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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2013年02月28日

開幕を直前に控えて

さて、いよいよ開幕目前だ。
今日はチームの事でもダラっと書き殴ってみようと思う。

昨年JFLを制した長崎だが佐野監督退任の余波は1月くらいまで続いていた。
特に退任発表後に選手会が説明を求めた事は高木さんも注視していたようで
就任にあたって非常に注意していた点の一つだ。
新体制発表会見で
「色々とあったのは知っているが、これからは前を向いて皆で頑張っていきましょう」
とコメントしているのも、そこを意識しての事だ。

就任してから高木さんがやったのは
ハードワークを行うためのフィジカルトレーニングと選手の見極めだったりする。
ちなみに服部GMはチーム全体を作れる人物として招聘された人で高木さんも信頼を寄せている。

前にも書いた通り、これまで長崎は常にリーグの強者だった。
KYUの頃、JFLの頃、常に優勝や昇格を目標としていた事からもそれは理解出来ると思う。
選手層やチーム力で上回っていたからこそ、
パスでゲームを組み立てていくポゼッションスタイルがやってこれたし、
選手らも「自分達のスタイルを貫けば勝てる」と言い切る事が出来た。
だが、J2では違う。チームも「残留」を口にするのが当然という状況なのだ。
極論すれば、自分らのスタイルを貫いたって力で押しつぶされるリーグなのだ。

この中で「残留」を義務とする高木さんは発展性と現実路線を融合させるのが第一となった。
まず昨年までのスタイルからマイナーチェンジを図る。
昨年からの選手は佐野さんのスタイルと意図によって集められ指導された選手だ。
FWの多さや純正のSBが少ないのもその為だ。
その中でスタイルを変えるには、
当然最初から2013高木スタイルに適した(と評価され獲得した)補強選手が中心となる。
実際、開幕戦ではスタメンの半分以上は新加入選手によって占められる。
また、新加入以外の選手でもPOSが変更になっている選手もいる。

2012佐野スタイルを高木スタイルに転換しつつ、残留がノルマのリーグ戦。
しかも途中補強の予算はこれからの営業努力に左右され、
それによっては強化指定選手で対応する。
こうして高木さんは急ピッチでチームを作らざるをえず、TMと2部練習が中心となった。
2部練習とスタイル変更に伴う負荷は正直、沢山の怪我人を生んだが止む得なかったとも思う。

そして、ほぼJ2開幕戦のスタメンや準備も固まった。
何度か練習試合は見たが、
シンプルな戦術を組み合わせた非常に合理的なスタイルで
選手の中に原則は浸透していると思う。
高木さんも「真面目な選手がとても多い」と評したように
選手が懸命に取り組んでいた点も見逃せない。
開幕前ではあるが個人的に短時間で出来る事はやるだけやったな・・と思う。

個人的に今季の前半に注目したいのは
佐藤洸一、幸野志有人、神崎大輔、岩間雄大あたりだ。
洸一、志有人は実績通りの活躍を期待する。
神埼に関しては昨年確実にエースの座をアリ達と争う存在になったが
今年はそれを確固たるものに出来るかどうかの1年だと思う。
アリからエースの座を奪えるのか気になる。
岩間に関してはパサーの少ないチームにあって彼のパスセンスは重要となる。

また、アリ、中山、水永あたりは、
彼らがシーズン中のどこで活躍するかで成績を左右するだろう。
水永は今年も終わってみれば10点くらい取っていたとなれば最早押しも押されぬ点取り屋だ。
そして、アリ。怪我から戻ってチームに貢献する術は昨年学んだはず。
あの無双っぷりがJ2で見られたとしたらアリのフットボール人生はMAXに到達すると思う。

っと、あえてFC琉球の永井秀樹っぽく「MAX」の部分を英語で書いてブログを終える。
たまには人のブログのStyleを取り入れてLevel upをしたいからね。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:01Comments(0)V・V長崎

2013年02月27日

J3が来年から始まるってさ

今日、J3の来年度からの発足が決定された。
J3構想そのものは結構昔からあったのだが、当時は殆ど中身は決まっていなかった。
J3が本格的に議論されてきたのは、ここ1〜2年の事で
それも「やろう」という事だけだったりする。

J3設立の理由は「Jクラブを増やす」だの「プロ、アマ混在リーグのデメリット解消」だの
色々あるが、先日のテレビ番組でもJFAのスタッフが
「町田のように降格するチームに対して何かヘルプをするよりも
 降格したってやっていける環境作りが必要だ。」みたいな事を発言していたのが案外本音だろう。

またJを目指すクラブの中には、既存のJリーグクラブライセンスや準加盟のハードルが
カテゴリ的に難しいケースもあるので救済措置の面もあるんだろう。
J3では基準はグンと下げられている。
まぁ、クラブがしっかりカテゴリ上げてから来い!っと言うのが本来の筋だが
なかなか筋を通しているだけでは上手くいかない世の中だ。

一方で、J3の制度をどうする?っという問題も残る。
J3入りすればJの規約を尊守しなければならない。
肖像権やグッズ一つまでがJの管理対象になる。
グッズはJリーグエンタープライズ、写真はJリーグフォトが原則扱うのだ。
Jのグッズを作ろうと思うとJリーグエンタープライズと契約を結んで
マージンを払わなきゃだし、写真ならJリーグフォトに払わねばならない。

これまでクラブと協議して安くマージンを設定していた所にとって
JリーグエンタープライズやJリーグフォトに支払うマージンは決して安くはない。
また、商標や肖像がリーグ管理と言うことは放送優先権はスカパーにある事にもなる。

また、選手契約の問題も残る。
Jチームの選手は全てプロだ。とは言え、JFL以下のJを目指すチームでは
プロ契約の最低限・・実際は栄養費という名目の僅かなお金でプレイしている選手も多い。
栄養費や交通費でもプロの対価とみなすのがJの原則なのでプロ扱いされているが
実際はアマチュア契約と差はなかったりする。
そんな世界にJのプロ契約を本当に持っていけるのか?

Jリーグの分配金はどうなるのか?
天皇杯での扱いは?選手会の扱いは?

これから物凄く沢山の事を決めていかねばならない。
今年の9月か10月の理事会の頃にはJ3に関する事は大方決まるんだろう。
J3発足を受けてJFLは2014年度から12チームで運営する事になるという。
Jの規約なども見直さねばならない事が出てくる。

そして、このJ3発足の動きは日本サッカー界がずっと頭を悩ませている
「シーズン移行」「プレミアリーグ創設」とも深く関わる事になると思う。

J3は10チーム程度。JFLの上のカテゴリ扱いとなる。
今年に限っては地域リーグからの飛び級参入も認めると言う。

候補には相模原、長野、讃岐、金沢、琉球、秋田、藤枝、福島、奈良、盛岡
などの名が上がっている。鹿児島県あたりも狙っているだろうがFC KAGOSIMAと
ヴォルカ鹿児島の関係とかあらためて難しい局面に入らざるを得ないだろうし・・。

大体10チームで琉球から秋田まで網羅するリーグなど本当にやっていけるのか・・?
注意深く見守っていきたい。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:08Comments(0)その他フットボール

2013年02月25日

開幕前にふれておきたかった話題

さて、開幕1週間前だ。
今回は開幕前までに取り上げておきたかった話題を2つ。

まず1つは
お友達の麻衣さんがレポーターも務めるV・VARENの応援番組の話題。
「VVV V・ファーレン」という直球勝負なタイトルの番組だ。
麻衣さんは美由紀さんを通じて知り合ったのだが、お高く止まることもなく、非常にしっかりした人だ。
前からFM諫早の番組中でV・ファーレンコーナーをやっており、アウェイにも可能な限り駆けつけている。
「サッカーをもっと理解したい」と戦術なんかにも熱心で、
我がブログのコーナーでダントツの不人気を誇る(アクセス数が半分以下に減る)
世界の書評からシリーズで取り上げた本をおすすめしたりしている。
息が長い番組として頑張っていってほしいものだ。

2つ目はロアッソ熊本のホームスタジアムとなる
「うまかな!よかな!」スタジアムについてだ。
名前でピンときたファンも多いだろうが、これは09シーズンに
V・VAREN長崎ユニフォームスポンサーだった山田青果さんが展開するブランド名だ。
諸事情からスポンサーを下りた山田青果さんだが、
V・VARENが有明SCだった頃から影ながら支えてくれた所で黎明期の恩人と呼べるような存在だ。

V・VARENのユニフォームスポンサーを降りた後も色んなチームから誘いはあったと聞く。
それが今回ユニフォームではなく、スタジアムのネーミングライツについた。
そこには色んな訳があったんだろうけど、
俺には一度ユニフォームスポンサーとなった長崎への配慮や気遣いを強く感じてしまう。
勝手な思い込みだろうが、一種の男気を感じるのだ。
そんな気持ちに長崎が応える方法は・・よまかな よかなスタジアムで
良いゲームを見せて勝つ事…だと思う。是非、そうしたい。

そんなシーズン前に触れておきたかった2つの話題を書いて今日のブログは終える。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 21:39Comments(0)V・V長崎

2013年02月21日

Jと写真と肖像と

Jリーグに参入すると言う事はV・VAREN長崎がJリーグの管理下に置かれる事を意味する。
Jリーグは日本唯一のプロフットボールリーグである為に、
県・地域・JFLなどに比べてプロとしての様々な決まり事や約束事がある。

その一つが写真などの扱いだ。

Jリーグが打ち出している原則は
「Jリーグチームの写真等の肖像は個人の保管以外は使用できない」と言う物だ。
これに各クラブは従わねばならない。
Jリーグは各クラブの肖像権含めて業者と契約しているのだから勝手に使わないでねって事。

 無論、全て駄目という訳ではなく
「雰囲気として、スタンド全般やプレー中などで選手の個人肖像権が発生しない写真
 (遠くで個人がわからない場合)のみ使用可能」である。
つまり、豆粒ほどに小さければOKです。って事。

 とは言え、Jリーグもネット上の全てをチェックしている訳ではないので、
ある程度は自主性に委ねられており、ネット上には選手や試合の写真が散見されたりする。
・・でも、これ正式には規約違反で削除要請やら何やら要求されても不思議ではない。

では練習場やイベントなどの時はどうか?
「練習場やその他の場所で撮影した写真については、
 写っている選手等、必ず本人の許可を得てから掲載して下さい。」と言うのがスタンダードだ。
つまり・・映っている人皆の許可を取れという事で・・練習全体の様子などは無理に近い。

では、選手が映っているポスターなどはどう?
っという事だが、これが非常にグレーだ。
例えば、こういう肖像に世界一厳しいディズニーを例に挙げると、
ディズニーキャラそのものを写真に取って掲載は難しい。
ディズニーランドに行って偶然見つけたプーさんを写真を撮った場合・・
それがプーさん単体ならNG。一緒に記念撮影した写真ならOKとなっている。
また、子供がディズニーキャラの入ったTシャツを着ている写真はOKだったりもする。
Jの場合、ここまで徹底はしていないが重々気をつけて行きたい。
ちなみに動画はJでも一切NG。スタンドで遠めだろうが撮っていたら係に注意される。

まぁ、全ネットやファンを徹底的に取り締まる事は不可能ではあるが、
Jリーグに参入した瞬間からV・VARENの肖像や商標は、V・VARENだけの管理下でなく
Jリーグの管理下に置かれた事は認識しておいた方が良いと思う。
ディJニーランドだね。

余談だが、W・ディズニーはミッキーマウス誕生前にあるキャラでヒットを飛ばしたが
不平等な契約だった為にそのキャラの版権を二束三文で取られてしまったそうだ。
代わりに急遽作成されたキャラがミッキーマウスだと言う。
ディズニーが肖像権に厳しいもの何となく判ろうというものだ。
そういった目で観るとミッキーマウスがW・ディズニーの怨念の結晶に見える・・。

話が見事に横にそれたがそれ位、肖像権はこじれると難しいという話。

現在、クラブもこの件の注意書きを現在策定中である。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 17:30Comments(0)V・V長崎

2013年02月19日

2/18キックオフパーティーとポスター2種の話

先日はV・VAREN長崎の2013シーズンキックオフパーティーだった。
この系のパーティーはずっと行っているが今年は随分と参加者が多い。
あと例年はサッカー界の人達が目立つのだが、今年は行政や企業が目立った感じがする。



そして例年の事だが俺は各種の打ち合わせ等で基本、会食タイムに食事は取れない。
よっぽどタッパー持っていって詰めようかなどと思ってしまう。
とは言え・・
色んな人と色んな話が同時に出来るのはとても有難い機会で非常に有意義だったりする。
途中テーブルに回ってきたアリにビールを注いで貰ったので充分腹は満たされたし。

ユニフォーム発表やら支援金贈呈式やらあり、参加者の顔ぶれや出席率に
(Jに上がる前と後でこれほど違うものか・・。)と思ったりする。
帰りはチョープロの荒木社長と少しだけ話をさせて貰い、
他の人より遅れて退場口へ行くと・・選手が総出の笑顔で「ありがとうございました!」
何か、ちょっとホストクラブっぽいぜ(笑)
高木さんが丁寧に両手で握手する姿勢にちょっと驚く。
公の場ではJの監督はここまで気を使うものなのだな・・と感心。
Jリーグと言う物は昔、俺が知っていた頃よりもずっと大きくなっている。

さて、その後は原田=KING=武男や顔見知りの新スタッフに挨拶する。
後援会の山内君にここに書いたように
「俺が育てたと思ってない?」と聞いたら
「トンでもありません」と言っていたが、
(もしかしてAKBにおける秋元康志みたいなポジションを狙ってないか?
 俺を研究生とか思ってないか?
 って事は、俺がトラブルを起こしたら俺は坊主になって泣きながら釈明か?)
と頭の中で思考が連鎖していった。

んで、今回のキックオフパーティのお土産は
開幕戦用ポスターと前期日程ポスター。
そんで福砂屋のカステラとステッカーと選手紹介とか・・。



今年のポスターを見ていて(Jっぽいな)と思っていたら・・
某有名サッカーゲームシリーズ「サカ○く」のパッケージを思いだした。
なので大急ぎで作ってみた。(肖像関係でヤバそうなのはしっかりモザイク!)



おおっ!違和感が無い!
セ○は是非、サ○つくシリーズに使ってみてはどうだろう?
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:18Comments(1)V・V長崎

2013年02月18日

開幕2週間前の事とかユニフォームとか

J2開幕戦の3月3日までもう2週間を切った。
言う間でも無くJ2は日本で1番試合数の多いリーグ戦で、
3月から11月まで原則毎週公式戦が開催される。
こんな過密日程にあってはリーグが一度始まれば
チームコンディション調整が練習の中心でチーム作りに割く時間は足りなくなる。

そんな中では当然、開幕2週前の今の時点で、
ある程度のチーム体制が整い、チームの目指すべき方向やメンバーの序列、状態も見えてくる。
昨日のアビスパ戦まで含めてTMは13戦。
勝敗はTMなのでまったくアテにならない。
ただ、ここまでの練習や試合を観るにつけ今月の頭くらいからはベース部分は整ってきており、
あとは怪我人やらを含めた調整を続けている感じだ。
試合によっては半分くらいが練習生だったりするし・・。
だが布陣的には一応固まっており、各POSの動きも判りやすい。

正直、昨年までのスタイルの影響はかなり下がっている。
新加入選手が大きな影響力を見せているし、神崎など既存選手も好調だ。
クラブは「走るポゼッションサッカー」を謳っているが、現状では非常に理詰めのサッカーだ。
近年のセリエAなどの傾向にも適合している。
昔は欧州リーグの戦術トレンドは
代表やらを経て2年近くタイムラグがあってから日本で広まる事が多かったが、
半年程度にタイムラグは減った気がする。

ちなみにサカダイの名鑑などで既に発表になっている通り、
今年のアウェイはあの自称シルバーと言う名のグレーから
2005~2006シーズンモデル以来となる白だ!
グレーの数百倍素晴らしい。
また、ホーム、アウェイ共に細い線が斜めに入っており、
ちょうどリーベルなんかのユニフォームみたいにタスキっぽい感じになっている。
もっとタスキがハッキリクッキリだと最高に素敵なのだが・・
このユニフォームにJリーグ20周年のワッペンが付く事を考えると素敵過ぎる。

いい加減発売を開始して欲しいものだ。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 17:21Comments(0)V・V長崎

2013年02月13日

2012 V・V長崎J2昇格本WiNデジタル版販売開始

今年の1月21日に発売した



2012 V・VAREN長崎公式 JFL優勝&J2昇格記念本 WiN
 ~ 誕生から昇格へ 2807日の物語 ~


お陰様で速攻で完売。本当にありがとうございました。

厳密に言うと30冊程度在庫があるにはあるのだけど、これはV-istの保管用。
無理くり販売するとしたら3/10のホーム開幕戦で限定販売くらいかな・・。

定価1,000円で販売しながら実は原価1,440円という本な為に
増刷などは一切予定していなかったのだけど、
色んな所から問い合わせを頂いて

・・デジタル版で追加販売する事となりました。
データ形式はPDF。
業者に依頼して加工したので見開きも対応化。
ただ、左開きの本なのでそこはビューアの設定が必要。

電子書籍はまだまだ紙の本には追いつかない所もあるけれど、
劣化しないデータとして保持出来るのは宜しいんじゃないでしょうか?
良かったらどうぞ。
下をポチッとやれば買えたりします。

2012 V・ファーレン長崎公式J2昇格本 WiN

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:19Comments(0)V・V長崎

2013年02月12日

第13回全国ホームタウンサミットに行ってみた

去年、クラブから話を受けて・・先週末に神奈川で開催された
「全国ホームタウンサミット」へ参加。

神奈川県の横浜市は市単独で300万を大きく超える人口を誇る。
離島まで全部含めた長崎県の人口の2倍以上。
そんな街なのでプロチームを4つも抱えており、
横浜Fマリノス、横浜FC、横浜ベイスターズ、BJリーグの横浜ビー・コルセアーズと壮観だ。

オープニングではこれらの4チームのチアリーダーが代わる代わる舞い
・・武富士のCMを4本続けて観たような気分となった。
また、ベイスターズはマスコットが「スターマン」という可愛い系を狙ったものになっており、



「あれ?あの微妙極まる星の顔のキャラは?」と思った。



調べてみると
こんな事になってた。栄枯盛衰だ。いや、別にホッシーが栄や盛だった時はないんだが・・・。

他にもJリーグの大東チェアマンの挨拶やらJFAの川淵さんの後援があり、
あとは各チームの地域活動への取り組みを聞いて1日目終了。



夕方から横浜港を船でクルージングしながらと言う無意味に豪華な懇親会へ。



V・VARENから参加しているスタッフと食事をしながら、
各チームの人と挨拶、名刺交換、歓談。
他チームはボランティア関連の参加が非常に多い。
チームとの距離もそれなりに近いようで、
8年もやっていて何故V・VARENがここまで来れないのか・・その差を考えたりした。

懇親会では各チーム1分PR時間が与えられている。
PRタイムがある事は知っていたが、1分だとか聞いておらず、
しかもその場で丸投げされた為に急ピッチで1分漫談を実施した。
終わった後で何故か後援会の山内君が「ウンウン」とうなずきながら俺を迎えていて、
・・(まるで舞台監督みたいじゃないか・・俺が育てたとか思ってないだろうな?)と思ったりした。

2日目は横浜のプロ4チームのパネルディスカッションを聞く。
横浜市には「横浜熱闘倶楽部」という行政主催(官)のプロチーム支援組織がある。
行政などを横断的に活動していると言う。
この熱闘倶楽部に対してプロチーム4は市民の目線(民)導入を強く訴えていた。

長崎ではどうだろう?・・と考えた。支援会は民の組織だ。月に1~2回開催している。
行政の組織としてはV・ファーレン長崎自治体支援会義という官が存在する。
この2組織は別個に活動しており、それぞれV・VARENとやりとりをしている。
300万人を超える都市である横浜市のプロチームが求める民と官の組織が揃っている。
勿体無いなと思った。是非、V・VARENはちゃんと活用してほしいものだ。

こうして2日のホームタウンサミットを終えて長崎に帰宅。
やっぱり、長崎が1番良いわ。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:38Comments(3)V・V長崎

2013年02月08日

長崎でコアな人達がいるエリアの話

 通常、フットボールの世界でコアと呼ばれるファン層がいるエリアは
「ゴールの裏」「クルヴァ」の2つに分かれる。
ゴール裏は文字通りゴールの真裏近辺で、
クルヴァはイタリア語で「湾曲」を意味し・・本来はスタジアムのコーナー部分を指す。
とは言え、実際に応援する場所はコーナー部分やゴールの真裏付近からズレるので、
イタリアなどでも厳密に使い分けられず、
熱狂的なファンがいる場所としてゴール裏とクルヴァをまとめて表現したりしている。

 何でこのゴール真裏付近とクルヴァが熱狂的ファンの集る場所かと言うと、
ピッチから最も遠く観戦に不向きな為に値段が安い。
値段が安いから多くの人間を入れる必要性があり立ち見席になる。
立見席では90分立ちっぱなしなので、子供や老人が少ないし、飛んだり、跳ねたりしやすい。
・・結果、やや荒くれ系のファンが安さと動きやすさに惹かれて集る。
・・という風が吹けば桶屋が儲かる的な理由だったりする。
治安の良い日本ではあるが、その流れは一応ちゃんと輸入されていて、
ゴール裏以外にガンバや福岡などクルヴァを根城にするファンも多い。

 さて、長崎ではどうか?
ホームの旧県総は元が競馬場だった為にゴール裏のスタンドが存在しなかった。
その為にコーナー付近は出入りゲートまで直線となっており湾曲(クルヴァ)も存在しない。
湾曲していないバックスタンドの隅っこでは驚異的にピッチが遠い。
柿泊や佐世保や島原はメイン以外が単なる芝生で席は存在せずピッチに高さが無い。
クルヴァの位置には出入り口があって応援は出来なかった。
ゴール裏に行こうにもピッチとの高低差が2mもない芝生では試合は殆ど見えない。
なのでバックスタンドで応援する事が多い。

 更に長崎ではバックスタンドもメインスタンドも何もかも入場料が同じだった。
トイレ、売店、イベント全てがメイン優先なのにである。
応援のルールも8年間でまともに整備された事はない。
ゴール裏やクルヴァが存在しないスタジアム。
応援ルールはたった一つ「メインで鳴り物禁止」。
当然、その環境下では応援はそれにあわせて行く。

 今回、Jリーグになって席種がようやく分かれた。
だが、応援ルールも席種毎の傾向も考察せずに設定された為にある齟齬が起こった。
設定者は「ウルトラはゴール真裏で応援する」と勝手に思いこんでいた。
何故、ウルトラが同じ料金で、鳴り物自由な場所を捨て、
遠く不便な場所に行くと思ったのだろう?
こんな簡単な事すら考えずに設定された席割りはアッサリと破綻し、
チケット販売後に急遽、訂正を加えるという事態に陥った。

ゴール裏にコアなファンが集るのは上に記した通り、
値段やら客層という非常に合理的な理由だ。
元々ポリシーがあってゴール裏になったんじゃない。
安くて、動きやすかったからだ。
本来、スタジアムはどこにいようと自分にとっては、
自分の居る場所が応援の中心地であるべきなのだ。
少なくともそう思って良い筈なのだ。

ゴール裏が応援の中心地という定義付けは実にくだらない。
自分が気に入った場所で自分が愛するチームを応援する。
これに勝る応援スタイルが世界中どこにあると言うのか?
東日本大震災の時に松山千春はラジオでこうリスナーに呼びかけた。
「金がある奴は金を出せ!知恵がある奴は知恵を出せ!
 力がある奴は力を出せ!何も無い奴は元気を出せ!」
ゴール裏か?バックスタンドか?声を出すか?飛ぶか?祈るか?スポンサーになるか?
・・そんなのも方法論に過ぎない。

今回のプチ騒動で猛省すべきはクラブだ。
ここに書いた通り、シーズン前にチケットを手に入れたファンがどれほど楽しみに思い、
チケットを大事に考え、幸せを感じているか・・。
それを壊してしまったのだ!
昨年、JFL優勝のムードは2日も保たず吹っ飛んだ。
シーズン前のワクワクも壊した。

何をしているのか?!と高木長崎のフィジカル練習並の負荷で注意したい。

頑張っているは聞き飽きた。
頑張ってOKなら是非、今年のシーズン後に選手に
「頑張ったから全員残留」と言って貰いたい。

あと、俺が最近ブログを書く頻度は忙しいからであって、
頑張っているので容赦願いたい。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:20Comments(0)V・V長崎

2013年02月07日

渉引退~俺達が愛して止まなかった最高のボランチ~

田上渉現役引退のお知らせ
田上渉は希望の灯だった。

2004年12月、V・VARENの前身である「有明SC」が
JFLの1つ下、地域リーグへの昇格を賭けた各県決勝大会を戦う為に渉は呼ばれた。
当時の渉は名門大商大に所属し、チームを関西1部リーグへ昇格させ、
JFLの佐川大阪やHondaから声もかかっていた。
それでも、当時はまだ県リーグだった有明SCに加入。
「小嶺先生に言われたら、逆らえんやないですか(笑)。」
「練習に行ったら田尻さんとか誉さんとか、おるやないですか。
 俺、国見高校マニアやったから相当嬉しかったっすね。ファンみたいな気持ちでおったっすよ。」
J2昇格本『WiN』に収録する為に年末にインタビューに大分まで行った時、
渉は当時をそう振り返っていた。

 所属した殆ど全てのチームでキャプテンを務めた。
国見で高校3冠を達成した時は現川崎フロンターレの大久保嘉人に
「渉がいなければ3冠は無かった」とまで言わしめた。
小柄な体躯ながら抜群の運動量としっかりとした技術。
チームの為に黒子役に徹する事も厭わない。
06年にはリーグMVPを獲得し、誰が呼んだか「長崎の心臓」。

V・VAREN長崎8年の歴史で所属した140名超の選手達。
その中でも渉は原田武男と共にスペシャルな存在で格別な思い入れがある。
渉が2009シーズンを最後に長崎を去ってもう4年目になる。
渉の事を知らないファンも増えた。俺の書く事も古いファンの戯言にしか思えないかもしれない。

でも、間違いなく田上渉は俺達にとって世界最高のボランチだった。
夜の練習場、土のグラウンド、持久走では渉が涼しい顔で先頭を走るのが常だった。
駐車場にはちょっとゴテゴテに飾られた渉の車があるのが当然だった。
シーズンオフに渉と原田武男の契約更改だけは毎年勝手に確定していた。
退団後も未だに渉復帰を願う声は大きかった。

実は・・渉は一度復帰の話が大きく動いた事がある。
その時は結局叶わなかった・・。

幸福の王子という物語がある。
自らに施された装飾品を貧しい者に分け与えていく王子像とツバメの話だ。

「俺、親戚に「あんたはいつも運が無い子」って言われるんすよ」
インタビューの時にV・VARENに関する事や怪我などについて聞くと、
国見に三冠をもたらし、大商大を1部に押し上げ、V・VARENとHOYOをJFLに昇格させた・・
昇格請負人「田上渉」はそう答えた。
自分の色んな物をチームに渡して渉はいつだって次へ行く。

インタビューの最後の方で国体の話をした。
「俺、国体出たいんすよ、マジで。長崎で出してくれんかな思うとるんすけど(笑)」
そして、翌週にインタビューする予定だった久留に伝言があるか尋ねると
「何も無いっす(笑)。たーとはいつもそんな風です。(笑)」

『WiN』の取材だったとは言え、
田上渉の現役引退直前に2時間近くも独占インタビューが出来て、
色んな話が出来たのは本当に運が良かったと思う。
紙面の都合上削った話などもいつかどこかで掲載したい。

お疲れ様、渉。

そしてこれから何年経とうと・・俺は田上渉について語る。
そして世界中に宣言し続ける。

田上無くしてV・VAREN無し!  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:13Comments(0)V・V長崎

2013年02月05日

長崎、スタイル転換中

 現在、V・VAREN長崎は急速にチーム作りを進めている。
昨季まで攻撃スタイルでJFLを制した長崎ではあるが、
このスタイルはリーグ随一だった選手レベルに支えられていた点は無視出来ない。
だが、今年はJ2で戦いという事で当然レベルは格段に上がる。
”リーグで傑出した戦力に支えられる”という前提が無くなる訳で、
長崎はスタイルを修正してリーグへ臨まなければならない。

 高木監督という人は非常にリアリストでデータや理論を大事にする。
当然、当面のノルマである「J2残留」の目処が立つまでは
”自分がやりたい事”よりも”自分がやらねばならない事”を重視する。
つまり当面、高木監督は「勝点を稼ぐ手堅いスタイル」を重視するという事だ。
「良い監督の条件は?」と問われて、
「勝つ監督」と公言する高木監督ならそう考えるのが当然だろう。

 実際、高木監督はV・VARENの戦力がリーグ中で高くない事を充分に認識している。
そのチームで「残留」と「12位以内」をクリアする為には、
他チームがまだ完全にチームが出来上がっていないリーグ序盤・・開幕戦迄には
チームをある程度の域に押し上げておかねばならない。
そのために1月19日を皮切りに高木長崎は積極的にTMをこなしている。

 ちなみに2011年時のTMは2月7日が最初でJFL開幕戦までに7試合をこなしている。
2012年時は1月28日のTMを皮切りに開幕戦までに14試合。
今年は今日、2月5日までの段階で既に5試合。優勝が義務であった昨年並かそれ以上のペースである。
それはそのまま高木監督のチームを早く仕上げようとする早さだろう。

 このペースでチーム作りを進めるには選手には相当の負荷がかかる。
コンディション維持は相当に難しいに違いない。
昨年までは「自分らがボールを持って回す試合展開を前提にした練習メニュー」だったのに対して、
今年はいかに動くか?いかに守るか?いかにシンプルに攻めるか?を重視したメニューになっている。
ボールを扱う事が好きな選手達にとっては、つい昨季と比べてしまうだろう。
そんな中で練習試合で結果が出なければ
「どうせなら昨年のスタイルでやれば・・」と頭を過ぎる事だってあるだろう。
それはきっとファンも一緒で、開幕して数試合勝てないと
「優勝したんだから、去年のままで良かった」などと言いだす人も出てくるものだ。
・・例え、それが的外れでも。

 そんな中で監督やチームにかかるプレッシャーは大変な物だろうと思う。
そんな中で幸いなのは、選手らから「Jでプレイ出来る喜び」が漲っている事だ。
希望や夢があれば人は頑張れる。
夢や希望が移ろわない内に・・
勝点という事実を手に入れて夢を実現して”現実”にしていきたいものだ。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 15:04Comments(0)V・V長崎

2013年02月02日

俺の席!

さて、今年の長崎は完成したばかりの県総での試合だ。

駐車場が驚くほど少なく大混乱が予想される。
強引にJリーグ開幕戦に間に合わせた手法の関係で芝がもたないんじゃないか?
新スタジアムが実に楽しみだ!

さて、色んな人に「チミはどこの席から観るのかね?」と
聞かれるので今日は俺の今年の席の事を・・。

2010年を最後にULTRAを卒団し、
2011年はその時々の都合でバックスタンドとメインスタンドを行き来していたのだが、
2012年からV-istのスタジアムでの販売事業の関係とか色々あって
立場上メインでの観戦機会が増えた。

んで・・今年・・と言うか、長崎がJに昇格したら絶対と決めていた場所へ行く。

1番高い席!
元々、色んなJチームを見てきた身として、身を焦がす程に欲しかった自分の街のチーム。
自分の街のチームを最も高い席種から見る・・それは俺にとって地上最高の贅沢だ。
プレミアだ。スペシャルだ。エッセンシャルだ。

例えば・・クラブがまかり間違って
ぶっちぎり最高級シーズンシートを設計して50万円で発売したとしよう。
多分、誰も買わないだろうが・・俺は100%買う!
人生で最高の価値!と断言出来る物が50万円で手に入るなら構わない。

他人から観たら価値がなかろうが、俺にとって人生最高の価値なのだ。
俺はその為に働いている、大言すれば、その為に生きている。惜しくはない。
ケチる気もない。当分、食パンの耳しか食えない暮らしをしてでも買うのだ。
自分が大好きな物をケチる生き方なんてくだらない。

今日・・俺の席が決った。メイン中央最前列の・・16(ひろ)だ。

もうヤバイくらいにワクワクなのだ。
きっと多くの長崎のファンが自分が欲しい場所のシーズンシートを買ってるだろう。
それはバックスタンドだったり、メインスタンドだったりするだろう。
皆がワクワクしてるんだろう。

自分が本気で欲しい席から眺めるJリーグのV・ファーレン長崎・・

最高じゃないか!!!  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 23:26Comments(0)V・V長崎

2013年02月01日

長崎のチーム作りや狙いなど・・適当に。

さて、現在、高木長崎は2部練習を基本にしている。
選手曰く、毎日帰る頃にはヘトヘト状態(笑)だそうで、
シーズンを戦う為のフィジカル作りだ。

練習試合も多い。
J2チームになった事でカードが組みやすくなった事もあるが、
この練習試合の多さはチーム作りを急ピッチで進め、
開幕戦に一度トップコンディションに持って行くつもりなのだろう。

シーズンが始まれば試合に向けたトレーニングが主になる。
なのでシーズン前の段階でベースを作らねばならない。
周囲や専門誌の評価を見ても判るだろうが、
V・VARENはこれまでと違いリーグの強者ではない。
予算的、経験的、戦力的に弱者の部類に入る。

実際、過去5シーズンのJ2順位を眺めると
2008年
熊本(15チーム中12位 10勝19敗13分)、岐阜(15チーム中13位 10勝20負12分)

2009年
栃木(19チーム中13位 15勝20敗12分)、富山(19チーム中18位 8勝30敗13分)、
岡山(19チーム中19位 8勝31敗12分)

2010年
北九州(19チーム中19位 1勝23敗12分)

2011年
鳥取(20チーム中19位 8勝23敗7分)

2012年
松本(22チーム中12位 15勝13敗14分)、町田(22チーム中22位 7勝24敗11分)

松本以外では殆どが最下位争いを演じている。
昨年の町田と今の長崎で戦力に大差はない訳で苦戦するのは目に見えているのだ。
そんな戦力的に厳しいチームがリーグ戦を戦うにあたって幾つか鉄則がある。

その一つであり、目に見えて効果が大きいのが
「開幕戦から数試合で可能な限り最大の結果をたたき出す」というものだ。

試合を重ねれば必ず怪我人が出る。相手の研究も受ける。
そんな消耗戦を行いながら調子を上げていけるのは実力がリーグで飛びぬけているチームだけ。
怪我人のバックアッパーなどでも強豪クラブとでは差が出る。
つまり、リーグ戦は資金力や選手層などクラブとしての地力差が出やすいのだ。

だから戦力が劣るクラブには序盤戦が大きなチャンスとなる。
早い段階で勝点を得る事は監督、選手、サポーター全てにとって精神安定剤となるし、
逆に内容が良くても勝点がなければ・・それは次第に足かせとなり、
負けが続き更にチームが受身になるという悪循環に陥りやすい。

シーズン中は必ずリーグの壁がやってくる。
松本と町田は共に開幕5戦終了時点で勝利を挙げ、町田の方が2勝で松本が1勝1分だった。
それでも明暗を分けたのは壁を越えられるかどうかだった。
松本は壁を越え連勝を飾るなどしたのに対して、町田はついに壁を越え切れなかった。

長崎がJ2に何が何でもしがみつくには、開幕戦から数試合で出来るだけ早く勝点を稼ぐ事。
その後訪れるリーグの壁に備える為にも少しでも勝点を積み上げておく必要がある。

この辺を考ると開幕戦は安定感を重視して4-2-2-2ではないかなと思う。
FW2枚は水永、佐藤洸一あたりだろうか?

手堅く戦って勝点を得ながら幸野や井上らが化ければ・・とそんな感じになりそうだ。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:00Comments(1)V・V長崎