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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2015年02月27日

H26年度長崎県U-18地域リーグ順位決定リーグの話。

2月11日(水)は長崎県U-18地域リーグ 順位決定リーグへ向かう。
長崎県のU-18年代は全て県リーグで戦っており、日本の頂点を極めるには、
県リーグ→九州プリンスリーグ→プレミアリーグ西→チャンピオンシップと数年がかりで勝ち抜かねばならない。
ワンピース風に言うならば。イーストブルー→グランドライン→新世界→ラフテルみたいなものだ。
しかも気が遠くなることに、県リーグは県1部、県2部、県地域リーグA~Dと別れている。
BLEACHで言うならば、護廷十三隊隊長(県一部)、副隊長(県二部)、一般隊士(地域A~D)みたいなものだ。

 H26年度にV・VAREN長崎U-18は
長崎総科大附3rd、瓊浦2nd、大村高、佐世保工、諫早高、長崎南、大崎高、猶興館
が属している県地域リーグのBを見事に突破して
県2部入りをかけて他のA、C、D組代表との順位決定戦へ挑んだ。
他組の代表はAが創成館、Cが大村工業、Dが島原工業。
この中で最大の強敵となるとやはり新人戦ベスト4の創成館。
何しろ県リーグの制度上、まだこのカテゴリではあるが、
明らかに県1部クラスの実力を持つチームだ。このカテゴリでは10-0とか15-0のスコアを連発している。
「初心者向け アニメを語る会」とかに講師を頼まれて行ったら
宮崎駿さんとかウォルト ディズニーが生徒だったみたいなものである。半端ないのだ。


 そして1月31日から行われた順位決定リーグは2試合を終えた時点で
1位:創成館(○大工、○VVN)
2位:V・VN(○島工、×創成館)
3位:大工(×創成館、○島工)
4位:島工(×VVN、×大工)
2月7日に行われた事実上の首位決戦、創成館―VVNに2-0で勝った創成館がすでに昇格を決定。
そして最終戦のカードがVVN-大村工業、創成館―島工。


VVN-大村工業は、VVN U-18は主力が怪我や修学旅行で不在ながらもやはり力差が大きい。
ほぼハーフコートゲームで試合は展開。
トップチームと同じ3-4-2-1の布陣でやはりかなり攻撃的。
だが、早い時間帯に先制点を挙げたが、全体的にミスが多く中々追加点が奪えない。
すると後半にメンバーを多く入れ替えたこともあって、ミスから失点し1-1。


この後、やや大村工業に攻め込まれる展開が続くが、突破から得点を重ね4-1に。
その後1点を返されたが終盤に追加点を決めて5-2。
ややガチャガチャした試合だったが順当に勝利して来年度からの県2部入りを決めた。


 創成館はメンバーをやや落としながらも島工に7-0で大勝し全勝で昇格に花を添えた。
ただ、久留監督が言う通り、創成館はもっと高いレベルを目指す域に達しており、
目指すのは当然県2部リーグを1年で駆け抜けることと、高総体、選手権だ。
2011年に11人の選手どころかサッカー経験者を探すことも大変だった頃から
僅か4年でここまでもってきた久留監督の5年目に期待したい。
ただ、これからは完全に「追う創成館」ではなく「追われる創成館」になる。大変だとも思う。

 今回2位となったV・VAREN U-18も当然狙うのは「県2部」の1年突破だ。
「やっぱり最大の相手は創成館になるでしょうね」と原田監督もリベンジを狙っている。
かつて一緒にV・VAREN長崎のユニフォームを着て戦った2人が
指導者としてしのぎを削るのは本当に見ていて楽しい。
ちなみに、この日のU-18のベンチには久留と長くCBでコンビだった加藤寿一がいた。
これもまたたのしい!

 同じ日、九州クラブユースU-17で同グループのギラヴァンツが敗れ
V・VARENは1位でグループリーグ突破が決定した。
1週間前の鳥栖U-17との試合で勝ったのがやはり大きかった。
そして現在一位リーグでアミーゴスを破り3月の試合でアビスパに変えては九州制覇だ。
そして2月にはやはりV・VARENのOBである
堀川純一、小嶺栄二率いる国見が久々に九州新人戦で活躍し準優勝した。

みんなまだまだ頑張ってるなと思う。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 00:50Comments(0)V・V長崎高校・ユース

2015年02月19日

宮崎キャンプに行ってきた その②

 15日の日曜日はV・VAREN長崎の宮崎キャンプへ向かう。
よく「どのくらいキャンプ行ったんですか?」と尋ねられるのだが、
沖縄キャンプ以来、物凄く慌ただしく行ったり来たりしているので物凄く自分でも計算し辛い。
海外に行った訳でもないのに
「えっと日付的言うと・・」などという単なるカッコつけのイヤミの台詞みたいな状況だ。
激しくウザい。

そんな何度目か判らないキャンプだ。
今回のTM会場でもある清武総合運動公園はプロ野球のオリックスがキャンプを張っており、
巨人やホークスのキャンプ地までの無料送迎バスがあったりして、もう野球一色だ。


 この日はジェフ千葉とのTMで45分×4本(90分×2本)。
基本、TMで重視すべきは内容や狙いがどの程度実践出来たか・・なので結果はあまり参考にしていない。
勿論、勝つのが一番良いが、あえて選手を試す時もあるのでスコアや勝敗は自分の中では二の次だ。
その上で始動以来、沖縄-宮崎と見た中で言わせてもらうなら、
これだけ新加入選手が多い中で、よくチームがまとまってきたなということだ。悪くないと思う。


 最初の90分は0-3で敗戦したが、狙う攻撃の形自体は作れており、あとは精度の部分だけだと感じた。
まだ「攻撃の選択肢を増やさないといけない(花井)」とのことだが、
メンバーが多く入れ替わった割に昨年並にチャンスは作れているのは良い兆候だと思う。
花井君も「周囲との呼吸や連携はだいぶわかってきた」と語った通り、
前見たときから随分とパスでチームを操る場面が増えていた。


 守備に関してはミスの部分かなと。1失点目はミスで失点。
その直後にも失点するなどズルズルと行ってしまったのは痛い。
ただ、刀根君が良い動きと判断でグンと存在感を増しており、ミスが減っていけばDFもかなり安定すると思う。

 2本目の90分は互いに個の方が目立った展開で1-3。
ただ選手それぞれの個性はハッキリ出ているので今後が楽しみではある。
現在、チームのベースとなる部分は出来ているが、
選手のレベルも拮抗しているので組み合わせや位置はまだまだ動く可能性がある。
流れを変える途中起用という意味でも、ドリブルや高さなど個性がハッキリしている選手が多い。
ベンチメンバーまで含めるとかなり競争が激しいままシーズンに入るだろう。


 試合後は宮崎駅へ行き高速バス乗り場へ向かう。
長崎のメディアの多くが同じ方向だったので、バスの中や宮崎駅で「あぁ、どうも」と会ったりした。

思い起こせば10年前の2005年4月。V・VAREN長崎の初公式戦が宮崎だった。
その頃も一人で高速バスに揺られて長崎から行った。
10年経って、また高速バスで長崎へ戻る・・。
よくもまぁ、10年もやっているもんだと自嘲すると同時に、
そういうムチャを10年経ってもやっている自分に嬉しかったりした。


  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 15:00Comments(0)V・V長崎

2015年02月09日

日曜の宮崎キャンプ

 まだまだ慌しい中ではあるのだが、どうしてもガマン出来ずに週末は宮崎キャンプへ行く。
ル・マン24みたいに過酷なスケジュールなので、
最初から一人で行くつもりで準備をしていたら、神の子=Sさんから
「藤原さん、去年もキャンプに行きましたよね?自分も一人で行くつもりなんですが、駐車場ありますか?」
と連絡が入る。聞けば自分の軽自動車で行くという・・。
Sさんをご存知な方はピンと来たように・・危ない。これはもう危ない匂いがプンプンだ。
普通に車を走っていたら、変な女に絡まれたり、
10度を超えるひき逃げに合い(車はひき逃げをするのが社会常識)と
思い込んでたりする人間が何もなく宮崎に行ける訳がない。
なので急遽、車に乗せていくことにした。

 夜の高速をひた走る。風景的にはGET WILDだ、シティーハンターだ。
♪アスファルトタイヤを切りつけながら、暗闇はしり抜ける~♪
えひのSAで雄さんと丸田さんと合流し、朝日を見て、そのままキャンプ地の清水台へ。
寒い!半端なく寒い!風が強い!


まるでWHITE BREATHだ!T.M.Revolutionだ!
♪凍えそうな季節に君は愛をどーだと言うの~♪
 そんなんどうだって良いから冬のせいにして暖めあおう~♪
と「その会話、噛み合ってないんじゃない?」的な歌詞を口ずさみながら取材へ向かう。


 この日の練習はリスタートの確認や攻撃の形が中心。
今年はキッカーが出来る選手が多く人やサイドを変えながら数パターン。
三好GKコーチが色んな状況での守り方の説明が入る。
攻撃の形については、まだまだベースとなる考え方を共有させている段階ではあるが、
選手個々はそれぞれ特徴を徐々に出せているようで、あとは選手同士のイメージすり合せの部分かな・・と。
あとは、点を取る感覚を各選手がどれだけ持てるかだろう。


TMなども始まったが、ようやくベース構築が始まった段階でもあるし、
この時期は結果など気にせずにチーム作りをおし進めて欲しいものだ。
午前練終了後は高木監督以下スタッフは居残り、地元の子供たちへサッカー教室。

 この間にこちらは食事を・・と地鶏を食べに行きたらふく食べる・・っと、
「午後練習は中止」との連絡。予定を切り上げて早めに長崎へ戻る事にした。
今回の宮崎土産は、宮崎ローカル万能調味料”マキシマム”!
凄まじい突風が時折吹く中、22:00頃に長崎着。
帰宅と同時に翌日の仕事の準備をしながら・・
そんなんどうだって良いから、冬のせいにして寝ることにした。
そんな日曜日。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 23:07Comments(0)V・V長崎

2015年02月05日

沖縄キャンプに行った話 後編


 前回の続き。
沖縄取材第2陣は諸事情があり、沖縄に朝イチで入る必要性から、
月曜の深夜にまず長崎を出て佐賀へ向かう。
佐賀まで行けば福岡空港6時着の高速バスがあるのだ。


長崎→佐賀→福岡→沖縄とまるで逃亡者のような目まぐるしいルートで9時に沖縄着。そのまま取材。

 取材を終えてから、今季初となるトレーニングマッチ「長崎vs.琉球大学選抜」へ。
試合は35分の3本。3本共にメンバーを入れ替えて全選手が出場した。
選手の個性というのは試合でしか判らない部分が多く、
連携や動きについて不安はあったが、元々の個人能力の差もあって3本共に無失点で勝利。
特に1本目は既存の選手と新加入選手の個性が上手く噛み合っており、
現時点に限ってだが、軸になりうるメンバーだろう。
2本目はミスが多くやや停滞したが3本目はまた少し盛り返した感じだ。
個人で言えば、梶川、深井、植草、ヨンジェあたりにキレを感じたし、
三鬼、岸田、北川、木村あたりも非常に面白いと思った。
この日はその後、ホテルへ戻り引きこもって原稿を書いて終了。

 翌日の午前練習はボールを使いながらのサーキットメニュー。


ペットボトルにボールを当てたり、ボレーでコーンを狙ったりと
ゲーム性が高く、選手もかなり楽しんでいたようだ。


ペットボトルにボールを当てるメニューがどの選手も予想外に苦戦し合計で20~50本くらいかかる中、
スティペがシュート2本で終わらせ・・脱帽。


 午後練では、戦術の練習も始まり沖縄キャンプも仕上げなのだなと感じる。
この日は攻撃の基本が主だったが、中々イメージが共有できており、見ていてかなりテンションが上がった。


 この後は簡単な選手取材を終えて那覇空港へ行き九州へ戻る。
中々にハードなキャンプ取材ではあったけれど、取材を通じて色んな話を聞くことが出来て、
行ってよかったなと思うと同時に、沖縄行きに助力してくれた人に深く感謝。開幕までもう1か月程度だ。

*写真は雰囲気を伝えるのが目的なのであえて誰が誰か判らないような物を使ってます。
 
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 17:00Comments(0)V・V長崎

2015年02月04日

沖縄キャンプに行った話 前編

 冒頭から言い訳に入るが・・この時期と言うのは開幕へ向けて
色んな物が同時進行で動くシーズン1年で最も忙しいシーズンである。
思い返してみると正月はもう遥か昔のことのように思えるほど、
この1月は慌ただしく光陰矢のごとし・・どころか光陰サイボーグ009の加速装置のごとしだ。
ブログを書けないのもやむを得ない。
世間ではHunter×Hunterのように連載が掲載されるだけで騒ぎになる
永遠に終わらないと思わせる漫画もあるのだ。僕は悪くない・・多分・・きっと。

そんな中で1月に行われた沖縄キャンプへ行ってみたので、その辺をツラツラ~っと。

 沖縄着は土曜日の夜。
とりあえず到着してすぐに沖縄のスポーツバー”カンプノウ”へ行く。
ここに行くのは4、5年ぶりだ。それまでは毎年のように行っていた。
カンプノウのマスターは16年に渡って沖縄でJを目指すチームのサポーターで、
会うたびに「もう俺も引退だよ、体力がもたん」と毎年言ってる
引退するする詐欺な引退しきれないプロレスラーみたいな人だ。
ちなみに今回は少し言うことが変わっており、
「熊本、北九州、長崎、次は鹿児島か?・・良いんだよ、
 どのチームもウチを踏み台にして追い抜いていけば良いさ」
とまるで女性週刊誌に載る「私を愛した男たち」とかの手記みたいなセリフを吐いていた。

 翌朝はレンタカーを借りてV・ファーレン長崎のキャンプ地である東風平へ。


芝や見学席は改修され綺麗になっており、かつては周辺も一面のサトウキビだったのが随分と開発されていた。
練習はほぼフィジカルメニュー。
天候もかなり暖かく怪我の心配は随分と少ない。若干の体調不良など以外は故障者もなく良い感じだ。
やはり、去年からいる選手はベースが出来ており体もかなり動いている。
新加入選手では梶川君は体幹トレーニングも綺麗な上、体力的にもついていけているように感じた。
この日の午後からは、アジアカップに参加していた栄道君も合流し、新ユニフォームを着用しての撮影。
フィジカルとコンディションの調整を主眼に置いていることが強く感じられる沖縄キャンプ前半だった。


 この後、ソーキソバを食べて那覇空港へ行き九州へ戻る。
次の沖縄入りは火曜朝だ。
飛び石で沖縄往復を繰り返すというのはさすがに初めての経験だ・・という所で次回へ続く。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 01:06Comments(0)V・V長崎