2008年10月31日
長崎絶対支持宣言
以下、非常にネガティブで不快感を感じると思う。
ただ、ここで書かずに、都合の良い話ばかりの「大本営発表」みたいな真似はしたくない。後に検証する時に「俺は最初から思っていたぜ」みたいなのは嫌だし、それなら言いたい事を言って、後で俺が馬鹿にされる方が潔いと思う。
これは、俺の考えをハッキリさせた上で応援に集中する為のケジメだ。
今日以後は地域決勝が終るまで、もうネガティブな事は言わないつもりだ。
監督が今、全身全霊を賭けているのは知っている。
正に人生を賭け、鬼気迫る思いで命を削ってくれている。それは痛い程知っている。
人間性が素晴らしいのも知っている。それだけに「成功して欲しい」と本気で思っている。内情が大変で、それが監督に責任はなくとも文句も言わず対処している事も知っている。
それでも、なお・・もう期間限定のコーナー等でも何度も書いてるので知ってる人は多いだろうが、俺は、東川監督をチーム強化に関してはまったく評価していない。
育成年代の技術指導や、コーチとしては充分だが、トップの監督としては指導力不足、能力不足と評するしかない。
それでも、俺はこの日を限りに監督に対する批判やネガティブな事を地域決勝が終るまで抑えるつもりだ。そして、後は徹底して応援に全力を尽くす。
選手も思う事はあるだろう。関係者も考える事はあるだろう。
でも、皆、今は前を向く事、1つになる事だけを考えて欲しい。
俺はプロの応援家になりたいと思っている。
金じゃなく意識のプロだ。
不満があっても悩みがあっても、自分の考える「チームの為、長崎の為になる事」をこれ以上頑張れないっと言う程に行う。その為に周囲と衝突しようが、関係者にニラまれようが構わない。選手がピッチに入る時のように、俺は応援が始まる時に全てを注ぎ込んでいく・・そして、俺の中で応援する事はもう始まっている。
2005年の3月に有明SCがV・ファーレン長崎になったその日から、試合の日でも試合以外の日でもスタジアムでも、スタジアム外でも、家族といても、友達といても、飲んでても、俺の頭の中は365日、V・ファーレン長崎とサッカーの事しか考えてない。
日常生活そのものが、もう俺の応援と言っても良い。
さぁ、ひたすら応援だけをする1ヶ月間の始まりだ。
だから、
一緒に行こうぜ、JFL!
2008年10月28日
3日分くらいの日記をまとめて書く。
今回は中々に内容が支離滅裂ナリよ。
年に数える程度しかない日曜の予定無しの日だったので、
岐阜の友人が熊本まで来るそうなので、J2の「岐阜vs熊本」を観に行く。会場は水前寺。05年に長崎が熊本に泣きべそかかせた所だ。
あれから3年、熊本はすっかりサッカーの街となり水前寺もコアなサッカーファンで溢れているだろうと・・(まぁ、去年だったかも観に行ってるけどネ)想像して行った。
ところが、人がいない!何て事だ。おっさんが数人いるだけ!!
っと思ったら競技場裏の水前寺競輪場だった。
(写真を撮るとおっさんにガン見される。)
良かった。サッカーがあっていて一安心。
しかし、ここからが問題だ。長崎のサポーターである僕にとって熊本は敵地。
僕が長崎人とバレたり、長崎のサポーターと知れればタダでは済むまい。
実体を隠しスタジアムに忍び込む。命がけだ。
定時連絡として、熊本のサポーター、アルデラスのご意見番に電話をするが圏外なのかつながらない。「この後、飯食べに行く店を紹介してもらおうと思っていたのに・・」
まぁ、試合は開始の時点で布陣的に後手に回った熊本が、徐々に盛り返し、岐阜がそれに対して手を打てずズルズルと負けパターンだったのに、最後に起死回生の同点弾を叩き出し、最後はペースを握って試合終了という戦術的には厳しい試合だった。
ちなみに水前寺はアウェイゴール裏以外は全てホームチームスペースでダンマクも一切岐阜はアウェイゴール裏以外に貼ってはならず、逆に熊本はアウェイゴール裏とメイン以外は好き放題に貼って良い事になっている。
ちなみに熊本は「日本1、アウェイの人に優しいスタジアム運動」か何かをやっている。つまり、とても甘い優しさで出来てこの程度という事だ。今年、主張少な目に意見してくださった鹿児島のサポーターの方は是非行ってみて欲しい。
その岐阜応援席と他の席の間には1mほどの隙間を空けてロープが貼られ「緩衝地帯」を作り熊本と岐阜の人がスタジアム内でニアミス出来なくなっている。
試合後に、「近いからこっちから帰らせろよ」っとゴネて緩衝地帯のロープを取り外させる自称「火の国」の人々。挨拶に来た選手に拍手を送っている岐阜のファンの裏をゾロゾロ通っていく。
それを見て、「栃木との天皇杯で似たような事されて怒ってたね」っと考える。
この5分後くらいに、警備員の爺さんは担当者に怒鳴られロープを戻していた。ちょうど、知り合いが挨拶に来たので最前列まで降りてフェンス越しに握手しに行ったら、物凄く警戒された。 爺さんの隣の若いのは俺と話している間中、片手を警棒にあてていた。
この後、その知り合いと飲みに行く。同じ戦いを経験した人だ。
17時頃から飲みだして23時過ぎまで飲んでいた。長崎に帰ってきたのは4時頃だ。
朝から小学校の集団登校の引率の当番だったので、中々キツかった。
昼過ぎに地域決勝の組分けが発表になった。
高知か・・そうか、俺らの地域決勝は四国という島で始まり石垣島で〆か。
対戦相手を見て、「釜玉うどんをアイン食品が日立栃木に搬送」と覚える。
スーパーの仕入れ担当の気分だ。
面白い名前のチームが1番のライバルと周囲は言ってくるが最大の敵はチーム内だ。
岐阜も熊本もJリーグになった。
どちらもサポーターとして馴れ、応援はそれなりに形になるよう綺麗にパッケージング化が進んでいた。でも、それぞれ何かを無くしていたようにも見えた。
それは「Jに上がるという目標を達成した後」で・・祭りの後のような、目先の夢を失ったと言おうか・・。
試合がグダグダな中で菅が同点弾を叩き込み、岐阜ゴール裏は盛り上がった。
見てて「ピッチから与えてもらう?」と思った。与えているのだろうか?彼らは。
ウチの代表の言葉をフト思い出した。
「能動的に楽しもうって奴がどれだけいるか」
パッケージング化され、上達したであろう手腕。だが、作業化、マニュアル化にも見えた。
今の両チームは昇格も降格もない世界に生きている。下もいる。
死があれば人は生の喜びを感じやすい。
生があるから人は死の恐怖を信じやすい。
前、岐阜はいつも「俺たち岐阜には夢がある」というこ汚いダンマクを貼っていた。
汚かったけど、そこに夢はあった。誰もが見れて、誰もが信じれて、愛した夢が。
そして彼らは夢をかなえた。
今、彼らが目の前に据えている夢って何だろう?
俺は長崎の夢だけはどんな時も見てやろう。夢を見続けるのもきっと才能だ。
2008年10月25日
力寿司
2006年の地域決勝、島原ラウンドの最初の試合が終った後、皆で飲みに行ったのさ。
その時にゆっくんが
「せっかく勝ったとやっけん寿司食べませんか?金ないけん一カンだけやけど。」っと。
他の皆が島原のアーケードに向かう中、2人だけで寿司屋へ向かった。
そん時に行ったのが島原市営の下のこの寿司屋。
地域決勝で勝ったから寿司を食いたい。でも金も無いし、まだ1勝しただけだからっと説明して、「一カンだけでも良かですか?」
大将は「良いですよ」っと受け入れてくれた。
「すんません、一カンだけなのに」と言うと
「一カンだろうとお客様はお客様ですから」
それぞれ好きな寿司を一カンだけ頼む。
その後、更に別の寿司が出てきた。
「これ、何の寿司か食べて当てて見てください。ちょっと変わったネタですよ。」
確かフグか何かだったと思う。
「これも食べてみてください」
そう言って結局3~5カン食べさせてくれた。
帰りに一カン分の料金を払って店を出た。
ニコニコしながら送り出してくれた。
その時に「JFLに昇格したらキチンと食べに来よう」と心に決めた。
そして「覚えてますか?一カンだけ食べた客なんすけど・・」っと話し掛けよう。
2年越しの借りだ。受けた恩なら倍返し。
まってな、力寿司!
2008年10月23日
加藤鷹ダンマクについて書いてみようと思ったのだ
ULTRAの誇るデザイナーwakiさんが加藤鷹ダンマクについて書いていた。
加藤鷹については良い子の皆さんは知る必要はない。少年がいつか大人の戦士になるように、いつか自動的に理解するものだ。PTA等は激怒するかもしれないこのダンマクは単なる気まぐれで作ったのではない。^^
元は伝説の革命家のチェ・ゲバラがサッカーのゲーフラ等で使われている事へ長崎なりの回答として編み出された物だ。
この肖像は世界中の至る所のサッカー場で見かける事が可能で日本では浦和なんかが特に多い。
ゲバラはその端整な顔立ちに加え、体が弱いにも関わらずサッカー、ラグビーを愛した事、理想を曲げぬ姿勢、大胆な行動と発想、道徳の巨人と呼ばれる程の人間性等で人気が高く、若くして死んだ事もあり、ラテン開放の英雄として中南米や一部勢力に絶大な支持を受けている。その流れでそのまま、サッカーでも英雄としてもてはやされたり、ファッション的にも愛されている。
まぁ、ぶっちゃけ、
「サッカーにあんま関係ないし、特に日本では特別関係もないんだけど、カッコ良いので大人気」
なのだ。
これを使っている浦和を見るたびにオサレさんで羨ましい気持ちと、「オリジナルだせよ」って気持ちとがあって、「長崎でゲバラ的人物は誰だ?」っとずっと考えていた。
同じ頃に同じ事を考えていたのが柏レイソルの太陽工務店とRYKNというコアなサポーターなお兄さん方だったようだ。彼らもゲバラ旗に違和感を感じ「対抗を」っと考える。
あとで聞いた話では「誰もが知ってる日本の有名人」を片っ端から考えて、東条英機なんていうACLに出たら韓国や中国どころか世界中で大注目間違いなしの人物まで行きそうになった挙げ句、採用となったのが「高倉健」。
これを聞いて俺は焦った。ヤヴァイ。グズグズしていれば選択肢が無くなる。2007年の佐世保でのKYUリーグ、前夜に佐世保のホルモン屋に集まっていたULTRAの間でこの話になった。
・日本でメジャー。誰でも知ってる。
・「おぉ、すげぇ」っと思わせる何かを持っている。
・一見、サッカーと関係のない人。
竹内力、天照大神、聖徳太子、さばくさらかし岩・・駄目だ、まとまらない。
俺:「加藤鷹はどうだろう?女優でもないのにタイトルに加藤鷹の○○ってつくんやぜ!」
代表:「決定!」
ガラス職人:「間違いない!早く作らないと他所のチームに取られる!」
既にプレミア日本酒「利家」までいただき、良い気分の我々の決断は早い。
こうして加藤鷹は我々の物となった。余りの完成度に違和感なく長崎の風景に溶け込んでいる。
これは今季ホーム開幕戦の写真だ。加藤鷹はセンターをキープしている。また、これとほぼ同じ写真が翌日の新聞にはスポーツ面の記事中にカラーで掲載されている。多分、一般新聞に加藤鷹がここまで堂々とカラー写真で掲載されたのは初めてだろう。もう長崎の風景の一部だ。
んで、この加藤鷹ダンマクだが、実は案外評判が良かったりする。今季開幕戦で初めて長崎の横断幕を観た選手達が最初にあげた声は
「あっ!あれ加藤鷹じゃね?」、「加藤鷹だ!」
だったし、志布志でのゲームの時には高校生が
「この横断幕の写真取らせてください」
っとお願いしてきた程だ。
何で高校生や選手が加藤鷹を一目で判る程に知っていたかは・・ソッとしておこう 。
加藤鷹が近くに来たら、是非行って、このダンマクにサインを貰いたい。
2008年10月20日
全社終了
長崎の全社が終った。
負けたのは悔しい。ムカつく。
頭では「負け抜けが正解」と判ってても割り切れるもんじゃない。
それは選手も同じだろう。
大きな怪我人もなく、これ以上の消耗も避けられた点では1ファンとして安心した。
ただ、守備の要である久留の黄色2枚退場は痛い。痛恨レベルだ。
それだけは物凄く残念だ。
今回最強に残念だったのは
「フロントの全社への方針を現場にしっかり納得させた上で、その方針を逸脱しそうになったらブレーキを掛けられる体制の欠如」だ。
今回の長崎は2回戦~3回戦での敗退を当初から想定している。メンバー数と面子を見れば明らかだ。出番の少なかった選手中心にGK含めて14名。負傷者等で減ったのではない。体調を崩した者が直前に出ると、別の選手が急遽呼ばれたように、最初から14名と決めていた。フィールドプレーヤー12名で大会を制しにいく馬鹿チームなんてない。
つまり、長崎は当初から、この大会を「サブの実戦機会」と捉えて、予算面でも最小限で済むよう最低随員数で挑むと決まっていたという事だ。
個人的にもこの大会は「集中合宿的」な位置づけだったし・・。そういった方針はこれまでよりシッカリ出来ていて素晴らしいと思う。
それは選手にも伝えられていたと思う。
しかし、選手と言うのは、試合に出れば何だかんだ言いながら結構頑張ってしまう生き物だ。特に福田のように長く出場の無かった選手は1試合でも長く勝ちたいと頑張ったろう。どんな練習より実戦が最良の成長手段だし。
その時、フロントには、選手の意欲を削がないようにやらせながらも、チーム方針に従わせ、納得させるサジ加減が要求される。
それ、出来てたのか?
今大会は東川監督に非はない。よくやってくれたと思う。
でも、14名だけの選手で大会に挑み、リードされた時間帯で1人しかいないFW・・それも長身の大型選手を後半開始すぐに引っ込めてておいて、「最後まで走れ!」とか「歩くな!」とか怒鳴られて選手は納得するか?「なる程!」っと思うか?
フロントの打ち出した方向性が現場に浸透しきってない証拠だったんじゃないのかな?
久留の退場はその不一致の代償だったんじゃないのか?
もっと言うなら市民クラブチームと名乗るなら大会の目標を表明すべきだった。
「最低でもベスト8」とか、「控えに実戦経験を積ませる大会」とか・・
目標の表明があって、始めて達成した時、未達成な時の検証に役に立つ。
フロント内だけでその目標を共有してる内は市民クラブチームではない。
試合後に入ってきた電話の向うでは
「もう負け抜けした方が良いですよ。動けてませんもん。」
「怪我とか退場とか心配やっけん。」
っと言っていた人が悔しさに声を震わせていた。
選手や監督も同じだと思う。彼らにとって負けるのはこれ以上無い屈辱だから。
だからこそ、フロントがキッチリ彼らを納得させなければいけなかった。
そこが残念だ。残念極まる。
とにかく、
胸を張って帰崎しよう。
充分だ。
誰もお前らを弱いなんて思ってない。
2008年10月19日
陰謀論
全社とか地域決勝で話していると、結構色んな人の口から突いて出る台詞。
「全社枠を本気で潰しに行く」とか
「○○はガチで△△を潰しに行く」とか・・。
いや・・無いからそんなの^^;。
変な何か派閥争いとか、権力争いとか戦国時代の戦記の読みすぎではないかと。
全社から地域決勝への道が開かれたのが06年から。
その頃から3年長崎は全社に参加してる。
俺は結構、色んな話の入る方の人間だが、長崎が過去の全社で他所を潰しに出た事はない。勝ちに行った事はあるよ。でも潰すとか・・一度もないです。えぇ、今回もです。
他のチームの関係者とか選手とかに聞いても過去に潰しに行ったチームなんて聞いた事ないとです。どこも大抵は「仕方なく」だったり、「サブ組の起用」だったり、「連戦への予行」だったりと自分のチームの強化的な事が目標で、他所のチーム、特に全社枠のチームはあわよくば、どっかでコケてくれれば楽だなって程度の認識だったよ。
冷静に考えて欲しい。組み合わせによっては潰したくても潰せない訳だよ。
今回で言うと加古川が松本山雅を潰したくても、当たるのは決勝以外に可能性なかった訳で、当たるかどうか判らない相手に備えてガチで準備とかする余裕は地域リーグのチームにはないとです。しかも、全社枠が自分のチームに入る可能性も考えれば、そんな不透明な事に予算やら力注ぐ馬鹿チームはリーグ戦でとうに負けてる。
地域決勝出場権を持ってるチームは6割~8割の力。特に今大会はそれが顕著になってるっしょ?
地域リーグの現場をちゃんと追っかけてれば誰でも判る事なのに、なぜ、こんな発想の人が出るのか不思議だ。
ユダヤ陰謀論とかの怪しい本が売れるのも同じような理由なのかね?
深読みし過ぎちゃいかんよ。裏の裏を読んでも、それは表ですぜ、単なる。
2008年10月18日
電話と全社新潟と勝者
電話って奴はとても興味深いツールで、単に音声を電波に代えて飛ばし、それを受信してるだけなのに、音声以外の色んな物を伝達する。
スペインやらポルトガルやらに居た時にかかってきた代表の電話は出ると同時に、欧州の空気みたいなものが流れ込んでくるし、たまに酔ったゆっくんのかけてくる電話は、ゆっくんの発散しても、し足りない想いみたいなのが一緒に流れ込んでくる。
今回の全社は行かない。
毎年、全社の2回戦は子供の幼稚園の運動会だから。
だから、去年の全社も行ってない。それは俺の親としてのケジメだからね。
前回は5日車中泊したULTRAの大半も行かない。
ある者は大会意義に価値を感じてないのだろうし、ある者は石垣島へ向けて余計な出費を削る為だったり、俺と同じように家族サービスの日だったり、仕事だったり・・理由は人それぞれ。
その中で今回、ULTRAで軽で一人で乗り込んで行ったのがIsetta君。
前々から、「全社行くんで、倉庫からタム持ってきます」と言ってた通り、一人でタムを抱えて、途中で「新潟市ってホントに存在するのか?」っと疑問に思う程の道のりを一人で行った。俺の中では彼は既に勝者だ。
タムを抱えて一人でアウェイに乗り込むっと言うのは魅せ場だ。
タム抱えてに限らず、一人で多勢に挑むっと言うのは最も格好良い。
プロレスで言う必殺技のシーンや入場シーンだ。しかも滅多にない魅せ場だ。
昼にそのIsseta君と電話で話していると新潟の全社の空気が流れ込んできた。
文字通り、社会人サッカーの試合場に流れる特有の雰囲気とかムード。そしてそれに今大会はメリットが少ないっという現実。
そこにいるIsseta君が羨ましかった。そんで負けてられないっと燃える。
チームには一人で長崎-新潟間を軽で乗り込んでいくULTRAや、腰痛でシーズンをずっと棒に振りながらも、長崎-新潟間をバスに乗って乗り込むリスクを負っている選手もいる事を忘れずにいてもらいたいね。
電話の途中聞こえてきたスタメン発表で「GK福田」の名前を聞いた時にプチ感動。
涼、おめでとう!
2008年10月14日
レストア2
連休は2週間前に続いてダンマク補修とか塗りなおしとかの琴海合宿。
2年ぶりのレストアで蘇えったLa12のダンマク。
ローラーを使った塗りは効率も、塗りの厚さも良く、口々に
「白さが違う」とか「洗い立ての白」とか「輝く白さ」等、洗剤のCMみたいな台詞が出てくる。天気もよく一気に乾く。
夜はテラスでバーベキュー。
脂の乗ったサンマに、俺が知る限り長崎最強の干物屋、梅本海産の干物達、対馬のトンちゃん、キムチ鍋を食す。ハコフグに感動する若手もいる。ビールはサッポロクラシックやら、諸原さんが持ってきた今月中旬発売予定のアサヒの新商品やら、霧島の黒をいただく。阿呆な話がとても楽しい。
宴は朝まで続く。
翌朝もマクのレストアをして、鳥取への準備は万端整った。
旅から戻って深みを増した人を見て物凄く嬉しかった。何と言うか・・この1年ダンマクもそうだけど、人も俺たちも気付かぬ内に消耗してたんじゃないかと。
こっちは色んな意味で整ってきたよ。チームはどうだい?
ジュースジャンケン2連敗が納得いかない。
次は勝つ!
2008年10月11日
ダレル・ロイヤルの手紙
金曜はNY-欧州帰りの代表の出所帰国祝いに行き、
今日は朝から平成町で練習を観る。参加選手の面子を確認して・・フト言葉が頭によぎる。
ダレル・ロイヤルっというテキサス大学の伝説的アメフト部コーチの言葉とされる手紙が存在する。っと言っても現存する手紙も原文も確認されていない。
数あるダレル・ロイヤルの名言をおさめた本のどこにも、この手紙は載っていない。
しかし、恐らくは本来詠み人知らずのこの文は名文として知られている。
悩んでる子は読んどけ!損せんから。
以下、ダレル・ロイヤルの手紙。
親愛なるロングホーン諸君
打ち負かされる事自体は、何も恥じるべき事ではない。打ち負かされたまま、立ち上がろうとせずにいる事が恥ずぺき事なのである。ここに、人生で数多くの敗北を経験しながらも、その敗北から、はいあがる勇気を持ち続けた、偉大な男の歴史を紹介しよう。
1832年 失業
1832年 州議選に落選
1833年 事業倒産
1834年 州議会議員に当選
1835年 婚約者死亡
1836年 神経衰弱罹病
1838年 州議会議長落選
1845年 下院議員指名投票で敗北
1846年 下院議員当選
1848年 下院議員再選ならず
1849年 国土庁調査官を拒否される
1854年 上院議員落選
1856年 副大統領指名投票で敗北
1858年 上院議員、再度落選
そして1860年、エイブラハム・リンカーンは米国大統領に選出された。
諸君も三軍でシーズンをむかえ、六軍に落ちる事があるかもしれない。一軍で始まり、四軍となるかもしれない。諸君が常に自問自答すべき事は、打ちのめされた後、自分は何をしようとしているのか、という事である。不平を言って情けなく思うだけか、それとも闘志を燃やし再び立ち向かっていくのか、ということである。今秋、競技場でプレーする諸君の誰もが、必ず一度や二度の屈辱を味わうだろう。今まで打ちのめされた事がない選手など、かつて存在したことはない。ただし、一流選手はあらゆる努力を払い、速やかに立ち上がろうと努める。並の選手は立ち上がるのが少しばかり遅い。そして敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである。
以上。
明日は琴海に泊りがけでバーベキューとかしながらダンマク補修だぜ。
2008年10月07日
セットプレイ
昨日の練習試合もセットプレイでやられまくったそうな・・。
そりゃ、そうだ。だってセットプレイ練習しないもん。^^
セットプレイと言うのは攻撃パターンを事前計画出来る。
トレーニングでセットプレイに合せる動きのパターンを叩き込んで置く事で全員にイメージを共有させる事が出来る。
俺はね、今シーズン、V・VAREN長崎の練習を49回観に言ってる訳だ。(怖いやろ^^)
練習内容をメモったりしてるから間違いない。
その中でセットプレイという字が出てくるのはただ一度。
国体代表と練習試合した時のみ。
それも国体代表側がセットプレイの練習するのに付き合っただけ。
そりゃ、やられるのが当然だよね。
まぁ、俺が行ってない時に頑張ってるのだろうけどね。
ちなみに国体代表の練習は7回行って、セットプレイの練習を2回見てる。
セットプレイは守備の組織化が進み流れの中から崩しきるのが難しい現代ではスペシャルな武器なんだよね。
ちなみにJFLの栃木はこのセットプレイの使い方が上手いので有名。
情報が少なく、全国を網羅するJFLではスカウティングが難しいからセットプレイのパターンを巧みに使い分けて得点を稼いでいる。
栃木の柱谷監督がやるこういうのを昇格する為の具体的策って言うんだろうな・・感心。
2008年10月04日
第87回高校選手権大会 長崎県予選
最近は色んな更新が滞ってます。すいません。^^;
この時期、会社員の経理関連は「9月の月〆」、「中間決算」があってやたらと忙しい上に「くんち」も重なって一杯一杯なもんで。
何とか最低限でも更新出来るよう頑張りますです。
さて、V・V長崎が全社を新潟で戦う10月18日から第87回高校選手権の県予選も始まるので、今回はそれについてアレコレ。
まぁ、普通に考えて優勝候補の筆頭は日大でしょう。
プリンスリーグ2部で鹿実や日章学園を抑えて優勝し、念願の1部昇格。
今季は新人戦、高総体を逃しているものの、FW岩永、MFの今福、木下、堀口などレベル、層的にも問題なし。
それに次ぐのは、やはり国見。
日大と対照的にプリンスリーグで2部降格してしまったものの、MFの濱中、FW高橋はプリンス1部でも常時マークが付く逸材。他にも西川、布志木、竹内等、レベル・層だけなら日大以上。選手の怪我等は心配されるが、今年の成績が国見の将来も左右しそうなだけに期待は高い。
続くのはインターハイ王者の海星。
選手の層、レベルでは上記2校に劣るも、GK飛石を中心とした守備は安定。
松尾、荒木のボランチコンビを起点にチームとしてのまとまりも良く、FW小川の爆発次第では面白い存在。浦川、林といった2年生の存在も心強い。
そして新人戦王者の諫早商業。
組み合わせに恵まれた感はあったと言え新人戦を制したチームとしてのまとまりは抜群。
かつて1990年代に諫早商業を率い育成手腕に高い評価を得ていた西監督の元、GK馬場、FW濱里らを中心に挑む。
他にも、
県高校リーグで海星に次いで2位に入った長崎工業(日大、国見は不参加)、
昨年の選手権覇者の島商、新人戦・インターハイ共にベスト4の島原等も面白い。
選手的にも、この1992年生まれから1900年生まれの世代だけで、俺の「お前、チェックしてるぜ手帳」で8ページに及ぶ。各高校に面白い逸材がいるもんだ。
かつての国見の圧倒的一強時代から、国見・日大の2強時代へ突入した長崎県。
しかし、新人戦の諫商、インターハイの海星など、好選手を揃えた本命ではなく、チームとしてまとまりのある学校が優勝を飾っている事からも、県のトップ4~5チームと2強の差は充分にひっくり返せるレベルである事が窺えると思う。
楽しみだ。