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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2008年10月28日

3日分くらいの日記をまとめて書く。

今回は中々に内容が支離滅裂ナリよ。



年に数える程度しかない日曜の予定無しの日だったので、
岐阜の友人が熊本まで来るそうなので、J2の「岐阜vs熊本」を観に行く。会場は水前寺。05年に長崎が熊本に泣きべそかかせた所だ。



あれから3年、熊本はすっかりサッカーの街となり水前寺もコアなサッカーファンで溢れているだろうと・・(まぁ、去年だったかも観に行ってるけどネ)想像して行った。

ところが、人がいない!何て事だ。おっさんが数人いるだけ!!



Kuma



っと思ったら競技場裏の水前寺競輪場だった。
(写真を撮るとおっさんにガン見される。)



Kuma01

良かった。サッカーがあっていて一安心。
しかし、ここからが問題だ。長崎のサポーターである僕にとって熊本は敵地。
僕が長崎人とバレたり、長崎のサポーターと知れればタダでは済むまい。



Kuma06



素早く迷彩に着替え、スタンド奥の木陰に身を隠す。

Kuma04



実体を隠しスタジアムに忍び込む。命がけだ。
定時連絡として、熊本のサポーター、アルデラスのご意見番に電話をするが圏外なのかつながらない。「この後、飯食べに行く店を紹介してもらおうと思っていたのに・・」



まぁ、試合は開始の時点で布陣的に後手に回った熊本が、徐々に盛り返し、岐阜がそれに対して手を打てずズルズルと負けパターンだったのに、最後に起死回生の同点弾を叩き出し、最後はペースを握って試合終了という戦術的には厳しい試合だった。



ちなみに水前寺はアウェイゴール裏以外は全てホームチームスペースでダンマクも一切岐阜はアウェイゴール裏以外に貼ってはならず、逆に熊本はアウェイゴール裏とメイン以外は好き放題に貼って良い事になっている。

ちなみに熊本は「日本1、アウェイの人に優しいスタジアム運動」か何かをやっている。つまり、とても甘い優しさで出来てこの程度という事だ。今年、主張少な目に意見してくださった鹿児島のサポーターの方は是非行ってみて欲しい。

その岐阜応援席と他の席の間には1mほどの隙間を空けてロープが貼られ「緩衝地帯」を作り熊本と岐阜の人がスタジアム内でニアミス出来なくなっている。



Kuma07



試合後に、「近いからこっちから帰らせろよ」っとゴネて緩衝地帯のロープを取り外させる自称「火の国」の人々。挨拶に来た選手に拍手を送っている岐阜のファンの裏をゾロゾロ通っていく。
それを見て、「栃木との天皇杯で似たような事されて怒ってたね」っと考える。

この5分後くらいに、警備員の爺さんは担当者に怒鳴られロープを戻していた。ちょうど、知り合いが挨拶に来たので最前列まで降りてフェンス越しに握手しに行ったら、物凄く警戒された。 爺さんの隣の若いのは俺と話している間中、片手を警棒にあてていた。



この後、その知り合いと飲みに行く。同じ戦いを経験した人だ。
17時頃から飲みだして23時過ぎまで飲んでいた。長崎に帰ってきたのは4時頃だ。
朝から小学校の集団登校の引率の当番だったので、中々キツかった。



昼過ぎに地域決勝の組分けが発表になった。
高知か・・そうか、俺らの地域決勝は四国という島で始まり石垣島で〆か。

対戦相手を見て、「釜玉うどんアイン食品日立栃木に搬送」と覚える。
スーパーの仕入れ担当の気分だ。



面白い名前のチームが1番のライバルと周囲は言ってくるが最大の敵はチーム内だ。



岐阜も熊本もJリーグになった。
どちらもサポーターとして馴れ、応援はそれなりに形になるよう綺麗にパッケージング化が進んでいた。でも、それぞれ何かを無くしていたようにも見えた。
それは「Jに上がるという目標を達成した後」で・・祭りの後のような、目先の夢を失ったと言おうか・・。



試合がグダグダな中で菅が同点弾を叩き込み、岐阜ゴール裏は盛り上がった。
見てて「ピッチから与えてもらう?」と思った。与えているのだろうか?彼らは。
ウチの代表の言葉をフト思い出した。



能動的に楽しもうって奴がどれだけいるか

パッケージング化され、上達したであろう手腕。だが、作業化、マニュアル化にも見えた。
今の両チームは昇格も降格もない世界に生きている。下もいる。
死があれば人は生の喜びを感じやすい。
生があるから人は死の恐怖を信じやすい。



前、岐阜はいつも「俺たち岐阜には夢がある」というこ汚いダンマクを貼っていた。
汚かったけど、そこに夢はあった。誰もが見れて、誰もが信じれて、愛した夢が。
そして彼らは夢をかなえた。
今、彼らが目の前に据えている夢って何だろう?



俺は長崎の夢だけはどんな時も見てやろう。夢を見続けるのもきっと才能だ。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 13:41Comments(0)日記・コラム・つぶやき