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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2012年06月29日

V・ファーレン長崎が優勝しなければならない理由

V・ファーレン長崎の今年の目標はJ昇格である。
本当の目標は
「物凄く長崎という街と相思相愛になって愛されまくり、
 何なら街中の長崎人が
 「幸せだなぁ、僕ぁ、君と居る時が一番幸せなんだ。死んでも君を放さないぞ、良いだろう?
 J?別に後で良いよ、そんなもん・・等と加山雄三的に幸せになる」
と言う物だが、とりあえずはJ昇格だ。

さて、簡単におさらいするとV・VARENが昇格するのには
クラブライセンス制度をクリアして所定の順位に入らなければならない。
つまり1位なら自動昇格。2位ならJ2の21位と入替戦で勝たねばならない。

この入替戦と言うのは注目度が高く、
某J1J2入替戦経験チームの社長は入替戦の入場収入の高さに
「確実に勝てるなら毎年入替戦をやりたい」「最高なのは入替戦に勝って昇格(残留)」
という台詞を吐いている程だ。
単純に経営的に言えば入替戦はそれほどメリットがある。
それはイチかバチかの試合に臨むチームにとってたった一つのメリットなのだ。

だが・・長崎は入替戦を戦えない。
理由はその貧弱極まる情けない長崎県スポーツ施設が理由だ。
今季から始まるJ2-JFL入替戦は「J基準のスタジアム」での開催と決まっている。
そして今年の12月の時点ではどれほどムチャをやっても長崎にそんな施設は存在しない。
したがって・・長崎のホームゲームは他県開催となるのだ。

昇格という数十年に1度の大イベントを
他人の家の敷地を借りて開催しなければいけないのは無念極まる。
色んな物と関わりあっている今の立場がなければ、
そんな入替戦はこっちから願い下げだ!位の気持ちだ。

だが・・そうも言っていられない事情がある。
だからまるっきり納得はしていないが涙を飲んで他県開催を認めなければならない。

長崎がホームアンドアウェイの生き死にの大勝負を長崎で戦えない。
悔しく、情けなく、勿体無く・・それでも受け入れざるを得ない。
そしてホームで戦えない不利も飲むしかない。

そんな中のたった一つの希望・・それが優勝だ。
優勝して入替戦関係なしに昇格する。
後の長崎の物語に消しがたい口惜しさを残さない為に長崎は優勝以外を目指してはいけない。
例え、本末転倒と言われても・・
最高で優勝、最低でも優勝。何が何でも優勝。
それしか長崎の物語の輝きに一切の曇りを残さない方法はない。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:19Comments(0)V・V長崎

2012年06月27日

有光亮太という男

ずっとゴール裏とかに居て、メインに居る事の少なかった身として
メインスタンドに居て驚く事が幾つかある。

その一つは有光亮太の半端ない愛され方と、物凄い信頼だ。
勿論、ゴール裏何かでもアリは愛されているし、頼りにされている。
だが、メインではそれを上回る愛され方をしている。
もはやそれは崇拝に近い。・・それをヒシヒシ感じる。

アリは2007年にV・VARENに加入した。
以来、長崎に所属して170試合に出場し82得点。
この数字を見ると異様なレベルの活躍で、
過去に何度かブログでも書いて来たように確実に後に長崎を振り返った時に
「有光亮太の時代」と呼ばれる時代が存在する至宝の選手だろう。

だが、今年のアリは苦しんでいる。
負傷に悩まされ、相手のマークに苦しみ中々得点出来ずにいる。
今年、PKを外し、決定機を逸し、何度アリが頭を抱えるシーンを見た事だろう。
沢山の人が「アリはどうしたんだろう?」「アリが良くない」とも囁いている。
本来であれば・・ここまでの出来は確実に批判対象としてバッシングされているレベルだ。
確実に不要論とか限界論が囁かれ、起用への批判も噴出する頃合だろう。

でも、監督や選手は無論・・メインスタンドでもそんな空気は微塵もない。
それどころかアリが苦しめば苦しむ程、スタンド中が
「アリ頑張れ!」
「アリなら出来る!」
「アリ、落ち込むな!俺達がついているぞ」
という空気に満ち満ちている。

物凄く甘い。サッカリンより甘い。とろけるように甘い。プロと程遠い!
でも、そんな長崎である事が何故か嬉しい。
そして、それはそのままアリが今まで見せたプレイ、得点、姿勢への長崎の答えなのだと思う。

決して良い長崎での選手生活では無かった筈だ。
2回もJ加盟を断念し、何度も選手の気持ちを裏切ってもきた。
憤る事は多かったろう。不信の念に陥る事も多かったろう。
まだ心の中でその怒りは納まっていなかったかもしれない。
でも、長崎に残り、今までアリが見せてくれた事へのチームやスタンドの答えなのだろう。

応援とは読んで字の如く、「何かに“応”えて“援”助する事。」
アリのやってきた事に“応”えて、スタンドはピッチの仲間はアリを“援”助している。
早い内に今度はアリが、そんな仲間やスタンドに向かって応えてくれる事を待ちたい。

メインスタンドで皆と共にアリへ拍手と声援を送りながら・・。


  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 17:00Comments(1)V・V長崎

2012年06月25日

幻のスタイル??

ず~っと昔に書いたネタ
の半分焼きまわしなのだけど近い内に必ず言う人が増えるだろうから先に意見を書いておく。

イングランドスタイル・・座って試合を見て拍手が中心のスタイル・・
未だにそれを本気で信じている人がどれほどいるだろうか?

そんなイングランドスタイルは無い!(イングランドスタイルはそれではない)
元々、歌を歌って応援するというのはイングランドが発祥で、
それが世界に広まり南米で楽器が取り入れられて欧州に逆輸入され世界に広まったものだ。
リバプールファンの「You'll never walk alone」が有名なようにイングランドでも歌う応援が主である。

なぜ座って拍手等で応援するスタイルがイングランドスタイルという幻想が広まったのか?

それは80年代の出来事に遡る。
フーリガン問題が深刻になっていた最中、
89年に観客が将棋倒しになり95名が圧死、200名以上が負傷した
イングランド史上最悪の「ヒルズボロの悲劇」が起こった。
当時の政府は原因究明に動き調査結果として
・立ち見を前提とした老朽化した施設
・観客の多くが大酒を飲んで飛び跳ねて応援する風潮
・導線が不明確で管理もいい加減なセキュリティ
が指摘された。
この通称テイラーレポートを受け取った当時の政府は、
安全基準を満たさなければ試合開催禁止の強行策を打ち出す。
これによりフーリガン対策が徹底され、各チームはスタジアム改修に入る事になる。
この施設改修によるコストがチケットの値段へと跳ね返り、
それまでの応援で中心的存在だった裕福でないブルーカラーの観戦が減り、
代わって裕福な層がスタジアムに来るようになった。

この様子を
『人々は観光気分でスタジアムにやって来る。
シートにどっかりと腰を下ろし、楽しませてもらうのを待っている感じだ。
彼らは本当の意味でクラブを応援しているわけではない。
伝統的なサポーターというものは、選手の気持ちを奮い立たせるように、
唄を歌いながら激励する。それが本来の姿だ』
とマンチェスターユナイテッドの名監督アレックス・サー・ファーガソンは嘆いている。

たまにイングランド的な自然発生的なコールを・・などと言う輩もいるが、
それは自然発生なのではなく、まばらにしか歌う人間がいないからだ。
更にイングランドに限らないがチャント(応援歌)の歌詞も
「エマニエル、エマニエル、ポルノスターと同じ名前。」とか「くたばれユナイテッド」であり、
(存在しない)イングランドスタイルを信奉する人はこの辺は何も文句言わないのも不思議だ。

別にフットボールの見方や応援の仕方は人それぞれなので
座って凝視や拍手応援も構わない。歌いっぱなしも人に迷惑かけなければOKだ。
だからせめて、他人に自分の応援を強制しないでもらいたいものだ。

・・と書いていて最近はこういう事を語るファンも少なくなったと思った。
昔はチャントを憶えたければ近くに行って試合そっちのけで録音したりして憶えたものだし、
チャントの意味やスタイルも自分が実際に現場で覚えたものだったが・・それももう無い。
寝ても覚めてもフットボールやらを応援やらを考えて、
他人が傍で聞いたら「人生論でも語ってるのか?」みたいな
小難しく真面目な話をして議論になるような事も随分と昔の話だ。

いつの間にかテイラーレポートのような何かが日本のスタジアム入り込み、
スタジアムは遊園地になった。
そして、気付けば俺もそれに懸命に手を貸している。

もしかすると俺が20年以上前に知ったスタイルも
巷のイングランドスタイル同様にもう幻なのかもしれない。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 04:14Comments(0)その他フットボール

2012年06月22日

2012年の長崎県選手権へ向けて

世間では欧州選手権まっさかり。
だが、我々にもまもなく選手権がやってくる。

南米選手権、欧州選手権と並ぶ世界3大選手権の一つ・・に数えたい
長崎王者を決める長崎フットボール最大の大会、

長崎県サッカー選手権大会だ!
ちなみに世界3大選手権の一つであるだけに
長崎県サッカー選手権大会覇者には天皇杯県代表という栄誉が与えられる。

ちなみに天皇杯出場資格を他に得ようと思えば
JリーグチームになるかJFL前期終了時点の1位チームになるしかない!
つまり、長崎県選手権覇者はJリーグチーム、JFL優勝に匹敵すると事だ・・に違いない・・と思う。

そんな長崎県選手権!!
当然V・VAREN長崎もこの栄誉は無視出来ない!

前節JFL首位を明け渡した長崎。
「ちぇ、首位なら長崎県選手権に出ないで天皇杯行けるのに・・出なきゃじゃないか」
などという神をも恐れぬ暴言も聞こえるが・・
JFL前期首位=天皇杯JFLシードではあるが、
長崎に限ってはJFL前期首位=県選手権決勝出なくて良いではない。

こないだ協会の理事にも確認したが、
県選手権は「長崎県最強チーム」を決める大会だからV・VARENは例年通りのスーパーシードで出場。
と言う事だそうだ。

J2にでもなれば話は変わるのか判らないが、
よくよく考えると、今まではスーパーシードとかで日程を優遇してもらってまで参加していたのに、
自分らがJFL前期首位だから出ないよは確かに身勝手な気もするし・・。

V・VARENがJFL前期首位だった場合は、県選手権決勝で負けた相手が長崎県代表となる。
ちなみに長崎県選手権にベストメンバー規定なぞというものは無かったと思う。

でっ・・でも、誰が出てもベストだかっっらね!!!!
ちなみに今年の県選手権各代表枠は

V・VAREN長崎(JFL)(スーパーシード)
三菱重工長崎(九州リーグ)
多良見ドランカーズ(長崎県社会人代表)
長崎大学(長崎県大学代表)
長崎総附(長崎県高校代表)

過去の最近5年の決勝戦のスコア
2011年:○V・VAREN長崎2-0三菱重工長崎●
2010年:○V・VAREN長崎3-2三菱重工長崎●
2009年:○V・VAREN長崎5-1三菱重工長崎●
2008年:●V・VAREN長崎0-1三菱重工長崎○
2007年:○V・VAREN長崎5-1三菱重工長崎●

さぁ、世界三大選手権4連覇を目指そう。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:07Comments(0)V・V長崎

2012年06月18日

2012 JFL第16節 長崎vsSAGAWAのこと

長崎市では年配の人は三菱を「みつぶし」と呼ぶ。
社名が方言化しているのだ。
長崎市の繁華街ではかつて、客をこう呼ぶと揶揄した時代があった。
「三菱のお方、県庁の人、市役所のもん」*もん=方言で“人”を表す。ややくだけた言い方。
元々は重工の方を差した言葉なのだが、三菱グループがいかに長崎と結びついているか判ると思う。
前日は鬼のごとくドシャ降りで集客は絶望的だった昨日の三菱電機デー。
みつぶしの威光はダテじゃなかった。



凄いネ、みつぶし!
そんな電気デー。とにもかくにもギリギリで凌いだ試合だった。

リーグ戦がいよいよ中盤戦に入り怪我人やコンディションを崩す者が増える。
リーグ戦は1戦でガラリと順位が変わる混戦。そんな中でスタメンのやりくりをするのは本当に苦しい。
先を考えると不調の選手にもキッカケを与えて復活してもらわねばならない。
だが、時にそれは失敗もし、相手に突け入れられる事もある。

アリは俺達が知っているあの凄まじいキレを持ったアリではまだない。
前線から走り回り献身性でチームを引っ張る中山はFWとして悔し過ぎるシュートミスがあった。
持留やマイケルはムラッ気が強く、
雄大は後半ボランチに下がるまで最大の武器「後方からの飛び出し」が見られなかった。
杉山はSAGAWAの大沢に完全に負けてしまった。
藤井は信じられないパスミスを見せたし、前田はややパニくっていた。
それでも、SAGAWAが効いている選手からベンチに下げるという交代をやってくれた事、
松橋の2発で追いつきドローとなった。









松橋と言えば、Jでは
「凄いスピードで何気ないシーンをチャンスにするけれど、ゴール前での落ち着きが足らず決定力を欠く」
という評価が一般的だった。その松橋が憎らしい程冷静に落ち着いて2得点を決めた。
松橋自身の成長と見るか、その松橋と比しても今の長崎の攻撃陣が苦しいと見るか・・。



この日の引き分けは地味に痛く、優勝ペースがやや厳しくなっただけでなく、
SAGAWAの台頭を招く事になったかもしれない。まだまだ混戦が続きそうだ。

この後、V-istで出しているブースを片付けて皆でミーティングやって撤収。
この日は現役長大生など色んなファンと知り合い、
現在V-istや支援会で色々準備している企画を一緒にやっていきたいと話をした。
かなり大きく色んなコラボがやれそうだ。

7月はホーム3連戦が待っている。早く梅雨終われ。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 17:01Comments(0)V・V長崎

2012年06月13日

しあわせのかたち

昨日、ワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦を観てて、
まだ日本がリードしてた時に、本田や香川のプレイを見てて
「うわー、絶対今度の試合でV・VARENの選手が本田や香川がターンして相手をかわすプレイとか真似するよ。そんで余計なプレイやって奪われたり・・(笑)」
などとフト思った。

ワールドカップや五輪やEUROやCLがあった直後の試合では、
V・VARENの選手が影響をモロ受けして真似てたりする事が多い。
「イメージが頭にあった」と言えば聞こえ良いけどね。
2年くらい前ののCL決勝直後の試合でアリか神崎がメッシっぽいプレイをして、
うえきさんと「アレ、絶対影響受け取る」とか笑った事もあった。

きっと、他のチームの選手もそうなんじゃないかなっと思う。
でも、昔・・V・VARENが出来る前にJを観て回っていた頃は滅多に
「テレビで見た試合の影響受けたな」と思う事はなかった。
選手は基本チームが変わっても性格は変わらない筈で・・
Jチームにいた頃も影響を受けて、そのプレイをやった筈なのに。

その時に気付いたんだけど、V・VAREN長崎の選手だからなのだと思う。
例えば・・20年前に原田武男がフリエにいた頃、俺は原田武男を観客席から見ていた。
アビスパが入れ替え戦を闘っていた頃、俺は観客席から有光を見ていた。
その頃の俺と彼らは「こちら」と「あちら」の境が明確だった。
今は彼らと近くに接して話をしたり、一緒に活動したりしている。
無論、一線は常に引いているが、彼らとの距離はグンと近くなった。
俺の中で彼らは遠い「あちら」の住人ではなくて、近い「こちら」の住人になった。
だから・・彼らが真似したり、影響受けた事に気付くようになったんだろう。

「うわー、絶対今度の試合でV・VARENの選手が本田や香川がターンして相手をかわすプレイとか真似するよ。そんで余計なプレイやって奪われたり・・(笑)」
そう思えるのは俺の住んでいる「こちら」の世界にV・VAREN長崎があるから。
だとすると、それは「自分の街に愛するクラブがある」という実に幸せな事なのだなと思う。

是非、週末は本田や香川ばりのターンを見せて欲しい。
ただし、シュートシーンでパスを選択したプレイは真似しないで欲しい。
あと、アディショナルタイムでのFKは蹴らせてから終わらせて欲しいな。
・・相手のFKの場合は終わらせて良いけれど。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:06Comments(0)日記・コラム・つぶやき

2012年06月11日

EURO2012の話題とか

EURO2012だ。

寝れない日々だ。寝れないけど楽しい日々だ。
このブログを読む人はV・VAREN長崎の話題を求めて読むのだと思って、
あえて海外フットボールネタは書かないようにしているのだけれども、たまにゃ良いよね。

ワクワクするね。孫悟空並にワクワクする。
なんつぅか・・昔、滅多に海外のフットボールの放送なんてなく、
日本代表がワールドカップで勝つなんて夢の話で、
まだ月間だったサッカーダイジェストのカラーページで海外の選手の記事を見ては
胸高ぶらせていた時代を思い出す。
当時の月間サッカーダイジェストは毎号ポスターがついていて、
ラツィオに入ったばっかのポールガスコインとかACミランのライカールトが特集だったりした。

あぁ、もう寝れない。
そんな素敵なEURO2012をここまで見た感じで適当に予想する。

A組(ポーランド、ギリシャ、チェコ、ロシア)
開催地の一方であるポーランドに予選を突破してもらいたい感がプンプンするグループ。
でも初戦でポーランドギリシャと分けちゃった。
でも、ポーランドがギリギリで2位抜けするんだろうなぁ。
ポーランドにはレバンドフスキとかFWにタレント居るし・・。ロシアが一人抜は固いけど

B組(オランダ、デンマーク、ドイツ、ポルトガル)
見事な死の国。こりゃひでぇ(笑)
俺予想ではここはオランダとドイツ・・
もしくはポルトガルとドイツと踏んでたら・・オランダ初戦負けてた。
ドイツはどう見ても予選落ちする面子じゃない。
んで、ポルトガルが2位抜けかなと。オランダは今回も不安定だ。
つか、マークガチガチで今大会は本領発揮難しそうだけど、
C・ロナウドはここで爆発せんといかん気がする。
ドイツのメラーみたいに「代表では・・」とならないように。

C組(スペイン、イタリア、アイルランド、クロアチア)
初戦を手堅く引き分けたスペインとイタリアが抜けるんだろうなぁ。
クロアチアがどこまで粘るかが気になる。
八百長スキャンダル中で上に新しいタレントが、
思ったほど出てきていないイタリアが案外やらかしてまうかもしんない。
んで、スペインだけどさすがに優勝はないと思ってる。
バルサも含めてあの超ポゼッションフットボールは
一時代の区切りを迎えている香りがプンプンするのだ・・何となくね。

D組(ウクライナ、スウェーデン、フランス、イングランド)
イングランドは固いと思う。やっぱルーニーだよ、ルーニー。
初戦2試合出れないあたりがルーニーの凄さだよ。
ジョージベスト以来続く悪童の系譜だよ。
スウェーデンは悪くないのだけど、イブラヒモビッチの負担が大きすぎるので
総合力でフランスが行きそうな気がする。開催国ウクライナは厳しいな・・。

んで、当たらない優勝予想は・・ドイツ。
順当なら決勝トーナメント1回戦がポーランドで2戦目がイタリア-イングランドの勝者。
そして、決勝が終わった後、必ずどっかの監督がリネカーの
「サッカーはシンプルなスポーツだ。22人がボールを追いかけて、いつも最後にドイツが勝つ」
という言葉を引用するに違いない。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 17:46Comments(0)その他フットボール

2012年06月07日

2012 長崎県高総体サッカー競技準決 2試合のこと

物凄く珍しい事に長崎市の松山で高総体サッカー競技の準決勝が行われているので、昼から観に行く。

第1試合は「総附vs南山」
総附のシステムは4-1-2-3がベースなんだけど、
実際は右サイドバックが上がり目の3-2-2-3にも見えるような形。
一方の南山は4-2-2-2ベースなんだけど、
攻撃のかなり部分を前線の力のある選手4~5人でやる為に4-1-2-3的な形が多い。









試合は立ち上がり総附がサイドを走って攻め、
守っては南山のエース峰君にマンマークをつけて封じペースを掴む。
でも、総附のDFを引き付けて裏を通す南山のパスが効果的で南山が2-0とリード。
後半も展開変わらず「勝負あったな」と思ったのだけど・・
後半17分にCKから総附が押し込み1点差。
1点取って一気呵成に攻める総附に対して、南山が失点を怖がってDFラインがジリジリ下がり・・
20分に同点を許すと26分に逆転。試合は3-2で総附の勝利。
南山にしてみれば後半15分まで手にしていた勝利と必勝パターンを逃した悔しすぎる展開だった。


第2試合は「日大vs諫早商業」
日大は4-2-1-3。諫商は4-2-2-2ベースながら実際は中盤がほぼ1列の4-4-2とも言える形。
この試合は第1試合と打って変って中盤を潰しあう膠着戦となった。
双方ともとにかく相手中盤に簡単に前を向かせない。
早く体を寄せて縦のボールを切る。
どちらも球際でしっかり粘っており技術とか体力もだけど、集中やメンタルでの競り合いだ。
個人的にはやや諫商ペースだなと思った。
中盤4人フラットなのがこの中盤の競り合いでは優位だったのかもしれない。
あと、諫商のDFの集中力が良いなと思った。ここで押し負けてたらやられたんだろうな。









この膠着戦は延長に入ってもどっちも譲らず・・
PK戦かと思った延長後半に諌商のロングボールが完全に日大DF陣の裏をかき決勝ゴール!
このゴールは放り込みだとか、運とかじゃなく・・
ずっと中盤の潰しあいやパスで組み立てていたからこそ、日大の裏をかけたんじゃないかと思う。
この勝負所で思い切ったのが良い方向に出たし、
それにしっかり詰めて頭で合わせたのは最後まで集中が切れなかった証拠なんだろう。

今年の高総体決勝は「総附vs諌早商業」
どちらが勝つか楽しみだ。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:45Comments(0)高校・ユース

2012年06月04日

2012JFL第14節 長崎vsHOYOのこと

日曜は9:00頃から柿泊へ向かう。
前夜、V-istの販売物を車に積んだのだが、翌朝、荷物卸を手伝った濱さん曰く
「よく載りましたね。」図らずも愛車Vitzの収容力を見せ付ける事となった。
ちなみにこの日はイケメンコンテストの発表。
1位がマイコーだ。確かにイケ面だという意見や絶対子供票だの意見も・・。






さて、Team V-istでは今までの07-08シーズンのに加えて05-06、09-2010シーズンも取り扱う。
もう2度と製造されない一品揃いだ。6月17日から本格的に一気に発売する。

んで試合・・。
力の差はあったが動きが重く接戦となった。
交代で打開したが、チームは次の長野戦やその先を見据えて起用した部分があったんだろう。
ちなみに1点目は神崎がドリブルで右から左へ流れ相手を引き付けて杉山へパス、
杉山が上手い飛び出しからクロスを挙げて、雄大が後から味方を追い越してヘディング。
3人の長所が上手く噛み合った形。
攻撃の共有イメージは出来ている。あとは選手個々の状態や勘を整えて行くだけだ。






加えて選手層の差があった。
長崎が古部、水永、由紀彦とスタメンに匹敵する選手が次々と出てきて、
終盤も交代ごとに戦力が下がるどころかパワーアップするのに対して、
HOYOは主力に負傷者も多いので疲弊を遅らせる程度だったように感じた。
終盤の伸びが最後の猛攻を招き4-0になったと思う。






とは言え、まだ内容は懸念材料もある。・・でもそれは伸びシロがあるって事とも言える。

試合後は皆で片付けしてミーティングして解散。
現在、クラブライセンス制度最後の追い込みへ向けてクラブは最終局面に入っている。

俺は実はJリーグに何が何でも行きたい訳じゃない。
Jを見たければJRに乗って1時間も行けばサガンが、有明海を渡ればロアッソもある。
ゴール裏で仕切る事もないので、観るだけならそれで充分だ。
俺が欲しいのはJチームじゃなくて、長崎の、俺のクラブだ。

でも、過去にも何度か書いた通り、
企業が抱えてくれないと日本ではフットボールクラブが永続的にやっていくにはJリーグ行きしかない。
だからJに行きたい。俺の街のクラブが無くなる可能性を少しでも減らす為にJに行きたい。
クラブライセンス制度は最後の追い込み中だ。
ここで昇格出来る為の協力を支援会、V-istは全力を尽くしたいと思う。
試合前に沢山のスタッフ達が挨拶をして・・握手もしたりした。
皆でJに行きたい。

試合後にこの日負傷で出場の無かった渉を武男が可愛がっていた(笑)
皆で「アウェイの洗礼」と言って笑ったが、渉の場合は・・ホームのもてなしだ(笑)  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:10Comments(0)V・V長崎