2008年10月18日
電話と全社新潟と勝者
電話って奴はとても興味深いツールで、単に音声を電波に代えて飛ばし、それを受信してるだけなのに、音声以外の色んな物を伝達する。
スペインやらポルトガルやらに居た時にかかってきた代表の電話は出ると同時に、欧州の空気みたいなものが流れ込んでくるし、たまに酔ったゆっくんのかけてくる電話は、ゆっくんの発散しても、し足りない想いみたいなのが一緒に流れ込んでくる。
今回の全社は行かない。
毎年、全社の2回戦は子供の幼稚園の運動会だから。
だから、去年の全社も行ってない。それは俺の親としてのケジメだからね。
前回は5日車中泊したULTRAの大半も行かない。
ある者は大会意義に価値を感じてないのだろうし、ある者は石垣島へ向けて余計な出費を削る為だったり、俺と同じように家族サービスの日だったり、仕事だったり・・理由は人それぞれ。
その中で今回、ULTRAで軽で一人で乗り込んで行ったのがIsetta君。
前々から、「全社行くんで、倉庫からタム持ってきます」と言ってた通り、一人でタムを抱えて、途中で「新潟市ってホントに存在するのか?」っと疑問に思う程の道のりを一人で行った。俺の中では彼は既に勝者だ。
タムを抱えて一人でアウェイに乗り込むっと言うのは魅せ場だ。
タム抱えてに限らず、一人で多勢に挑むっと言うのは最も格好良い。
プロレスで言う必殺技のシーンや入場シーンだ。しかも滅多にない魅せ場だ。
昼にそのIsseta君と電話で話していると新潟の全社の空気が流れ込んできた。
文字通り、社会人サッカーの試合場に流れる特有の雰囲気とかムード。そしてそれに今大会はメリットが少ないっという現実。
そこにいるIsseta君が羨ましかった。そんで負けてられないっと燃える。
チームには一人で長崎-新潟間を軽で乗り込んでいくULTRAや、腰痛でシーズンをずっと棒に振りながらも、長崎-新潟間をバスに乗って乗り込むリスクを負っている選手もいる事を忘れずにいてもらいたいね。
電話の途中聞こえてきたスタメン発表で「GK福田」の名前を聞いた時にプチ感動。
涼、おめでとう!
超巨大横断幕 Mi vidaについて個人的におもうこと
今の長崎の応援を見てておもうこと
2013 J2第15節 長崎vs.京都 のこと
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応援のYOSAKOI化