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2012年08月29日

2012V・VAREN長崎プレーヤーズカード!

昨年、Team V-istが作成・発売したV・VAREN長崎プレーヤーズカード。
全24種類で発売され・・全てが完売!

そして・・今年もTeam V-istが

2012V・ファーレン長崎プレーヤーズカード

を発売する事が決まりました!!!

写真はオフィシャルカメラマンの山頭範之氏!
デザインはPLUSSの渡辺和博氏!
の選手カードを手がけてきたコンビ!

その上で今年のカードは更に気合が入ってます!
カード種類はドンと増えて40種類!!昨年未収録だった待望のアレも収録!!
値段は昨年と同じ8枚入り1パックで500円!
Team1、Team2、Team3、Team4、Team5の5種類のパックが発売。

更に!!
今回は発売記念として発売日にスタジアムでTeam1~5までを同時購入された方は
スピードクジで・・こんなのが当たってしまうチャンスが!!



*数量限定の為に数に限りがあります。
*景品はお売り出来ません。
*ホームスタジアムでの購入者のみの特典です。



9月17日(月・祝)
V・ファーレン長崎公式戦会場で発売!

*昨年同様に少数のみの生産です。増産は行いません。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:00Comments(0)V・V長崎

2012年08月28日

2012 長崎県選手権決勝戦のこと (後編)

昨日は県選手権決勝を総附側で少し語ったので、今日はV・VAREN側で。

JFL公式戦出場数の少ない選手中心で臨んだV・VARENが前半終わって7-0。
攻撃陣・守備陣共に力で大きく上回る上に、早い時間に立て続けに得点して完勝ペース。
メンバーは変わってもシステムは大分でHOYOと戦った時と実は変わってない。
これはチームとしてのそれなりの完成度の高さがあるんだろうなっと。
ハーフタイムにはアリ、藤井を下げて松尾、マイケルを投入。
松尾投入はともかくマイケルを投入するあたりにCBの層の薄さが出てるなぁ・・。



その後、後半がちょっとダレた展開になった時、大山さんに
「こういう展開は勝ってる方もキツイですよね。
ギリギリの勝負の時と同じ意識を保つのが難しくて、
あと一歩、あと半歩が無意識に出なくなってチーム全体がダレる」と話すと
大山さんが
「キツイけど、選手はそうはいかないよね。
今試合に出ている選手は出場機会と言う意味では勝って終わりじゃなくてPRをしなきゃいけない。
どんな小さいチャンスでも無駄に出来ない。
例えば、あの選手はもう決定機を3回外している。守備の戻りもちょっと遅い。
1点取った程度でOKじゃない筈なんだよね。
試合に出てる今が1番PR出来る時なんだから、無駄な時間は1分もない筈。
厳しい話だけど、それが職業サッカー選手というものなんじゃないかな?」


納得!!













そういった意味では、大差をつけられた総附、大差をつけたV・VAREN。
両方ともメンタルや意思を問われた試合だったのだと思う。
この日ピッチに入った合計28(総附13、V・VAREN15)人の選手の内、
どれ位の選手がそれを見せられたのだろうか??
そんな事を考えた県選手権決勝だった。

試合後はV・VAREN長崎公式戦の告知チラシを配布。
その後は長崎市まで戻り、平和会館でダンスの発表会をやっている美桜ちゃんに会いに行く。
最初は福島家と中々合流出来なかったので会場で「ガラスの仮面ごっこ」を狙う。
美桜ちゃんのダンスを観客席の隅で見つめながら
「恐ろしい子・・」などと一人呟くという実に天衣無縫な遊びだ。




だが、肝心の美桜ちゃんの出番がずっと後の方で月影先生にはなれず、福島家と無事合流。

踊っている子の中で誰が1番上手いか、誰が1番センスあるかを見抜く眼力王をやりながら観劇。
美桜ちゃんの出番の時だけは、他の子を見なかったけどね(笑)
ハラハラしながら見てた(笑)
ちなみに、眼力王が「こいつ何か偉く上手くない」と思った人は先生だった(笑)
踊りの上手さを見抜いたのやら、先生と見抜けなかったと言うべきか・・微妙だぜ、眼力王!
その後、福島家とガストに食事に行き帰宅。
あー、夏休みも終わりだな。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:00Comments(0)V・V長崎

2012年08月27日

2012 長崎県選手権決勝戦のこと (前編)

週末は南米選手権、欧州選手権と共に世界三大選手権・・
と呼ばれても不思議ではない気がしないでもない長崎県選手権の決勝戦だ。
県選手権優勝者は天皇杯出場権が得られる。同じくJFL前期首位チームも天皇杯出場権が得られる。
つまり、「県選手権覇者=JFL優勝に最も近い実力=J2昇格」という図式が成り立つ!!!!
成り立つのだ!成り立つと思い込め!イメージは無限だ!

うだるような暑さの中で会場着。



「鎮西学園女子サッカー部」vs「国見レディース」の女子県選手権決勝戦中。
試合は鎮西学園女子サッカー部が勝利。いつか県出身のなでしこ出るかな・・等と考える。



選手のアップを見学していると、隣に支援会長崎支部長で、香焼中コーチの大山さんが!
「宅島杯どうしたんすか!?」と言うと・・勝負の世界は厳しいらしい。
頼んでいた宅島杯のパンフレットをいただく。
支援会やら色んな活動について話しながら試合観戦。
ちなみに対戦相手が2種なので給水タイムがある。



んで、試合。
地力差は大きかった。それはJを目指す1種チームと2種の勝負なのだから仕方ない。
その上であえて言わせてもらうならば、この日の総附はメンタルで引いていたと思う。



立ち上がり直ぐの5分に中央から松橋とのワン・ツーで抜けた前田が先制弾。
開始から力の差を感じていた所にアッサリ振り切られて先制されたせいか、
総附の子達から「勝つ」という気持ちは見え難くなったと思う。
19分までに5失点し、その傾向は益々強くなった。

今年、新人戦の頃から何度か総附の試合を見ているが、
俺が今年観た試合の中で1番、総附らしさがなかった試合だったと思う。
総附の持ち味の一つに球際の強さと粘りがある。
かつての国見もそうだが、技術やセンスを粘りや最後までやりぬくと言ったメンタルの強さで
それをカバーする・・それが、総附最大の特徴だったりする。

九州国体前直前に元V・VARENのOB加藤に
「九州国体には「鹿屋大」や「福大」といった学生も出るけど、
社会人チームから選抜されるチームとどっちが嫌?」
と聞いたら速攻で
「学生が嫌です。最後まで走ってくるから。上手い下手よりもキツイ。」と言っていた。
この日の総附はその最大の武器が見えなかった。
V・VARENが押さえ込んだと言う感じもなかった。



実際、後半のDFラインの寄せの甘さなどは見ていて
「J昇格の大事な時期だから怪我させるな」とでも注意があったのかなとすら思ってしまった。
寄せが甘ければ、V・VARENの選手はテクニックやセンスを存分に発揮する。
12-0のスコアは止む無しという状態にこうして陥った。

ちょっと総附を中心に語ってみた。
・・V・VAREN側で語る続きは明日。(つづく)
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 12:57Comments(0)V・V長崎

2012年08月22日

世界の書評から ~ウインドブレーカーって必殺技みたいな名前~

俺が読んだフットボール本を適当に紹介する「世界の書評から」シリーズ。
サブタイトルは適当につけているので内容とまったく関係ない。

まず最初の1冊。
やらなあかん事はやらなあかんのや



関西フットボール界の重鎮であり、教え子には岡田武、田嶋幸三らそうそうたる面子を揃え、
小嶺先生や高木琢也さんらの師でもある大商大総監督の上田亮三郎さんの本。

自身のトレーニングを「半殺し」と称し、「まだ死人はいない」と公言するなど
スパルタトレーニングでも知られるが、教え子への愛情は読んでいてよく伝わる。
また、国見の縦縞ユニフォームは元は大商大が元祖なのだが、
その誕生エピソードとして、ユニフォームで目だとうと葬式をヒントにしたなども読んでいて楽しい。
合間のコラムにも「ヤクザとの出会い」という項目があるなど豪快な人物だ(笑)。

小嶺先生の著書を読んだ事のある人なら一読して、
上田先生がいかに小嶺先生の考え方やフットボール観などに大きな影響を与えているか判る。
・DFゾーンはマイボールでも危険。早くミドルゾーンへボールを出す。
・ミドルゾーンは速攻が一番だが、速攻か展開するかを考える。
・アタックゾーンは一か八か、思い切りが大事でバックパス、横パス、ミスは許さない。
といった、軸部分は現在の総附でも見る事が出来る。

遭った事もないのに、長崎人とすれば何故か遭った事あるような気にさせるのは、
小嶺先生という存在があるからだろうか?
豪快な人物伝として、
また、長崎フットボール史に名を残す小嶺忠敏という強大な存在に興味がある人は是非、どうぞ。

つづいて・・
蹴撮




日本代表を40年追い続け撮り続けた今井恭司氏の一冊。
日本代表、日本フットボールの歴史であると同時に、
今の待遇が行き届いた代表と違い、代表でありながら過酷な環境下で戦った先人達を追った本。

当時の日本代表の様子が良く判り、写真半分、当時を回想する文章半分と言う本。
写真に興味ある人にお勧め。あと、釜本さんの写真がとても格好いい。
また、現在は好々爺としている役員達の現役時代のなんと男前な事か。
セルジオ越後や古田さんなどはアイドルや役者と言っても通用しそう。
ちなみに、この方も載ってます(笑)今度、このページにサインを貰おう。




Jリーグ20周年記念フォトブック



Jリーグ20年の歴史を写真で振り返る一冊。
上記の蹴撮と対照的にJリーグ開幕からの写真なので華やかだ。
殆どカラー写真のみで構成される。
Jという華やかなステージの写真なのでリアルだとか、
蹴撮のような息遣いは感じられないがJを見てきた人間からすれば記憶を呼び起こさせる一冊。

読み物ではないので、思いついた時に見ては想い出に浸ったりするのが吉・・な感じ。
また、この写真郡を見れば、現在のV・VAREN長崎オフィシャルカメラマンである
山頭さんの写真がいかに手間と情感をかけた写真であるか非常によく判る。

Jリーグが好きで、尚且つ写真も好きっという人向け。
写真は広く浅くな感じなので特定選手目当てに買うには余り向かない。



武男や由紀彦も載ってるよん。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 17:42Comments(0)書籍・雑誌

2012年08月20日

チームと過ごす週末

今週末の土曜はV・ファーレン長崎支援会キックターゲットin雲仙吾妻を開催。
今回のイベントは10日ほど前にクラブから急遽依頼を受けて参加したもの。
盆休みもあるなど時間が無い中のイベントだったのだが、
クラブからの連絡がスムースにあったお陰で時間がない割りにスッキリ運営出来たと思う。

企画リーダーの濱さん製造のキックターゲット。



8月3日の新大工での開催の際は由紀彦ヤス、ヴィヴィ君の3人を撃破している一品だ!









今回のキックターゲットも大盛況で150人以上が参加してくれた。
クラブから参加した翔馬、雄大もキックターゲットに挑戦。
結果は本人らに聞いてほしい。(笑)



最後の抽選会で翔馬、雄大がプレゼンターを務める。
良いイベントでした。
あと、ULTRAのセンジ君がよくやってくれて実に助かった。
ミフゥはボールセッティング、美桜ちゃんは当選者へ引換券渡しをやってくれ、
福島家は失業したって、キックターゲット一座として食っていけるに違いない」
と感心した。

その翌日は、遊学へ諌早商業とのTMへ。
諌早商業は新人戦ベスト8、高総体準優勝と県内屈指の好チーム。
両大会共に優勝した総附に敗れており、実質県内高校最強の一角と言えるだろう。









個人の力量の差がどうしてもあるのでV・VAREN長崎がほぼ攻め続ける展開だった。
そういった力の差を考えると、正直まだまだな部分を感じさせる試合。
何人かの選手は
「チームの目指す形の中で自分をどう生かすのか?」
を見つけられず、単に自分のプレイを淡々としているように感じた。
チームが自分に合わせてくれる訳はないのでそこは考えていかないとだなっと。
試合は後半に諌商が高校生らしく終盤まで走り、V・VARENを押すシーンもあった。
個人的には高総体の準決勝で日大を破った形を大事に進化させようとしている感じ。



イベントと練習見学でチームと過ごした週末。
この後は式見の方へ釣りに行き、盛りだくさんな週末を終えた。

そして、今日・・雲仙市役所の吾妻町祭りの担当者さんから丁寧なお礼をいただく。
そんな日々。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:27Comments(0)V・V長崎

2012年08月17日

盆休みの練習見学と8/18キックターゲット

お盆というのは国が定めた休日ではなく、
民間が勝手にやっている休日だったりする。

そんな盆は我が社も休日だ!
「ヒャッハー!盆休みを利用してV・VARENの練習見学だー」
と浮かれていたのだが、



盆、舐めてましたー!
しかし、16日は練習が14:00から遊学である!

んな訳で16日は練習を観にいく。



芝生に一人座って見学。暑い・・暑すぎる。
遊学側のコンビニ百花亭で買った水3本の内2本を練習開始10分で飲み干してしまう。






壮絶極まる暑さの中で走り回れる彼らは大したものだ。
俺ならば2秒とかからず心が折れるだろう。指先一つでダウンなレベルだ。

練習見学後は雲仙市役所へ向かう。
支援会ブログでも告知したがクラブからの依頼で急遽、
8月18日の雲仙市吾妻町の夏祭りにキックターゲットで参加する事になった。

支援会自作のキックターゲットは
8月3日の新大工の夏祭りでV・VARENの主将である由紀彦が6球チャレンジ、
同じくヤスが6球チャレンジ、ヴィヴィ君が3球チャレンジして未だに成功”0”
子供には1等を散々取られたがV・VARENに3連勝中なのだ!!
ゲストの翔馬と岩間を相手に5連勝を狙う!

16:30から祭り開始で、選手は18:00頃来場予定とのこと。
雲仙市役所で開催なので近くの人は遊びにどうぞ。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 23:12Comments(0)V・V長崎

2012年08月16日

オフィシャルツアーに参加して思うこと

先日のHOYO戦のツアー主催はV・VARENのサポートカンパニー「タビックス」だ。
V・VARENにはオフィシャルライセンスカンパニーとして古くから長崎県営バス観光もあるが、
アウェイツアー等にクラブが力を入れてなかった事もありメリットは低い。

一方で、前々からクラブを追って日本中を回っていた身として気にしている事があった。
飛行機代に数万円を払いクラブに何も払わない事だ。
(この飛行機代の1割でもクラブへ流れれば・・)と思ったものだった。

風が吹けば桶屋が儲かるではないが・・
クラブは土台である。土台の上に選手やスタッフが居てファンが集う。
土台が揺らげば選手もスタッフもファンも揺らぐ。クラブが潤う事は本来、皆が潤う事だ。
逆に土台が潤ったのに土台の上の人たちが潤ってなければ土台の中で
「正しく配当される仕組み」が整ってない事を意味するけどね。

俺が過去に見てきたV・VARENの選手達は同世代の他業種と比して常に収入が少なかった
(今は知らない)。
V・VARENでは費用の関係で遠征メンバーを最低限しか帯同しない事もある。
チームの勝敗はファンより選手1名行くほうが影響は大きい。
とは言え、ファンが一方的に我慢して奉仕しなけりゃいかんなどと言うのは理不尽だ。
アウェイに行きたい時は行きたいし、
ファンは応援がチームの力になるという気持ちにしがみついて生きている。
それを否定するのは存在を否定されるようなものだ。

そんなクラブ、選手、ファンそれぞれの中間策が・・オフィシャルツアーだったりする。
冒頭で軽く触れた通り、タビックスはホームの集客イベントやら企画やらに全面協力している。
支援会で提案したホームゲーム観戦バス運行もタビックスの協力無しには出来なかった。
色んな所でビジネスを超えた協力をしている。今回の参加者は33名。
多いと見るか少ないと見るかは判らない。
少なくともタビックスが儲けとはならないんじゃないかと思う(笑)

J2に上がろうが経営は絶対に楽にはならない。
J2下位チームの惨状を見てみれば判る。
J2になろうがクラブは周囲の助けを借りて、少しずつ力を分けてもらっていかなければならないのだ。
そんな中でクラブにはもっともっとオフィシャルツアーとしての価値を上げていって貰いたい。
V・ファーレン長崎は“フットボールをやって”お金を得ているのではない。
V・ファーレン長崎は“フットボールを魅せて”お金を得ているのだ。
今後、ツアーはもっともっと良くなっていくだろう。
クラブも可能なアウェイでは継続していくだろう。

いつか予約待ちとかが出るような・・そんな風になってほしいものだ。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 12:00Comments(0)V・V長崎

2012年08月15日

”はじまり”と言う名のチームがあった。

ディナモ・キエフは1927年にソ連支配下にあったウクライナの首都で誕生した。
ソ連支配下にあってモスクワのクラブと互角に戦える実力を有するディアモ・キエフはウクライナ人の誇りでもあった。

1941年、ナチス・ドイツはウクライナへ侵攻しキエフを占領する。
ディナモ・キエフの選手たちはパン工場へ送られ強制労働をする事になった。
選手たちの唯一の楽しみは休息時間にボールを蹴る事だったという。
彼らは自分達のチームの名前を”始まり”と読んだ。1942年の6月の事だと言う。

それを知ったドイツ軍は同盟国のハンガリーやルーマニアのクラブと彼らの試合を行わせる事にした。
ドイツ軍にすれば単なる戯れだったのかもしれない。
試合でディナモ・キエフが勝利するとウクライナ人は力づけられた。
ソ連支配時代同様にディナモ・キエフはウクライナ人の誇りだったのだ。
敗れたチームにはドイツ軍のチームも含まれていた。

1942年7月、この状況に不快感を感じたドイツはディナモ・キエフを倒そうとドイツ空軍クラブをぶつけた。
更にディナモ・キエフの選手たちに試合で負けるよう強要する。

だが、彼らは誇りを捨てる事が出来なかった。
ディナモ・キエフの選手たちは1戦目を5-1。再戦でも5-3で勝利した。
この直後・・彼らはユニフォーム姿のまま逮捕され、強制収容所へ送られる。
そして多くの選手が銃殺。
”はじまり”と言う名のチームは2ヶ月で終わりを迎える事となった。

とても悲しい、空しい話だ。だが、当時の選手で数少ない生き残りの一人
ゴンチャレンコが後に語った
「殆どの試合では、ドイツチームであってフェアなふるまいをした」
「我々も彼らも政治的な事情はともかく、ただサッカーの試合そのものに意識を集中させた」
という言葉に救われた気になる。

今、いつだってフットボールの試合に集中出来る事を幸せに思いたい。

ちなみに・・このエピソードは後に「勝利への脱出」という映画のモデルとなる。
映画にはペレ、ボビー・ムーア、アルディレスらが出ており、
この映画を劇場で見た記憶があり、帰ってきて興奮しながらペレの凄さをお袋に語った事も憶えている。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:58Comments(0)その他フットボール

2012年08月13日

2012JFL第24節 HOYOvs長崎のこと

アウェイHOYO戦はバスツアーで行く。
アウェイツアーの意義については近日中に別に書くので割愛。
ツアーではワカスギさん提供のビールをいただく。
ツアー特典映像や琉球戦も流され、宮田社長から現状報告や今度の説明。オフィシャルツアーっぽいぜ。

会場は狭くスタンド最前列からピッチへ手が届きそうな距離。
ここは良い思い出が少ない。夏は暑さで内容乏しい苦戦が多く秋は06地域決勝・07全社だ。
当時を知っている人「嫌な記憶が多いから早く勝って帰りたい」との声。
まさか、これが上島竜平の言う「押すなよ!絶対押すんじゃないぞ!」になるとは・・。



さて、試合はもどかしいものだった。
長崎の選手の動きは悪くないのだがメンバーを多く入れ替えた為に、チーム全体の動きが悪い。
36分のチャンスを中山が決めていれば勝負はあったのだろうが。
右SB古部の攻撃参加を生かす為にコースを空けるものの連携がなくゲームから消えてしまう岩間。
右に攻撃が隔たり滅多に上がれない左SB山城。
中央から攻めようにもサイド攻撃が機能してないからゴール中央を数で固める相手に弾き返される。
これの繰り返し。












点が取れる気配がない所で雷による中断決定。1時間以上待って再開。



中断で両チーム共に気持ちをリセット出来たようで得点を意識した攻め合い。
しかし、長崎の攻撃は中断前と同じような展開。これを打開したのが有光。
ドリブルで切れ込み見事なシュート。久々の「苦しい時のアリ!」
ちなみにアリは中断前は無かった「ドリブルでゴール目掛け切れ込む動き」を、
得点前からやっており、偶然ではなく意図していたと思われる。
この後、前掛かりになったHOYOにカウンターから岡村が決め2-0として勝利。
中断後だけなら完璧な内容で勝利した。



ドローペースの試合を中断が大きく変えた。
中断時間で選手もファンも気持ちをリセット出来た事でテンションが上がり、
25分という試合時間はテンションを保つにも最適だった。
会場の大きさがちょうど良く、チームも応援もまとまりやすかったと思う。
考えてみると、地域決勝や全社とバックスタンドもメインの人数も変わらない。
でも会場が適当な大きさで応援はしやすかったような気もする。
だからこそ、敗戦を劇的に記憶しているのかもしれない。
先日ブラジル在住の植木さんとも話したが、
感情を爆発させて必死でやってる背景が芝生席で人が寝転がっていては盛り下がるだろうと・・。
いっそ柿泊まりは芝生席をグッと狭くしたらなどと考える。

ちなみに会場には川崎元気が教え子を連れてきており試合も最後まで見届けていた。
仲の良いアリが相変わらずアリである事を確認出来たのではないだろうか?
他にも選手の家族・友人も多く来場していて賑やかだった。
こうして、試合前「勝ってサッサと帰りたい」と言いつつ・・
2時間も滞在時間をオーバーしSAで食事をして楽々に解散して帰った。


  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 20:30Comments(0)V・V長崎

2012年08月11日

補強に見るV・V長崎

8月17日に第2次移籍マーケットが閉まる。
基本・・・ここで補強がないと今年はもう補強無しだ。
そこで今回は過去の長崎の補強について少し語ろう。

2005年は移籍マーケット関係なくシーズン中が補強というような流れだった。
そんな中であえて途中補強と言うと
「DF平原」「DF地崎」「FW畑」「FW水田」「FW今泉」となる。
練習参加無しながら1試合のみ出場だった地崎を除くと他の選手は複数試合を出場しており、
途中補強としては終盤を支えたと言えると思う。

2006年は憶えている人も多いだろう。
地域決勝大会専用に「GK塚本」「DF加藤毅」「DF立石飛鳥」「MF木村龍郎」「MF大塚和征」「FW白尾秀人」「FW林祐征」「FW小松塁」
今見てもとてつもないメンバーで単純な実力なら完璧と言って良い補強だった。
だが、指揮権までまるまる入れ替えた結果、チーム作り直しとなり地域決勝で敗退した。
ちなみに、この決戦用大量補強は2005年1月のKYU入りをかけた各県決勝大会で成功した手法を模したもので、2005年は武男、渉らが、2006年は飛鳥、大塚がこの後にチームに入る事になる。
補強としては失敗だったが、無駄にはなっていない。

2007年の途中補強は「GK丹野」「DF梶原」「MFブルーノ」。
3人共に後期にはレギュラーを務めたが、チームは2以内を逃す。
梶原はその後V・ファーレン入り。
補強選手は確実に機能した事を考えると結果以外は成功だったと言えるだろう。

2008年の途中補強は実質ゼロ!
しかし、2007年からのメンバーが多く残留した事と川崎元気ら新加入選手が上手くマッチし
補強が無くとも昇格を決めるだけの実力を備えていた。

2009年の途中補強も実質ゼロ!
とは言え、2度の監督交代があり補強どころでは無かった。

2010年の途中補強は森田浩史一人。
森田は加入して13試合に出場し4得点とその得点力を生かして活躍しチームの5位に貢献した。
途中補強選手としての仕事は果たしたと言えるだろう。

そして昨年・・途中補強は崔、野本、岡村、中島。
中島は震災の影響を受けての急遽加入。
岡村はロアッソから急遽打診を受けての加入であり、実質的なチームの方針に基づいた補強は崔と野本。
特に野本はシーズン前にも獲得を打診しており期待値は高かった。
しかし、連携構築に苦戦し、対人能力に優れた崔がPOSを獲得。
また岡村が予想を超えて機能し、翌年に正式に加入となる。
この年は当初から昇格を断念しており、
即戦力よりも2011年を睨んだチーム作りの視点があったと言える。

さて、ザッと見てきた長崎の補強の歴史だが、
2005、2006、2007、2011は即補強以上に後のチーム作りに寄与した面が大きく、
即戦力として充分に機能したと言えるのは2010年くらいだろう。
そういった意味では補強に過大な期待をかけるべきではないのかもしれない。

シーズン途中の補強はギャンブルな面が強い。
個人技に優れていてもチームに還元出来なければ意味はない。
周囲との連携、チーム戦術、長崎での暮らし・・適応しなければならない事は多い。
2010年の森田は圧倒的な高さという武器があった事で力を出しやすかったが
チーム全体の完成度を高めたかと言われるとちょっと苦しい。

特に佐野フットボールは理解力が低いと機能させきれない。
そういった意味では補強より現有戦力を更に使いこなす方が大事とも言える。

移籍マーケットは17日で閉まる。
補強があるのかないのか?補強があるならどんな選手が来るのか?
楽しみに待ちたい。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 04:00Comments(0)V・V長崎

2012年08月08日

五輪代表の話題などもポツリと・・

このブログを読む人はV・VARENの話題が目当てなのだろうから自粛しているのだけど・・
今回はちょっと五輪の話。

昨日、男子はメキシコに敗れ決勝進出を逃した。
大会前は「全敗もありえる」という評判だった事を考えると4強入りは物凄い結果だ。
チームとして見ても大会前の起用や戦術の迷いみたいなのが消え、
「前から鬼プレス」をベースにして貫いていた。

初戦が優勝候補(と目された)スペインだった事で
開き直ってチームの意思統一が出来たのも大きかったのだと思う。
また、OAが加わった最終ラインの安定感が際立っていた。
OAが機能した時の五輪は好調という近年のお約束を綺麗に踏襲したチームだった。

ただ、あの鬼プレスをかけ続ける戦い方は消耗が激しいので、
メキシコ戦では力尽きた感が出てしまった。
あと1戦・・3位決定戦では最後の力を振り絞ってもらいたい。
ここまでで言えば、大津、山口あたりは今大会で確実にレベルを上げたと思う。
大津のメキシコ戦のミドルなど判断のスピードが上がっているのだと思う。

さて、スペイン戦でスピードと鬼プレスで海外の高評価を集めた永井。
無論、彼がかなり良い働きをしていたのは事実だが、
決定機を3度は逸していた事を考えると「買いかぶり」ではないかと当初思った。
しかし、よくよく考えてみると、
過去、日本が世界に出た時の代表は圧倒的な武器(特徴)を持つタイプより総合力が高く、
当時の日本の最大の武器である「中盤の良さ」を引き出すタイプのFWが多かった。
柳沢などは典型例だろう。

そんな日本人FWの印象がある海外から見れば、“スピード”があり、あそこまで献身的に
「プレス」という守備の肉体労働をするタイプは珍しかったのではないだろうか?
その辺が海外での永井ウケの訳かもしれない。

さて、次は韓国戦だ。五輪の3位決定戦で日韓戦というのも剛毅な話題だ(笑)
韓国はブラジルにこそ大敗したが、地元イギリスを破っており、韓国内では史上最強とも言われている。
監督は日本でもお馴染み洪明甫。
4-2-3-1のフォーメーションで守備が安定しており、前線からのプレス・・
っとベースは日本と共通している。
あえて言えば永井のハイスピードプレスやOAが機能している日本が守備においては上だろう。

気になるのはメキシコ戦で限界を迎えていた日本の疲労と、決定力だろうか。
韓国はCBにやや難がある。
それだけに、永井、大津への当たりはかなり激しいものだろう。
起点となれる清武へも厳しさも予想がつく。彼らがそれを乗り越える事が出来るか・・。

あと、日本の攻撃は永井というスピード型長距離走弾が大きなウェイトを占めている為に、
攻撃に緩急のリズムが乏しいように感じる。
ここに宇佐美あたりが機能すると緩急がついてかなり期待出来るのだけれど。

ちなみに韓国五輪代表は多くのJリーガーが所属しており、
監督の洪明甫も自身の経験から「良い物はJ、日本からでもドンドン取り入れる」
と公言してはばからない。
その線で、日本フィジコ界最高峰の一人である池田誠剛氏がフィジカルコーチを務めている。

兵役免除だとかの余計なフィルターを外して、
純粋にアジア最強国である2国がフットボールの母国で戦うというドラマチックな試合を堪能したい。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 14:52Comments(0)その他フットボール

2012年08月06日

新大工夏祭りwithVVNとホーム

(写真は忙しすぎて取れず。他のブログで確認して下さいな。)
*携帯で撮ったのが見つかったのでちょい画像アップ。






週末の金・土はV・ファーレンのサクセスパートナー新大工商店街の「夏祭り」。
夏祭りへのクラブの協力は商店街の最大の希望でサクセスパートナー1年目の集大成と言って良い。
クラブ、後援会、支援会、西九州メディア、サッカーショップKIN、ペナルティ、ウルトラ、V-ist
と多くの団体が協力したのもその為だ。

8月2日(木)PM5:00(事前準備)
運営スタッフ、クラブスタッフで現地の清掃から始まる準備作業。
夕方とは言え暑さが半端ない。挙句に俺は景品を取りに行った先でトラブル。
変なトラブルやアクシデントをピンポイントで呼び込む
別名「神の娘」の呼び込んだ災厄に巻き込まれ
「暇を持て余した神々の遊びに付きあわされた・・ラグナロックや・・」
事前準備の段階で精も根も尽き果てた俺は低い声でそう呟く・・そんな事前準備の日。

8月3日(金)PM5:00(1日目)
クラブからはOB加藤寿一ら大勢のスタッフや由紀彦、松岡の2大王子、ヴィヴィ君が参加。
キックターゲットには由紀彦もチャレンジするが入らず。
ヤスが「ユキさんの時代は終わった。下克上や!」とチャレンジも下克上失敗。
休息して2人とも再チャレンジも残念!ちなみに加藤は50球ほどチャンレジして1球成功。
「竹村=国体監督=栄哉」もゴール出来ず。
なのに1等は1日で子供が12本。日本フットボールの未来は明るいのか?
キックターゲットは200人以上がチャレンジし、
大抽選会でもユキとヤスが対応してくれてたようで商店街側の評判も良かった。

8月4日(土)PM5:30(2日目)
この日も子供らの列が途切れる事はなく、スタッフも披露困憊で対応する。
会場には都田の試合の速報を張り出しながら運営!ボランティアも2名来てくれる!ありがたい。
0-1からスコアが動かない。敗戦が決まった瞬間、「試合は明日だ!」と皆が自分に言い聞かせる。
そして躍動する五輪代表に頭を切り替えようとするスタッフ。イマジネーションは無限だ。
2日目もも200名近い子が参加した。キックターゲットは大成功で幕を閉じた。
この後、福島家、松崎君、神の娘と浜かつに行き解散。

さて、都田で長崎はHONDAに負けた事の私見を。私見なので別に誰にも強制しない。
一昨年のシーズン後、本気でチームの解散を心配した。
去年も解散は背中合わせだった。色んな期待を裏切ってきた過去は簡単に消えない。
今年のシーズン頭、「今年Jに行けなければ崩壊だな」と本気で覚悟した。
同時に「俺は、今年昇格出来なくてもチームが存続出来るような活動をやっていこう」と決めた。
勝敗だけにチームの未来を委ねるギャンブルな真似はしないと決めた。

その後、クラブは必死に活動し状況は改善されつつあるがまだ予断は許さない。
でも、便利な言葉としてではない、本当の意味での“地域密着”を推し進めていけば、
例え、結果が期待したものと違ったとしても、来年も戦えるんじゃないかと勝手に思い込んでいる。
都田のゲーム、ホームのイベント。
チームが勝ちさえすれば良い物じゃないし、イベントさえやっておけば良いものじゃない。
2つの事をやり遂げて・・Jリーグへ行きたい。
そんな事を考えながら、俺の気持ちは既に来週の大分へ向かっている。

最後にキックターゲットに協力してくれた全ての方、団体に感謝を。
特に企画リーダーとして1番下準備を頑張った濱さんには当分、頭が上がらない。(笑)  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:28Comments(0)V・V長崎

2012年08月03日

サクセスパートナー

昨日はキックターゲットの準備に夕方から新大工商店街へ。

新大工商店街はV・ファーレン長崎サクセスパートナーだ。

サクセスパートナー制度は新大工商店街が第1号で、
その取り組みは互恵型の制度として日本サッカー協会が発行する
「JFAニュース」の中でもV・ファーレンが自チームの取り組みとして紹介していた。

さて、この新大工商店街だがサクセスパートナー締結までは本当に紆余曲折あった。
何度も壊れかけた事もあり、協議の場も何度も紛糾した。足掛け2年かかった。
支援会もウルトラもV-istも全面協力をしていたが・・サクセスパートナー締結にあたって
1番大きかったのは新大工側・・特に率先して企画実現に努力した喜助うどんの児島君の情熱だろう。
何度も一緒に交渉しに行き、何度も話し合いをもった。

知ってる人は知っているが喜助うどんはクラブをずっと最初から応援している。
それを商店街単位で広げたいとサクセスパートナーを提案した。
以来2年、崩れそうになりながらも小島君はくじけなかった。
時に商店街とクラブの板ばさみにあいながら両者を粘り強く結びつけ続けた。
受身で待たずに積極的に動いてくれる人間がいたから皆で協力出来たのだと思う。

こういった情熱を持っている人がいれば”何か”が起こせる。

島原、佐世保、諌早、大村・・他の町にもサクセスパートナーが広がり、
その魁に新大工がなれれば・・と児島君はよく言っていた。
是非、広まっていってほしい。
そして色んな町も手を挙げてくれれば皆でまた協力していきたい。

週末に静岡のアウェイゲームを戦うチームの勝利報告と
新大工でのイベントの成功報告・・2つの報告を互いに伝え合いたい。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 14:57Comments(0)V・V長崎