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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2007年09月29日

観客

9月26日に諫早の県総合運動公園陸上競技場で福岡のホームゲームとして行われたJ2公式戦「アビスパ福岡vs水戸ホーリーホック」は公式発表では観客は約2700人

いかに平日であってもナイターであり、代表選手のような高い知名度を誇る選手を擁するチーム以外では大分、鳥栖とならんで長崎で最も動員力がありそうな福岡のゲームで、まだ昇格の可能性を残しているのに・・である。
水戸の応援の為に来た人の数は多分30人程度だと思う。水戸側で太鼓叩いたりしてたのが全部足しても15人程度だったからね。

これでよ~く判ると思う。
J2に上がろうが、昇格の可能性があろうが、地元での観客動員の根幹は「地域密着」だって事が。水曜のナイターの試合にはるばる長崎までやってくるサポーターなんてどの程度だろう?福岡から来たサポーターでも100名いないくらい。
単純に見に来た人含めても500名もいない。
県外やらアウェイからくる人なんてこんなもんだ。

観客は地元民が中心!!それがホーム&アウェイ。
個人的にはアウェイチームの観客へのサービスなんて最低限で構わないと思ってる。
本音を言えばアウェイのサポーターに「2度と長崎の試合を観に来たくない」と思わせるべきだ。浦和との試合だと入場収入が見込めるからと浦和戦を国立で開催する、物凄いお馬鹿で恥知らずなチームのフロントもいるけど、俺の中では絶対にありえないなぁ。



清水のホーム、日本平はアウェイ側の売店の飯は不味いので有名なんだそうだ。
浦和が駒場でやってた頃はアウェイサポーターは出島に押し込まれ、珍獣扱いされた。
ビジネス的にとかイメージが・・っていう人もいるが・・
ビジネス的に言うなら主要顧客層を優先的に扱うのは当たり前だ。
例えば、水曜のナイターゲームにどこのチームが長崎人より多く来ると言うのか?

イメージ的に言えば、そういったホーム&アウェイの概念もわからないのなら、サッカーではなく長崎に観光に来ていただけば暖かいもてなしが待っているだろう。
長崎人と同様に優待されたいのなら、少なくとも対戦相手のサポーターを一時止めれば良い。赤やら緑やら黄色やら脱いで、青とオレンジの服を着てくればどこのお人だろうと大歓迎だ。メインに行けば普通のサービスは十二分に行われる。
アウェイのゴール裏やらクルヴァに行くというのは、そういう物だと思ってる。



ただし、運営側はやらなければならない事が2点。
・最低限のサービスはしっかり履行する事。
・アウェイ側が抗議等をしてきた場合も堂々と最後まで責任持って対応する事。

最低限、やる事とやるのと、責任は常に背負おうって話ね。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 15:38Comments(0)その他フットボール

2007年09月28日

二股

大抵のULTRAとかコアと言われる人は自チームの事で
「●●と○○のサポーターやってます」と言われるといい気がしない。
チームのカテゴリが違うとか関係なく「??」っと思ってしまう。



好きなだけなら別に良いんだよね、
俺だってサンパウロも、アーセナルや、リヨンやらアヤックスやらボカやら好きだし、国見だって鹿実だって、とても好きだし。
でも、応援だとかに色んな物を賭けて、人様から観たら異様でも、本気でやってる自分にとって愛しているチームは一つだけ。
応援すっときは、毎回「これ以上ムリ」ってギリギリでやってる。
応援って奴はチームに愛を訴えるのを原点だと思ってるし。
LOVEとLIKEは違う訳だし。



ゴール裏だとかクルヴァとかの他の連中がLOVEを持って全力でやってる中にLIKEの人が入ってくるのは全然アリだと思う。
そこがスタート地点になってLOVEになってケースもあるし、例え、そうならなくても別にいちゃ駄目とは思わない。でもね、同じ場所に立っていても、同じ次元にはいないよと。

特にそういった場所である程度、偉そうにしたり、声張り上げて、周囲に呼びかける側に回るのなら・・そういった仲間に入るのなら、LIKEみたいな中途半端な気持ちは捨てなきゃいけないと思う。



前に聞いた話。
あるサポーター団体のリーダーが、最近入ったばかりの若手が他所のチームのゴール裏に混じって飛んでるのを見つけたそうだ。そのリーダーは「ここのゴール裏の事は俺には関わりないけど、どっちかに決めろ。そして本気でウチの為にって思うまで俺らの中には入るな。」っと。



当然だよね。
だって、一夫一婦制だと思って必死で自分のチーム応援して、色んな物を捧げている連中の中に、そういった中途半端な気持ちの奴がいたら・・仲間を騙してるよう感じしない?
応援の基本がチームへ愛を訴える事とさっき、書いたけど・・
その愛を別の人にも訴えてる人間がいたら、その周囲の仲間の愛まで安っぽくならない?



普段、Aというチームも応援してる人間がBというチームに
「俺達が共にいる」とか言ってたら?
俺が選手なら「お前、Aにもそう言ったろ!」と思う。
実際には、そんなのバレルこってもないけど、そういった自分の大事なモノに対する不誠実さを持つ人間を誰が信用出来るだろう?

上に書いたように、他所のサポーターやってようが構わないし、二股かけてんのも人の好き好き。でも、それはあくまでも「お客さん」の場合。
それを周囲に伝える、訴える側に回るのなら、覚悟は決めないとでしょ・・ね。



以前、FC岐阜と熊本の試合をKKに観に行った時に上半身裸でサングラスかけた人が岐阜側のゴール裏の最前列にいて、ちょっと仕切ってたりした。
岐阜の人は知らないだろうけど、彼は九州のチームや、九州に試合に来たチームのサポーターに紛れ込んでは似非コールリーダーをやってる人だ。
アウェイでは数も少ないし、「きっとこっちに住んでるウチのチームのサポーターだろう」と好意的に思われて誰も疑わない。
この人とアウェイに手間隙かけてやってきた人、同じ次元にいる?



ウチの若手が昔応援していたチームを観に行った。
そいつは「これは私のチームじゃない、帰りたい」と思ったと言う。そして長崎に到着するなり・・号泣した。



こっちが正しいよね。



あと、「影ながら応援してます」とか「ひっそり応援してます」ってのも嫌なもんだ。
何故、影?何故、ひっそり?堂々と良いじゃん。
何で隠れる?隠れるって「負い目がある時」でしょ?
ウチを応援するのが負い目?
ウチのカテゴリ低いから、まだあんまりガッツリやりたくない?
チームの大事な本質ってカテゴリ?



中には奥ゆかしく「派手に目立つ活動出来ないけど」って意味で使ってる場合もあるんだろうけど、別に普通に「僕も応援してます」で良いじゃん。
自分の出来る範囲でキッチリ応援してれば試合に年に2回しか行けなかろうが、堂々と出来るのではないかと思うんだけどねぇ。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 15:34Comments(2)応援とか

2007年09月27日

福岡-水戸戦in諫早

J2の福岡-水戸戦を観に行きました。
ウチの選手もチケットもらってたそうでチラホラと・・。



会場はまばらな入りながら、やっぱ城後や北斗やいるし福岡が人気だったようだ。
福岡のサポーターは50超え。水戸は10人弱。
平日夜の試合って事を考えれば遠征人数的にこんな感じやろうね。
試合は水戸の流れで進みながらも福岡が強引に個で3点もぎとって3-1。
やや上がりすぎな面もあったけど城後の先制点は大きかったな。
まぁ、福岡は鈍行パスの真ん中経由で渋滞してたなっと。



まぁ、試合半分、サポーター半分な感じで見てました。
色んな意味で過渡期の福岡と数が少なすぎて水戸というよりその人個人しか観れなかった水戸。まぁ、色々と考える材料になったなと。

ふかえ君やら、ULTRAの仲間やら校長先生夫妻やらいて楽しく観戦しました。
試合的には前半はかなりダラ~ンとしてたけど、あの流れで福岡の良さを消しまくった水戸がペースにはめてたからなんだろうな。



帰りは、天皇杯3回戦の話題をオカズに帰りました。
現在10人。
あと3人くらい・・いれば・・。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 11:39Comments(0)その他フットボール

2007年09月25日

湘南戦への思い

公式戦で初めてJのチームと、しかも初関東で試合な訳だけど・・

展望やら分析やらしたくとも湘南がどのテンションで来るかまったく読めない中では、そんなの意味ないよね。一人で勝負を決めれるアジエルが・・とか、加藤望とのコンビがとか言ってもアジエルやら主力の一部が休養かもしんないし。

まぁ、基本のテンションは1回戦、2回戦と変わらず、
結果にこだらず自分らの目標にこだって欲しい
そうすればおのずと「やるべき事」「知るべき事」は判るだろうから。
湘南戦はそういった先を見据えて戦うので格好のレベルアップ、もしくはレベルアップのキッカケのチャンスだから。
色んな意味で今いるカテゴリでは簡単に味わえないものを喰らい尽くしてやれ。
この試合の6日後には全社が始まるって事を認識してね。



まぁ、後は選手同士のつながりくらいやね。



竹がベルマーレいた頃から残ってるのは外池大亮くらいかね。まぁ、竹と1年かぶっただけで、しかも向うはルーキーだったけど・・。



あとは石川が東京ユースで一緒だった尾亦もいる。
馬場・石川、尾亦はあの頃の東京ユースのエースだったからなぁ。
この頃の石川は切れやすいので有名だった。
イメージ的には王様っぽい真似をよくやってたな。レッドカードコレクターで。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:00Comments(0)V・V長崎

2007年09月21日

裕哉のトラップ

佐野裕哉のトラップの美しさは異常なレベルだ。
どんなに難しいボールでも足元でピタリと止めてコントロールする。
まるで足が別素材で出来てるかのように柔らかく・・
裕哉の足に当たる寸前にボールが自分から寄って行くようだ。



多分、裕哉を裕哉たらしてめているのはこのトラップの技術なんだろうな。
どんなボールも足元で止めてしまう。
ロック戦で恥ずかしながら、あまりのトラップの華麗さに試合展開を忘れそうになった事もある。



あれがセンスとか才能とかって奴なんだろうなと思う。
本当に凄いのはその物凄いトラップが、まるで簡単に見えてきてしまう事だ。
ずっと見ているウチに「俺にも出来るんじゃ?」なんて思わせてしまう。

俺の中のプロの定義は、



・結果と内容を両方求めるのがプロ。
そして・・
・難しい事を簡単そうに思わせてしまうのがプロ。



なんだけど・・そういった意味で裕哉は生まれついてのプロ型なんだろうな。
ついでに言うと、この簡単に思わせる事で観る者を感嘆させるのが・・ファンタジスタって思ってる。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:35Comments(0)V・V長崎

2007年09月19日

国体の練習と自販機

昨日は午前中の鬼のような日差しと裏腹に夜の練習場すっかり涼しくなっていた。
しかし、最近は夜のソフトボールの試合やソフトボールの練習がしょっちゅう行われていてお陰で常に駐車場は満杯で車の停め所に苦労する。



ウチの練習と平行して国体の練習も行われていた。
当日午前に長崎に戻ったばかりでやや調整を目的とするウチと対照的に
国体の方は岩本さんの指揮下、熱のこもった練習が繰り返されていた。

いつものギャラリーと
「天皇杯3回戦の行き方」だの、「スマートフォンの使い心地」やら「平田は予想以上に走れるだぁ」やら「こんにゃくステーキはどれだけ頑張っても所詮はこんにゃくだ」という話で盛り上がりながら見ていた。



帰りにチームの貴重な収入源であるV・ファーレン自販機で飲み物を買おうとすると・・



Iyagarase



全部、売り切れていた!



よっぽど好評なのか、業者の怠惰か?はたまた故障?
それとも緑地会の嫌がらせ?^^



ざっと4人くらいの人がチームに協力しそこねてしまった。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 14:54Comments(2)その他フットボール

2007年09月17日

天皇杯

また面白く思わない人が出るだろうな話題だけどね・・



天皇杯も大会自体が迷走してて過渡期だよね。



何年か前からJのチームが天皇杯へ臨む姿勢がよく話題にあがってた。
モチベーションが低い、勝ち進むことで翌シーズンへの始動が遅れる・・等々・・・。



無論、大会の最後近くになると盛り上がるし、元旦決戦ってのはサッカー好きな人にとっては風物詩だし、アジアへつながる道だし、ゼロックスの出場権もあるし、とったら凄い嬉しいタイトルだし、誇りになるタイトルなんだけど・・大会のメリットに対してデメリットが大きすぎる。



大会の大きな醍醐味である筈のジャイアントキリング・・例えば昨日は金沢が熊本を見事に破ってる。でも、金沢の最大目標はJFL昇格とその出場権獲得を狙う全社であって、これから勝ち進めばスケジュールがタイトになっていく。
数年前は格下チームが上位食いした事で自信と勢いを得て一気に上昇気流に乗るってパターンもあったけど、それ自体が元々稀なパターンで、去年は天皇杯で旋風巻き起こした神戸が地域決勝ではまさかの失速をしてしまった。近年は余りないパターンだよね。
それどころか天皇杯で好成績収めたチームが最終的にマイナスになってる場合が多いのは偶然じゃないかもしれないし。



ウチだって「何が何でも勝たなきゃ」ってはなってないのが現状で、格下チームですら大会に臨む意識が問われる状況になってる。
天皇杯に出場すると上から遠征費も出るし、練習場も確保してもらえるけど、そこまで手厚く遇する価値が今の天皇杯に本当に必要なんだろうか?



大会自体は好きだ。あらゆるカテゴリのチームが戦える日本最古のカップ戦だし。
でも開催シーズンを見直す時期に来てるよね、明らかに。
元旦決戦はとても好きだけど、それに拘ってる限り、大会のあり方はブレ続けると思う。

元旦決戦を見直さないなら今の昇格システム自体見直さなきゃでしょ?
ウチや金沢、mi-oといった所はこっから全社、地域決勝という連戦の決戦待ってる。
天皇杯が後回しにされる状況は変わりない。
JFLだって、この終盤に無理はしたくない。
天皇杯である程度の成績を納めた時点で権利やら金銭やらでの大きな見返りがなければ。

まぁ、天皇杯も全社もリーグも全部ひっくるめて今の状態を想定せずにやってきた訳だからね。J3とか考えてるんだろうけど・・その渦中にいる方には早急に手を打ってもらわないといかん話な訳ですよ。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:01Comments(0)その他フットボール

2007年09月13日

ユースの話

・不老祐介 FW 長崎ドリーム-広島ユース
・安武亮 MF 長崎ドリーム-広島ユース
・三浦俊希 FW 長崎レインボー-名古屋ユース
・水頭廉 MF キックスFC-広島ユース
・古本俊嗣 FW 長崎ドリーム-神戸ユース
・木口和也 FW 奥浦SC-大分ユース



ざっと思い出しただけでもこれだけの高校年代の選手が県外ユースへ流れている。
名古屋で活躍する吉田麻也は長崎県出身だが、名古屋Jrユース-名古屋ユースへと進みトップチームへ進んだ。彼の中で長崎は決して小さくないだろうが、それまでの人生の大事な時を過ごした名古屋への思いの方が強いであろう事は容易に予想つく。



大分の梅崎のインタビューを読むと出身地長崎への想いより大分への想いが強いのがよくわかる。大久保嘉人はオフになると普通に国見に「帰ってくる」。
渉と逢ってたとか、八戸と遊んでたとかの話はしょっちゅう入る。
嫁さんの実家があるとかもあるだろうけど、やっぱり嘉人は長崎への思いいれが強いんだと思う。



同じように長崎には渉や武男さんみたいに郷里と同様、時にはそれ以上に思い入れを持つ選手に恵まれている訳だけど、同時に梅崎やら吉田、そして上に上げた選手達を手許から離してしまっている事も忘れちゃいけないよね。



ユース組織を疎かにするクラブで成功したクラブは一つもない。
バルサのカンテラ出身選手を見ればいかにユース組織の充実が最強の強化・地域密着策かは言うまでもないよね。

例えば・・静岡は昔「金曜トレセン」って独自のシステムがあった。
各中学・高校の指導者・選手が金曜に集まり皆で選手を見るってシステム。
この高校の指導者が中学生を6年見てるとか、選手情報の交換とか、選手側からは監督の雰囲気を知る事出来たりした。
確か、裕哉が中学くらいまで残ってたんじゃないかな?この制度。
こういった地域ぐるみの擬似ユースシステムがサッカー王国を支えていた。
一時、この金曜トレセン無くなったけど、今は復活してる、「清水スペシャルトレーニング」とか言う名で。



重工は近隣の学校の子やら県リーグの子を見てるよ。
重工の平田は去年は今、県リーグ3部のスポーツクラブ2000にいたんじゃなかった?
遅れを取ってちゃいかんでしょ。

早く、俺にユースを見る楽しみを与えてくれ!^^

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 04:00Comments(9)高校・ユース

2007年09月07日

戦術論な話

先に言っておくけど・・
別にこうしろ!と言ってる訳ではないです。
俺は単に1ファンのつもりで言ってても、ど~もそう思わない人もいるみたいで色々と言われるので・・ただ、俺はこう考えてるって事。



05年の長崎は4-4-2のダブルボランチが戦術だった。
この時の弱点は中盤にポッカリとスペースが空く事。
サイドを田尻さんや栄二が突破してもゴール前にFWが一人しかいないとか一人もいないって事が良くあった。だから、この年の最大の攻撃パターンはセットプレイだった。
でも真ん中を突く事が出来れば攻撃力が格段に上がるのは目に見えていた。
諫早での琉球戦の渉のゴールはまさに中央突破だったし。
守備は左右に振られると若干、弱かったけど、完全に崩されて失点する事は稀で05年の長崎は守備とセットプレイのチームだった。



06年、裕哉が加入した事もあってパスコースを増やすべく、裕哉の攻撃力をゴールに近い所で生かすべく3-5-2になった。攻撃力は格段に上がったし、ゴールに近い場所にいる事で裕哉はここ一番に本当に頼りになるゴールを上げる事が出来た。
FW2人はウイング的な動きを取り入れていた。
でも3バックは縦の速さにやや難があり、何より横に揺さぶられると極端に弱かった。
夏頃から4バックに移行し、1ボランチになったが、かなり高い運動量と戦術眼を持つ選手で無い限り1ボランチはボランチの左右にスペースで出来て危うい。
06KYU最終戦の頃はこの当たりのやや浅い位置から左右に振られ失点する事が多かった。



そこで小林さんはボランチの左右のスペースを消すべくダブルボランチにして、後ろは4バックのままで左右に振られる事危険を減らした。
裕哉を下げた事での攻撃力の低下と、中盤にポッカリスペースが出来る点は左右に個で勝負出来るキムタツ、大塚を配し、前線に圧倒的なフィジカルを持つFW2人に高さで勝負させる事でシンプルな戦い方を徹底した。
短い期間で結果を出す為にリスクを極力減らし、シンプルに徹底させる・・判りやすいやり方だった。



今年、4-4-2のダブルボランチを再び採用した。
05年同様に・・05年よりはだいぶマシだがやはり中盤にスペースが出来た。
高さに余り強くないFW陣では小林さんのとった方法はやりづらい。当然、2列目が必要なのだが、トップ下がいた時に比べれば中々上手くはいかない。
今年の良いゲームの時はサイドが中に切れ込んだり、渉と裕哉が互いに攻守を入れ替えて「中」を使っている時だというのは異論はないだろう。

んで・・今3-5-2なんだけど・・
中盤の枚数を増やす事に異論はない。
でも、3バックの場合は06年の時の決定がどう修正されているかまだ見えない。

個人的には長崎が守備を安定させるには「ダブルボランチ」、「4バック」は必須だと思う。
そして攻撃を生かすには「トップ下裕哉」も必要だ。4-5-1が一番良いんではないかと思う。4-3-3でも良いんだけど、過去の布陣と共通点が少ないだけに今はリスクが大きい。4-5-1なら1トップの出来が物凄く大事だが、長崎には有光というカテゴリ的に破格の選手がいる。福島もいる。勝算は高いと思う。

昌樹、啓祐を右に回したり、石川をボランチに戻したりフレキシブルに動かさなきゃで大変ではあるかもだけど・・アリ、裕哉、武男、渉といった強固な線がハッキリ1本通る布陣だと思う。



アリ、裕哉は個人的に完全にカテゴリの枠を超えている逸材。このストロングポイントを最大限に使う事って一番妥当な戦い方じゃないかな?



守備に関しては少なくともこれで横の揺さぶりで負ける事はグンとなくなる。
縦の突破に対する対策はコースを切る事を最優先しながらコーチングを積極的にしあう事、守備の基本として中に4枚が絞る事とかを徹底させてサイド、ボランチの守備の動きの決め事をするって事やね。ある意味縦1本の突破の場合はボールより人を止める事を考えるようにコーチングしてやる必要性があるね。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 15:50Comments(0)V・V長崎

2007年09月03日

全社取るさ

俺は似非評論家でも、(独りよがりの)自称フリーライターでもありません。



だからやる事はハッキリしててやるだけ。



何かやってから言えって訳じゃないけど、やらずに言うのは好きじゃないから。



Team



っとチームが言うし、やれるんならさ、



3





2



やるだけっしょ!

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:26Comments(0)応援とか

2007年09月02日

県選手権決勝

っと言う訳で県選手権の決勝だった訳です。



今日は3-5-2でしたね。
この3-5-2は水曜から取り入れた布陣です。
実質、導入4日で実戦投入となりました。
まぁ、導入4日で、あの変な天候、状況下で何とか破綻せずギリギリ持ったなと。
選手の配置については「長所を伸ばす配置」ではなく「リスクを減らす」受けの配置だったなとは思いますが、実戦で誰がどの程度役割を理解しているかとか、誰がどう動くかといった事を知る事が出来たんじゃないでしょうか?
こっから多分、微調整や修正、経験重ねつつ積み上げていくでしょう。



個人的にですが、
・竹と梶原は良い。持ってる武器の相性が良いね。戦術意図とも合致してた。
・丹野の失点シーンはFKが壁に当たってコース変わったせいでGKに咎はない。
・武男さんは使われてる意図を理解していた。あのミドルが欲されている。
・アリはもうちょっと周囲との微調整いるね。でもかなり前途明るい。
・ブルーは後ろに下がり過ぎ。前線の起点になれてない。ボールこねくり過ぎ。
・右サイドは何か特徴を出すというか問題点へ打開策を探ろう。
・審判はさすがにJで笛吹く小川さん!ナイスジャッジ!



更新は明日くらいにします。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:44Comments(0)V・V長崎

2007年09月01日

GKコーチの話

昨日のブログのコメントが上手い具合に1回分のブログネタになりそうなので^^
昨日貰ったコメントは

「芝で練習できないのは仕方ないとして、なぜGKコーチがいない、つけれないのだろう?」



っと言う事でした。
普通誰もが考えた疑問だと思います。
んで、答えと言うか、それに対する俺の考えは・・



人がいない、足りないから

に尽きます。
まずGKというのは非常に特殊で特別なPOSですよね。
従って他のプレーヤーとはまるっきり練習内容や方法が違うのでGKコーチが必要な訳ですが、そういった知識を持つ人がまだまだ少ないのが実情です。

例えば監督の場合、1チーム25名ならフィールドプーレーヤーは20名以上。それを一人コーチと手分けして観る訳ですが、GKコーチは大抵、3人・・多くても4~5人をほぼマンツーマンで個別指導状態です。いかに専門性が高く人間性含めての信頼関係が大事になるかわかりますね。

例えば前監督はS級ライセンスを持っていました。
S級を取得するにはGK実技も含まれた講習を受けますが、前監督はGKの練習に一切関わりませんでした。その為にGK陣は自分らでボールを蹴って自習状態だったんですが・・チーム的にはGKの指導も期待していたんでしょうが、それほど特殊な指導知識と専門性が必要という事だったんだろうと思います。

そういった専門性を持つ人材は日本全体でも決して多いとは言えず、まして高校年代から先は一気に全国や九州を舞台に戦う事が激減する長崎ではさらに少ない訳です。

そうやって見つかった人材でも非常に多忙です。
例えば早岐中の岩永さんなんかは学校の事以外にナショナルトレセン九州でGKの指導をしてたりします。そういった人材に毎日昼練、夜練習どちらかに毎日・・時には両方に毎日来てもらうと言うのは不可能の近いですよね。週に1回とかでも厳しかったりします。



GKコーチを呼んでくるなら一気にプロGKコーチを招聘するのが一番現実的な方法なのかもしれません。それには住居やら金銭やら含めてシーズン途中にどうにかするには大きなリスクがありそうです。

個人的にはそれでも色んな人材を集めて対応すべきと思いますし、探すべきとも思っています。例えば2週に1回でも良いから色んなツテ総動員して何とかならないかとは考えています。例えば丹野が合流する事でGK陣に刺激が生まれる事もある訳ですから、そういった外部との交流も必要でしょう。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:48Comments(0)その他フットボール