2009年07月01日

それでも試合は週末にくる

大久保氏は前監督となった。理由は一身上の都合。



就任当時、「大久保も大きく育てて長崎の力にしたい」っといった発言を聞いていたが結果的に1ヶ月での辞任となった。彼なりのケジメのつけかたなのだろう。
それでも1ヶ月間、彼が長崎の監督であった事は変わりない。激動だった長崎の2009年の6月に監督を務めた彼の新しいフットボールライフに幸多からん事を。



それでも容赦なくスケジュールは進んでいく。
長崎は去った人より目の前の試合を戦っていかなくてはならない。今居る人材で。


それはクラブも強く承知している。
集められる人材に声をかける一方で、社長自らが練習現場に出て指導を行っている。
本来なら社長自ら指導っというのは滅多にない事なので、モチベーションが上がる選手も多い事だろう。

っとは言え、これは短期の暫定措置の筈。
小嶺社長程のネームバリューと実績のある指導者が練習に携われば影響は小さくない。
それは逆に、他のスタッフ陣の指導の影響力が小さくなる事を意味する。現場に2つの指針が常駐すれば選手は混乱する。



現在はコーチ陣も少ない為に社長がフォローしているという形だが、これからコーチ陣が徐々に戻るにしたがって小嶺先生の特別指導も減っていくだろう。社長自ら指導っというのは異常事態の緊急体制なのだから・・やるのなら徹底的に専任になる必要があると思う。逆に言えば今はレアなので見れた人は幸運だ。



何より、小嶺先生にはこれから山のような仕事が待っている。

・7月に入った。それはそのまま選手補強の追加可能時期を意味する。

・来期を見据えて既に来年のチーム作りの構想にも取り掛からねばならない。

・来期も見据えてS級、A級指導者をリストアップしパイプを作らないといけない。
S級ならSAGAWAの中口さん、こないだのSAGAWA戦、刈谷戦の間に練習場として借りたびわこ成蹊には大商大OBで望月さんがいる。立石敬之もS級で今はFC東京の強化部だっけ?

A級ならトリニータのU-18に村田一弘さん、変り種では其田秀太もA級だ。前川和也もA級じゃなかったっけ?



・来年予定のユースの為に県内外の力のある子を視察するのも大切だ!
特に近年はJのユース指導に疑問が起こり、高校サッカーの指導者を見直す動きがある。小嶺先生という日本最高の高校サッカー指導者を有する長崎は圧倒的に有利。
特にユースにおいては小嶺先生に何が何でも今から動いてもらいたい。



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Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 23:32 │Comments(0)その他フットボール

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