。
 ・落札後のキャンセル・返品は原則不可。
 ・複数選手の商品を落札した方が一方の商品をキャンセルした場合全選手分の落札権利を失います。


その②更に当日はJ昇格記念で「J」の文字入りゲーフラをメインスタンドで配布。
数に限りがありますので無くなり次第終了。
試合前、試合後、得点シーンなどで掲げてみて下さいな。

その③そして・・Team V-istで満を持して「昇格本」を発売しますよっと。
これまでフリーペーパーからグラフィックマガジンからオフィシャルからと
個人的にV・VAREN関連の全出版物で原稿を書いてきた集大成的な意味合いになるのかなっと。

サイズはA4.カラー60ページ。
長期保存を考えて特別紙を使用。(なのでメチャ高い(笑))
定価は1,000円。限定400部のみ。
内容は「昇格決定」「2012シーズンレビュー」「V・VAREN長崎ヒストリー(発足前~2011まで)」など。
現役・OB・スタッフ含めてインタビュー多数予定。V・ファーレンの全データ掲載。

長期保存用に特別紙を使用した為に実際は1冊あたり1,000円以上の製造価格。
本当は1,500円で売らないとやってられない状況なのに・・
「クオリティはJリーグ以上、価格は地域リーグ!でファンの為の一品」を掲げるV-istは1,000円で販売!
2年分のV-istの事業収益を全投入し、足らない分を更に広告募集で凌ぐ。
燃えろ、自転車操業!

●広告募集
・ページ全面(190×277mm):6万円
 本5冊、07~09と2012選手カード全セット(非売品カード含)、ヴィヴィ君のど飴
・ページ1/2(190×136mm):4万円
 本4冊、07~09と2012選手カード中2セット(非売品カード含)、ヴィヴィ君のど飴
・ページ1/3(190×89mm):3万円
 本3冊、07~09と2012選手カード中1セット(非売品カード含)、ヴィヴィ君のど飴
・1万円協賛
 本2冊、氏名掲載、ヴィヴィ君のど飴、2012選手非売品カード2枚
・5,000円協賛
 本1冊、氏名掲載

問い合わせは:info@v-ist.net

本は1月に発売予定。ネットでの通販の他、現在、某所と調整中。

昇格した ”現在” を永遠に!  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:50Comments(0)V・V長崎

2012年11月13日

2012JFL33節 YSCC vs 長崎のこと

さて、後に優勝を決定付ける事になる11月10日。
俺は会社から最強に有難い事に休日を貰いアウェイへ向う。
三ツ沢は実に近い。アクセスも楽極まりない。

さて、この試合、俺は大変申し訳なく思いながらも
ULTRAからも離れて一番見やすい場所で一人で見た。
昇格が決まるかもしれない試合の一挙手一投足を見逃したくなかった。
シーズン前から昇格が決まる試合はただ見続けたいと思っていた。
ただ、ホームではやらなきゃいけない事があるので諦めていたがチャンスがやってきた。

ピッチ練習の時に選手と自分との間に直線を引く事だけを考えた。
ある方から電話が来たが、
「すいません。チームとの間に直線を引き終わった所なんで、今はマトモな対応出来ません。」
と返事をした。意味判らなくて怖かったと思う(笑)すいません、熊木さん。












試合。
YSCCは非常に良いチームだ。
しっかりボールをつなぎ、それを徹底してくる。
リトリートして来る相手ではないので長崎にとってやりやすいがYSCCの地力が高く激しい攻防になった。
ただ、YSCCより長崎が優れていた点が2つあった。
1つ目がハードワークの守備。
試合途中まで長崎の中盤のハードワークはYSCCを凌駕していた。
攻撃におけるボール回しが互角でも、守備で差が出たと思う。

2つ目がメンタル。
この日の勝ちにいく長崎の一体感は強かった。
まるで翌日に長野が負けるのを予見していたかのように
(今日勝って決める!)という気持ちがよく出ていた。
シュートは打って終わる意識があり、失点を恐れず勝ちに行っていた。
DFはかなりYSCCにやられていたが、体を張って最後の所で得点を与えなかった。
この一体感を作ってきたのは本当に感心した。






<大輔の先制点直後>






前半風上に立った事。経験豊かなリーダー由紀彦の存在。
1点目、2点目共にもっとも欲しい時間帯にしっかり得点出来た事・・
終わってみれば3-0。YSCCの強さを考えれば望外のスコアだ。
試合後にバタバタと倒れこんだのは勝った長崎の選手達。
いかにハードワークだったか判るだろう。






試合後、色んな人と話した。
その後、アルタ前で皆で待ち合わせ食事に行く。
元V・VAREN事務局長で今は西武ライオンズの管理部である森さんも来た。
挙句に翌日に最下位争いをするかもしれないデンジャラスなチームのアドバイザーも来た。
この人は昔、俺たちを敗って昇格祝いをし、
今回は俺達の昇格祝いをしているというフリーダムな人だ。

ちなみにアドバイザーの長崎へのアドバイスは
「Jは楽しくないよ。日々の生活に追われて」だった。
アドバイスなのか愚痴なのか判らない。
とりあえず、宇都宮撤壱が全然、長崎の取材に来ない愚痴をぶつけたり
1月発売予定のV・VAREN長崎昇格本の協賛金を貰ったりした(笑)

久々に飲み、亜由美が新宿駅で一度行方不明になるというお約束で解散。

翌日は土屋鞄やらヴァンナイズやらサッカーショップ加茂に行く。
ついでにちょこっと人と遭ったりしつつ飛行機で長崎へ戻る。
俺が着いた時、長崎の優勝が確定していた。

搭乗中だったので切っていた電源を入れると20件くらい電話が着ていた。
幾つかかけ直し、長崎市へ向いながら昇格までGOを待っていた企画を進める。

・11/18 2012V・VAREN長崎選手実着ユニフォーム特別オークション
・11/18 「J」ゲーフラ配布
・V・VAREN長崎公認昇格記念本(A4 カラー 60ページ)1月発売予定。
これ以外にV・VARENと進めている企画が複数ある。

長崎市について、センジ君、美由紀さんと抱擁し、
雄さん、聖子さん、松崎君、横木君、ゆーだい、コウタと握手し、
山頭さん、礼人さん、恵美ちゃん、チカちゃんと乾杯し、
福嶋洋、ゆっくんと電話し、美桜ちゃん、ミフゥ、凱君、優ちゃんと戯れ
最終戦用のマッチデイの原稿を書き・・。

夜中2時近くに帰宅!

さぁ、最終戦だ。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:17Comments(0)V・V長崎

2012年11月12日

フワッとした気持ち

V・VARENが優勝をした。
J昇格を決定付けた。

俺は最も古くからのファンで、
V・VARENの試合を見た数で言えば確実に上位5指に入る。
ULTRAでもそれなりの立場で4年活動し、
ULTARAを辞めた今でも彼らと絆は持っている。
一方で、支援会の運営委員長としてホームタウンのイベントやったり、
V-istの代表として公式の出版物を作ったり、グッズを扱ったりもしてる。

多分、世間一般でいうコアの典型みたいな人間だ。

ここ最近のメディアの取材で「昇格したらどんな気持ちになりますかね?」
とよく言われ「う~ん、判らないですね」と応えてきたんだけど、
今、優勝し昇格してどんな気持ちか書いてみようと思う。

フワフワとした感じ。

が正直な気持ちだ。
もっと感動と感涙の嵐かと思っていたのだが思ったよりピンと来ない。
現実感が妙に乏しい。・・でも何だか幸せな感じはある。
ホッとした感じと、幸せな感じにフワフワ包まれて・・
でも時折、誰かに会った瞬間や何かを思い出したりした瞬間にブワっと涙が出る。(笑)

この変な感じは俺だけかと思ったら皆そうで、
美由紀さんもセンジ君も聖子さんも雄二さんも亜由美もそうだと言う。
雄二さんは遅れて昨晩はち蔵に現れた俺を見た瞬間、
ラジオの録音真っ最中なのに涙が出て止まらなかったと言う。
俺は、はち蔵の玄関でセンジ君と握手して抱き合った瞬間にそれが来た(笑)

今の俺たちは物凄く情緒不安定だ。(笑)

俺達に会う人は、何かの弾みで俺達が急に泣き出しても心配しないでほしい。
一種のマリッジブルーなのだ。(笑)

でも、これは試合翌日に決まった優勝だからなのかもしれない。
最終節では違うのかもね。

その最終節に向け、俺は夕べの内にフワっとした気持ちのままマッチデイの原稿を書いた。
水曜は支援会で木曜は公式ファンクラブ準備検討会議だ。
週末の試合では「2012V・VAREN長崎選手実着ユニフォーム特別オークション」を
V-istが担当して行う事になっている。
支援会で「Jゲーフラ」の配布も考えている。
既にクラブ公認昇格本の製作も始まっている。

まだまだフワっとした気持ちのまま心の熱さ抱えて走らないとならなさそうだ。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 08:00Comments(2)V・V長崎

2012年11月08日

何故、JFL最強チームが無くならねばならないのか? 後編

 かつての企業チーム全盛時代のノウハウを集積して作られたSAGAWAは強かった。
目先の結果ではなく、ある程度先も見据えて進められるチーム作りは手堅く完成度が高かった。
2007年の合併後、5シーズンで優勝3回、最優秀監督賞3度、ベスト11選出21人、
新人王1人、得点王2人、MVP3人・・JFLという実質日本3部リーグでこれ以上の成績は不可能だ。
また、それを支える佐川急便も凄かった。資本金約113億、年間売り上げ8000億、従業員4万人弱。

 しかし、SAGAWAはJFL脱退を申し入れた。
営利企業だ。儲けだけでなく価値があると判断すればJFL脱退はしなかったろう。
JFLで最高の結果を出しても、対価が見合わない。そんなリーグ状態、フットボール界が適性と言えるだろうか?
社会構造が変化した。フットボール界もJリーグ誕生以来大きく変わった。
だがJFAは社会人チームや企業チームに対して大きな改革を踏み込んだろうか?
代表、J(Jを目指すチーム)、育成などと比べ社会人、企業チームへの改革はミクロ的ではなかろうか?

 「企業の物なので・・」と言うが、「各学校の物なので・・」と言う声はJFAからは聞かない。
そして、企業・社会人チーム側も「次の道」を自ら模索すべきだったんだろうと思う。
社会の流れを読めず潰れた会社が可愛そうな会社と同情される世界ではないのだから。
同じように、それを外から見ていた応援・支援者も考えて何かを変えて行くべきだったんだろう。
何しろ、「俺達の●●」と普段言っていながら、失敗した時だけ「彼らが失敗した」は通用しないんだし。

 最後に個人的に今後大事になるのは・・社会人選手育成とプロを目指さないでも得られる価値と思ってる。
Jリーグ誕生の頃、大学サッカーが蔑まれた時代がある。「大学はぬるま湯」なんて声があったのだ。
ところが、4年という中期スパンでの強化、優れた設備、有能な指導者の存在がその後再評価され、
大卒選手の活躍で価値はあがり、今では大学進学もプロ入りの有力なルートとなった。

 日本フットボール界は高校年代を過ぎるとガクっと選手登録者が減る。社会人の受け皿が整っていないのだ。
高校まではJFAが手厚いのに、社会人はプロ以外、高いレベルでの競技続行は大企業の援助無しでは難しい。
JFLからJに行った選手がどれほどいるだろう?
Jのない区域に存在する企業チームの下部かどれだけ未来のJリーガーを育てたろう?
大学卒業後も伸びる選手というのは実在するのだ。それも結構大勢。

 この辺りに目をつけてジェフはU-25としてジェフリザをやってたりした。
育成面で大きな成果を挙げられず解散したが、リーグの収益構造の悪さも無関係ではなかったと思う。
「JFLは経営的に1番キツかった」と言うのはロアッソ熊本の社長の言葉だ。
JリーグがJ3構想中という記事を見たが、それはJやJを目指すチーム向け改革で社会人の環境は変わらない。
Jのない地域でアカデミーを展開する社会人チームに補助とかあった方が良いんじゃないか?
SAGAWAの貢献に応えて滋賀で強引にJオールスターの合宿でもしてやって良いんじゃないか?
Jだけで日本フットボールは構成されていない。Jリーガーなんて1000人もいない。
フットボールの競技人口は120万人。
長崎県の競技人口だけで1万5,000人いるのだ。全Jリーガーの15倍だ。
「Jありき」の改革ではなく、社会人フットボール全部を見直す事。

そしてそれは全登録者から登録料を徴収しているJFAが全組織挙げてやるべき事なのだと思う。
そして、それはフットボールが好きな人間全てが考えて行く事なのだ。

だって、俺達のフットボールなのだから。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:00Comments(0)その他フットボール

2012年11月07日

何故、JFL最強チームが無くならねばならないのか? 前編

こんなの書いてもアクセス数も落ちるし、誰も読む気も起きないんだろうけどね・・

J3構想を検討するとかJが言い出したりしてるし、
SAGAWAの件に限らず、俺が感じる事をちょっと書いてみようかなっと。
社会人とフットボールと企業チームについてね。


 日本の企業スポーツは「福利厚生」「社員育成」「愛社精神高揚」を目的に1930年代にスタートした。
会社としても福利厚生費で費用を計上すれば税控除がある事も企業スポーツ発展を促した。
「人材育成」は1800年代のイングランド以来、スポーツは組織活動を学ばせる教育手段だ。
「愛社精神」については説明不用。つまり、当初の企業スポーツは社内向けに作られた物だった。

 そんな企業スポーツだが、時代が下り社会環境が変化していくと新たに2つの機能が加わった。
「PR」と「地域事業」である。どちらも社外向けだ。この2つは “事業”と密接に結びついていた。
スポーツを通じたPRはそのまま「CM」であり、地域事業としての貢献は「ブランドイメージ向上」である。
一方の「人材育成」機能は研修など育成ノウハウが整備され必要性が無くなった。
こうして企業スポーツの主な目的は「福利厚生」「愛社精神高揚」「PR」「イメージ向上」の4点となった。

 この4点で構成された企業スポーツが今現在、我々が知る企業スポーツだ。こうして、
「企業が手厚い加護で競技を支援」→「選手が五輪などで活躍」→「PR効果」のサイクルと成り立っていく。
目的が営利でないからこそ、中期的な強化で競技の底上げも出来た。しかし、ここに大問題を2つ孕んでいた。
「企業に依存した上で成り立つ」という点と、
営利が目的でない為に「競技を取り巻く環境が経営面を考慮していない」という点だ。

 時代は更に下りバブル崩壊後、企業は実業団チームが経営面の負担である事を自覚した。
影響力の大きかったワンマン創業者達も一線を引き、“個に頼らない会社システム”移行の時代へ移って行く。
昔の佐川の会長は贔屓の芸能人の為に数十億の金をポンとプレゼントし、会社を作ってやったりした。
今、そんな事が出来る会社組織は存在しない。
時代が代わり、収益もCM効果も不明な企業スポーツは、いつ不採算部門と取られてもおかしくないのだ。
営利目的だけで言えば企業チーム維持は単なる無駄にしか見えない時もある。

 そして、地域名を名乗り、地域密着を謳うJリーグが誕生し、企業チームの「地域貢献」を霞ませてしまった。
経営において「消費(消耗)する長期資産は出来るだけリースで済ます!」のは原則だったりする。
10万で会社のPC買っても、半年で型落ち、1年で新機能搭載機登場、2年で新OS発表なので
年間3万円でもリースすれば、メンテナンスや修理、廃棄代もかからずお得という考え方だ。

 同じ考え方でいけば、自チームを抱えてCMや地域貢献などをやるよりも、リースした方が良いとなる。
つまり、地域活動をやっているJチームの胸スポンサーにでも入ればOKって事だ。
SAGAWAの予算は3億程度と言われているが、どこかの企業が3億払えば簡単にJチームの胸スポンサーだ。
こうして「イメージアップ」、「CM」という2つの目的が企業チームから消えた。
残るのは社内向けの理由である「福利厚生」「愛社精神高揚」だ。
「福利厚生」はフットボールやスポーツでなくても構わない。スポンサー先のチームのチケットでも充分だ。
自社がJチームをスポンサードしている・・愛社精神高揚には充分使えないだろうか?
こうして企業チームは企業チームでなければならない“意味”を失って行く。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:06Comments(0)その他フットボール

2012年11月05日

2012JFL31節 長崎vsMIOのこと

前日に3位のSAGAWAが負けて2位確定とかになったが、個人的には余りに気にしないいつもの週末。
前夜、世話になりまくっている大山さんに車を借りて荷物を積み、翌朝早くから佐世保へ向う。

V-istの出店準備をしながら色んな人と「早く決めてしまって楽になりたいね」的な会話。
この日の試合は選手権県予選と重なっている為に集客は厳しいと思ったが・・3,000人超。
支援会でアンケートをとっていたので判るのだが、通常の佐世保開催に比べて県北在住者が多い。
長崎市在住者に匹敵する数だった。やはり優勝がかかっているのが大きいようだ。

佐世保のピッチはこんな具合。



もうある意味で定番のクオリティだ。これも個性と捉えよう。うん・・。

さて、試合。









長崎は前半からチャンスを作って攻めていたが、試合を通して見ればMIOペースだった。
「引いて数で守って速攻」というMIO。攻めながら点の取れない長崎。
どっちが目指す試合展開だった?と問われれば答えは簡単だ。
長崎の選手は個々の動きは悪くないんだけど、連携なんかにやっぱ硬さがあった。
後半、ようやくペース掴んで攻めるもMIOが先制というMIOの理想通りの展開。
正直、佐野さんは0-0であっても残り10分位まで引っ張って、
アリで一気に逃げ切れると踏んだんだろうけど、この失点で後手に回ってしまい・・
アリ投入→得点の必勝パターンでドローに終わった。何とも難しい試合だったなと思う。









シーズン終盤に来てチームとしてのプラスアルファが無くなって来たのは感じる。
怪我、疲労、プレッシャー、相手のスカウティング・・色々あるだろうが、
現在のやり方で押し切るのか、それとももう一つ引き出しを開けるのか・・開けられるのか?
ここで殻を破って引き出しを開ける事が出来たら最高だなっと。

豪雨の為に予定していた支援会での清掃は中止。初めて選手が参加予定だっただけに残念。
せめて参加者に配布予定だったカードを選手から配ってもらった。

試合後に何人かの選手と少し話をした。
中山の「次、必ず勝ちますから」という言葉と表情に
(あぁ、ムードは悪くないんだな)と思った。
ここ何年も9月に昇格断念をして、目標が曖昧な選手の顔ばかり見る年末だったから・・
目標がハッキリしている事がとても嬉しい。

あと・・今の俺はウルトラも辞めて応援者ではない。
運営やクラブ方針に関わる方に片足突っ込んでいて、支援者に近い。
今も来シーズンやJ入り後を含めた準備や打ち合わせに追われる日々だ。
目先の勝利より、観戦者に満足させる運営を・・なんて思ってしまったりする。
元々が、ゴリゴリのチーム共闘主義者で極端な応援型だったのに・・。

なので、この昇格のかかった試合へも感慨よりも来期への準備に意識が行っていた。
それでも、やっぱりアリが得点し、あと1点とって勝てば優勝という状態になった瞬間に、

不覚にも涙が出そうになった。

まだ、そんな感情をちゃんと残していた自分が嬉しかった。

来週のYSCC戦は前々から休みを貰っていた。
そこで俺は何を見るのだろう?何を感じるのだろう?  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:12Comments(0)V・V長崎

2012年11月03日

適当に・・

8年前にKLMという別名を持った。

”N”agasaki
から
”J”リーグ
までのアルファベットの並びの文字。

”J”KLM ”N”

深く考えもせず適当に決めた。

KLM前の俺とKLMの名を持った俺。

色んな事あったし、大抵の事はやった。
個人的にもほぼ日本のサポーターと呼ばれる人種が出来る事はあらかたやった。
まだシーズンも終わってないのに俺はもう来年の準備に動いてる。

なんだか随分遠くにきた。

でも、俺はまだ

FootBallが大好きで

V・VAREN長崎が大好きだ。

それだけは誰にも否定させない。

さぁ、明日も試合だ。
翌週も試合だ。
今シーズンはまだ3試合残ってやがる。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:02Comments(0)日記・コラム・つぶやき

2012年11月01日

そういう人に私はなりたい

フリエ最後の三ツ沢ピッチ中央に突き刺さったフラッグを覚えている人は長崎にどれくらいいるだろうか?
アルテ高崎の監督や選手が自分らの去就を後回しにして最後までチーム存続に駆け回っていた事を知ってる人は長崎にどのくらいだろう?

あんなチーム潰れてしまえ!
と言う人がいるが、実際にチームを失った事がある人はどれくらいいるだろうか?

しかも、企業の持ち物なんかじゃなく、
市民クラブチームで、自分の街のチームで、
遠い将来に世界にだって出て行けると本気で夢見たチームを・・。
そして、多分無くなってしまえば、もう2度とそんなチームは作れないであろうチームを・・。

ず~っと昔、他のチームを応援していた時、フッと我に返った。
自分の街じゃない名前を”愛してる”と叫んでる事に急に醒めた。
自分が本当は、その街を好きなだけで愛してないと気付いた。
周囲の皆は、その街で生まれ、その街で生きて、多分その街で死んでいく。
でも、自分はそこまで、その街への思いいれなんてなかった。
ただ、浮かれて擬似市民ゴッコをしているだけだった。
喜びを爆発させても、悲嘆に暮れても・・実はどこかで冷静だった。
恋愛ゴッコ・・のような物。

チームが惨敗して怒号と嗚咽が漏れる中で、一人醒めている自分。

猛烈に自分の街にチームが欲しくなった。
それも”長崎”の名前を背負って、遠い将来だとしても世界の頂点を目指していけるチームを。
荒唐無稽な”長崎から世界1”を目指せるチームを。

欲しくて欲しくてたまらなかった。

2004年12月7日に長崎新聞に載った記事。
「Jリーグを目指すチーム発足へ 本県初、有明SC母体に強化策」

新聞の見出しを見た時の事は今も覚えている。
心臓をバクバク言わせながら記事を読んだ。大げさじゃなく手が震えた。

それから月日は流れて俺とクラブの関係も随分と変わった。
色んな事を経験した。傷つけもしたし、傷つけられもした。
たまには怒りに任せて、「こんなクラブ潰れてしまえ!」と思うこともある(笑)

そんな自分を昔の自分が見たらどう思うだろう?

誰かを不幸にするクラブではいけない。
クラブを不幸にする誰かになってもいけない。

誰かを幸せにするクラブであってほしい。
そんなクラブになれるよう共闘出来る誰かでありたい。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 23:54Comments(0)V・V長崎