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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2011年05月09日

2011JFL第10節 松本vs長崎のこと

試合内容については期間限定をどうぞ。



はち蔵号でのアウェイで7日の夜出発。雄二さん、聖子さん、センジ君、美由紀さんWakiさん、だいすけ君、坂井君、ゆっくんの計9名。交代で一晩中運転してアルウィン着。



松本というチームは外野から見て面白い。賞賛だけの人も多いが、実際は色んなアキレス腱を抱えていて色々と考えさせられる。とは言え、将来の伸びしろといった部分に目をつぶれば、幾つかの部分で松本は確実にカテゴリの枠を超えている。



んで試合。
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003失点シーン。
不用意なミスからCKを取られ、そこから混戦で押し込まれ失点。



005 
同点シーン。GKは飛んだ方向はあっていたが止めきれず。



今までで最も良い試合。ただ・・「これまでの4試合で」という注釈がつく。

左SB持留は守備に軽さはあるが確実に安定してきたし前節ほど攻撃参加を抑える事もなかった。右SBの中津留はやや物足りなさはあったがミス無く成長を感じさせた。岩間も周囲との連携で半分ほど合わないシーンがあったがパスで攻撃を牽引した。



しかし・・それは松本のモロさに助けられた点がある。松本のサイドは正直言って貧弱で、松本3バックはサイドへのケアがほとんど無かった。後半に松本の運動量が落ちると松本の布陣は5バック化。長崎は両SBが横に広がり、松本は中央個人技突破。中央とサイドならサイド攻撃に理がある。長崎にとって松本は相性の良い手ばかり打ってくれた気がする。
006
画像でもサイドユルユルで長崎が攻めているのが判ると思う。



それでも決勝ゴールを決め切れなかった。攻めの姿勢はあったし、シュートも打った。007
左は藤井の決定的シュートを松本の飯田にファインカバーされるシーン。
右は雄大のヘディングが惜しくもそれるシーン。

その辺は3バック真ん中にいた松田の存在があると思う。地味に厄介だった。ただ、残り15分切ったあたりで前に上がった事で長崎が猛攻を仕掛けられたけどね。



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由紀彦が登場してからの松田は由紀彦のマークにつきたくて仕方ないって感じだった。かなり強めに当たっていったりして・・見てて一瞬試合を忘れて「この2人は本当に仲が良いんだな。きっと2人だけの特別な世界で戦ってるんだな」と思った。



こういうシーンがあるからフットボールは素敵だ。



あと・・前に書いた通り、やはり今の長崎は有光亮太の時代だ。今の有光は総合力では確実に全盛期だと思う。チームバランスを考えてフォローしながら得点を重ねると言うのは並大抵ではない。大事にしたい選手だ。



さて、スタジアムの雰囲気についてちょっと・・。
試合後に長崎の応援が良かったと声をかけられた。ただ、前のホームとノリやテンションは変わらないし、もっと言うなら05年から変わってないと思う。違いは唯一、周囲の反応だ。「楽しませてもらう」のは客。「楽しむ」のがファンだ。そういった意味で松本の観客には・・関東もそうだがファンが多い。芸人的に言えばやってるネタは変わらないのに客のリアクションがとても良くてステージ成功な感じだ。



本当に楽しんでいる人は「楽しもう」とは言わない。「楽しいね」と言う。
周囲に「楽しもう」と言うのはその時に楽しくない証拠だ。



スタジアムでの過ごし方は遊園地みたいなものだ。
どの乗り物に乗って楽しむかは自由。あの乗り物はどーだとか、あの乗り物に乗らないあの観客はおかしいとか言う人はいない。自分の好みに合わせろと要求する人もいない。



そんな事を考えながら岐路につく。
坂井君は道中で食べたハッピーターンがとてもお気に入りなようで「ハッピーターンがあれば、もう何も要らない。エア嫁とも別れますよ」と訳の判らない事を呟くほど、応援でテンションが上がっていた。色々と冷静になってほしい。



明け方に長崎到着。そのまま仕事へ向かう。さぁ、次は島原連戦だ。



追伸
熱心な神崎ファンのWさんからお土産をいただきました。
009 皆でおいしくいただきました。ありがとうございました。

  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 12:03Comments(5)V・V長崎