2011年05月30日
2011 JFL第13節 Hondavs長崎のこと
試合内容については期間限定をどうぞ。
台風接近の中、土曜夜中に車で都田へ。今回のメンバーは雄二さん、聖子さん、wakiさん、ミスターハッピーターンと言う実に能天気でオメデタイ異名で呼ばれる坂井君(独身)、俺。延々と夜の雨を走り続ける。キックオフ30分前着。雨の時はバクスタは開放無しなのでJ都田初メイン!ちなみに長崎はHonda戦未勝利で特に都田での試合はいつも力で捻じ伏せられいる。
試合の方は期間限定で書いた通りだが・・雨の力を味方につけて長崎が快勝した。
正直、単純にこれがHondaとの力差とも思わないし、完全な長崎の実力だけでもない。攻め込みながら中々突き放せなかったし、Hondaにもう少しシュート精度があれば同点にされていた。後半は完全にゴール前からのカウンターの応酬で互角だった。
ただ、この試合では、前節の時のような「自分たちの戦い方が出来ればやれる」的な気持ちより、「何が出来るか?何をするか?」という意識が見えた。その意識がシュートを積極的に打たせ、動きを止めず走り続けさせ、チームの意思統一をさせていたと思う。
采配も良かった。前節も今節も「攻めて相手に攻撃させない攻撃性」と同じ方針だが、前節は「やれば出来る」と思う余り采配に融通が無かった。今節は中山不在の中の攻撃。相手が放り込んでも守れる高さのあるCB、守備を考えての山本起用と現実に即していた。「ブレない=頑固」ではない。戦い方を調整した事は正しかったと思う。
長崎の守備原則で攻撃の必須条件である高いラインを保つ4バックの綺麗な並び。
基本の戦い方がしっかり浸透している証拠。井筒と橋本が入れ替わっても変わらない。そして、その守備網を抜けても近藤がいる安心感は大きい。
初スタメンの翔馬。
ロックの時みたいなムチャさが欲しい。ちなみに仲間内では愛され系だ。
ウチのチームは若いので気分が顔に出る。この日はこんな感じ。
次は島原でこんな顔を見せて欲しいものだ。
ちなみに・・
試合中、まるで最愛の人を亡くしたかのように雨に打たれながら震えていたこの人は今年に入って急速に自分のキャラ設定を行っている。
「お菓子のハッピーターンが大好きでアウェイに行く途中に食べると負けない」、「試合の真っ最中に応援しながらカレーを食べると勝つ」という設定に加えて、この日は「雨にズブ濡れになると勝つ」っと言う設定を手に入れた。
雨に濡れても応援するその凛々しい様を聖子さんは「生まれたての子鹿みたい」と評していた。彼は30半ば過ぎてから体を張った芸風で応援者として開花を狙っているようだ。
次の試合で負けそうだなと思ったら是非、スタンドのお客さん達はバケツで水をかけてみてはいかがだろうか?
2011年05月25日
V・VAREN+SEXYBABY=長崎
最近は中々に忙しいの新聞を飛ばし読みして、1週間とか10日後にまとめてゆっくり見るという全然newじゃないnewsを読んでいる暮らしなのだが・・
先日、かなり遅れて長崎新聞にこんな記事を見つけた。
「長崎でも期待の女性ユニット「Sexybaby(セクシーベイビー)」が誕生した。」
なっ、なっ、なんだってぇぇぇ!AKB48に続けだってぇ!!
好景気の影響はバブルの時ですら殆ど感じなかったのに、不景気だけは最先端にビンビン感じるこの長崎にアイドル誕生!!!!これは大変だ!長崎のアイドルの座をV・VAREN長崎と争うライバルになるかもしれない。そう思い記事を舐めるように読む!
「メンバーは小学5年生から高校3年生まで7人。うち瞳さん(17)、美憂さん(16)、憂那さん(14)、橘里依さん(12)、萌さん(12)の5人は本県在住(他は福岡県出身)」
メンバーは7人・・そう思った瞬間に閃く!
AKB48は48人。7人で挑むには大変だろう。よし、ここはタッグだ!V・VARENの23人の選手が加わり30人。あとはスタッフやフロントを入れて無理やり48人にすれば良い。コラボだ!クラブのハーフタイムや試合前に歌ってもらおう。
タッグを組むとなれば、V・VAREN側もSEXYBABYに歩み寄らないとならない。
記事によるとSEXYBABYは「ダンスで見せるSEXY担当」と「笑顔で癒すBABY担当」が居る。
V・VARENも見習おう。何事もまずは形から入る。
SEXYな個人技で見せるSEXY担当は、持留、岩間、中井、由紀彦など・・
笑顔で癒すBABY担当はやはり吉本、熊谷、松岡、田中などだ。
こうなればチームを2つに分ける時も全部SEXY班とBABY班と呼称すればどうだろう?
遠征に行くメンバーはSEXY班、バックアップはBABY班。
オフィシャルに
「BABYは9:30から県総ソフトボール上でトレーニング、SEXYは21:00の飛行機で着」
などと掲載されると素敵だ。
無論、紅白戦も”紅白”ではない。SEXYBABY戦だ。
速報してくれる人が
「SEXYな中山が積極的にせめてます。」
「BABYの藤井がSEXYな有光を密着マーク!」
「SEXYのプレスが強烈!」
「BABY同士が怒鳴りあって鼓舞している。」
「SEXYな神崎が審判を挑発。」
などともう何が何だか訳がわからない速報になったら、ある意味で他チームはスカウティングのしようがないのではないか?
何とかご当地アイドルと絡んでいきたいものだ。
・・とAKB48も大島優子と前田敦子以外まったく知らない俺は思う・・。
2011年05月23日
2011 JFL第11節 長崎vs長野のこと
試合内容については期間限定をどうぞ。
この日は県内小学校の大半が運動会。当然、俺もだ。だが、日頃「お家の為に」として家事・育児に滅私奉公してきたお陰で昼から試合へ行けるのだ!ブッチりではない。
それに福島ファミリーのセンジ君も運動会で長崎市に残っている。
センジ君の母親や娘の美桜ちゃん、奥さんの美由紀さんにまで間違われる程に区別のつかない俺とセンジ君・・。何か言われたら「僕は試合に行ってません。仁田小に居ました。」と言い張れば逃げられそうな気もする。
島原到着はキックオフギリギリ。ボランティアの顔馴染みさん達が「どうしたと!?」とか「家庭崩壊ばい」と暖かい声で出迎え。会場はチョープロシートを徹底活用し何とか恥をさらさない観客数となっていた。あと・・イケメンコンテスト結果はこう。 さて、試合。
期間限定にも書いたが長野の
「常にDF4人で守備ブロックを作り守る」
「プレスはセンターライン付近から。ただし長崎のSBには即プレス」
「攻撃はセンターライン先で2~3人がボールを回し、長崎DFの裏へボール入れる」
と言う約束事の前に・・中山不在で中央からの攻めに欠いたとは言え完敗。薩川がよく研究していたのかもしれないが、面白いように長野の戦い方が嵌った。
長崎のサイド攻撃は連携等よりSBの攻撃力がベース。だから攻撃選手がコンバートされてきた。だが攻撃力があっても、常に4人のDFが揃い、ある程度引いて守られると単独突破は難しい。この日は突破やSBへのパスは止められ、突破に成功してもDFの数が揃っているので弾き返される。
こういう相手は左右にゆさぶって布陣や選手の距離の乱れを突くのが原則なんだが・・この日の長崎は充分に相手を揺さぶる前に攻め急ぎ弾き返されていた。意図ある揺さぶりも少なく・・攻撃前の儀式化していた感じ。
交代策で1ボランチにした結果、更に長野の攻撃を楽にしてしまったと思う。
まぁ・・何よりこの日は選手が動けてないし、玉際の粘りも無かったんだけどね。
この日の試合のシーンは色々と詰まっていた。選手たちがそれぞれ話し合いをしたり、クールダウンしたりする中で佐野さんは1人黙ってベンチにず~っと座ってピッチを眺めていた。
個人的に綺麗に切り替えて「次!次!」っと言う気分にならなかったので、それを椅子に座ってバックスタンドからず~っと見ていた。勝手に見合ってるつもりでいた。20分位してから佐野さんは立ち上がりバックスタンドへ向かってきて何も言わず頭を下げ挨拶していった。
「Honda行きますよ、俺ら」とだけ言った。
言った直後に・・。(昔に比べて随分丸い事言うなぁ、俺)っと思った。
”長崎”はシーズン前に「最低でも優勝争いをする」「フェアプレイ賞を狙う」とピッチ内の目標を掲げた。フロントは「平均観客動員数3,000」を掲げた。1200人の観客と12位のチーム。
それが”今”だ。
皆で”今”を変えていかなきゃならない。その”皆”には・・”長崎”には俺も含まれている。
そんな事を考えながら色んな人と色んな話をしながら帰宅。
2011年05月19日
2011国体練習始動と久々の県総サッカー場
先日、国体のサッカー成年男子の練習を観にいった。
久々に、夜、車で諫早まで練習を見に行くと言うのは中々にノスタルジィだ。2005~2007年までは毎晩、ここでV・VAREN長崎は練習をやっていた。車で毎晩片道40分以上かけて練習を見に行くのが常だった。本当に毎晩行っていた。多分、1番楽しい時代だ。
さて、国体の練習・・。2014年へ向けて昨年から国体の強化はかなり力が入っている。今年は更に昨年以上だ。かなり門戸を広げて選手も集めており・・ここから九州ブロック大会メンバーが選抜される。
主体は重工のメンバーとV・VARENのOB達。他にも大学勢や県リーグ勢。勿論、武男と竹村、加藤もいる。久留や小田幸司、堀川も候補だ。
指揮を執るのは元V・VAREN長崎のコーチ植木総司さん。考えてみると総司さんは昨年の国体本大会での快進撃以外にも、V・VARENが有明SCだった頃に指揮官として九州各県決勝を戦ってるし、V・VARENのコーチとして全社制覇やKYU制覇も経験している。何気に百戦錬磨だ。傍らでは重工の根橋監督や山口コーチが支えており、ほぼ考えられるベストメンバーだろう。
練習は初日からかなり気合が入っていてピリっとした空気が流れていた。
ちなみに、V・ファーレン長崎支援会の時なんかに国体の練習が今日から始まる事は話していたのだが、やはり一般の人は知らないらしく・・見学者は俺、福島ファミリー、亜由美。
このメンバーで夜に練習を見ている構図はやはり昔を思い起こさせる。ちなみに美桜ちゃんは昔よりパワーアップした魔方陣を土に書いて遊んでいた。ミフゥも土遊び。
ボ~っと見てると横を通りかかった武男が笑いながら「何すか、今日は。何かあるんですか?」と。なのでセンジ君と「同窓会です」と応える。
横を走る加藤がやはりちょっと笑いながら挨拶する。竹も遠くから笑って頭を下げる。久留が走ってきて挨拶する。・・やはり同窓会だ。
久留は少しスリムになっていた、加藤も少し痩せた気がする。あまり照明が明るくないグランドで選手の判別がつき難いのだが・・元V・VARENの彼らはシルエットや雰囲気だけですぐに判る。美桜ちゃんも「V・VARENの選手は走り方で判る」と言っていた。
途中から1月に武男ラストマッチを開催した、武男の友人も武雄からやってきた。
一緒にアレコレ話しながら見学。
ラストは・・これも昔から見てた人におなじみのトンボがけ。
色んな事がフト頭をよぎる。苦しいことが多かった筈なのに・・どの瞬間の映像でもみんな笑ってる。
「あっちの椅子にI勢田君が座ってるんじゃ?」
センジ君が笑いながらそう言った。いるような気がした。
見上げると満月がとても大きく出ていた。
何だか月をゆっくり見上げるのも2007年以来久々な気がする。
ちなみに翌日の重工の練習場では疲れも見せずに武男も竹も加藤も・・他の国体候補も練習をしていた。
2011年05月16日
2011 JFL11節 長崎vs印刷のこと
例によって試合内容のことは期間限定をどうぞ。
島原開幕戦だ。
っとは言っても県内の多くの中学校で運動会、高校は高総体前で練習試合が最も盛んな時期、とどめに島原でプリンスリーグも開催中というトリプルリーチ。これで3000人集客出来れば普段の試合は10,000人くらい平然と集めるだろう。無理を言ってはいけない。さて、こんな感じで運営は大変だったらしいと後に聞いた。観客数が少ないので問題は大きく表面化しなかったが、試合後のミーティングは大荒れだったそうで・・。
そんな中で異論はあるだろうが、クラブの嬉しい決断があった。人手が足りない事を覚悟しつつ国体の強化チーム「重工」の要請に応じ武男、竹、加藤の3人をKYUリーグへ送り出した事だ。会社的に言えば社員3人を送り出すのは難しい・・だが、V・VARENの目的の一つ「長崎のフットボール力向上」だ。アマ選手が大半を占めていた頃、クラブは選手雇用先に協力してもらっていた。今回クラブの立場は逆になり実践をした。運営が上手く出来なかった事は問題だが心意気は正しい。多分、アレコレ文句をいう人はいないだろう。
そして試合・・。
6点目のアリの得点シーン。
役割が整備されてきた。特にボランチ2枚の役割分担がかなり改善された。打ち合わせたと言うより、個性を互いに理解して自然と出来るようになってきたという感じだろう。
あと良くも悪くも左SBは面白い。
開幕戦はヒドイものだった。開幕2試合での6失点の半分が左SBからだし、前節も不用意なミスがCKになり失点を生んだ。だが、ボランチの安定、CB井筒の慣れ、そして左で張ってるアリがフォローし大きな破綻が無くなった。多分・・サイド攻撃がしっかり出来るチーム以外には・・開幕戦ほどやられる事はないだろう。
にも関わらず、印刷も松本も秋田も舐めて不用意に仕掛けて、持留やアリに裏を取られ反撃を食らっている。秋田戦や昨日の先制点のシーンもそう。イメージ的には「あしたのジョー」でノーガード戦法のジョーを舐めたムラセにクロスカウンター一閃という感じ。
攻撃面なら持留は非常に上手い。トラップなぞはチーム史的に見ても佐野裕哉を別格とすればトップ争いする。まだ左SBとしては厳しいが、攻撃時はSBがSH化する長崎では上手くハマれば大きな貢献をする。今後はクロスカウンターもとい、SBとしても成長してもらいたい。多分、長崎は余り打たれ強い方じゃないのでノーガード戦法にヒヤヒヤだから。
来週も島原開催が、県内小学校の大半が運動会で、九州リーグも遊学で行われるという今回以上なリーチ展開! 頑張りたいものだ。
そして今回投票が行われたイケメンコンテストの結果も気になる。
特に前髪パラリで格好いい写真の田中、写真慣れしてる松岡、韓流スターみたいな優しげな顔の持留、横顔で勝負の中津留など・・明らかに狙っている写真だった。
2011年05月09日
2011JFL第10節 松本vs長崎のこと
試合内容については期間限定をどうぞ。
はち蔵号でのアウェイで7日の夜出発。雄二さん、聖子さん、センジ君、美由紀さん、Wakiさん、だいすけ君、坂井君、ゆっくんの計9名。交代で一晩中運転してアルウィン着。
松本というチームは外野から見て面白い。賞賛だけの人も多いが、実際は色んなアキレス腱を抱えていて色々と考えさせられる。とは言え、将来の伸びしろといった部分に目をつぶれば、幾つかの部分で松本は確実にカテゴリの枠を超えている。
んで試合。 失点シーン。
不用意なミスからCKを取られ、そこから混戦で押し込まれ失点。
今までで最も良い試合。ただ・・「これまでの4試合で」という注釈がつく。
左SB持留は守備に軽さはあるが確実に安定してきたし前節ほど攻撃参加を抑える事もなかった。右SBの中津留はやや物足りなさはあったがミス無く成長を感じさせた。岩間も周囲との連携で半分ほど合わないシーンがあったがパスで攻撃を牽引した。
しかし・・それは松本のモロさに助けられた点がある。松本のサイドは正直言って貧弱で、松本3バックはサイドへのケアがほとんど無かった。後半に松本の運動量が落ちると松本の布陣は5バック化。長崎は両SBが横に広がり、松本は中央個人技突破。中央とサイドならサイド攻撃に理がある。長崎にとって松本は相性の良い手ばかり打ってくれた気がする。 画像でもサイドユルユルで長崎が攻めているのが判ると思う。
それでも決勝ゴールを決め切れなかった。攻めの姿勢はあったし、シュートも打った。
左は藤井の決定的シュートを松本の飯田にファインカバーされるシーン。
右は雄大のヘディングが惜しくもそれるシーン。
その辺は3バック真ん中にいた松田の存在があると思う。地味に厄介だった。ただ、残り15分切ったあたりで前に上がった事で長崎が猛攻を仕掛けられたけどね。
由紀彦が登場してからの松田は由紀彦のマークにつきたくて仕方ないって感じだった。かなり強めに当たっていったりして・・見てて一瞬試合を忘れて「この2人は本当に仲が良いんだな。きっと2人だけの特別な世界で戦ってるんだな」と思った。
こういうシーンがあるからフットボールは素敵だ。
あと・・前に書いた通り、やはり今の長崎は有光亮太の時代だ。今の有光は総合力では確実に全盛期だと思う。チームバランスを考えてフォローしながら得点を重ねると言うのは並大抵ではない。大事にしたい選手だ。
さて、スタジアムの雰囲気についてちょっと・・。
試合後に長崎の応援が良かったと声をかけられた。ただ、前のホームとノリやテンションは変わらないし、もっと言うなら05年から変わってないと思う。違いは唯一、周囲の反応だ。「楽しませてもらう」のは客。「楽しむ」のがファンだ。そういった意味で松本の観客には・・関東もそうだがファンが多い。芸人的に言えばやってるネタは変わらないのに客のリアクションがとても良くてステージ成功な感じだ。
本当に楽しんでいる人は「楽しもう」とは言わない。「楽しいね」と言う。
周囲に「楽しもう」と言うのはその時に楽しくない証拠だ。
スタジアムでの過ごし方は遊園地みたいなものだ。
どの乗り物に乗って楽しむかは自由。あの乗り物はどーだとか、あの乗り物に乗らないあの観客はおかしいとか言う人はいない。自分の好みに合わせろと要求する人もいない。
そんな事を考えながら岐路につく。
坂井君は道中で食べたハッピーターンがとてもお気に入りなようで「ハッピーターンがあれば、もう何も要らない。エア嫁とも別れますよ」と訳の判らない事を呟くほど、応援でテンションが上がっていた。色々と冷静になってほしい。
明け方に長崎到着。そのまま仕事へ向かう。さぁ、次は島原連戦だ。
追伸
熱心な神崎ファンのWさんからお土産をいただきました。 皆でおいしくいただきました。ありがとうございました。
2011年05月05日
2011JFL9節 長崎vs秋田のこと
試合内容については期間限定をどうぞ。
JFL第9節の佐世保開催。ピッチは選手もブログなどで触れていたが・・こんな状態。
現地で芝を見た時に何となくシーツ断幕を書きたくなる。「除草剤!」とか書こうと思ったが、きっとクラブスタッフが疲れた目をしながら、「外してください」と言いに来る予感がビンビンしたのでこれにした。
さて、この試合だ。
不定期にキャプテンを持ち回りする今季の長崎。何だか小学校の日直みたいだが・・この日は岩間がキャプテン。んで・・試合内容は期間限定に書いた通りだ。
上の画像を見れば判るとおり布陣もラインもしっかり統率されている。
選手も持ち味を出している。それでも勝てない・・。いや、3試合共に同じような試合展開をしてしまっているのは何か問題点があるんだろうと思う。そして、その問題点をチーム内でバラバラに認識している気がする。
佐野さんのフットボールというのは呆れるほど攻撃的である事が特徴だ。
それを踏まえれば、守備より3点目を奪えない事に問題点を見つける者もいるだろう。
今季優勝争いを目標にした以上は勝たねばならない。
それを踏まえれば2点リードして守りきれない事に問題点を見つける者もいるだろう。
この時期は結果よりも内容と思うこともあるだろう。
それを踏まえれば、攻撃の多彩さが今ひとつ少ない事・・特に後方から前線へ飛び出す攻撃パターンの少なさに問題点を感じる者もいるだろう。
それは全部当たっているとも言えるし、原因は一つではないとも言える。でも、それをすり寄せて一個一個解決していく事が最初の問題点な気もする。
あと・・出来ればこのシーンは観客の前で見せない欲しいな。
フットボールビジネスはある意味でエンターテイメントビジネスだ。悪い舞台だった時に演出家がラストで謝罪しているシーンは見た事あるが、演出家が客の前でカーテンコールの時に役者を舞台に並べてミーティングして見せるシーンは見た事ない。あえてやった部分はあるとは思うが、それは控え室でやるべきかと・・。。
さて・・この日の観客は1000人程度だった。黄金週間ではあるが波佐見陶器市という県北最大イベントがかぶっている中で妥当な苦戦だった。でも、個人的にはこの日の運営は良かったと思う。
スタッフの顔が開幕戦に比べて遥かに柔和で、何より「観客に喜んでもらいたい」という空気があった。何があったのかは知らないが開幕戦でテンパってしまっていたスタッフが本当に良い雰囲気をしていた。そんな雰囲気や空気を感じたのは俺の気のせいかと思っていたが・・翌日にあった運営ボランティアの方も「カドが取れたみたいで随分良くなってて・・」と言っていたので気のせいではないと思う。
そして、その空気は2005年や2006年の頃にクラブの周囲に充満していた空気だった。
Jの運営から見れば合格ではないかもしれない。勿論、足りない事は沢山ある。問題もあった。
でも”俺たちの長崎”の運営だった。
まだまだ全然満足はしていないけど・・拙い事が多いけど・・その空気がスタッフから少しでも出ていた事が嬉しかった。やっと開幕した気がした。
さて、この日は5月5日バースデーのヴィヴィ君へのプレゼントがアチコチで贈られる。
支援会のブログにも書いたが・・支援会有志でプチ祝いをしたくて火薬無しでテープが全部糸でつながったクラッカーを用意して・・試合後にバースデーを祝った。俺はバックスタンドの片付けに行っていたので現場は不在だったが上手くいったそうな。
祝われるヴィヴィ君・・何かクイズ番組でハワイ旅行か何か当選した人みたいになっている。