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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2009年05月28日

あらためてお礼

少し遅れた話題だけど、新しい県の総合運動公園の概要が発表になった。



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「長崎県にサッカー専用スタジアムを望む会」として県議・県の関係部署の人達と話し合った事がどの程度反映しているのかはわからない。

ただ、はち蔵で県関係者、望む会、県内サッカー関係者で40名近く集まり数時間話し合った際に、こちらが要望した「全周屋根」「スタンドを2層にして傾斜をある程度付ける」っと言った、当時は「難しい」と言っていた要望が採用されていたりする。



また、同様に、これらの話し合いの中や、パブリックコメントなどで再三訴えた
「現在の有識者会議を見る限り、競技者・運営者側の視点ばかりで、最も競技場に多くやってくる観戦者の目線が無い!」
っという点でも、概要発表の中で
「競技者はもちろん観覧車にも満足度の高い設計」
っと、以前は一切出てこなかった表現で、この辺でも活動が影響を与えたのではと思う。



実際に数多くの実務担当者と話し合いをもったが、運動が目に見えて大きな成果を上げる事より、実務者一人一人に熱意をぶつけ、「こういう考えもあるんだ」「そういう物が欲しいんだ」と意識させる事…それが一番効果があるのではないかと…。

そうやってぶつけた想いは必ず何か少しずつ影響を与える筈。一連の話し合いの中で、設計担当の方がいつも熱心にメモを取っていたのが印象的だったし。ちなみに当時、その話し合いの中で知り合ったのが、現在Vファーレン地域振興課の岩永さんだったりする。



そういった点を考えると「望む会」の運動は目に見える効果より目に見えないがもの凄く大きな効果や影響があったのではないかと思う。



それもこれも署名してくださった方のお陰。
正直、この運動をやってる最中は挫折も多かった。
地域決勝の敗退や、小嶺社長の選挙もあって、どうしてもV・VAREN長崎のサポーターが主体の望む会は活動がしにくく大変だった。
その一方で、この活動はV・VARENのサポーターである以上に、県内のサッカーファンという立場で活動すると意思統一していたので

「専スタより、Vファーレンの応援しろよ」
「まずはJば目指しとるチーム・・V・ファーレンとかば応援するのが先じゃないと?」
と何も知らない人に言われても、(誰よりも応援しとるよ!)と思いながら頭を下げ、



「Jリーグに行ってから作れば良かろうが!」
と言われ、(そんなにスグ出来るなら苦労せん!)と思いながらも「それも大事ですね」と答えながら集めた署名だった。

それでも沢山の人が協力してくれた。実に有難かった。
誰よりも沢山の署名を集めてくれた柴田さん、選挙区まったく関係ないのに運動に協力してくれた松島完議員、突然のお願いにも関わらず部全体・学校全体で署名に協力してくれた各学校、離島からも協力してくれたし、小嶺社長も小林現モンテディオ山形監督も、高木琢也さん・・三菱重工長崎・・FCムーチャス・・



今回の競技場を見てあらためてお礼を言わなきゃなっと思った。ありがとうございます。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:20Comments(2)その他フットボール

2009年05月26日

平成21年度県高総体サッカー

久々に高校サッカー話。



県高総体サッカーが来月から始まる。
組み合わせはコチラ



ブロック別に見てみる。



まず新人戦優勝の国見のブロック。
本命はやはり国見だと思う。一時期の異様な強さは消えたが依然として県屈指の強豪。中心だった松田君の負傷離脱で九州大会は本領発揮とならなかったが、レベルは総じて高い。野地君なんかはかなり良い選手だと思う。



おもしろいのは、その国見と2回戦であたる可能性のある総附。小嶺総監督、定方監督の元で将来性は高い。順当なら3回戦で当たる南山は新人戦初戦で波佐見に競り負けた為にノーシードだが、本来の力はトップクラス。県高校リーグ1部でも圧倒的な攻撃力で全勝首位を保っており、国見の強力な対抗馬。



明誠もこのブロック。爆発的な力はないが手堅いチーム。県リーグでは今一つな調子だが着実に勝ち上がるのではないかと…。



次のブロックもおもしろい。
日大、島商、長崎北、波佐見がひしめく。新人戦初戦でサブ主体で挑み、まさかの敗退を喫した日大。プリンス1部でも最下位と苦戦中。しかし選手のレベルは県トップで、この敗戦は確実にチームを伸ばしていると思う。やはり本命は外せない。

対抗は主力が軒並み3年生となった波佐見。中学時代から一緒にやってきた選手が多く、新入生の頃から試合経験を重ねてきたチームは充分にトップレベル。シードの利を生かして日大越えなるか?



3つ目のブロックは鎮西が本命。
昨年は選手権予選で敗退するなど苦しんだが新人戦ベスト4入りし復活。対抗は初戦で激突する「諫商-瓊浦」の勝者・・共に県1部リーグで安定した戦いを見せる。1回戦屈指の好カード。同じく古豪平戸も新人戦に続く地力発揮なるか?



最後のブロックは海星が本命。
昨年は全国で戦った海星中の主力が1人も海星高に進学せず話題となったが、今年は大半がそのまま進学。実力、将来性共に期待大。



対抗となる長崎工業は新人戦の勢いが再び巻き起こせるか?今年の成績に限らず長崎南、精道は個人的にチェック中。両校とも指導者が盛んに活動中。
「指導者が懸命にやれば県内で高校のベスト8くらいは簡単。5年やって県の決勝や全国に行けないと指導者として厳しい」とは流経大柏の監督、本田さんの言葉。波佐見が指導者の熱意で自力をつけてきたように。両校が3年~5年で台頭してくる可能性は充分。

新人戦ではサイド攻撃を主軸にしなからもバランスが悪かったり、単調だったりするチームが多かったけれど、その辺がどれ位に熟成しているかも楽しみだ。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:54Comments(0)その他フットボール

2009年05月22日

TDK戦解説その②

っという訳で昨日続き。



TDK戦の前半、サイドで最も生きていた選手は平田翔太だ。
彼はシンプルにクロスを入れ、キープし過ぎない事で飛鳥もオーバーラップしやすく、それが右サイドを活性化させていた。左サイドは山城がキープし過ぎる事、隅田が利き足と逆のサイド起用で力を出せない事で連携で見るべきものはない。



しかし、後半早々に翔太は大塚と交代する。
大塚はドリブラーだ。当然、キープするから飛鳥の攻撃参加は前半より減る。
これで両サイド共にSBのオーバーラップが減った。

それは大塚と山城がかなり前まで上がって攻撃しなければならない事を意味する。当然、SBとSHの間にはスペースが生まれる。



灰色がプレイエリア。青丸がポッカリ空いたスペース。

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こっちが交代後、スペースが大きくなっている。
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TDKは3トップでサイドを大きく使ってきた・・つまり、サイド攻撃の仕合となる。



続いて武男に代わって阿部が投入。
これはサイドでの攻め合いが続き、中央の元気がゲームに絡み辛いのを解消する為にボランチに下げる(後方から大きく展開させるパスを出させる)意味合いと、単純にFWを1枚増やしてサイドからの攻撃にあわせやすくする為、そして、後方からのボールに阿部のスピードで対応してもらおうと言う意味だと思う。
勿論、練習で阿部が好調だった事も大きい。



しかし、武男がピッチを退いた時の想定が甘かった。
ボランチは元気-渉の組み合わせになると渉は後方を担当する。渉が前線に上がる事が減る。チームで最大のカバーエリアとスタミナを誇る渉が上がらなくなるという事は長崎全体が受け気味になる事を意味する。



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結果的に阿部投入で長崎もサイドからの攻撃にあわせるFWの枚数は増えたが中央エリアの攻撃は減り、両チームのサイドの攻めあいが増えてしまった。



幸い、TDKの疲労、DF陣の体を張った守り、GK近藤の集中で乗り切ったがチームとしてやられていたのは長崎の方だった。



残り時間僅かで神崎が投入されてアリを頂点とした3トップ気味の布陣となる。
この投入直後に得点が決まったのだが・・神崎は別に特殊な動きはしていない。
得点シーンを振り返ると山城からボールを貰い、山城が今まで切り込んでいたスペースを使っているだけである。つまり・・山城が1人でやっていた作業を2人で分担しただけ。
もっと言うなら・・本来、SBがオーバーラップしてやるべき動きを、フォローをしただけ。



それでアッサリやれた事は、どれだけサイドが連携無しでプレイしていたかの証拠だ。



同じく神崎のシュートは相手GKがミドルを一切警戒していなかったから決まった。相手GKはクロスやDFの裏を狙うパスを警戒する位置取りでシュートを想定していなかった。
それは、長崎のミドルがほとんど意表を突く形で打たれていない事を意味する。



2-0で気分の良い勝ち方はしたが、内容においては見るべき物が少ない上に、自分達で展開を難しくしてしまっている試合。それがTDK戦の真の姿だと思う。



未だに長崎の戦い方は見えない。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:58Comments(0)V・V長崎

2009年05月21日

TDK戦解説その①

TDK佐川戦延期で日程が空いたので、忙しくて最近書いてなかった戦術系アレコレ
TDK戦の解説って感じで。



以下がTDK戦のスタメンとフォーメーション。



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元気とアリの2トップと言うより、4-2-2-1-1とも言える実質1トップシステム。



これは福嶋故障、更にチームのリーダー元気の事を考えたフォーメーション。狙いとしては前線で有光を軸にしつつ、守備の負担を減らしつつ攻撃のアクセントとして元気。両サイドはサイド以外に中央のエリアにドンドン侵入する事を求めていたと思われる。



では、それが存分に機能したか?・・否である。
理由は布陣と選手起用と戦い方のチグハグさだ。

今の長崎は完全にカウンターサッカーチームと化している。
元々、東川さんはポゼッションとサイドの組み合わせをしたが、結局機能せず、「チームとしてのサッカーになってない」と評するような状態だった。更に敗戦が続いた事で即効性のある得点パターンとしてサイド攻撃の徹底が4月中頃から練習で指導。



それが以下。
黒矢印がサイドへ大きく展開するパス。
がサイドの選手の動き。がクロス。
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シンプルにサイドを深くえぐって、マイナスのボールをシュートのパターンの練習は一定の効果を挙げた。ジェフリザや琉球戦の得点はそれが出た物だ。



ところが、どうした事か町田戦あたりからシンプルにクロスを狙うだけでなく、サイドが中央へ切れ込む動きが増えた。



恐らくサイドをえぐってもゴール前に人数が足りず、クロスが上げれない事に対する対応なのだろう。未だに完全に捨て切れないポゼッションへのこだわりもあるのだろう。しかし、それを意識する余りにシンプルにサイドをえぐる形が減ってしまった。



それに拍車をかけるのが山城だ。
TDK戦でも山城がサイドから中へ切れ込み、ボールをキープして、最後にボランチから上がってきた渉にパスを出すシーンが再三あった。
何故か?山城がキープして中央に入る為にポジションが重ならないよう元気が逆サイドに流れ、左サイドの選手もゴール前に入れないからだ。結果、ゴール前は長崎の選手の数はいるがシュートを狙える位置には1人か2人だけとなってしまう。



灰色がサイドの選手が中に入ってきた時のプレイエリア。
が選手の動き。がクロス。黒がパス。



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簡単に図にするとこうなる。山城が中に切れ込んで動きすぎる為に元気も有光もシュートエリアから動かざる得なくなる。結果的に山城が自身でシュートを打つか後方の渉を使うしかなくなる。
逆に平田の場合は動き回る事が少ないので飛鳥が攻撃参加しやすい。飛鳥が攻撃参加する場合、隅田が攻撃参加しないのが守備のセオリー。ますます山城は個人技突破を迫られる。サイドのフォローがいないので有光が行ったりもする。ゴール前から益々人がいなくなる。

山城の力は非常に高く相手にとって脅威なのは間違いない。しかし、チーム全体で見ると山城の個人技と運動量が完全に裏目に出てしまっているのが判ると思う。



続きのTDK戦の交代策については明日。



  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 23:13Comments(2)V・V長崎

2009年05月19日

すげぇだろ!

別にスポンサーだからとか、機嫌を取りたいとかそういうのまったく関係なく嬉しいというか凄いと思う話。



V・VAREN長崎に一番、お金を出している所は・・間違いなくジャパネットたかたさんだ。地元長崎の企業であり、地元を強く愛し、更に全国的に見ても間違いなくトップ中のトップの日本に冠たる大企業だ。

金銭だけでない。ジャパネットがスポンサーに付くという事がV・VAREN長崎にとってあらゆる場面で大きなプラスになっている。イメージ、信用、他社への影響力。更に高田社長の圧倒的知名度はそこいらの芸能人が束になっても敵わない程であり、ジャパネットは金銭のみならず長崎の状況を一気に数段階押し上げていると言える。



V・VAREN長崎にとって、正に福の神であり、成功への大きな希望だと素直に思う。
新聞でも高田社長が大きく取り上げられている事からもそれは間違いない。



では・・2番目にお金を出しているのはどこだろうか?
それは山田青果市場さんだ。



山田青果市場の社長さんとはV・VAREN長崎を応援する過程で知り合い、色んな部分で本当にお世話になってきたし、多分これからもお世話になる^^。

山田青果市場さんは普通の人より枠を飛び出すような人を好んで採用するのか・・部下には一筋縄でいかない人だらけだ。05年にV・V長崎に所属した晃一郎もその1人。



社長自身も相当に枠を飛び出すのが好きな人で酔ってヘベレケにもなったりする。
若い時の南米に行ってた時の話は最高だし、話を聞くと「うぉ!?凄い!!」っという金額を出し、スポンサー用VIP席があるのに、スーツでなくオーセンを来て、VIP席に一瞥もくれずに、いつもULTRAと一緒に一番安い席で、立って、声を出して、手を振って応援している。



ハーフタイムには俺達と試合についてあーだ、こーだ話しながら勝ったら大喜びで騒ぎ、負けたら一緒に愚痴る。完全に普通のULTRAだ。^^。
社長は「こんなに面白いチームは無い!」っといつも言う。



多分、ULTRA以外の人はV・VAREN長崎のスポンサーとは気付かないで、「物凄く熱心でV・VARENが大好きな人」と思うだろう。町田にも都田にも社長は一緒に歌ってたが気付いた人はいるだろうか?その位に普通にいるのだ。石垣にもいたし、高知にもいた。
ホーム初勝利もメインのVIP席ではなく、ゴール裏に1人で来て、雨に濡れながらオーセン着て一緒に歌った。



これって素晴らしい事だと思う。



俺の中の応援者としての持論の中に
「自分が出来る範囲の事を精一杯やる」と言うのがある。
お金がある人はチームのスポンサーになれば良い。時間があるなら、その時間を使ってチームの為に何か行動すれば良い。元気があるなら盛り上げれば良い。物が書ければ書いて応援すれば良い。歌が歌えれば歌って励ませば良い・・。



その中でお金だけでなく、ホームとアウェイで普通のサポーターと一緒に立って、声を出して、体を動かして・・ここまで捧げてくれる。そして、自分がそんな大スポンサーである事を一切ひけらかさずに、サポーターと接する。



世界中探してもこんなスポンサーは滅多にいない。



世界中にクラブチームは星の数ほどある。
当然、スポンサーも星の数ほどいる。でも、そこいらの一般社会人の年収4~5年分らへんを出しながら、1サポーターであり続けるスポンサーなんて何人いるだろう?



いつか、どこかのマスコミがそこを取り上げると思って待っていたが、どこも取り上げないので俺が書く。



どうだ!ウチのスポンサーすげぇだろ!



金持ちなのに、俺達と見分けつかないんだぜ!



見返り貰うんじゃなく、愛情まで捧げてるんだぜ!



山田青果市場さんだけに限らない。
苦しい時代に支えてくれた親和銀行さんであるとか、東洋軒さんであるとかクリーニングサービスほりさんであるとか、麺の山一さんだとか、リンガーハットさんとかヤベホームさんであるとか、サッカーショップKINさんであるとかプロ保険さんであるとか色んな所があって・・これで儲けよう、知名度あげようなんて思ってなくて、ビジネスの枠からはみ出して捧げてるんだぜ。Jのチームとやら相手に誇ってやろうぜ。



すげぇだろ!

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:18Comments(2)V・V長崎

2009年05月18日

盛り沢山で長く楽しいホーム初勝利の日

例によって試合内容の方はこっちを。



今回、ボランティアをなさる人の車に同行して前夜から佐世保に行く。翌日はやはり・・雨。



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朝からボランティアをなさる人の
「今回は一般のボランティアが少ない、地元高校生の負担を軽くしたいとは人情ではないカイ?」との言葉に感銘を受けて雨の中、ピッチ看板設置、テント設営、ゴールの移動を手伝う。

開門直前になったのでダンマク設営準備に移動。
佐世保市営はメイン以外に柵がなく、ダンマクが貼れない。しかも雨でテープ類も役に立たない。バックネットに張ればピッチからは全く見えない。



04

その為に今回はULTRA内で色々と下準備や打ち合わせをしていた。



全て張り終わり、選手が練習を始めたので選手コールを始め、応援用のパラソルを周囲に配り参加を呼びかける。しかし・・その後、ゴール裏に移動。 正直、かなりテンションがブレそうになった。どちらに非があると言うより、どちらにも非があるのだと思い直し、横断幕一切を持たず移動。



これを救ってくれたのが田中さんの明るさと佐世保の子供達だった。
一緒にゴール裏で応援しないかっとっと話すと続々と付いて来てくれた。彼らは試合中も独自に色々やってくれたり、呼びかけに応えてくれたりした。



試合は・・ようやく勝てた。やっとスタートしたという感じ。



試合後、武男さん達がゴール裏まで来て
「随分と待たせましたが、ようやく勝ちました。ありがとうございました。」っと。俺らだけじゃなく色んな人に向けて言葉。



1番最後に「塚本コール」をやった3年前の地域決勝、引退しながらも長崎の為に復帰した男がTDK戦で2度もPKを止めながら2度とも主審によって取り消された悔しさを昇華させたくて。やっと俺達の3年前のTDK戦が終った気がした。



あと、武男さんの知り合いの方から武男断幕を預かる。大事に使わせていただきます。



それからプロビンチアのプレゼント用に使いたいとお願いしていたVスナレアカードを東洋軒さんからいただく。次回のホームでついにV・スナ09バージョンが登場だそうだ。当然、大人は箱買いだ。お世辞でも何でもなく、ウチの関連商品でも最も人気と完成度の高いのがこのVファーレンスナックだと思う。



試合後は隣のセインツの試合を皆で観戦。社長やらスタッフやら応援団の人らが次々と来て色んな話をし快適にもてなされる。



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マイメガホンまで持っているササキさんは未だにセインツ勝利を見た事が無い。この日も9回裏2アウトで2-3。聖敗北神は祈る・・そして・・同点ソロホームラン!引き分け。



試合後、ササキさんは、
「今までは4回や6回が終った時点で敗戦決定だったので今回は判定勝ちと言えるでしょう」っと打ち過ぎて割れたマイメガホンを愛おしそうに撫でていた。皆でまた行こうと話す。



帰りはボランティアを頑張った人が
「これからはシンプルに暮らします」っという朝の宣言と裏腹にJTの飲料に付いているローソン限定ANAのCAフィギア全7種コンプリートをゲット。



まぁ、盛り沢山な1日だった。
他にも八戸と同じ系統の神様の要素を秘める亜由美が朝、蛇行運転車にクラクション鳴らしたら、女が下りてきて車にしがみつき暴れだすというホラー映画みたいな展開になり、警察を呼んだら初対面なのに「この女が私の男を取った!コンビニで割り込みもされた!」と罵倒されるというレアな経験をするなんて事もあった。



最後に1点だけ気になった事を・・

あるシーンを今日、目撃した時に少し切なかった。
窓を閉じても、取り巻く世界は何も変らない。窓を閉じて窓を見れば、見えるのは周囲の景色じゃなく自分。それが望む道?

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:13Comments(1)応援とか

2009年05月14日

「凝視と拍手応援賛美」への小さな反論

応援をやっているとよく『凝視と拍手』賛美を言われる事が多い。
いわく、長崎の、日本の応援は歌いっぱなしで試合を見てるのか?
イングランドのように凝視と拍手を・・っという奴だ。



ところが、言ってる当人と話してみると、その敬愛する「凝視と拍手」の本場、イングランドで試合を見た事がある人は凄く少ない。ヒドイ人になると「テレビ観戦で・・」とJの試合すら見てない人もいる。勿論、中には現地で観戦して忠告する人もいるが、そんな人は稀だ。



彼らはイングランドのスタイルが母国だから本場の本物であり、同時に「凝視と拍手」だけしかないと思い込んでいる事が多い。



だいたい、現在の歌いっぱなしと言われる元々の応援歌やチャントは・・イングランドが発祥だ。



1927年のウェンブリーでのFAカップファイナルで「ABide with Me」が歌われているし、その前のビクトリア女王時代(1837~1901)にもビッグマッチで試合前の斉唱はあっている。この斉唱がそのまま引き継がれ、1950年代からイングランドで歌で応援する習慣が広まった。これが次第に世界に広まり、ブラジルで更に手拍子を合わせる、楽器を使うといった発展を遂げ、チリワールドカップの時にそれがイングランドに逆輸入され、リバプールサポーターが歌中心応援を行うようになった。



このリバプールの試合のムードにあわせて改作や寸評を歌に託して応援するやり方が次々と相手チームに伝染したんである。



つまり・・本場イングランドの伝統の応援方式は、凝視と拍手好きな人が嫌いな「歌中心」なのだ。



しかし、これが何故、凝視と拍手になったか?

1960年代頃に歌で応援する方法が広まるが、1980年代を前にフーリガンが大きく台頭し幾つかの悲劇的な事件が起こり、イングランド自身が国際大会、対外試合出場禁止等の処分を受けて、大々的にフーリガンを取り締まり、一斉にスタジアム入場禁止等の処置を行う。ここで歌を仕切ったり、先導するリーダー達が片っ端から捕まってしまった。



更にフットボールビジネスの肥大化が進み観戦チケットが高騰した。
案外知られていないが、一番ひどかった時で3万とか4万。
つまり、金持ち以外は簡単にスタジアムに行けない環境が整い、金の無いサポーターは近所のパブで試合をテレビ観戦するという「凝視と拍手」の世界がなりたってしまったのだ。しかも正確には「凝視と拍手とブーイング」の世界に。



何故か「凝視と拍手」賛美の人は無視するが、ブーイングが物凄いので有名だ。
中村俊輔のセルティックなんかは味方がどんなにヒドイプレイをしてもブーイングはしないが相手がボールを持つと延々とブーイングをする。



この「凝視と拍手」賛美は中村俊輔がスコットランドリーグに行ってから特に台頭したように思う。ところが、スコットランドリーグについてちゃんと知ってる人は少ない。例えばセルティックとレンジャーズのダービーは単にリーグ2強だとか同じ街だとかの試合ではなく、プロテスタント系とカトリック系の宗派の対立だったりする。
その為にブーイングは半端なく、試合内容そっちのけだったりする。



中村俊輔は応援についてこうコメントしている。



中村:「セルティックの応援は歌いっぱなしと言う訳ではない.凝視と拍手を基本としたメリハリのあるサポートで選手を育てているという感じ.」
中村:「相手ボールのときはブーイングでプレッシャーを掛けて,自チームがミスしても黙ってる.」



つまり・・歌いっ放しでないが、歌は歌っている。ブーイングもある。



そして、イングランドの名将サー・ファーガソンの言葉を・・



『人々は観光気分でスタジアムにやって来る。シートにどっかりと腰を下ろし、楽しませてもらうのを待ってる感じだ。彼らは本当の意味でクラブを応援しているわけではない。伝統的なサポーターというものは、選手の気持ちを奮い立たせるように、唄を歌いながら激励する。それが本来の姿だ



『最近のオールド・トラフォードは物見遊山で足を運ぶ人たちばかりだ。肝心なプロセスには参加せず、ただ単にスリルを味わうためにやって来る。その結果、スタジアムは静まり返り、暗いムードの試合がいくつかあった。オールド・トラフォードは、いや、サッカーが行われるスタジアムは、そういう人が来る場所ではない。



~ワールドサッカーダイジェストNo.31より引用~



って言うか・・凝視と拍手ならメインでも普通に出来るでしょ。
何でワザワザバックスタンドやゴール裏まで変えようとするのだろう?

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 13:34Comments(2)応援とか

2009年05月11日

町田での試合

いつものように試合内容はサイトの期間限定のコーナーをどうぞ。



町田へは朝イチの飛行機の為に準備含めて4:30起き。
持っていくのは毎度お馴染みの横断幕とタム。



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空港でチェックイン手続きしてると「この太鼓覚えてます、少し前も来ましたね」と空港職員から声をかけられる。空港の職員は結構、V・V長崎の事を知っていて、前々からよく声を掛けてくれる。そういえば「近藤の親戚です」って人も前は居たな。



東京では松本君と三宅君が迎えに来てくれる。実にありがたい。
今回に限ってデジカメの予備のメディアカードを忘れた和樹さん
止む無くカメラ屋でメディアカードを買う事になってしまった。4Gで3000円ちょいで今まで買っていたのに8Gがしかなく12000円もかかると言う都会の物価高を痛感する羽目に。



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町田はこんな感じ。
公園の中に競技場があって、公園内は華やいでいるんだけど、公園外は案外静か。
ゼルビアの看板かなっと思ったら「守ろう憲法9条」の看板だったりする。

会場は鬼の如く暑い。今季1番暑い会場だ。
この日の観客は2000ナンボはほぼ実数だと思うが、熱心に応援する人は案外少なく、大多数はファミリーなどでレジャーとして観に来ている感じが強い。高木琢也さんと話した時に聞いた「都会は娯楽が多いからレジャーとして捉えられ中々難しい」という話を思い出す。



運営は不慣れな部分が多いながらも下準備をしっかりやっていた印象が強い。今回はアウェイ応援席はとても狭く観にくい場所だったが、町田ホームである以上、当然の事で、そういった面での不公平な事は当たり前だ。逆に対処をキッチリ出来ていると言う点で下手な公平な運営より良いと思う。



あと、町田はこう書くと反論多いかもしれないがプロモーション先行型のチームだ。
イベントや仕掛けがとても上手い。そういう点ではここで書いた琉球に似ている。



この仕掛けにクラブの核であるピッチ内がどの程度追いつくか、町田のサッカー文化がどの程度融合できるかがこれからの鍵だろうな・・。



この日のゲストKONANは余り観れなかった。
町田の人も少し静かだったので精一杯KONANコールをする。



あと、前回の沖縄の時も親切にしてくれた長崎のファンの方に再会。
しかも招待券が2枚あるのでくれると言う。有難くいただく。毎回、「名前を聞かなきゃ!」と思うのに、忘れてしまった。次こそ名前を聞こう。



こんな世界的不況の時代に招待券のお陰で少しだけお金を得したササキさん
「これで明日の昼も白米が食べれそうです」と招待券にそっと手を合わせていた。



試合はねぇ・・うん・・うん・・



A3



今回、沢山の関東の人が応援に協力してくれた。
呼びかけるとニコニコしながら話を聞いてくれた。静岡でチョコをくれた神崎ファンのファミリーにも再会したし、菊田さんもいた。大塚の奥さんの知り合いの方もいた。沢山の人に話しかけられた。みんな、長崎の事を長崎にいる選手の事を知りたがっていた。



関東でも長崎を気にかける人が大勢いる。それがとても嬉しい。



試合後は松本君達とファミレスで食事。思い返すと、この日最初の食事だった。
山頭さんから連絡入り、今から来ると言う。アレコレ話して解散した。



ちなみにかなりムチャして急遽やってきた諸原さんはマフラーと靴下をかたっぽ忘れて帰った。片方だけ靴下履いて・・帰る途中で気付かなかったのだろうか?



今回の試合は「負ければ色んな物が壊れる」試合だった。
だから勝ちたかった。勝たないと終る物もある。
でも、勝てなかった。あのギリギリで点を取れず引き分けたのはピッチ内も俺らもまだ力が足りないからだろう。そこは悔しい。勝たせる事が出来なかった力不足を痛感する。ただ、行ってなければ負けたかもしれないっという小さな自負だけは大事にしたい。
自惚れとかではなく、それが大きなV・V長崎というチームの一員である自分のやるべき事だと思うから・・。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 21:29Comments(5)応援とか

2009年05月09日

処分発表と町田行き

コチラの件について処分が発表になった。



対象者は充分に反省し粛々と従うと言う。



俺は対象処分者でもUNWEの代表でもないので、別に公式見解みたいなものは出さんです。俺が代理で発表するような立場でも権限もないので。
しかるべき時に、しかるべき人が出す筈で、その時は手伝います。

ただ、
・同じ過ちを二度と繰り返さないという気持ち
・今回の事をプラスのエネルギーにしていく努力
・今回、力になってくださった方々への感謝

だけは忘れずにやっていきたい。



それ以上の自粛や謝罪は自己判断の世界。



クラブが課した制裁措置に満足がいかないからといって、自粛や謝罪をクラブ以外が要求するのは、そういう考えもある、意見もあると認識はするが、それは今回の処分に納得いかないから従うなという言うのと同様で責任と権利を完全に履き違えている点もあるのではと考える。



クラブが必要だと判断した処分を課した。
必要ない部分には処分を課さなかった。



拡大解釈も歪曲化する気もなく、課された処分に粛々と従う。それだけです。



ちなみに俺は町田に行く。
横断幕を持っていきます。タムもやります。
それを希望している関係者がいるから。必要とされるのなら俺は行く。
自粛せよという意見もあるだろうけど、状況を考えると自粛が妥当ではないと思う。



行ってるのにウルトラである事を隠してコソコソする気はない。
堂々と横断幕を掲げて声張り上げる。都合の良い時は「ウルトラ」である時を誇示しているのに、都合が悪いと隠すような真似はやりたくない。



アウェイ応援禁止処分も自粛要請もクラブから受けていないのに、
必要と言ってくれた方がいるのに
無理に自粛したり応援をしない事はクラブの課す処分に不服を表す事と同じだと思う。



今回、批判を上回るフォローをくれた方々、
影ながらフォローしてくださった方々への気持ちに応える為にも胸を張って町田に行く。



今度こそ戸塚哲也を倒してくる!



スカっと勝って素晴らしい佐世保のゲームになるように!



  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:48Comments(1)応援とか

2009年05月04日

ジェフ戦終って・・

早朝起きで競技場へ行き断幕搬入、設置。



当日は、最近連絡をいただいていた、ある関係者の人と遭う。これから色々協力とかしていければとても嬉しい。



あと、これから諫早で試合がある時は、試合のある週の水曜か木曜から県総入り口前の国道沿いにV・VAREN長崎のノボリが立つ。つまり、県総前の国道沿いにノボリが立てば週末は諫早でゲームだ!覚えておこう!!



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今回は永年、某所に放置され埃をかぶっていたが、我々が譲り受けレストアし、強化・パワーアップした太鼓「KINKAI」を投入した。となりは4日前にボクシングで見事KO勝ちした丈。まだ目が腫れている。

さて、チーム・狩野食品との共同企画であるマスゲーム。今回は青とオレンジのシンプルな物。
「選手入場から5分くらいですから。参加後は移動してかまいませんからお願いします」っと呼びかけるとバックスタンドの9割以上の人がキックオフ直前まで集まって参加してくれる。有難い。メインからちゃんと見えていたようです。

参加者の方、ありがとうございました。



また、狩野食品さんが設置するメッセージボードが結構賑やかでホームゲームが少しだけ華やいできた気がする。



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試合は・・まぁ、アレだ。アレだ。アレだ。



現状のV・VAREN長崎という大きなチーム。
選手も運営もマスコミもサポーターもボランティアも全部ひっくるめた大きなチームは全員が何かを我慢している。それは金銭であったり、待遇であったり、評価であったり、希望であったり・・それらへの不満だ。誰もが不満を押し殺す事でV・VAREN長崎というチームはバラバラになるのを食い止めている
誰かが「自分は~しているのに!」とか「誰々が~だから!」と言えばその瞬間に壊れかねない脆い絆がV・VAREN長崎の今の姿だ。



誰もが我慢して、不満を感じながら一体感を維持する姿は本来のクラブチームにあるべき姿ではない。



何故、本来あるべきでない姿でV・VAREN長崎はいるのか?



クラブが「あるべき姿」を提示しないからだ。
「地域密着」や「県民に愛される」や「俺達の街のチーム」なんて使い古されて心の無い単語で誤魔化すのではなく、具体的にどんなチームを目指していて、その為にどんな計画があって、今どの段階にいるのか?



育成より結果を目指して1年で絶対昇格だけを目標にするなら・・「育成枠」なんていらない。コンバートで育てるなんて必要ない。育成を視野に入れて戦っていくのならコーチ陣の不足は怠惰としか言えない。曖昧でオールマイティでどうとでも後から解釈出来る標語で運営している。



だから今のV・VAREN長崎はJリーグ昇格基準にばかり目が行く。V・VAREN長崎を観に来た観客への対応は、それらJFLやJの要請を先にクリアしてからの話。



後援会の法人会員向けイベントはやった。
ある大手スポンサーの会社イベントには全選手を参加させた。
一方、個人後援会向けイベントも、シーズン前の一般ファン向け決起集会は無い。
昨シーズン終了後はファン感謝イベントも無かった。



ガンとして揺るがない方針・信念がないからサポーターも判断基準がない。



昇格すれば、「監督続投は当然」と公言する。それまでの批判から手の平を返して支持をする。逆に手の平を返さずに「解任」と主張すればアンチとしか取らない。低迷すれば文句を言う。続投支持の時からまた手の平を返す。



ガンとして揺るがない信念や方針がないから判断基準が目の前の事象にしかならない。



頑張っているじゃ駄目なんだ。頑張っているのはウチだけじゃないんだよ。
どのクラブも、どの選手も、どの監督も必死に頑張っているんだよ。
ウチだけ頑張ってるなんて思うのは思い上がりも甚だしい。



もう、頑張っているを基準にするのはやめよう。



プロは頑張っているは当然。
その上でどんな結果出すか?もしくは内容を魅せるか?なんだ。
プロを目指すアマチュア選手も、それが出来ないとプロになれないんだよ。





追伸:
昨日のカレーはジェフのホームである千葉の名物「ピーナツ」がトッピングされていた。
カレーとピーナツはとてもあわないと思った。
甘さは時に辛さを引き立てる。辛さは時に甘さを引きたてる。
でも、あわない物を無理やりあわせてもあわない物はあわない。
カレーはカレーとして、ピーナツはピーナツとして食べるのが一番だね。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:46Comments(4)応援とか

2009年05月01日

プロビンチアはお売りできません

ドモホルンリンクルの江守徹のナレーションのイメージで読んでください。



プロビンチアは書店ではお求めになりません。



1人でも多くのスタジアムのサポーターに読んでいただきたいっという気持ちを込めてスタジアムで配布をしています。



プロビンチアは一つ一つを丁寧に手作りをしています。



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プロビンチアは近所のキンコーズでコピーする事で低価格化を実現。
お客様に無料での配布を実現しています。



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1枚1枚を丁寧に熟練した技術者が手織りしています。
1枚1枚、受け取る方の喜ぶ顔を思い浮かべて、青いシートを敷いた机の上でしっかり管理され、折られているのです。



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こうして厳選した原材料を使い、丁寧に作られたプロビンチア。
1人でも多くの方に読んで欲しい。



それが私達の願いです。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:07Comments(2)応援とか