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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2013年12月31日

忘年会とかの事

28日は支援会解散に伴う大山会長の慰労会を開催し、昨日はULTRAの忘年会へ。

今年の忘年会はシーズン中の盛況さそのままに、過去のULTRA忘年会で参加者最多。
70名ほどが集まるものとなった。

ここ数日、嵐のような日々の中に居た上事もあり普段ゆっくり話す事が出来ない人たちとも会う。
長崎新聞の森君の家族を見て
「家族は実在したんだね?」と普段、自分が言われている台詞を言い、
Senji君と「まだ釣り三昧の日々は先のようだ」と話をする。
久々に会う顔もありストレスから解放された事も加わって楽しい時間を過ごす事が出来た。

あと、今回の忘年会にはTシャツとマフラーを持っていった。
2010年にULTRAを卒団するまで俺が身につけていたもの。
Tシャツ、マフラーは既に在庫は無く、
去年や今年からULTRAに入った子達は前から居たメンバーの物を見てはよく羨ましがっていた。
それを見て、俺が個人的な思い出として持っているより、
喜ぶ人間がいるのなら・・とULTRA内の表彰の商品として提供を決めた。

結果から言うと、マフラーはスネアを叩いている寶來さんの許へ。
寶來さんは支援会経由ULTRA入りした人で、毎ホームゲームの度に平戸から来る。
スネアは楽器の特性上、試合を観る事が殆ど出来ず、やりたがる人間が少ない。
それで、4月か5月の試合で何気に寶來さんに「やってみたらどうですか?」と薦め、
簡単にリズムを教えたのだが・・寶來さんはその後自己練習を重ねて自分の物にした。
そんな人の所へマフラーが行ったのは本当に安心した。

一方のTシャツはユーダイの所へ。
ユーダイは去年からULTRAに入った高校生で色々と教えなくても自分でやれてしまう子だ。
個人的にもTシャツ託すとしたらユーダイが第一候補かなと思っていたのでこちらも安心だ。
ユーダイも寶來さんも本当に喜んでくれたようで良かったと思う。

「Tシャツ、俺が欲しかったです。」と言ってきたタケルはあと一踏ん張り精進な(笑)。

2次会のカラオケではユーダイやカトウやタケルが良くやっていた。
セーラー服を来たカトウは場末にも滅多に居ない質最悪ゲイバーの根性悪ママみたいだったし、
前身金色タイツを来たユーダイは単なる「こびとづかん」だ。
その様子を見ながら雄さんと
「若手が居る・・それも一人じゃないのが嬉しい」と話をした。
俺がULTRAに居た時に若手だった晋は既に結婚し父親になり、今では若手を指導する側だ。
”頭髪面”関係なく、若手を卒業し次の段階にいる。

来年でクラブは10年を迎える。
今、俺の周囲にいる人はその頃からの付き合いだ。
変わらない人たちと、変わり続けながら・・10年目。

そう思いながら2013年の終わりを迎える。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:03Comments(0)V・V長崎

2013年12月29日

ご心配をおかけしました

 先日書いた通り、個人的に大きな衝撃を受ける事が続いていたのですが、
どうにか問題が収束する方向となりました。
個人的な事情も多分に含みますので内容は差し控えますが、
本当に多くの人たちが気遣ってくれた事に、
あらためて自分が周囲の人に助けられていると認識出来ました。
ありがとうございました。
また、自分の事、周囲の事を深く考える事が出来たと思います。

 僕がこうして色々と止まっている間も
V・VAREN、フットボールは目まぐるしく動いており、
書きたい事も色々とありますのでこれからおいおい記していければなとと思います。

 とりあえずの近況としては
23日と25日は諌早の市民グループやV・VARENを応援している人達の集まりに参加したり、
松橋君や有光君らとも少しゆっくり目に話をする事ができたり・・
昨日は支援会解散に伴う大山会長の慰労会を開催しました。
明日はULTRAの忘年会に参加する予定です。

 ここ数日、色んな事を休んでいたので滞っていた準備も再開したいなと。
そんな感じです。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:00Comments(1)日記・コラム・つぶやき

2013年12月21日

V・ファーレンあるあるを書いてみた

amazonで本を買おうとしたらJリーグや松本のあるある本があったので
何気に思いつくまま書いてみる事にする。

1.周囲に必ず「俺が行くと負ける」とこぼす人がいる。
 中には「俺が行くと負けるから試合には行かない」と応援しているのかアンチなのか判らない人もいる。

2.未だに他チームから小嶺忠敏氏が社長で選手は国見OB主体だと思われる事が多い。
 つながりは強いけど、現在、国見OBは松橋選手だけです。去年の時点でも国見OBは2人です。

3.今年は試合の度に新グッズが発売されて、もうどれがどれだけ判らない。
 本当に多かったと思います。家がタオルマフラーとTシャツだらけの人多し。

4.ロアッソをロッソ、ギラヴァンツをニューウェーブと言ってしまう。
 両チームとも共に九州リーグで戦った時はそういう名前でした。

5.翌日の練習場の場所はいつもギリギリ発表だ。
 県内に練習場所が少ないのだから止む得ない事ですが・・

6.公式サイト? それよりスカパー見ようぜ!
 ガンダム的に言えばジオングの足みたいな物かも。PCの壁紙の一種と思えば高性能です。

7.公式サイトの順位表が更新されただけで「良い仕事!」と言いたくなってしまった。
 馴れって恐ろしいですね。あと「Coming Soon」の標記も信じなくなりましたね。

8.練習後に一番早くロッカーから出て駐車場へ向うのは大抵、岩丸選手。
 なぜか判りませんが、いつも早いです。

9.何かあると他チームのサポーターから「金利手数料はジャパネット負担」と言われるのは大概飽きた。
 特に選手の移籍話と絡めて言われますね。

10.ジャパネットさんが胸スポンサーになった時(JFL時)は「知名度はあちらが上なのに」と心配になった。
 ジャパネットさんのテレビに「V・ファーレン長崎」と入れた方が単なるPR効果は上だったかもですね。

11.「ユーダイ」の声を聞くと岩間選手か井上選手かで悩んだ。
 去年までユーダイは岩間選手一択でした。なので岩(がん)ちゃんの呼び名に馴れない人もいます。

12.スタジアムグルメ「レッドペッパー」のカレーはいつもルーがなみなみと注がれている。
 皆が愛するコクと辛味でド定番カレーです。こことVチキンが鉄板ですね。

13.フロントはヴィヴィ君グッズなら何でも売れると思ってるな・・と思いつつヴィヴィ君グッズを買ってしまう。
 まるで悪いホステスさんに引っかかったサラリーマンのようです。

14.「今年、長崎の快進撃には驚いた」と言われるが、1番驚いたのは自分たちだ。
 「どうしてこんなに強いの?」と聞かれてもこっちが聞きたいくらいでしたね。

15.ブイ・ファーレンと呼ばれるのにはもう馴れた。
 僕は「ビー・フォーリィ」と言われた事があります。1文字も合ってません。

16.スタジアム横に駐車場が欲しくてたまらない。
 長崎が車社会だと思い知らされた1年でしたね。

17.奥埜選手が来るまで”埜”が「の」と読むと知らなかった。
 「そ」以外の読みって知らなかった人も多いのでは?

18.JFL→J2の昇格断念に関しては日本一経験豊かで馴れっこのスペシャリストだが自慢にならない。
 今後、2度と活用された無い経験ですね。

19.スタジアムの前3列目までは屋根が役に立たない。
 屋根の端から雨が垂れてくるので小雨になっても危険です。

20.古株のサポーターの発言によくカチンとくる。
 きたでしょ?
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:00Comments(3)V・V長崎

2013年12月19日

プリンスリーグ九州2部長崎県代表決定戦のこと

日曜は「プリンスリーグ九州2部参入戦 長崎県代表決定戦」を観にいく。
対戦カードは「長崎日本大学高校vs.長崎総合科学大学附属高校」
ちなみに長崎総合科学大学附属高校は地元では「総附」の呼び名が定着しているのだが
学校側が指定する略称は「長崎総科大附」なので一応、メディアの端くれ切れ端化した以上それに倣う。

まず日大。
ここ数年で最も苦戦したシーズンだった。
新人戦はベスト8、高総体はベスト4、選手権予選は3回戦で敗退。
プリンスリーグ九州2部でも最後まで最下位争いの末に10チーム中9位。
国体長崎県少年の部に最多の7人を送りながら・・の状態である。

一方の長崎総科大附も決して順風満帆ではなく、
新人戦こそ制したが高総体では初戦で敗れ、選手権予選を苦しみながら手にした。
県1部でもずっと海星に首位を許していたが最後で逆転して県1部を制した状態。

日大の布陣は4-4-1-1。
木下君や山口君、江崎君など1年を通じて活躍したメンバー。
長崎総科大附は2年生エース安藤君をトップに置いた3-4-2-1。


試合は立ち上がりから共に攻守の切替・・特に攻→守の切替が早い。
その為に長いボールを入れあって弾き返しあう展開に。
正直、日大がこれくらいリアリストに徹した戦いをしてきたのは意外だった。
08年頃の前3人が流動的に動いて攻めるスタイルを見てきた身としては信じられないほどだ。
逆に言うと、それほどこの試合に何が何でも勝ちにいっていたのだろう。

試合は互いにしっかりと守備をして長いボールを入れあう為に中盤が共にボランチしかおらず、
ポッカリスペースがある場所で4選手がセカンドを拾いあう展開に。
数的にも互角、能力的にも差がない為にセカンドボールの奪い合いも互角に。

それでも前半30分、長崎総科大附の選手がジャッジに気を取られた隙を
素早くついた日大の山口君が先制点。
更に後半立ち上がりに左サイドを突破した日大が追加点。
この1点目、2点目共に長崎総科大附の集中の切れた瞬間が綺麗に突かれた。

今年の長崎総科大附は接戦の中でこういう失点が多いのが特徴だ。
スロースターターという訳ではないだろうが、全国で戦うには最も気をつけないとならない点だ。


しかし、選手権予選準決勝でも海星高校相手に0-2から試合を引っ繰り返した長崎総科大附。
この後、突破で強引に崩して1点を返すと後半23分にロングフィードからのカウンターで同点。
試合はこのまま長崎総科大附かと思われた。

決勝点は日大。
後半31分に速攻のカウンターから裏をDFラインの裏を突かれ
ペナルティエリア内であと一歩体を寄せきれぬままシュートを打たれ3-2。
この後、長崎総科大附は1ボランチにしてラインを上げて徹底的に攻めて行くが、
逆に日大にバイタルエリアを使われカウンターで攻められてしまう。
そのまま試合は終了し・・日大が勝利。日大が合理的に戦って勝った印象だ。

敗れた長崎総科大附だが、球際の寄せの弱さと
集中が切れた時間がそのまま失点につながった感じだ。
ここを改善出来るかが今後に関わるだろう。

さて、勝った日大だが次はプリンスリーグ九州2部参入戦を戦って勝たねばならない。
ここで敗れれば長崎県勢がプリンスリーグから消えるだけでなく、
日大としても来年後輩が戦うべきレベルの高い舞台を一つ失う事になる。
今年苦しんだ最後の最後に・・歓喜を期待したい。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:21Comments(0)高校・ユース

2013年12月16日

ファンフェスタとアウォーズ

先週の土曜日はV・VAREN長崎ファンフェスタが開催された。
今回のファンフェスタは場所や内容を色々調整する中で中々発表出来ず、
結構バタバタとした中での開催となってしまった訳だが・・結果的にとても良いファンフェスタになった。

企画やシステムも今までと違ってちゃんと考えられたものだったし、
選手会がかなり主体的に関わった事で非常に良いファンサービスが出来た。
(選手がやらされている感を出してしまうとどんなイベントも最悪になる)。
お土産がちゃんとオリジナルグッズである点なども良かった。

ちなみに会場に設置された有光選手コーナーはクラブからの要請を受けて
ユニフォームの貸し出しなどの協力を行わせてもらった。
有光選手の入団した2007年から全シーズン分のユニフォームと
有光選手がJリーグデビューしたアビスパでのルーキーイヤーの背番号入りユニフォーム・・実使用スパイク。
喜んでもらえたら幸いだ。

そしてもっとも感心したのが一般のファンフェスタ終了後に行われたボランティアアウォーズだ。

ウォーズではない!ボランティア同士で戦う催し物ではない。アウォーズだ。

V・VARENのボランティアはチーム創設時物凄く沢山いた。
だが、残念な事にボランティアに対して非常に厳しい運営だった為に
沢山のボランティアが疲れ果て、哀しい想いをして去って行った。
支援会などでも何度もその点を訴えて改善をお願いしてきたが、
今回、ボランティアアウォーズとしてしっかり対応された。本当に嬉しい光景だった。

アウォーズでは選手会も全面協力してボランティア一人一人の名前を読んで
選手自らボランティアに感謝状を手渡し、壇上で選手と記念撮影をした。
あんなに嬉しそうなボランティアの顔を久しぶりに見た。
是非、今後もこんな対応をしていった欲しい。

あと、少しだけ注文をつけるとすれば、
ファンフェスタ以外に他クラブと同様にシーズン中にファン向けイベントを行って欲しい。
その上でファンフェスタを報告会、謝恩会という形で行えば良いのではないだろうか?
あと、挨拶の中で宮田社長も言及して謝罪していたが、
やはりホーム最終戦ではクラブはちゃんと場内一周をして1年の支援について感謝を示すべきだったと思う。
サポーターからも選手からも「あれ?やらないの?」と話を聞いたが・・やるべきだった。
それに幻滅してファンフェスタに参加しなかったサポーターが要る事も忘れて欲しくは無い。

とても良いファンフェスタだっただけに皆がひたすら笑顔で参加する・・
そんなクラブ、イベントになっていけば素晴らしい。
良いイベントなのだから自身を持って皆で改善していこう。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 21:14Comments(0)V・V長崎

2013年12月12日

実はリアルか?!キャプテン翼

多くのフットボーラーに夢を与えた漫画「キャプテン翼」
翼君が漫画内でバルサに入るとなった時はレアルの会長が
「なぜ、翼をレアルに入団させてくれなかったのか?」
とコメントを出したほど、世界中で愛されたサッカー漫画だ。

その翼君達の現在の所属チームは以下のようになっている。

<海外組>
大空翼 バルセロナ (スペイン)
若林源三 ハンブルガーSV (ドイツ)
赤井止也 サンプドリア (イタリア)
日向小次郎 ユベントス→セリエCのレッジーナへレンタル(イタリア)
葵新伍 FCアルベーゼ(セリエC) (イタリア)

<J1>
高杉真吾 サンフレッチェ広島
井沢守 横浜F・マリノス
来生哲兵 セレッソ大阪
沢田タケシ 浦和レッドダイヤモンズ
三杉淳 FC東京
森崎有三 清水エスパルス
岸田猛 清水エスパルス
新田瞬 柏レイソル
若島津健 名古屋グランパスエイト
早田誠 ガンバ大阪
反町一樹 ヴィッセル神戸

<J2>
石崎了 ジュビロ磐田
岬太郎 ジュビロ磐田
浦辺反次 ジュビロ磐田
立花兄弟 ジェフユナイテッド千葉
松山光 コンサドーレ札幌
滝一 東京ヴェルディ1969
次藤洋 アビスパ福岡
佐野満 アビスパ福岡

現実とリンクさせてみると色々と考えてしまう。
海外組の5人というのは意外だ。現実の代表の方がはるかに多い。

特にJ1とJ2に分けてみると何かもう切ない気分がしてくる。
J1を制覇した広島には1人・・しかも高杉君なのだ。
検索して調べないで思い出した人はどれくらいいるだろう?

翼版日本代表に最多の3人を送り込んでいたジュビロの降格とかもう・・。
岬君の幸の薄さに涙が止まらない。

ドライブシュートとか雷獣シュートとか現実離れした漫画だと思ったら・・
ある意味で随分とリアルな漫画なのだなと再確認。
橘兄弟とか松山君も随分とJ2暮らしが板についた事だろう。

ところで・・高橋先生・・そろそろ次藤洋と佐野満を長崎に移籍させちゃくれませんかね?   

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 23:09Comments(0)日記・コラム・つぶやき

2013年12月09日

もしも今年のJ1から2ステージ制だったら

確か12月17日の理事会でまた決定すると言う話だが・・
2015年から導入が一旦は決りながら諸所の事情でニッチもサッチも行かなくなったJ1の2ステージ制。

V・VARENだってJリーグ。無縁ではいられない。
そこで、今年のJ1で現行で想定されている2シーズン制がどうなるかを検証してみた。
基本、アナログ極まりない手集計なので間違いなど気付いた点があれば指摘してほしい。

今年のJ1の年間順位は以下。



で前期順位を上位3チーム書いてみると
1位:広島 勝点36
2位:大宮 勝点36
3位:Fマリノス 勝点34

そして後期の上位3チームを書いてみると・・
1位:新潟 勝点35
2位:川崎 勝点32
3位:鳥栖 勝点32

2シーズン制のレギュレーションに基づくと、



前期1位と年間最高勝点チームが重なる。
その場合は、現在の発表によるとその別途検討すると言う。
前期3位が繰り上がるのか?その場合は後期3位との立場が不公平にならないか?
その場合、後期1位の新潟が3位チームと当たるべきではないのか???
その辺を考慮して作ってみたのが、コレである。



中々にカオスな感じだ。
前期5位、後期5位と年間通して健闘したC大阪、前期6位、後期4位の鹿島もノーリンク。

更に2シーズン制でよく反対派が極端な例として挙げた
「前期好調でプレーオフ参加権を得たチームが後期全敗とかして降格の場合はどうすんだ?」
であるが、正直、そんな極端なチームは無いだろうと思っていたが・・

前期:大宮 2位(勝点36)、後期:大宮17位(勝点9)。

危うくいました。

本当にどうするんだ?2ステージ制。

17日の理事会での決定を注視したい。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:07Comments(2)その他フットボール

2013年12月06日

ブログリニューアル予告

今シーズンと言うのは自分にとっても色々と”変わった1年”だったな・・と。

クラブがJ2に昇格し色々と取り巻くものも変わる中で、
それに付いて行こうとするとこちらも変わらないといけない訳で
「変わりたくなんかないよ!とにかくもう学校や家には帰りたくない!」
などと盗んだバイクで走り出すような年齢でも無いし、
立派なおっさんが「大人になんてなりたくない!」なんて言う事は有り得ないのだ。

今年、自分の立場で一番変わったのが・・ライター・・ジャーナリスト的な立場が確定した事。
これまでもずっとV・VAREN絡みの記事を色んな本などの媒体にも書いてきたし、
周囲からはそういう風に見られ、それなりに評価もして貰っていたのだが、
今年は専門誌やら外部の依頼が非常に増えて普通にメディアとしての仕事が増えた。
チームもプロになった事もあり、メディアとして資料集めや勉強する時間も増えたし、
その結果として、それまでやってきたV-istや支援会で周囲に頼る機会が多くなった。
(メディアと支援会の立場は徹底して使い分けて混同はさせとらんですよ)

メディアとしても支援会でも周囲に助けられまくった1年だと思う。
多分、スーパーマリオのピーチ姫、ドラえもんののび太君並に助けられた。
もし、自分が亀なら竜宮城ツアーを手配するのにエライ目にあったろうし、
鶴ならもうハゲタカにしか見えない程、羽を失っているだろう。
外部からの仕事が増えたのが開幕後だったので、その準備をしていなかったのが最大原因だ。

で、来年どうするかを考えると・・今のままでは駄目だなとも思っている。
しっかりライター、ジャーナリストとしてのケジメはつけなきゃなのだと。

なので、もう少ししたらこのブログはライター、ジャーナリストとしてのブログになります。
大サポーターブログはお終い。
とは言え、書く事はそれほど変わらないと思うので体裁が変わる程度だ。

つか・・そんなに書く事変えるほど、器用じゃなかですばい。

なので、相変わらず炎上事件を起こすなど愉快なあり方だろうと思う。
それでも出来るだけ政治問題や宗教問題はもとより、
「V・ファーレンは2位で良い」等とどこぞの知事みたいな事も言わないよう注意したい。

また、リニューアルしたんだけど、外部からの依頼や
MDPやら後援会会報誌からの依頼が途絶えたりして
来年になるとしっかり単なるフツーの人化しており、
ひっそりと大サポーターブログに戻っている可能性もあるかもしれない。

その時は何も言わずに暖かく迎えて、
何なら暖かいスープと毛布で凍てついた心を癒して欲しい。
それが大人だ。大人の対応だ。
皆も盗んだバイクで走り出すような年齢でもないのだろうから優しく迎えてほしい。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:34Comments(3)日記・コラム・つぶやき

2013年12月02日

2013 J1昇格P.O 準決勝 京都vs.長崎のこと

多くの選手たちが言う通り長崎の練習はとても厳しい。
ハードワークに求められるフィジカル、コンディショニング、
緻密なスカウティングからの対抗策を実践する為に練習では徹底的に頭の方も鍛えられる。
加えてメンタル的に高める為にあえて選手にプレッシャーもかける。
特にP.O前、監督のチームへのプレッシャーのかけ方は凄かった。

そうやって1週間取り組んで来た事を長崎は見事に出し切った。
ハイプレス、ハードワーク、球際といった特徴を存分に出しながら、
攻め残りの多い京都の左サイド裏を中心にサイドから徹底して攻めた。
ほぼ京都を圧倒、後半も猛攻を加え続ける。判定制度がサッカーにあるなら長崎勝利だったろう。

松本戦後の会見で監督に「シュートやクロス精度を改善させる為に取り組むべき事」を質問した。
「精度が即解決出来ないのなら数を増やす。5本で駄目なら10本、20本を狙う」がその答えだった。
先週の徳島戦でも同様の質問に「20本、40本と上げていくしかない」と語っている。
その言葉は見事に実践されたが、京都のGKオはこの日も余りに高い壁だった。
攻めて、攻めて・・それでも得点が出来ず0−0。ルールにより長崎の敗退が決まった。

CB岡本が出場停止、古部、幸野・・最近のレギュラー3人がスタメンから外れた。
試合中には守備の軸である山口が負傷退場した。
それぞれ代わりに藤井、金久保、小笠原、下田が出たがチームのクオリティは下がらなかった。
「チームの総合力」と高木監督は言い、試合後のミックスゾーンで岩間君は
「誰が出ても戦力が落ちない。それが長崎の凄さだと思います」と胸を張った。
普段から丁寧で物腰の柔らかい岩間君が本当に自信を持って、胸を張って答えていた。
岩間君に限らず、どの選手も悔しさと充実感を持ちながら誇りを感じているようだった。

そして記したい事がもう一つ。
今季、服部強化部長が長崎の強みの一つとして「ベテランの良さ」をずっと挙げていた。
「彼らが率先して練習に取り組んでいる。若い選手がそれに倣う。チーム全体を考えている」
長崎が3人目の交代枠を使いきった時、有光君はベンチを一人離れ
ピッチ横で試合を観ていた山口君に歩み寄り、傍らに立って終了までそこに居続けた。
試合後に何を話していたか聞くと「あいつも一人じゃ寂しいかなと思って」と小さく笑った。

P.O準決勝 京都vs.長崎。長崎は1年間築き上げた全てを出し切ってシーズンを終えた。
ピッチ上もピッチの外も・・。

「感動をありがとう」ドーハの悲劇の頃によく聞いた・・多くの人が口にした言葉だ。
4年後、ジョホールバルでワールドカップ出場を決めた時、Jリーグは人気低下にあえぎ
中田英寿がテレビに向かって「Jリーグも観に来てください」と口にする状況だった。
感動はどこへ行ったのだろう?僕はよくそんな事を考えていた。

ドーハから20年。最近、ドーハ関連の記事を読んで少し思う。
感動という記憶は多分、種なのだ。
時間が経てば薄まるし、時に忘れられる。でも、心の中で根付く物もある。
誰の中でも芽を出す訳じゃないが、誰かの中で芽を出し大きな幹を作っていく事もある。

昨日の試合後から「感動」「ありがとう」「感謝」と言う長崎のファンが大勢いる。
その感動も感謝も少し時が経てば薄まるだろうし、無くなってしまうかもしれない。
だが、誰かの中できっと芽を出し、花を咲かせるのだろう。
そして、その種の肥料となるのはやっぱりサッカーで、V・VAREN長崎なのだ。

種を貰った人たちよ。
芽が出た頃に会いましょう。
芽が出ている人たちよ。
いつものように会いましょう。
僕は今日も花が咲くのを待ちながら・・2013年 V・VAREN長崎全公式戦終了。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:23Comments(3)V・V長崎