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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2013年10月29日

2013 J2第38節 熊本vs.長崎のこと

昨日は夜に録画していた「岐阜vs.栃木」を観ていたら寝落ちしてしまったので、
一日遅れで日曜のロアッソ戦を・・。

土曜の4時頃に”頭髪が豊富でないO友君”が車で家の前まで来てくれたので同乗して集合場所へ。
O友君は2005年からULTRAで世代が俺らより一回り下だ。
O友君の世代はULTRAで元々少ない上、結婚だー、就職だーで減り続けて気付けばO友君一人という
言わば”ULTRAの失われた世代””谷間の世代”だ。
そのO友君も結婚や長男の誕生で2010年から殆ど来られず、今年からようやく復帰したような感じだ。

ちなみにULTRAを卒団した後、O友君に謝らなければならないと気づいた事がある。
このO友君に対しては”将来を担う逸材”と見込み、殊更厳し接してきたし、
O友君は頭髪面以外で周囲の期待に応えて伸びていたのであるが、
振り返って見ると俺はO友君を褒めてこなかった。
O友君に対して「お前ならもっと出来る」と言うばかりであった。
これは実に申し訳ないと思う。・・なので、車中で「すまん」と謝った。
O友君は「謝られるまで長すぎて、今謝られても何の事かいっちょん判りません。」と言う事だった。
そんな会話をして集合場所へ行き、バスへ乗り換え出発。

会場のうまかなよかなスタジアム。
V・ファーレンのスポンサーだった事もある山田青果市場さんが命名権を持つスタジアムだ。
V・ファーレンがここで公式戦を行うのは2005年の九州リーグ「vs.ヴォルカ鹿児島戦」以来だ。
ちなみに2005年の九州リーグ最終戦は隣の補助競技場で行われ、試合後に選手達と握手した。
あれから8年も立つ。

試合は・・前半は熊本の3トップを上手く捉えきれず、セカンドボールをまったく拾えなかった。
熊本はモチベーションが高いようでプレスも良く効いている。その為に長崎は前で起点を作れない。
前半は完璧な熊本のゲームだった。

後半に思い切ってプレスに行く事や金久保投入で前に攻められるようになり挽回したが
試合を通じて熊本の”長崎に勝つ”というのが見えた試合だと思う。勝ちに徹してきた。
それは引退発表後初のホームゲームで北嶋を投入してこなかった事からも伺える。
あとジャッジの問題はあるが、それを差し引いても勝てるチームにならないと
残りの栃木、千葉、松本、徳島とのサバイバルゲームには勝てない。

試合後は取材を済ませ皆で鳥栖vs.C大阪を観に行く。
長崎が本当に来年J1に行った場合、このレベルと戦わねばならない。
個人技・守備ブロックの作り方・決定力・選手層・・
JFLからJ2に昇格して改めて「まるで違う世界」と思ったサポーターは多い。
J1とJ2でもやはり世界が違う。

先はまだ長い。長崎の道はまだまだ続く。
・・かしわうどんを頬張りながら、そんな事を考えた。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 17:40Comments(0)V・V長崎