2010年08月30日
2010県選手権決勝の事と区切りのはなし
試合内容は例によって期間限定をどうぞ。
さて、県選手権だ。
色々言われるの覚悟でカミングアウトする。
多分、これまでで一番、モチベーションが湧かなかった。理由は後述する。
鳴り物、ダンマクはバックスタンドのみと県協会から発表されていたのでバックスタンドへ向かう。暑いが風もあって全体的に涼しい。基本掲示場所も少ないので幕は小数。
元々、この日はバスドラを叩かないと3ヶ月以上前から決めていた。
頼まれ事もあったのでゆっくり目に「V・V長崎vs重工」の試合を見ようと思っていたからだ。最近、大村に超巨大豪邸・・通称「ジャスコ御殿」建設を決めた門さんにお任せしようと思っていた。結局、色々あって前半20分過ぎから叩く事になったが、色々思う事、考える事もあって正味20分程度しか叩いていない。
試合は・・期間限定に書いてるが、天皇杯~JFLをにらんだコンディション調整とローテーションを優先させた。コンディション・メンタルをギリギリの状態で中断期間に入ったチームは中断期間を回復第一に当てた。それは休みやスケジュールを見れば判る。そして、ある程度リフレッシュした所で試合勘を戻す為と一度追い込む為、連携を高める為に練習試合をこなす。アビスパとのTMであったり、九州チャレンジャーズリーグであったり・・・。
そして、今回、通称「スタメン組」は疲労を蓄積しない範囲でコンディションが一時的に落ちていた。意図的に落としてるのかもしれない。
県選手権は29日。天皇杯1回戦は9月3日、2回戦は5日。翌週の日曜はアウェイ松本戦。
スケジュールを考えれば全試合スタメン組はありえない。そして、1回戦フル出場選手を日程上2回戦でそのまま起用するとも考えらない。この4連戦で重要視されるのはアウェイ松本戦、そして宮尾のコメントにもあるように天皇杯2回戦マリノス戦だ。
恐らくチームは天皇杯2回戦から本格的にリーグ再開の腹つもりなのだろう。その為には1回戦はスタメン組とは考え難く。逆に県選手権はスタメン組となる。クラブは調整を主眼にしていたんだと思う。ただ、監督の誤算は予想以上に調子が悪かった事と、メンタル面でやや弛緩が目立った事だろう。
なので試合は非常に低調で重工のイキの良さが光った。重工は守備も個人技でやられはしたがかなり整備されてきたと思う。木藤を前に上げたのが肝だ。どこもそうだが、チーム作りの遅れた、遅いチームはリーグ戦でチームを作る。大抵それがある程度形になるのが秋口だ。勿体無いなと思う。
試合後はさっさと撤収し、そのままはち蔵へ行って皆で食事。
店が休みなので雄二さんがササーっと店にある物で作ってくれる。サザエさん一家並の食事風景だ。
さて、俺のモチベーションが上がらなかった原因だが・・
うえきさん自身が2年くらい前にもブログでカミングアウトしたように長崎ダービーと言うのはうえきさんが05年に持ち出した物だ。
出来たばかりのV・V長崎。当然、試合も何もない。リーグはまだまだJに遠い。FootBall文化の乏しい中では中々PR出来ない。そこでうえきさんは長崎ダービーとして重工を対立軸に置く事でPRを行った。
重工を対抗に持ち出す事に対して「アンチを作る」と反対した事もあるが、結果的にうえきさんの試みはある程度成功し、マスコミでも普通に「長崎ダービー」という言葉が踊るようになり、良くも悪くも試合の注目度を上げた。
しかし、V・V長崎が昇格しカテゴリが変わった事で「今までの長崎ダービー」は位置づけが変わってしまった。スタッフ、選手も新しい顔が増え、重工に対する意識も随分と変わったし、重工の選手にも顔見知りや知り合いが増えた。
力がどうこう、カテゴリがどうこうではない。どっちがどうでもないし、重工がどうこうではない。単に両チームの立ち位置も状況も変わったのだ。
去年のこのカードはV・V長崎がサブ組主体で圧倒した。本来の意味のダービーでは考えらない事だ。本当は去年の段階で「今までの長崎ダービー」は終っていたのだろう。昨日の試合で選手の顔から余力や余裕が消える事はなかった。
「何が何でも勝つ」という執念は見えなかった。
そして、同じように俺もそんな執念はなかった。こだわりもなかった。加藤、アリの子どもが生まれたばかりにも関わらず、ゴール後のゆりかごダンスもない程、淡々とした試合。天皇杯2回戦の神奈川行きの準備まで既に整え、敗退したら遠征費2万円パーになるにも関わらず1点差にされても感じない危機感・・。
「今までの長崎ダービー」は役割を終え、次の段階に来たんだろう。
そこを余り考えずにいて、自分の中で県選手権、vs重工が消化不良を起こしていた。
いや、考えずにいたと言うより区切りをつけずにいたと言うべきか・・。
重工に感謝を感じながらハッキリ次の段階へ向かうべきなのに、区切りをつけぬまま、新しい方・・ネタだのに行こうとし過ぎた。終らないと次も始められないのに。
なので俺の中では今までの長崎ダービーは終った。
いや、終っていたと骨身に染みた。
重工にとっては勝手に始めて勝手に終って大変迷惑だったろう。ほとんど押し売りみたいだったろう。大変お騒がせした。また対戦する時は違う段階で戦いたいものだ。
さて、あと山本翔平にはすまないと思っている。
せっかくの長崎での誕生日を試合場で祝ってあげられなかったからだ。今年、無理して体を張って守備に貢献している彼を祝ってあげられなかった事だけは心残りだ。
自分の不徳の致す所だ。面目ない!
ちゃんとその貢献は理解しているし、感謝している事だけはここに書いておく。
あと、ナベさんからお土産をいただく。
ありがとうー!!
2010年08月26日
丈とJrサッカーと
ULTRAには丈という小学生がいる。
丈とは確か初めて遭った時って・・小2か小3だったと思う。
いつものようにV・VARENの試合で応援してるとちっこいのに、メチャクチャ叫ぶのがいて、それが丈だった。親父さんのヒロシさんは後の席でそんな丈をニコニコしながら見ていた。
それからしょっちゅう、一緒にアウェイだとか行った。
KYUリーグは無論、地域決勝の石垣島もJFL昇格後初の千葉も。足が無いから行けないというのをSenjii君に車を出してもらって車のヒューズ飛ばしたりしながら向かったり、一緒に県にサッカー専用スタジアムの署名も提出にも行った。
今年、丈は小6になった。
所属するサッカーチームでも当然主力で試合日程の都合上、V・VARENの試合に中々、これなくなった。ヒロシさんは「俺ら親子の開幕はいつになるとやろ?」とボヤいている。
丈はボクシングもやっていて、こっちも相当に有望なんだと言う。
2足のわらじを履いている丈だが、ボクシングでは体重制限があり、サッカーとの両立に苦しんでいるようだ。
前に「ボクシングとサッカーどっちが好きや?」と聞いたら「今はサッカーの方が楽しいです。みんなとやれるけん」と言ってたなぁ。そろそろ道をきめなきゃだろうなぁ。
さて、第2回リンガーハットU-12県Jrサッカー大会の組み合わせを見ていたら・・
丈のチームはイキナリ、この年代の王者である「あぐり西町」と同じグループだった。
あぐり西町はこないだの全小でもベスト16入りしており、エースO澤君にいたってはこの世代では抜け出ている・・怪童だと思っている。
強敵だ!!
2010年08月23日
夏の終わりのキャンプ
土曜は仕事が終わって一息つくと同時に尻久砂利浜のキャンプへ向かう。
地球温暖化とか色々ある中で我が長崎の街には大自然が溢れかえりまくっており、車で郊外へちょっと向かえばこんなだ。
絶対にタタリ神とか「黙れ小僧!」とか怒鳴るデカい犬がいるような山並みだ。
海辺の一本道で目の前ダンプだったりとか・・ルパン3世カリオストロの城の1シーンみたいだ。助手席で誰かが「どっち付く」とか行ったら「おんな~♪」と答えたくなる。
1時間半ほど行った所で着。すでにテント設営は済んでいる。ほとんどイベントブースだ。
釣りは餌取りの猛攻に遭い、佐藤さん、聖子さん、俺は撃沈。その後チョイ泳ぐ。水が暖かくマジ楽しい。この透明度。
赤矢印から下が海の中。
佐世保のNAVYと一緒に来てるメキシコやホンジュラスの人らとビールを交換したりしながら肉、魚を食う。日が沈む頃には完全に他の客もいなくなりプライベート状態へ。
圧巻の夕日。
その後、夜参加組が合流。
深夜にはボートで寝ていた原口の姿を見失い総出で探す。ケーキ屋ケンちゃんのレスキューの手際の良さで見事解決。
翌日片づけ。
雄二さん家まで荷物を運ぶのに全員が同じ場所で迷子になる。まるで富士樹海だ。
雄二さん家でまったり過ごす。
結論は
「この炎天下のキャンプでは後片づけの大変さでリフレッシュした分が消えてしまう」
だった。
次は涼しいキャンプを目指そう。
帰りは釣り具のポイントのセールに行く。
こうしてキャンプは無事終了した。
2010年08月21日
国体成年男子
今日から鹿児島で国体サッカーの九州ブロック予選が行われる。
成年男子、少年、女子の3つのカテゴリで行われるが一番身近な成年男子をザっと。
長崎のメンバーは
監督:植木総司
コーチ:根橋和文、山口国雄
福田涼(三菱重工長崎SC)
浜本拓哉(三菱重工長崎SC)
堀川純一(国見FC)
木藤健太(三菱重工長崎SC)
田上渉(国見FC)
井福晃紀(福岡大学)
栗山裕貴(三菱重工長崎SC)
安部真一(三菱重工長崎SC)
島袋信介(三菱重工長崎SC)
品川育寛(三菱重工長崎SC)
井川龍馬(三菱重工長崎SC)
佐藤信之(三菱重工長崎SC)
小田幸司(国見FC)
北村翔平(長崎大学)
吉住貴士(国見FC)
植木総司(国見FC)
総司さんが選手登録もされているのは確か・・国体の監督はライセンスが必要な関係だったと思う。16名の中にライセンスが無いと駄目みたいな・・。
個人的に目についたのは大学勢2人。
井福君は去年まで国見の主力だった子でフィジカルの強い選手だった。去年も国体に選ばれてたと思う。北村君は南山中からアビスパユースに行ってた子で、彼も去年も国体選ばれてたなぁ。
初戦は大分県代表。確か・・今年も大分は新日鉄大分の選手が多いと言う。大分に勝てば宮崎代表。宮崎代表は宮崎産業大中心でMSUの選手もいたと思う。
決して楽な組み合わせではないが、長崎代表にも頑張ってほしいものだ。
2010年08月20日
フト、てっちゃんに書いてみようと思ったのだ
タイトル通り、GK吉本哲郎朗(訂正しました)・・『てっちゃん』について書いてみる。
もの凄く正直に言えば正GKの近藤とPosを争うにはまだまだ力が足りない。
だが、てっちゃんに対するファンの信頼と言うか気持ちはかなり大きいと思う。
第2、第3GKというのは基本的に出番は滅多に来ない。
他のPosより圧倒的にチャンスは少ない。
その中で第2GKは「万が一」クラスのチャンスを夢見て練習し、コンディションを整える。第3GKに至っては「万が一×2」で、もっとチャンスが少ない。その中で備える。・・それはとても孤独で精神力の要る事だ。
てっちゃんはその第3GKもやって、今、第2GKをしっかり務めている。
遠征に帯同しても出番は殆どない。
それが判っているのに備え、第1GKを支え、試合中にアップする選手を力強く送り出す。ハーフタイムに
「ベンチから盛り上げてやって!」
と声を掛けると
「ハイ!」と応える。ファンに不満な様子を見せず、笑顔で接する。
個人的に05~08年に在籍した堀川と並んで、てっちゃんのファンに対する態度は最高だと思っている。3年在籍して、てっちゃんの仏頂面は一度も見たことがない。
それはある意味で得点やファインセーブに匹敵する偉業だと思う。
フト、そう考える。
2010年08月15日
盆練習
盆は会社も休み。
その盆にV・VAREN長崎は練習。しかも長崎市まで来る。13日も見に行ったのだが、14日も昼から、そして15日の日大とのTMも見に行く。
まず14日。
キリちゃん、福島ファミリーと見学。到着するとダッシュ中。
シーズン前もこの練習をよくやっていたなぁ。今、これをやる事で単なる練習と言うだけでなく、シーズン前にやっていた時と比べて今の自分がどの位の状態かが各自で判断出来ると思う。その後はミニゲーム。
ムードは相変わらずとても良い。
13日に続いて練習後に選手が総出で挨拶に来る。
今回は阿部ちゃんだった。「面白い事は言えないんですが」と前置きした上で挨拶していた。突っ込まれないような自己防衛の芸風を身につけつつあるな。^^;
15日は到着すると既に和樹さんがいる。あゆむんさん、和樹さんとTM見学。途中でナベさんファミリーも合流。更に途中合流で途中帰りのキリちゃんも。
TMの方は色んな組み合わせをやっていた。
その組み合わせによって弱点がハッキリと出たりする。
ナベさんと「森田はせめて頭でボール触っちゃ駄目とかしないと高さの次元が違い過ぎる」とか「アリは昔のブラジル代表で言うとベベトな感じじゃないか?」とか「どんなに遠くても走り方で神崎は判る」とか会話。
森田と阿部ちゃんの組み合わせって相手にとって嫌な感じこの上ないなぁっと。あと阿部ちゃんはここ2~3週間くらいかなり好調。中々出番が回ってこないけど面白い存在だと思う。日大に関しては左サイドから大きい展開が目立ったなぁ。
この日もココで触れた裸の大将がV・VAREN長崎を見守っていた。
そうとうにお気に入りなんだろう。
一方でグランド外では福島ファミリーとナベさんファミリーの子ども達が秘密基地建設中。
パッと見は南方戦線のゲリラのトラップみたいだ。もしくはブレウィッチプロジェクトの魔方陣だ。残念ながら秘密基地完成前に練習は終わった。秘密基地は秘密のままだ。
TM終了後、駐車場へ行くと雄二さん達がnewはちくら号で現れる。
度重なるアウェイに備えて10人乗りだ!!!
助手席から後を振り返ると最後尾の席が遠い!最後尾から運転席を見ると遠い!
もう子ども達も大騒ぎだ。ナベさん所のフミヤなどは「今から遠くへ行きたい」と尾崎豊みたいな事を言い出す。
そんな会話をしていると車の中ではミフゥの泣き声が。
ど~もナベさん所のカノンと2歳児同士の熾烈なプリマ争いがあったらしくミフゥは敗れ去ったようだ。その後2人は握手をして互いの健闘を讃えあったが、満面の笑顔で手を振りながら去っていくカノンに対してミフゥは・・
振~り向くなよ♪うつむくなよ~♪
君は美しい♪戦いに敗れても~♪
泣くなミフゥ。強くなれ!
とりあえず通信教育でクンフーやヌンチャクを習うのだ。
2010年08月13日
久々に練習見に言ったよ
V・VAREN長崎も短い夏のオフを終え、今日から練習再開・・と言う訳で久々に練習を見に行く。05年から08年くらいまでは毎日、毎晩のように練習見学に行ったものだが、2年くらい前から夜練がなくなりグンと行く回数が減った。今年はまだ20回ちょいしか行ってない。
盆だと言うのに嫁が仕事で車を使うと言うのでバスで行く。
誰か来てるだろうから帰りは乗せてもらおうという安易な考え。
途中渋滞で大幅に遅れる。
「せっかく早めに出たのに・・」とイライラしながら思っていたら、
間違って1時間早く家を出ていた。
そこで(時間に縛られずゆっくたり、人間らしく人は生きるべきだね)っと柔軟な僕は思考をチェンジした。
外はとりあえず蒸す。サウナだ。ぬるい空気だ。よく生暖かく見守るとかユニークな表現を好まれる人が多いが生暖かい空気に触れながら、(こんな不快指数の高い感じで見守られたら迷惑だな)と考える。
早めに着いたためにとりあえず、陸上競技場で開催中の高校選手権県予選長崎地区予選三部の試合を観戦。
鶴洋vs精道三川台だった。
その後時間が来たので運動広場へ移動し練習見学。
オフ明けという事で調整主体。
みんな上手くリフレッシュ出来てるようでムードは明るかった。
途中で和樹さん、ナベさんらも来る。
ロックvs琉球の途中経過の話や、15日のTMは終る頃に精霊流しに巻き込まれて大変な
事になるんじゃないか?Tシャツ、どうやって残りのアウェイに行くか?などの会話をする。
練習が終ると選手が目の前にズラっと並んで、イジられ要素の強い長が出てきて「これからも頑張ります。応援よろしくお願いします」的な挨拶。その後はまた隣のベンチへ行き、次は島並が挨拶。
新鮮な感じだ。
2人とも佐野さんに色んな意味で可愛がられているなぁ・・と。
ただ、2人共にまだまだ舞台の場数が足りないようだ。もっともっと話術に磨きをかけていく必要があるし、小粋なアメリカンジョークも使いこなせなければならない。是非、フットボールの練習と並行して芸を磨いてほしい。
期待しているぞ!
練習後は和樹さんと
「誰かが練習に来てて帰りは車乗せてもらえると思ったのに・・休むなら休むと一言連絡が欲しい」みたいな八つ当たり気味な事を言いながら2人仲良くバスで帰る。
考えてみれば・・・柿泊まりからバスで帰るのって生まれて初めてだ。
2010年08月10日
2010JFL後期6節 長崎vsUVAのこと
試合内容はいつものように期間限定をどうぞ。
試合は14時からなのだが、国体成年との壮行試合が朝からだ。8時30起きして日見のULTRA倉庫へ行き、ダンマクとか積んでから柿泊へ。
更に今回は最近買った小さい釣り用クーラーの実機検分!保冷力UPに様々な工夫を行ったクーラーBOXがこの炎天下でどれ程持つか??
V・VAREN対国体成年男子。
国体代表は出ない選手もいてチョイ残念。
監督は前V・VARENコーチの植木総司さん、コーチに重工の根橋さんと山口さん。
V・VARENはGKが哲、DF右から中津留、久留、加藤、幸野屋。MFが山本、長、斉藤。FWが福嶋熊谷、阿部、陽介。そう洋は公式戦のスタメンと壮行試合のスタメン両方飾ったんである。^^ すぐに熊谷と交代したけどね。(どうやら試合の時にピッチ周りを走ってした洋を出場してると勘違いしたようです。指摘ありましたんで訂正しました。)
試合はサイドから縦に早いボールで抜け出されV・VAREN失点。国体代表は基本を大事にしていてラインの高さや決まり事が分かりやすかった。しかし、時間経過と共にV・VARENが地力発揮。特に阿部ちゃんの集中が高く阿部ちゃん無双となる。加藤も早さのある国体2トップ相手に強さを発揮。前半が終わって福嶋ファミリー到着。美由紀さんは阿部ちゃん無双を見逃し激しく悔しがる。
後半もV・VARENが圧倒し終了。国体代表は時間が欲しいだろうなぁ。でも、目指してる方向は正しいと思う。V・VARENの方は試合出場の多めの選手とそうでない選手の差が気になった。
さて、一度退出。
この日は、入り口をこれまでの【とにもかくにもメイン中央でしょ】的なのからメインとゴール裏・バクスタ入り口を統一。売店もそこに集約しメイン・バクスタ格差を是正。
これは観客動員が増えれば改善は必要だが、現時点では最高の選択だと思う。特に柿泊は駐車場から一番近い場所に入り口と売店が来て「何かやってるよ感」が出る。
素晴らしい改善だ。
今回は観客がメインから溢れ出す事がなかったが、この方式なら、ある程度まではゴール裏、バクスタに対応出来る。実際、何人もに「このやり方は良い」「今後もやってほしい」「メインもバックもここで交流出来る」と言われた。
そういう意味でキックオフ設定時間以外は今回の運営はとても良かった。
さて、今回は前回の佐世保でやった時同様、ゴール裏に簡易屋根を設置した。
陽が避けられるだけ格段にマシ。ありえない暑さだったから・・。本気でテントと水浴びがなければ熱中症だった。是非、テント設営しないで済む時間にキックオフを設定して欲しい。そう言えば、Jでもゴール裏などでは夏場は熱中症対策として水まきが当然行われているのだが、それを前に俺らがやると「試合中に水遊びしてる連中」と言われたなぁ。
ちなみにテント設営中の我々の会話は
「このままゴール裏とバクスタを俺らのテントで覆って、座椅子を並べてJにスタジアム改修って言い張ったらどうだろう?」だった。
さて、試合だ。
まぁ、一気に勝負決めにいくも、乱戦になって、綱渡りして、最後は力ずくでねじ伏せた試合。まぁ、この時期の試合は乱調でも何でも勝てる時にしっかり勝って下に差をつけ、上にプレッシャーをかけるのが常道。
何よりメンタルの磨耗が激しそうだったので、勝って休める事が大きい。リフレッシュしやすい。だから、内容とか色々あるが、まずはメンタルを休ませる事に集中して欲しいし、試合出場の少ない選手は県選手権や天皇杯1回戦を正念場として備えて欲しい。
試合後、いろんな方から声を掛けられる。スタジアムでは応援の準備などで余りウロウロする時間もない身だが、毎回20人以上の人が声をかけてくれる。とてもありがたく、もっともっとゆっくり話を・・と申し訳なく思う。
試合後は荷物を積んでちょこっと話し合い。
ちなみにクーラーBOXは炎天下放置で約8時間アイスを守った。保冷剤がほとんど無かった事を考えると中々だ。
うえきさんがこれまで何度も提案しては却下されて毎回たなかさんと2人で行っていた『寿司会に皆で行く』が今回めでたく採用。夢彩都のしーじゃっくへ。俺のテーブルはうえきさん、たなかさん、Senji君、雄二さん・・途中合流の佐藤さん。
食う。
テーブルごとで割り勘と話が決まるとうえきさんは不必要なネタを取りまくる。気づけばうえきさんはコーン、Senji君はうどんとぼた餅、俺はマグロバーグ、田中さんと雄二さんは明太を食べる事になる。
それ以外の会話は
「あだ名どっちが良い?クレープと酢飯。」
「クレープの方がハイソな響きのある」
「酢飯の方が何か見下してる感がある」
「酢飯は和の心。職人技ばい」
昭和を生きた大人達の会話がこれだ。
ちなみにたなかさんは実家に寄る予定だが、実家で飯を出されたら思いやりをくんで絶対に食うそうだ。そして、その飯が「寿司の若竹丸」の可能性大だと言う。
寿司on寿司。
飯後、美桜ちゃんから1週間後の誕生日のプレゼントの礼を言われる。とても喜んでくれたようで一安心だ。美桜ちゃんにはこのまま美桜らしいまま大きくなっていって欲しい。
そして帰宅。さぁ、一息つこう。毎年、盆に行っていた温泉旅行も今年は上の娘と嫁の仕事のスケジュールの為に無し。
盆休みは何をすっかな。
2010年08月09日
65回目の8月9日
今日はちょっと・・さすがにこっちの話題。
65年前にファットマンなんぞというフザけた名前の大量殺傷兵器が落とされた長崎は・・今日、雨が降った。
福山雅治が「被爆2世」とラジオで語った時・・
相手が福山である事を差し引いてもマスコミが取り上げる事の違和感。
見出しで「被爆2世であると”明かした”」。明かした・・明かした・・そこに違和感。
長崎市に昔から住んでいる人で身内で被爆しなかった人を探す方が難しい。
それでも口をつぐむ人達がいたのは、根も葉もない風聞に基づく差別・中傷・誤解という過去のせいだ。恥ずべきはそんな過去を後押しした世論や人間達であって、断じて被爆者や被爆2世ではないのに・・。
俺のお袋は被爆者です。
当然、俺は被爆2世です。
でも、おれは誇り高く、愛情豊かなお袋から生まれた事を誇りに思ってます。
原爆なんぞで誇りは壊せない。
そんな事をたまに考える65度目の原爆投下の日。
2010年08月05日
マスコットヴィヴィ君の話
V・VAREN長崎のマスコット『ヴィヴィ君』だ。
何と可愛らしい。そのキュートさでV・VAREN長崎の婦女子達のハートを握りつぶさんばかりにワシ掴んでいる。個人的には
この位、イッちゃってるのも、それはそれで深い味わいがあるのだろうが・・一先ずは一般的にウケの良いVivi君だ。
ヴィヴィ君は「愛らしさ、親しみやすさ」 、 「あきらめない気持ち、戦う気持ち」「身近さ、長崎らしさ」をテーマに作成されたそうだ。諦めない気持ちや戦う気持ちはちょっと伝わりにくいが、愛らしさと親しみやすさでカバーだ。
架空の生物なので「長崎らしい」とぁ「わぁ、身近にいる、こんな生き物」と思わないが、長崎の県の獣「九州シカ」と県の鳥「オシドリ」をモチーフにしたのだという。
公式プロフィールでは、シカとオシドリのあいの子なのだそうだ。
どっちが母親でどっちが父親なのだろうか?生まれた時は卵だったのだろうか?鹿の要素が強そうだが、兄弟がいた場合はオシドリの方が強く出たりすのだろうか?
っと思っていると面白い記述発見!
『V.ファーレンのイニシャル「V」を形取ったツノを持つシカ君が、オシドリのかぶりもの(帽子)をかぶっています。 オシドリ帽子のニコニコした目はキャラ全体で見ると、眉毛にも見えるようになっています。!』
なんとぉ!!!
「オシドリ部分が実は本体で、鹿は噛まれてるだけじゃ?」などと言うヒネた解釈を聞いた事はあったが・・オシドリ部分は帽子??って事は単なる鹿じゃ?
帽子だと思ってヴィヴィ君のオシドリ部分を見ると・・何かに似ている。
ガッチャマンだ!!
特にガッチャマン5号としてゴッドフェニックス号での留守番とか留守番とか留守番で大活躍した・・
ミミズクの竜さんにフォルムが似ている。
う~む・・
同じような大きくて丸い顔。
同じように大きくてつぶらな瞳。
似た形の鼻。
共に半開きの口。
帽子も似ている。
なのに・・なぜ、こんなにキュートさに差が出るのだろう??
実に不思議だ。
2010年08月01日
2010JFL後期5節 長崎vs金沢のこと
試合内容は例によって期間限定をどうぞ。
今回は福島ファミリーとキリちゃんとで金沢へ向かう。途中でガンバのバスと遭遇。130キロは出していたであろうガンババスに振り切られる。
すれ違う時に写真を撮ろうとしていたキリちゃんは誰かにガン見されたそうで写真を撮れなかった。車中では遠距離恋愛の心得や鉄則。便利さと快適さは紙一重。長崎男子など恋愛トークバラエティな話題が続く。更に美由紀さんは「ウッカリ3人組」とあるBBSに書き込んだら「ウッカリ3組」と書いてしまうというウッカリの見本を示していた。
金沢津幡着。
会場はこんな感じ。
金沢のオフィシャルサイトにも何の説明書きもなかったので、入り口で運営の人に「横断幕や鳴り物禁止の場所は?」と言うと「バックスタンドとゴール裏」と言うので「バックスタンドとゴール裏、太鼓とか鳴り物もOK?」と聞くと「OKです!」
なので色々考えた結果・・陸上トラックで覆われたピッチとの距離考えてゴール裏のメインよりクルヴァにいく。
今回もアウェイから来てる人らが何も言わずともダンマク張りや撤収作業を手伝ってくれる。実にありがたく、嬉しい。お陰でずいぶんとはかどる。
さて、今回の試合では長崎に残っている友人の為に シーツダンマクを出した。アリ、元気、神崎あたりに点を取ってもらえればと思った。今回は3人共得点無かった。次回、きっとやってくれるだろう。
「ONE SOUL」だ。
さて、試合は前半はヒドイもんだった。何が何だか判らないという感じだった。後半、建て直し・・残り15分くらいは本当に頼もしかった。試合後の表情を見れば勝敗はわかる。あと5分あれば・・だが、多分、その5分が4位への壁なんだろう。この壁を越えた時にきっとクラブは4位へ入れる。
試合後に挨拶来た選手に「全然、満足せんけどさぁ・・よくやったーすげぇって。」と声が出る。しぶとさが出てきた。実に後期楽しみだ。2点を追いつく・・ドイツのようだ。森田シュバインシュタイガーだ。
撤収作業を終えて駐車場で荷物を積んでいると選手達がバスへ向かう。
みな良い顔をしていた。ちなみにこの日は飛行機がタイトなスケジュールで速攻で会場を後にしないとならないそうで、チームは慌しく帰っていく。
残った我々は風呂へ向かう。最初は風呂の場所を間違えて民族資料館みたいなものに紛れ込む。
風呂を出た我々は金沢伝統B級グルメで人気沸騰とやたらと紹介されていた「ハントンライス」を食べに行く・・が!!!地元民に尋ねても「最近、出す店少ないからなぁ」と全否定され、やっと見つけた老舗グリル大塚は閉まっているわでついにありつけなかった。
止む無く、金沢B級グルメにあげられていた
8番ラーメンへ行く。みんなで「たーの出た試合やっけんね」と。
食後は静岡の姉の所へ行くキリちゃんと別れ、長崎へ向かう。
3時30分頃、みんなが寝ている頃に1人で運転をしていると高速道路の中央分離帯から体長60cmくらいの虫がピョンと出てくるのが見えた。車で刎ねたら嫌だなと思ったが、すぐに(あぁ・・限界が近いんだな、俺。)と気付いてセンジ君と運転を交代した。
以前、うえきさんは高速道路を走る新幹線やずっと追ってくる巨大猿を見たと言っていたが・・こういう事か。
昼ごろに帰宅して解散。
さぁ、また1週間だ。