2013年03月27日
松本戦でのPKの判定について
松本戦で長崎はアディショナルタイムにPKで失点して勝利を逃した。
PKのシーンは松本の攻撃に対して、
「副審がオフサイドの旗を上げる」「エリア内で攻撃を止めに行った下田の手にボールが当たる」
「主審が反則を取った後で副審の下に行き、判定の確認。」
「主審がPKを決定」
というもので、この判定に対しては色んな意見が出ている。
ちなみに主審の家本さんは過去に色々あった事もあって、
判定の状況よりも主審個人の問題みたいな意見も耳にする。
確かにこの試合、主審の判定は判りにくかった。
試合後の会見で松本の反町監督は主審について批判しなかった高木さんに対して
「大人だな(笑)」みたいな事を発言している。
だが・・家本と言う人の審判技術は審判経験者から高く評価されているのも事実である。
県内の審判と話をした際もやはり絶賛されていた。
一方で技術が高すぎてルール通り過ぎる。試合展開よりルールを優先しやすいとの声もあった。
フットボールというスポーツは他のスポーツよりルールが少ないので有名だが、
その少なさを支えているのは審判の判断に委ねる部分が多いからだ。
ちなみに手を使ったり、蹴ったりするのは反則だが、
それが反則であるかどうかは故意であるかどうかだ。
故意でなければルール上は反則でも反則と取られない事があるのだ。
そこでJでは毎年、これは反則と取ってねという基準を決めて審判にシーズン前に研修をさせる。
ここ数年は手を使ったプレイに対して厳しく指導されている。
あのシーンがオフサイドだったとか下田のハンドは故意じゃないとか長崎側の言い分はある。
だが、それを判断するのは主審であり、単純な誤審とは言い切れない。
恐らくだが・・主審の頭には藤井のファウルや競り合いの様子から長崎に
「ファウルが多い」と感じていたのではないか?
そこへ厳しく取るべき手を使ったプレイがあった。だからPKを優先した。
また、藤井が退場の際に、下田がユニフォームを交換していたので時間を稼ぎながら退場した。
この時間、主審は時計をちゃんと止めているが、
追う松本側が再三「時間稼ぎ」とPRしており、ピリピリした雰囲気にもなっていた。
この試合は接触プレイが多く翔馬は口を切っていたし、
下田は前の試合の負傷箇所から出血が続いていた。
長崎からすれば納得はいかないが、そんな理由ではないかなと思う。
とは言え、これらは全て憶測でしかない。何故なら審判のコメントは絶対に出ないからだ。
審判は試合後、報道陣の取材には答えてはいけないルールがあり、これはFIFAも推奨している。
当事者が絶対に口を開かない問題である以上、この話題って解決はみないのだろう。
長崎のサポーターが「あれはPKではない!」と思うのは自由だし、長崎目線なら当然そうだ。
だが、これらの事情を一切考慮せずに「審判が家本だったから」
などと簡単に決め付けては欲しくない。
ピッチが劣悪でも風がひどくてもフットボールだ。
主審のジャッジが不安定でも同じ事だ。
審判が勝利を盗んだ?ならば松本のサポーターはお礼を言うだろう。現実はどうか?
変な先入観を抜きにしてジャッジについて語れなければ、審判問題は単なる愚痴に過ぎない。
PKのシーンは松本の攻撃に対して、
「副審がオフサイドの旗を上げる」「エリア内で攻撃を止めに行った下田の手にボールが当たる」
「主審が反則を取った後で副審の下に行き、判定の確認。」
「主審がPKを決定」
というもので、この判定に対しては色んな意見が出ている。
ちなみに主審の家本さんは過去に色々あった事もあって、
判定の状況よりも主審個人の問題みたいな意見も耳にする。
確かにこの試合、主審の判定は判りにくかった。
試合後の会見で松本の反町監督は主審について批判しなかった高木さんに対して
「大人だな(笑)」みたいな事を発言している。
だが・・家本と言う人の審判技術は審判経験者から高く評価されているのも事実である。
県内の審判と話をした際もやはり絶賛されていた。
一方で技術が高すぎてルール通り過ぎる。試合展開よりルールを優先しやすいとの声もあった。
フットボールというスポーツは他のスポーツよりルールが少ないので有名だが、
その少なさを支えているのは審判の判断に委ねる部分が多いからだ。
ちなみに手を使ったり、蹴ったりするのは反則だが、
それが反則であるかどうかは故意であるかどうかだ。
故意でなければルール上は反則でも反則と取られない事があるのだ。
そこでJでは毎年、これは反則と取ってねという基準を決めて審判にシーズン前に研修をさせる。
ここ数年は手を使ったプレイに対して厳しく指導されている。
あのシーンがオフサイドだったとか下田のハンドは故意じゃないとか長崎側の言い分はある。
だが、それを判断するのは主審であり、単純な誤審とは言い切れない。
恐らくだが・・主審の頭には藤井のファウルや競り合いの様子から長崎に
「ファウルが多い」と感じていたのではないか?
そこへ厳しく取るべき手を使ったプレイがあった。だからPKを優先した。
また、藤井が退場の際に、下田がユニフォームを交換していたので時間を稼ぎながら退場した。
この時間、主審は時計をちゃんと止めているが、
追う松本側が再三「時間稼ぎ」とPRしており、ピリピリした雰囲気にもなっていた。
この試合は接触プレイが多く翔馬は口を切っていたし、
下田は前の試合の負傷箇所から出血が続いていた。
長崎からすれば納得はいかないが、そんな理由ではないかなと思う。
とは言え、これらは全て憶測でしかない。何故なら審判のコメントは絶対に出ないからだ。
審判は試合後、報道陣の取材には答えてはいけないルールがあり、これはFIFAも推奨している。
当事者が絶対に口を開かない問題である以上、この話題って解決はみないのだろう。
長崎のサポーターが「あれはPKではない!」と思うのは自由だし、長崎目線なら当然そうだ。
だが、これらの事情を一切考慮せずに「審判が家本だったから」
などと簡単に決め付けては欲しくない。
ピッチが劣悪でも風がひどくてもフットボールだ。
主審のジャッジが不安定でも同じ事だ。
審判が勝利を盗んだ?ならば松本のサポーターはお礼を言うだろう。現実はどうか?
変な先入観を抜きにしてジャッジについて語れなければ、審判問題は単なる愚痴に過ぎない。
2013年03月26日
2013 J2第5節 松本vs.長崎のこと
先週の土曜は松本戦へ行くべく21時頃に家を出てはち蔵へ向かう。
行くっと言うと威勢は良いが、雄さんの出すバスに同乗するので「連れて行って貰う」感じだ。
土曜の夜に連れて行って貰うなんて、ちょっと松任谷由実の歌みたいだ。
今回のバスは総勢で15名程度。

何しろ長崎ー松本間を車で行くと帰りの渋滞に巻き込まれた場合、
月曜の仕事に間に合わない可能性もあり参加はちょい少なめ。
途中の景色を見て「うわーブラックモンブランだ」

*ブラックモンブラン
竹下製菓が発売している九州ではメジャーなアイスクリーム。パッケージに雪山の写真がデザインされている。食べているとチョコのトッピングがボロボロ落ちるので幼児が食べる場合が服を汚し易い。
(出典 世界の氷菓子と中国武術の歴史 民明書房)
などと話していると聖子さんが本当にブラックモンブランを出してきて皆で食す。
今回の松本行きにはSenji君もmiyukiさんも諸事情で来れない。美桜ちゃんだけが参加。
美桜ちゃんは普段は子供リーダーとして妹達の面倒を見る役がある為に中々好きに遊べない。
それが今回は子供リーダーの責務から解き放たれ、親の目も届かない(笑)!
もう羽を伸ばしまくりである。
その光景は映画ローマの休日のアン王女みたいなものだ。
松本の休日だ。きっとラストシーンで「印象に残った場所は?」と聞かれたら
「アルウィン・・アルウィンです」と答えるだろう。・・いや、殆どバスの中だったので
「Jネットレンタカーのバス・・バスの中です」と答えるな、きっと。
さて、そんなこんなで試合。
この日の風は鬼だった。雨よりも荒れた芝よりもフットボールの天敵は強風だと思う。
前半の長崎は風下。全てを壊す風の為に試合はセーフティーにある程度蹴り合う展開へ。
蹴り合うと言うことはボールの落下地点の奪い合いになる訳で当然、選手同士の接触は増える。
松本は中盤の喜山とソンがチームに安定感をもたらすのだが、
試合展開がパスをつなぐ事が少ないので今ひとつピリっとしない。
逆に長崎は翔馬という高さがあるので攻めを徹底しやすい。
更に井上が前の試合に続いて走りまくるので地味に長崎ペースとなっていった。
64分の先制点は長いフリーキックを翔馬がピンポイントで合わせたもの。
後半は長崎が風上だったのだが、このキックは余り影響を受けなかったようで
距離感覚を読み違えた松本の守備は翔馬にフリーで打たせてしまった。
その後、藤井が退場。退場直前のファウルは松本のカウンターから突破を許し、
あの場で藤井がファウル覚悟で止めなければGKと1対1にされていたと思う。
ある意味で止む得ないファウルだ。
だが、藤井はアルウィンでの退場率が非常に高い。
1枚目の警告がなければ退場は無かった訳で・・反省して欲しい。
その後、PKを奪われて試合はドローとなる。
PKのプレイは下田が体ごとでシュートを止めに飛び込んだ際にハンドを取られた物。
副審が一旦、オフサイドの判定をしていたのだが主審はPKを選択した。
この審判の問題については明日にでもちょい書いてみよう。
試合後は皆でSAでソバを食す。
選手と同じSAだった。名古屋までバスで移動して飛行機で九州に戻ると言う。
バスの中では美桜王女が高らかに歌を歌い、それを子守唄代わりに寝て・・起きたら長崎。
大学生のコータはそのまま卒業式に向かうと言う。
何でもアルウィンは毎年この時期はこんな鬼風状態だと言う。
アルウィンでは後半戦で当たるようにしてほしいな。
行くっと言うと威勢は良いが、雄さんの出すバスに同乗するので「連れて行って貰う」感じだ。
土曜の夜に連れて行って貰うなんて、ちょっと松任谷由実の歌みたいだ。
今回のバスは総勢で15名程度。

何しろ長崎ー松本間を車で行くと帰りの渋滞に巻き込まれた場合、
月曜の仕事に間に合わない可能性もあり参加はちょい少なめ。
途中の景色を見て「うわーブラックモンブランだ」

*ブラックモンブラン
竹下製菓が発売している九州ではメジャーなアイスクリーム。パッケージに雪山の写真がデザインされている。食べているとチョコのトッピングがボロボロ落ちるので幼児が食べる場合が服を汚し易い。
(出典 世界の氷菓子と中国武術の歴史 民明書房)
などと話していると聖子さんが本当にブラックモンブランを出してきて皆で食す。
今回の松本行きにはSenji君もmiyukiさんも諸事情で来れない。美桜ちゃんだけが参加。
美桜ちゃんは普段は子供リーダーとして妹達の面倒を見る役がある為に中々好きに遊べない。
それが今回は子供リーダーの責務から解き放たれ、親の目も届かない(笑)!
もう羽を伸ばしまくりである。
その光景は映画ローマの休日のアン王女みたいなものだ。
松本の休日だ。きっとラストシーンで「印象に残った場所は?」と聞かれたら
「アルウィン・・アルウィンです」と答えるだろう。・・いや、殆どバスの中だったので
「Jネットレンタカーのバス・・バスの中です」と答えるな、きっと。
さて、そんなこんなで試合。
この日の風は鬼だった。雨よりも荒れた芝よりもフットボールの天敵は強風だと思う。
前半の長崎は風下。全てを壊す風の為に試合はセーフティーにある程度蹴り合う展開へ。
蹴り合うと言うことはボールの落下地点の奪い合いになる訳で当然、選手同士の接触は増える。
松本は中盤の喜山とソンがチームに安定感をもたらすのだが、
試合展開がパスをつなぐ事が少ないので今ひとつピリっとしない。
逆に長崎は翔馬という高さがあるので攻めを徹底しやすい。
更に井上が前の試合に続いて走りまくるので地味に長崎ペースとなっていった。
64分の先制点は長いフリーキックを翔馬がピンポイントで合わせたもの。
後半は長崎が風上だったのだが、このキックは余り影響を受けなかったようで
距離感覚を読み違えた松本の守備は翔馬にフリーで打たせてしまった。
その後、藤井が退場。退場直前のファウルは松本のカウンターから突破を許し、
あの場で藤井がファウル覚悟で止めなければGKと1対1にされていたと思う。
ある意味で止む得ないファウルだ。
だが、藤井はアルウィンでの退場率が非常に高い。
1枚目の警告がなければ退場は無かった訳で・・反省して欲しい。
その後、PKを奪われて試合はドローとなる。
PKのプレイは下田が体ごとでシュートを止めに飛び込んだ際にハンドを取られた物。
副審が一旦、オフサイドの判定をしていたのだが主審はPKを選択した。
この審判の問題については明日にでもちょい書いてみよう。
試合後は皆でSAでソバを食す。
選手と同じSAだった。名古屋までバスで移動して飛行機で九州に戻ると言う。
バスの中では美桜王女が高らかに歌を歌い、それを子守唄代わりに寝て・・起きたら長崎。
大学生のコータはそのまま卒業式に向かうと言う。
何でもアルウィンは毎年この時期はこんな鬼風状態だと言う。
アルウィンでは後半戦で当たるようにしてほしいな。
2013年03月21日
2013 J2第4節 長崎vs.富山のこと
17日に試合があったと言うのにあっという間にホームゲームな水曜日。
17日の山形戦、20日の富山戦、24日の松本戦と8日で3試合、
東北ー長崎ー北信越なタイトスケジュール。
前回のホームゲーム開幕戦では前夜から競技場に泊まり込んだのだが、
周囲にはそれが諸事情で叶わなかったメンバーもいて「仕切り直し」と前夜に再び泊まり込みに。
・・が車の中で仮眠が本眠となり起きたら夜明け。天候は雨。
集客だがやはり苦戦した。ガンバ戦は色んな好条件が重なったご祝儀みたいなもので、
当日の朝から雨であればJ2で2000人台は珍しくない。
珍しくないから構わないと言う訳ではないが、これが現状と理解する事は大事だと思う。
とは言え運営が今は「滞りなく試合を行うアマ運営」に特化して
「来場者を喜ばせる為のプロの興行」になっていない事を認識して、
早くプロ興行へ慣れていってほしい。
さて、試合。
先に述べた通りの8日で3試合を高木監督はリーグ戦全体を通して考えていた。
だから、無理な起用はやらない。でも、開幕して3試合を終えて1分2敗。
リーグ戦において最初の5試合で勝利を挙げるかどうかはとても重要である。
そこで高木監督は無理をしない起用の中で徹底的に勝ちにこだわった起用を行った。
コンディションを考慮して志有人を外し、水永を先発起用。
志有人を外すのは金久保台頭も後押しをした。だが、水永先発は結構ギャンブルだ。
水永途中出場は流れを変えきれる唯一と言って良い交代パターンだ。
言わば一種の切り札で、水永先発で流れを掴めない場合、長崎はそれを変える可能性を失うのだ。
それを承知で先発起用・・それほど早く点を取って勝ちたいと言うことだろう。
結果的にこの起用はあたり長崎は1−0で勝利した。
終盤には時間稼ぎの交代も行い、終始勝つためのサッカーにこだわった。
これだけ勝つためのサッカーにこだわって勝てなければかなり厳しくなったろう。
それだけにこの勝利は大きいし、みんな安堵出来た。本当に良かった。
ちなみに岡山戦と昨日見せたサッカーが長崎が今年目指すスタンダードだ。
走りまくってセカンドボールを拾っていく事が基本中の基本。
岡山戦や昨日のようなハードワークをすれば長崎はJ2でも中位相手くらいまでなら勝てる。
逆にそれが出来なければ勝てない。長崎が現在のチーム力で勝つ唯一のパターンが昨日の戦い方だ。
「これでなければ勝てないサッカーをして、90分履行し勝つ」
これがチームに与える影響は大きい。
さて、もう一点気になった事をメインスタンドから見ていた身として言っておく。
ガンバ戦でクローズアップされた応援云々だが、一応、スタジアムの答えは出たと思う。
観客は減ったがバックスタンドの人間の声は大きくなっていた。
あとで聞いたら数はガンバ戦より少なくなっていたそうだが声は大きく響いていた。
屋根の反響やらを使った面はあるが、それ以上に皆がよく声を出していたと思う。
ガンバ戦で二手に別れてしまった様子を見て、人はどこに集まったか・・
あくまで個人的にだが昨日のスタンドの風景がその答えだと思う。
試合後は馴れぬ場に行き、ハイパーメディアクリエイターとして活動を開始する。
その後は夕飯を食べにはち蔵へ。
2年ぶりくらいにV-istの売店撤収作業がないので楽だ。
はち蔵で皆で試合や今後についてあーだこーだと話す。
明々後日はもう試合だよっと言う事に気づき、フットボール三昧な日々に嬉しさが増す。
でも、翌日が木曜日で仕事と気づく・・そんな水曜日。
17日の山形戦、20日の富山戦、24日の松本戦と8日で3試合、
東北ー長崎ー北信越なタイトスケジュール。
前回のホームゲーム開幕戦では前夜から競技場に泊まり込んだのだが、
周囲にはそれが諸事情で叶わなかったメンバーもいて「仕切り直し」と前夜に再び泊まり込みに。
・・が車の中で仮眠が本眠となり起きたら夜明け。天候は雨。
集客だがやはり苦戦した。ガンバ戦は色んな好条件が重なったご祝儀みたいなもので、
当日の朝から雨であればJ2で2000人台は珍しくない。
珍しくないから構わないと言う訳ではないが、これが現状と理解する事は大事だと思う。
とは言え運営が今は「滞りなく試合を行うアマ運営」に特化して
「来場者を喜ばせる為のプロの興行」になっていない事を認識して、
早くプロ興行へ慣れていってほしい。
さて、試合。
先に述べた通りの8日で3試合を高木監督はリーグ戦全体を通して考えていた。
だから、無理な起用はやらない。でも、開幕して3試合を終えて1分2敗。
リーグ戦において最初の5試合で勝利を挙げるかどうかはとても重要である。
そこで高木監督は無理をしない起用の中で徹底的に勝ちにこだわった起用を行った。
コンディションを考慮して志有人を外し、水永を先発起用。
志有人を外すのは金久保台頭も後押しをした。だが、水永先発は結構ギャンブルだ。
水永途中出場は流れを変えきれる唯一と言って良い交代パターンだ。
言わば一種の切り札で、水永先発で流れを掴めない場合、長崎はそれを変える可能性を失うのだ。
それを承知で先発起用・・それほど早く点を取って勝ちたいと言うことだろう。
結果的にこの起用はあたり長崎は1−0で勝利した。
終盤には時間稼ぎの交代も行い、終始勝つためのサッカーにこだわった。
これだけ勝つためのサッカーにこだわって勝てなければかなり厳しくなったろう。
それだけにこの勝利は大きいし、みんな安堵出来た。本当に良かった。
ちなみに岡山戦と昨日見せたサッカーが長崎が今年目指すスタンダードだ。
走りまくってセカンドボールを拾っていく事が基本中の基本。
岡山戦や昨日のようなハードワークをすれば長崎はJ2でも中位相手くらいまでなら勝てる。
逆にそれが出来なければ勝てない。長崎が現在のチーム力で勝つ唯一のパターンが昨日の戦い方だ。
「これでなければ勝てないサッカーをして、90分履行し勝つ」
これがチームに与える影響は大きい。
さて、もう一点気になった事をメインスタンドから見ていた身として言っておく。
ガンバ戦でクローズアップされた応援云々だが、一応、スタジアムの答えは出たと思う。
観客は減ったがバックスタンドの人間の声は大きくなっていた。
あとで聞いたら数はガンバ戦より少なくなっていたそうだが声は大きく響いていた。
屋根の反響やらを使った面はあるが、それ以上に皆がよく声を出していたと思う。
ガンバ戦で二手に別れてしまった様子を見て、人はどこに集まったか・・
あくまで個人的にだが昨日のスタンドの風景がその答えだと思う。
試合後は馴れぬ場に行き、ハイパーメディアクリエイターとして活動を開始する。
その後は夕飯を食べにはち蔵へ。
2年ぶりくらいにV-istの売店撤収作業がないので楽だ。
はち蔵で皆で試合や今後についてあーだこーだと話す。
明々後日はもう試合だよっと言う事に気づき、フットボール三昧な日々に嬉しさが増す。
でも、翌日が木曜日で仕事と気づく・・そんな水曜日。
2013年03月16日
(元)校長先生夫妻のお話
さて、これを書くべきか悩んだが知らない人もいると思うので書いておこうと思う。
実際に昨年末にV・VARENのOBである”たー”こと、久留と食事をした際も
「そういえば、今どうなさってるんですか?」
と聞いてきた位だったので、色んな人が気にしていると思うから・・
古くから・・特に県総サッカー場に通っていたサポーター、そして当時の選手達なら
「校長先生夫妻」と言えばピンとくる老夫婦がいた。
何でも元は国見高校かどこかの校長先生だったそうだ。
サッカー好きなお二人はいつも練習や試合に顔を出されていた。
いつも穏やかな顔でニコニコしながら練習や試合を見ていた。
当時、国見OBが多かった事もあり文字通り孫を見るように2人並んで・・。
練習時間や練習場所も変わり、
全国遠征の多いJFLになってめっきり2人を見かける事が減った。
そして昨年の開幕戦で・・人づてに、その校長先生が亡くなった事を聞いた。
奥様が一人で昨年の開幕戦に来ていたのだそうだ。
それを聞いた時涙が出た。
他のサポーターも泣いていた。
今年の開幕戦、奥様はどこで試合を見たろうか?
間違いなく、県総の上からは校長先生がニコニコしながら見ていたと思う。
きっと、いつも2人が持っていた国見高校の小旗を振って。
実際に昨年末にV・VARENのOBである”たー”こと、久留と食事をした際も
「そういえば、今どうなさってるんですか?」
と聞いてきた位だったので、色んな人が気にしていると思うから・・
古くから・・特に県総サッカー場に通っていたサポーター、そして当時の選手達なら
「校長先生夫妻」と言えばピンとくる老夫婦がいた。
何でも元は国見高校かどこかの校長先生だったそうだ。
サッカー好きなお二人はいつも練習や試合に顔を出されていた。
いつも穏やかな顔でニコニコしながら練習や試合を見ていた。
当時、国見OBが多かった事もあり文字通り孫を見るように2人並んで・・。
練習時間や練習場所も変わり、
全国遠征の多いJFLになってめっきり2人を見かける事が減った。
そして昨年の開幕戦で・・人づてに、その校長先生が亡くなった事を聞いた。
奥様が一人で昨年の開幕戦に来ていたのだそうだ。
それを聞いた時涙が出た。
他のサポーターも泣いていた。
今年の開幕戦、奥様はどこで試合を見たろうか?
間違いなく、県総の上からは校長先生がニコニコしながら見ていたと思う。
きっと、いつも2人が持っていた国見高校の小旗を振って。
2013年03月14日
2013 J2第2節 長崎vs.ガンバのこと・・③
では、ガンバ戦の試合後の事など。
試合終了後はV-istの売店を撤収作業。
まぁ、正直言ってこの日の運営は連絡不備も目立ち慌ただしいものだった。
翔馬のゴールと後半の反撃がなければ関係者や観客の不満は露骨に出たかもしれない。
そういった意味では翔馬のゴールはクラブを救う一撃ではなかろうか?
試合運営はクラブにとって今後の大きな課題となるんだろう・・。
だが、やはり俺にとってこの試合は本当に特別な物だった。
長崎の街でJリーグが、目の前で自分の街のクラブが大観衆の前で試合があっている。
それは2004年の12月に初めて長崎新聞に乗った
「Jリーグを目指すチーム誕生」
の記事を見て以来、ずっと夢見ていた光景だった。
人は生きていてずっと夢見ていた光景を体験する事が何度あるのだろう?
この日、俺は確実に夢を叶えた。
県総サッカー場の土のグラウンド、新日鉄大分とのV・VAREN初公式戦、
島原での地域決勝、JFL昇格、昇格断念、大量退団、JFL優勝、J2昇格・・
全部はここにつながっている。
昇格して、色んな物が変わった。
突然現れて美味しい所取りをする人もいるし、昔と変わってしまった人もいる。
無論、変わらない人もいるし、変化や進化だってある。
Jリーグに上がって本当にクラブを取り巻くものはカオスになった。
その中で2005年の自分が今の自分を見て
「どうしてそうなった?」と思うような自分ではいたくない。
相変わらず、筋やらこだわりを大事にして頑固者、偏屈者と言われていこうと思う。
試合後は福島家、亜由美とガストで食事。
ちなみに応援について、昔ココで触れたような事がまた起こっているらしいが
誰がやろうとあの日に、あの場所で、あれ以上の応援は出来なかったと思う。
声が足りない? ならアナタも声を出せば良い。
人が足りない? ならアナタも行けば良い。
場所? ならアナタが適当と思う場所で頑張れば良い。
ただし、言行不一致にならないよう配慮はすべきだろう。
「長崎を一つにしたい」が「自分を中心に一つにしたい」なら言行不一致だ。
「新規を受け入れろ」と言うならば「先人に対して最低限の礼儀」はあってしかるべきだ。
自己責任だ。
自由と身勝手は違う。
何かやる以上は反発、賞賛、責任を負う覚悟でやれば良いだけの話。
その辺をわきまえて各自がやればいい。
長崎のサポーターとは他でもないスタジアムにいるアナタで、
長崎の応援とは他でもないアナタの応援なのだから。
ちなみに俺の目下の悩みはSenji君がヒゲを剃らない為に俺と区別がつきにくい事だ。
Senji君も「ヒゲなしの先人」・・つまり俺を敬って欲しいものだ。
試合終了後はV-istの売店を撤収作業。
まぁ、正直言ってこの日の運営は連絡不備も目立ち慌ただしいものだった。
翔馬のゴールと後半の反撃がなければ関係者や観客の不満は露骨に出たかもしれない。
そういった意味では翔馬のゴールはクラブを救う一撃ではなかろうか?
試合運営はクラブにとって今後の大きな課題となるんだろう・・。
だが、やはり俺にとってこの試合は本当に特別な物だった。
長崎の街でJリーグが、目の前で自分の街のクラブが大観衆の前で試合があっている。
それは2004年の12月に初めて長崎新聞に乗った
「Jリーグを目指すチーム誕生」
の記事を見て以来、ずっと夢見ていた光景だった。
人は生きていてずっと夢見ていた光景を体験する事が何度あるのだろう?
この日、俺は確実に夢を叶えた。
県総サッカー場の土のグラウンド、新日鉄大分とのV・VAREN初公式戦、
島原での地域決勝、JFL昇格、昇格断念、大量退団、JFL優勝、J2昇格・・
全部はここにつながっている。
昇格して、色んな物が変わった。
突然現れて美味しい所取りをする人もいるし、昔と変わってしまった人もいる。
無論、変わらない人もいるし、変化や進化だってある。
Jリーグに上がって本当にクラブを取り巻くものはカオスになった。
その中で2005年の自分が今の自分を見て
「どうしてそうなった?」と思うような自分ではいたくない。
相変わらず、筋やらこだわりを大事にして頑固者、偏屈者と言われていこうと思う。
試合後は福島家、亜由美とガストで食事。
ちなみに応援について、昔ココで触れたような事がまた起こっているらしいが
誰がやろうとあの日に、あの場所で、あれ以上の応援は出来なかったと思う。
声が足りない? ならアナタも声を出せば良い。
人が足りない? ならアナタも行けば良い。
場所? ならアナタが適当と思う場所で頑張れば良い。
ただし、言行不一致にならないよう配慮はすべきだろう。
「長崎を一つにしたい」が「自分を中心に一つにしたい」なら言行不一致だ。
「新規を受け入れろ」と言うならば「先人に対して最低限の礼儀」はあってしかるべきだ。
自己責任だ。
自由と身勝手は違う。
何かやる以上は反発、賞賛、責任を負う覚悟でやれば良いだけの話。
その辺をわきまえて各自がやればいい。
長崎のサポーターとは他でもないスタジアムにいるアナタで、
長崎の応援とは他でもないアナタの応援なのだから。
ちなみに俺の目下の悩みはSenji君がヒゲを剃らない為に俺と区別がつきにくい事だ。
Senji君も「ヒゲなしの先人」・・つまり俺を敬って欲しいものだ。
2013年03月12日
2013 J2第2節 長崎vs.ガンバのこと・・②
では昨日の続き。
この試合での長崎はフォーメーション、メンバー共に前節と同じ。
一方のガンバは4−2−2−2。
噂通り、FWレアンドロを外してきた。
J2では傑出した存在のレアンドロが出ないのは長崎にとって本来は好都合なのだけど
ガンバの現有戦力はそれを感じさせないほど高い。
開始から前節同様にハードワークに行こうとする長崎だが
技術が高く個人レベルで長崎を大きく上回るガンバがボールをしっかり回す。
下手にプレスにいけばかわされたりと、個人の力差が
ハードワークの優位を簡単にかき消していく。
試合を通してハードワークは長崎の方が上だったのだけど
このプレスを受けてもビクともしないボールを持てる力があるガンバは
それほどハードワークをせず試合を支配する燃費の良い展開へ。
10分、岩丸が前に飛び出しながらクリアし損ねる前節と同じミスをして失点。
ミスでリードを許すという力が劣るチームが絶対にやってはならない展開となってしまう。
更に、ガンバの個人技の前にウイングバックの古部、小笠原が下がり気味となって
押し込まれての5バックの形となった為に、前線の洸一、神崎、志有人が孤立。
彼らと他のメンバーの間にスペースが生まれ攻撃が単調になっていく。
23分、中盤のパスミスをかっさらわれてCB山口が必死に止めようとするが
ガンバ平井のスピードを止め切れず更に失点。0−2。
2点リードで落ち着いたガンバはピッチを縦横を自由に使い長崎は打つ手がなくなっていく。
これを打開しようと岩間が前線に駆け上がるなど局面の打開を図るがペースは掴めない。
右SBの高杉も岩間と位置を変えてサイドを使おうとするが効果は薄い。
ハードワークが封じ込まれた長崎相手にガンバは34分に二川がミドルを決めて0−3となり前半終了。
後半に岩間を下げて金久保投入。金久保をトップ下に配置し井上の1ボランチの形に。
3点リードの油断かスタミナの為かガンバがペースを落とした事で、
単発的ながら反撃出来るようになった長崎。
54分の洸一のシュートはガンバGK藤ケ谷の正面。57分のチャンスも得点にならず。
67分にパスカットした神崎からのカウンターもシュートはサイドネット。
そして75分に終盤で一人で攻撃の起点となっていた志有人を下げて水永。
水永をトップに置いてポストプレイと高さで反撃を狙う。
80分、パスカットからのカウンターを受けた水永がGKと1対1。これを冷静に決めて1−3。
ガンバのペースダウンで流れをモノにした長崎はこの後に猛攻を開始。
81分に神埼に下げて由紀彦を入れてトップの水永の高さを生かし攻める。
しかし何度かビッグチャンスを見せながら・・追加点ならず試合終了。
力が劣るチームがやってはならないミスでリードを許した点が惜しい。
ガンバは個の力は高いがチームとしての完成度は低かった。
もっと接戦に持ち込めたんじゃないかと思う。
終盤に盛り返したが、もとやれたという感覚は否めない。そこが惜しい。
岡山戦ではハードワークなどの良い面が出た。
ガンバ戦ではハードワークを封じられた時の手詰まりさが露呈した。
ウイングバックが押し込まれた時の攻撃の弱さはこのチームの弱点だ。
それでも水永の強さと高さはJ2で充分通用する事が判った。
収穫と検討すべきポイントが見つかった試合だったと思う。
一方でガンバはまだ前途多難だな・・と感じたりした。
さて、これで2試合を終えて1分1敗。勝点1。
長崎は最低限の結果は出していると思う。
ただ、あと3試合中に勝点3が欲しい所。
5試合未勝利は徐々にチームから落ち着きを奪っていくものだから・・。
っと言う感じで試合後の事は明日にでも。
この試合での長崎はフォーメーション、メンバー共に前節と同じ。
一方のガンバは4−2−2−2。
噂通り、FWレアンドロを外してきた。
J2では傑出した存在のレアンドロが出ないのは長崎にとって本来は好都合なのだけど
ガンバの現有戦力はそれを感じさせないほど高い。
開始から前節同様にハードワークに行こうとする長崎だが
技術が高く個人レベルで長崎を大きく上回るガンバがボールをしっかり回す。
下手にプレスにいけばかわされたりと、個人の力差が
ハードワークの優位を簡単にかき消していく。
試合を通してハードワークは長崎の方が上だったのだけど
このプレスを受けてもビクともしないボールを持てる力があるガンバは
それほどハードワークをせず試合を支配する燃費の良い展開へ。
10分、岩丸が前に飛び出しながらクリアし損ねる前節と同じミスをして失点。
ミスでリードを許すという力が劣るチームが絶対にやってはならない展開となってしまう。
更に、ガンバの個人技の前にウイングバックの古部、小笠原が下がり気味となって
押し込まれての5バックの形となった為に、前線の洸一、神崎、志有人が孤立。
彼らと他のメンバーの間にスペースが生まれ攻撃が単調になっていく。
23分、中盤のパスミスをかっさらわれてCB山口が必死に止めようとするが
ガンバ平井のスピードを止め切れず更に失点。0−2。
2点リードで落ち着いたガンバはピッチを縦横を自由に使い長崎は打つ手がなくなっていく。
これを打開しようと岩間が前線に駆け上がるなど局面の打開を図るがペースは掴めない。
右SBの高杉も岩間と位置を変えてサイドを使おうとするが効果は薄い。
ハードワークが封じ込まれた長崎相手にガンバは34分に二川がミドルを決めて0−3となり前半終了。
後半に岩間を下げて金久保投入。金久保をトップ下に配置し井上の1ボランチの形に。
3点リードの油断かスタミナの為かガンバがペースを落とした事で、
単発的ながら反撃出来るようになった長崎。
54分の洸一のシュートはガンバGK藤ケ谷の正面。57分のチャンスも得点にならず。
67分にパスカットした神崎からのカウンターもシュートはサイドネット。
そして75分に終盤で一人で攻撃の起点となっていた志有人を下げて水永。
水永をトップに置いてポストプレイと高さで反撃を狙う。
80分、パスカットからのカウンターを受けた水永がGKと1対1。これを冷静に決めて1−3。
ガンバのペースダウンで流れをモノにした長崎はこの後に猛攻を開始。
81分に神埼に下げて由紀彦を入れてトップの水永の高さを生かし攻める。
しかし何度かビッグチャンスを見せながら・・追加点ならず試合終了。
力が劣るチームがやってはならないミスでリードを許した点が惜しい。
ガンバは個の力は高いがチームとしての完成度は低かった。
もっと接戦に持ち込めたんじゃないかと思う。
終盤に盛り返したが、もとやれたという感覚は否めない。そこが惜しい。
岡山戦ではハードワークなどの良い面が出た。
ガンバ戦ではハードワークを封じられた時の手詰まりさが露呈した。
ウイングバックが押し込まれた時の攻撃の弱さはこのチームの弱点だ。
それでも水永の強さと高さはJ2で充分通用する事が判った。
収穫と検討すべきポイントが見つかった試合だったと思う。
一方でガンバはまだ前途多難だな・・と感じたりした。
さて、これで2試合を終えて1分1敗。勝点1。
長崎は最低限の結果は出していると思う。
ただ、あと3試合中に勝点3が欲しい所。
5試合未勝利は徐々にチームから落ち着きを奪っていくものだから・・。
っと言う感じで試合後の事は明日にでも。
2013年03月11日
2013 J2第2節 長崎vs.ガンバのこと・・①
ホーム開幕戦と言うのは、リーグ開幕戦よりもワクワクするものだ。
今回、公式マッチデイプログラム製作打ち合わせでクラブ事務所に顔を出していたのだが、
凄まじい慌しさだった。何しろ、
・V・VAREN長崎J2初公式戦のホーム開幕戦。
・完成した(と言うには工事中も多い)県総のこけら落とし。
・対戦相手は日本代表を揃えるガンバ大阪。
・2年ぶりの諌早での試合。
・Jリーグに昇格したばっかり
等の条件が重なりまくり大変な騒ぎとなっていた。
前夜の土曜日。
仕事が終わると同時に準備を開始して諌早へ向かい、
色々寄ったりしたながら競技場に着いたのが22:00頃。真っ暗。
車を停めて県総の周囲をグルッと回る。
2005年のV・VARENの最初の公式戦の時も前の晩から競技場に行って夜を明かした。
あれから競技場も変わり、人も変わった。そこに変わらず居られる自分が嬉しかった。
基本、夜中に居た場所はサッカー場。
2005~2007年までV・VARENの主な練習場だった土のグラウンドだ。
J公式戦を待つ夜の場所に1番相応しい。
時間が経つに連れて亜由美やら坂井君やら福島家がやってくる。
サッカー場のV・ファーレン自販機の灯の中で作業をしたり話をしたり・・
多分、それは世界で1番贅沢で幸せな時間の一つなんだろうと思う。
4:00頃に車に入って仮眠にはいると5:30頃、ゆっくんに起こされる。
はち蔵号とユーダイ、晋、伸君、ミッカム、栃木なども着。
朝日が昇る事にスタジアム側に移動し牡蠣やら刺身を食べ・・
運動公園開門と同時にメインスタンドのV-ist販売ブースへ。
準備をしながら色んな人と話をする。運営面の大混乱は理解していたし不満もあった。
それでもやはりV・VAREN長崎の試合に2万近い人が来る感動は抑えられなかった。
ちょっと卑怯だ(笑)。数に押されて感動してしまう(笑)。
ギリギリまで売店作業を続けながら、スタジアムを回っていると、
引退を発表したばかりの近藤に声をかけられた。
続いて、生まれたばかりの子供を連れた久留に会う。無茶苦茶に可愛い子だった。
その後も重工から引退したばかりの福田涼やら税所やら・・
OBの顔が見られる事も嬉しいし、
彼らが声をかけてくれるような関係である事が嬉しかった。
そしてキックオフ15分前にスタンドへ。鼻高々のS席なので楽々だ。
しかも、センターラインのちょうど真ん中で目の前から選手が入場してくる。
完璧な席だ。この席の為なら何万出しても惜しくは無い!
ちくしょう!運営の問題があってもこのムードで感激してしまうじゃないか(笑)
あと、ガンバのファンが中村知事の挨拶の時に
チャントを大音量で被せて邪魔にくるお約束の流れとか非常にJぽくて楽しくなった。
そして、そういう事情を知らない知事が語り続けて押し切ってしまう所も嬉しくなった。
そして・・ついに選手が入場してくる。っという所で明日は試合内容やらについて・・。
続く。
今回、公式マッチデイプログラム製作打ち合わせでクラブ事務所に顔を出していたのだが、
凄まじい慌しさだった。何しろ、
・V・VAREN長崎J2初公式戦のホーム開幕戦。
・完成した(と言うには工事中も多い)県総のこけら落とし。
・対戦相手は日本代表を揃えるガンバ大阪。
・2年ぶりの諌早での試合。
・Jリーグに昇格したばっかり
等の条件が重なりまくり大変な騒ぎとなっていた。
前夜の土曜日。
仕事が終わると同時に準備を開始して諌早へ向かい、
色々寄ったりしたながら競技場に着いたのが22:00頃。真っ暗。
車を停めて県総の周囲をグルッと回る。
2005年のV・VARENの最初の公式戦の時も前の晩から競技場に行って夜を明かした。
あれから競技場も変わり、人も変わった。そこに変わらず居られる自分が嬉しかった。
基本、夜中に居た場所はサッカー場。
2005~2007年までV・VARENの主な練習場だった土のグラウンドだ。
J公式戦を待つ夜の場所に1番相応しい。
時間が経つに連れて亜由美やら坂井君やら福島家がやってくる。
サッカー場のV・ファーレン自販機の灯の中で作業をしたり話をしたり・・
多分、それは世界で1番贅沢で幸せな時間の一つなんだろうと思う。
4:00頃に車に入って仮眠にはいると5:30頃、ゆっくんに起こされる。
はち蔵号とユーダイ、晋、伸君、ミッカム、栃木なども着。
朝日が昇る事にスタジアム側に移動し牡蠣やら刺身を食べ・・
運動公園開門と同時にメインスタンドのV-ist販売ブースへ。
準備をしながら色んな人と話をする。運営面の大混乱は理解していたし不満もあった。
それでもやはりV・VAREN長崎の試合に2万近い人が来る感動は抑えられなかった。
ちょっと卑怯だ(笑)。数に押されて感動してしまう(笑)。
ギリギリまで売店作業を続けながら、スタジアムを回っていると、
引退を発表したばかりの近藤に声をかけられた。
続いて、生まれたばかりの子供を連れた久留に会う。無茶苦茶に可愛い子だった。
その後も重工から引退したばかりの福田涼やら税所やら・・
OBの顔が見られる事も嬉しいし、
彼らが声をかけてくれるような関係である事が嬉しかった。
そしてキックオフ15分前にスタンドへ。鼻高々のS席なので楽々だ。
しかも、センターラインのちょうど真ん中で目の前から選手が入場してくる。
完璧な席だ。この席の為なら何万出しても惜しくは無い!
ちくしょう!運営の問題があってもこのムードで感激してしまうじゃないか(笑)
あと、ガンバのファンが中村知事の挨拶の時に
チャントを大音量で被せて邪魔にくるお約束の流れとか非常にJぽくて楽しくなった。
そして、そういう事情を知らない知事が語り続けて押し切ってしまう所も嬉しくなった。
そして・・ついに選手が入場してくる。っという所で明日は試合内容やらについて・・。
続く。
2013年03月06日
高木長崎のベース
正直言って開幕戦は層がギリギリだった。
シーズン前に故障者が相次ぎ中々ベストな形でTMも行えなかった。
高木さんは合流当初は4−2−2−2の布陣を試したが、
高木さんの中に以前から3バックの構想があり、
長崎でもすぐに3−4−2−1がベースの戦術に。
詳しい攻守の約束事は書かないが、
3バックにはDFライン両サイドにスペースが出来やすく、
そこにボールを入れられると苦しいという弱点がある。
だが、完全ではないものの対策は打たれており、
かつての3バックとは違いイタリアなどで現在見られるタイプの3バックだ。
前線は1トップ(洸一)、2シャドー(志有人、神崎)と言われるもので
1トップはゴールを決めるフィニッシャーとしての働き以外にポストプレイなど
前線の起点としての動きが求められる。
一方で2シャドーはフィニッシャーとゲームメイカーという2つの役割が求められる。
よくある組み合わせは、フィニッシャーとゲームメーカーを一人ずつなのだが
長崎では両方の動きの出来る2人を置いた。状況に合わせて役割を変えるためだ。
ボランチに関しては守備とパスの出し所としての役割を求められる。
井上、岩間共にチームでは数少ないパサーであり、
特に岩間はそのパスセンスを高木さんからも高く評価されている。
次いで両サイドに張り出した2人のMFは役割的にはウイングバックで攻撃の比重が高い。
高木さんはこのウイングを縦でなくサイドから中に切れ込む動きを期待しているようで
右サイドが主戦場だった古部を左ウイングで起用している事かもそれは伺える。
ウイング候補の古部、小笠原、山田はいずれも足元でキープできる選手であり、
古部を除くとスピード型でもない。このPOSに求められるのはそういう資質と言う事だ。
足元の技術は高いがパサー型である持留や縦のスピードに優れる杉山あたりは
役割に自らを適用させる必要があると思う。呉も杉山とかぶる部分があるので注視したい。
さて、今年の長崎は高木さんの判断により非常に手堅く、バランスの良い補強が出来ている。
だが、それでも全体的に充分とは言えない。特に、ボランチとDFはその傾向が強い。
DFについては藤井、川端、山口、下田、MJ、高杉と粒は揃っているが
J2のFW陣を考えるともう1ランクのレベルアップが求められる。
また、ボランチに関して言うと単純に層が薄い。
井上、岩間、岡村、前田がこのPOSであるが、
攻守のバランスを読む能力、パス、守備、運動量の面では一長一短がある。
先日獲得した金久保あたりの起用もあるかもしれない。
ちなみに金久保に関して言うと、2月から練習参加をしておりTMでも良い動きを見せての加入となった。
ちなみに昨年までの佐野スタイルは綺麗さっぱり無くなったかと言うとそうでもない。
高木スタイルではボールを奪ったら素早くサイドを広く使って最も最短のパスで攻撃まで持っていく。
その際のパスのつなぎは昨年の好調時を彷彿とさせるものがあり、
ロングボールで味方を走らせるだけの物ではなく、しっかり早くつないでいく攻めの形だ。
また、相手の位置を見て、ロングボールを狙う時もある。
考え無しのロングボールでの攻めは放り込みであり、運の要素が高い。
だが、狙った形としてのロングボールはダイナミックな攻めである。
似て非なる両者の違いを注視してもらえれば観戦はもっと楽しくなると思う。
最後にJFLではSAGAWAの中口監督など一部の監督しか行なってこなかったが
このクラスのリーグになると指揮官は自分のチームを機能させる為の采配だけでなく
相手の監督の打つ手を封じたり、騙したりの駆け引きが行われる。
Aのチームが必勝パターンを持っていたとして、
Bの監督はその必勝パターン封じを持っているとしよう。
Aの監督はBの監督に対策がある事を予期して、
試合の流れを見ながら必勝パターン投入をいつもより早くする。
慌ててBの監督が必勝パターン破りを投入すると
Aの監督が必勝パターンを使わないように指示する。
そんな駆け引きが目の前で行われるのだ。
ベンチの動きも是非注視してもらいたい。
サブメンバーのアップすら相手の監督をひっかけるダミーであるケースだってあるのだから。
シーズン前に故障者が相次ぎ中々ベストな形でTMも行えなかった。
高木さんは合流当初は4−2−2−2の布陣を試したが、
高木さんの中に以前から3バックの構想があり、
長崎でもすぐに3−4−2−1がベースの戦術に。
詳しい攻守の約束事は書かないが、
3バックにはDFライン両サイドにスペースが出来やすく、
そこにボールを入れられると苦しいという弱点がある。
だが、完全ではないものの対策は打たれており、
かつての3バックとは違いイタリアなどで現在見られるタイプの3バックだ。
前線は1トップ(洸一)、2シャドー(志有人、神崎)と言われるもので
1トップはゴールを決めるフィニッシャーとしての働き以外にポストプレイなど
前線の起点としての動きが求められる。
一方で2シャドーはフィニッシャーとゲームメイカーという2つの役割が求められる。
よくある組み合わせは、フィニッシャーとゲームメーカーを一人ずつなのだが
長崎では両方の動きの出来る2人を置いた。状況に合わせて役割を変えるためだ。
ボランチに関しては守備とパスの出し所としての役割を求められる。
井上、岩間共にチームでは数少ないパサーであり、
特に岩間はそのパスセンスを高木さんからも高く評価されている。
次いで両サイドに張り出した2人のMFは役割的にはウイングバックで攻撃の比重が高い。
高木さんはこのウイングを縦でなくサイドから中に切れ込む動きを期待しているようで
右サイドが主戦場だった古部を左ウイングで起用している事かもそれは伺える。
ウイング候補の古部、小笠原、山田はいずれも足元でキープできる選手であり、
古部を除くとスピード型でもない。このPOSに求められるのはそういう資質と言う事だ。
足元の技術は高いがパサー型である持留や縦のスピードに優れる杉山あたりは
役割に自らを適用させる必要があると思う。呉も杉山とかぶる部分があるので注視したい。
さて、今年の長崎は高木さんの判断により非常に手堅く、バランスの良い補強が出来ている。
だが、それでも全体的に充分とは言えない。特に、ボランチとDFはその傾向が強い。
DFについては藤井、川端、山口、下田、MJ、高杉と粒は揃っているが
J2のFW陣を考えるともう1ランクのレベルアップが求められる。
また、ボランチに関して言うと単純に層が薄い。
井上、岩間、岡村、前田がこのPOSであるが、
攻守のバランスを読む能力、パス、守備、運動量の面では一長一短がある。
先日獲得した金久保あたりの起用もあるかもしれない。
ちなみに金久保に関して言うと、2月から練習参加をしておりTMでも良い動きを見せての加入となった。
ちなみに昨年までの佐野スタイルは綺麗さっぱり無くなったかと言うとそうでもない。
高木スタイルではボールを奪ったら素早くサイドを広く使って最も最短のパスで攻撃まで持っていく。
その際のパスのつなぎは昨年の好調時を彷彿とさせるものがあり、
ロングボールで味方を走らせるだけの物ではなく、しっかり早くつないでいく攻めの形だ。
また、相手の位置を見て、ロングボールを狙う時もある。
考え無しのロングボールでの攻めは放り込みであり、運の要素が高い。
だが、狙った形としてのロングボールはダイナミックな攻めである。
似て非なる両者の違いを注視してもらえれば観戦はもっと楽しくなると思う。
最後にJFLではSAGAWAの中口監督など一部の監督しか行なってこなかったが
このクラスのリーグになると指揮官は自分のチームを機能させる為の采配だけでなく
相手の監督の打つ手を封じたり、騙したりの駆け引きが行われる。
Aのチームが必勝パターンを持っていたとして、
Bの監督はその必勝パターン封じを持っているとしよう。
Aの監督はBの監督に対策がある事を予期して、
試合の流れを見ながら必勝パターン投入をいつもより早くする。
慌ててBの監督が必勝パターン破りを投入すると
Aの監督が必勝パターンを使わないように指示する。
そんな駆け引きが目の前で行われるのだ。
ベンチの動きも是非注視してもらいたい。
サブメンバーのアップすら相手の監督をひっかけるダミーであるケースだってあるのだから。
2013年03月04日
2013 J2第1節 岡山vs.長崎 のこと
3月10日 AM2:00、中々落ち着けない中、仮眠を取って岡山に向う。
Jの開幕戦でULTRA、オフィシャル両方バスツアーが出るのは昔を思うと隔世の感だ。
途中で岡山のジーンズストリートにより野口邸なる旧家の余りな大きさに
「野口ストリートではないか?」などと考えながら散策しカンスタ着。

途中で取材を受けるが、その時点ではまだ何とも不思議な気分。
でも、選手がピッチに入ってくるのを見ていると、色んな事がフラッシュバックした。
この入場シーンを8年前も夢見てて、そこに辿りついたんだなと。
ずっと夢見た光景を目にする。案外少ない経験だ。多分・・一生忘れない。
さて、試合。戦術的な事は明日にでも書くとして試合展開を。
長崎も岡山も布陣は3-4-2-1。
序盤から長崎の方がプレスの連動性が高い上に球際が厳しく、岡山を守勢に回らせた。
一方で攻撃は洸一、神崎、志有人の3人が中心で、
彼らの個人技やセンスに託していた感が強く、序盤は特にその傾向が顕著だった。
この3人に引っ張られるように古部の突破も効いていた。
岡山は丁寧につなごうととするんだけど、シンプルな長崎に押し込まれ、
つなごうとして攻撃が遅滞したり、パスミスが出ていた。
25分に中盤でボールを奪ったからのカウンターで
岡山DF2人の間を割って抜け出した洸一が落ち着いて決めて先制。
このシーンは志有人、神崎や左ウイングバックに入っている古部が再三突破をしかけて、
何度もチャンスを作っていた為に岡山のCBが右に寄ってしまい生まれたスペースを突いたもの。
スペースを作る人(志有人、神崎、古部)、スペースを使う人(洸一)が噛み合ったシーンだった。
更に加えるならスペースを狙った人(岩間)の存在も見逃せない。
後半に入ると長崎の運動量が落ちてきた事もあり岡山にペースに。
岡山の1トップ荒田は長崎の山口が押さえ込むが、攻められ続ける。
75分に洸一に代えて水永を投入しポストでカウンター狙う長崎だがチャンスを決めきれず。
86分に志有人と前田を交代し3-5-1-1の形に。攻撃は神崎と水永に託して守りに出る。
対して岡山は87分に上條を投入し、攻撃をシンプルに前に合わせる形に。
終了間際、左サイドからのクロスに岩丸が飛び出すもクリア仕切れず同点で試合終了。
手応えと経験の浅さと2つを知った試合だったと思う。
短期間でスタイルを浸透させた高木監督の評価は高まったし、選手も力を見せてくれた。
何より可能性が感じられる。Jリーグ開幕初戦としては立派な物だ。
良いチームでJリーグに来れた。それが嬉しい。
その後、所用で宮田社長と電話。社長も手応えは感じているようだ。
その後は、食事をして長崎へ戻る。皆、結構体調は悪い(笑)。やっぱ、緊張してたんだろうな。
あと、先日書いたコレだが・・皆が同意だったようで
「この開幕戦の会場にチームは原田さんは連れてきてないの?」
「この試合だけは武男さんだけでも帯同させてやってほしかったですね」
と色んな所で言われた。そして、俺は書いた通り、心の中で
「V・ファーレン長崎 背番号14 MF 原田武男!」とコールした。
現在の背番号14と共にJリーグを駆け抜けていって欲しい。
そんな事を思いながら3:00頃に長崎着。そして解散。
Jの開幕戦でULTRA、オフィシャル両方バスツアーが出るのは昔を思うと隔世の感だ。
途中で岡山のジーンズストリートにより野口邸なる旧家の余りな大きさに
「野口ストリートではないか?」などと考えながら散策しカンスタ着。

途中で取材を受けるが、その時点ではまだ何とも不思議な気分。
でも、選手がピッチに入ってくるのを見ていると、色んな事がフラッシュバックした。
この入場シーンを8年前も夢見てて、そこに辿りついたんだなと。
ずっと夢見た光景を目にする。案外少ない経験だ。多分・・一生忘れない。
さて、試合。戦術的な事は明日にでも書くとして試合展開を。
長崎も岡山も布陣は3-4-2-1。
序盤から長崎の方がプレスの連動性が高い上に球際が厳しく、岡山を守勢に回らせた。
一方で攻撃は洸一、神崎、志有人の3人が中心で、
彼らの個人技やセンスに託していた感が強く、序盤は特にその傾向が顕著だった。
この3人に引っ張られるように古部の突破も効いていた。
岡山は丁寧につなごうととするんだけど、シンプルな長崎に押し込まれ、
つなごうとして攻撃が遅滞したり、パスミスが出ていた。
25分に中盤でボールを奪ったからのカウンターで
岡山DF2人の間を割って抜け出した洸一が落ち着いて決めて先制。
このシーンは志有人、神崎や左ウイングバックに入っている古部が再三突破をしかけて、
何度もチャンスを作っていた為に岡山のCBが右に寄ってしまい生まれたスペースを突いたもの。
スペースを作る人(志有人、神崎、古部)、スペースを使う人(洸一)が噛み合ったシーンだった。
更に加えるならスペースを狙った人(岩間)の存在も見逃せない。
後半に入ると長崎の運動量が落ちてきた事もあり岡山にペースに。
岡山の1トップ荒田は長崎の山口が押さえ込むが、攻められ続ける。
75分に洸一に代えて水永を投入しポストでカウンター狙う長崎だがチャンスを決めきれず。
86分に志有人と前田を交代し3-5-1-1の形に。攻撃は神崎と水永に託して守りに出る。
対して岡山は87分に上條を投入し、攻撃をシンプルに前に合わせる形に。
終了間際、左サイドからのクロスに岩丸が飛び出すもクリア仕切れず同点で試合終了。
手応えと経験の浅さと2つを知った試合だったと思う。
短期間でスタイルを浸透させた高木監督の評価は高まったし、選手も力を見せてくれた。
何より可能性が感じられる。Jリーグ開幕初戦としては立派な物だ。
良いチームでJリーグに来れた。それが嬉しい。
その後、所用で宮田社長と電話。社長も手応えは感じているようだ。
その後は、食事をして長崎へ戻る。皆、結構体調は悪い(笑)。やっぱ、緊張してたんだろうな。
あと、先日書いたコレだが・・皆が同意だったようで
「この開幕戦の会場にチームは原田さんは連れてきてないの?」
「この試合だけは武男さんだけでも帯同させてやってほしかったですね」
と色んな所で言われた。そして、俺は書いた通り、心の中で
「V・ファーレン長崎 背番号14 MF 原田武男!」とコールした。
現在の背番号14と共にJリーグを駆け抜けていって欲しい。
そんな事を思いながら3:00頃に長崎着。そして解散。
2013年03月02日
さぁ、Jリーグだ。
原田武男を1分でも良い、Jリーグのピッチにもう1度立たせたかったんだ。
田上渉にJリーグのピッチを走り回って欲しかったんだ。
Jリーグの試合前、竹村栄哉に「勝とうぜ!」と声をかけると笑顔で頷く・・そんな事も夢見てたんだ。
加藤が、洋が、阿部ちゃんが、税所が、裕哉が、久留が、堀川が、栄二が、石川が、飛鳥が、ツカが、近藤が、元気が、田尻が、哲ちゃんが・・・・皆、Jリーグに行きたかったんだ。
勝つとか、負けるとか、戦えるとか・・
この試合に限ってはそんなのよりも大事な事がある。
Jリーグに来たんだ。
その凄さ、素晴らしさを出場する選手は皆噛み締めて欲しい。
その土台となった選手達の事をほんの少しで良い、思い出して欲しい。
俺は今年、全観戦試合で選手紹介のシーンの時に
「V・ファーレン長崎 MF 背番号14 原田武男!」
と心の中で叫び続けよう。
本当は100名を超える選手達全員の名前を呼びたいけれど・・
1番象徴的な長崎のKINGの名前を。
そして、今、14を背負う志有人には、その番号がいかに特別であるかを知ってほしい。
さぁ、Jリーグに参加しに行こう!
田上渉にJリーグのピッチを走り回って欲しかったんだ。
Jリーグの試合前、竹村栄哉に「勝とうぜ!」と声をかけると笑顔で頷く・・そんな事も夢見てたんだ。
加藤が、洋が、阿部ちゃんが、税所が、裕哉が、久留が、堀川が、栄二が、石川が、飛鳥が、ツカが、近藤が、元気が、田尻が、哲ちゃんが・・・・皆、Jリーグに行きたかったんだ。
勝つとか、負けるとか、戦えるとか・・
この試合に限ってはそんなのよりも大事な事がある。
Jリーグに来たんだ。
その凄さ、素晴らしさを出場する選手は皆噛み締めて欲しい。
その土台となった選手達の事をほんの少しで良い、思い出して欲しい。
俺は今年、全観戦試合で選手紹介のシーンの時に
「V・ファーレン長崎 MF 背番号14 原田武男!」
と心の中で叫び続けよう。
本当は100名を超える選手達全員の名前を呼びたいけれど・・
1番象徴的な長崎のKINGの名前を。
そして、今、14を背負う志有人には、その番号がいかに特別であるかを知ってほしい。
さぁ、Jリーグに参加しに行こう!