2010年09月20日

2010JFL後期8節 長崎vs琉球のこと

試合内容については期間限定をどうぞ。



さて、琉球戦だ。前日に色々用事があったので前夜入り出来ず朝から島原へ向かう。



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会場では「国体成年男子vsV・V長崎」の強化試合があっている。
しかし、告知の仕方、観戦のさせ方含めて、観客の為になっているやり方とは思えず、単に練習化している。運営上の大変さはあるだろうが、観戦のさせ方を考えないと集客面では一切価値がない。国体にはV・V長崎OBも大勢おり、集客ツールとなる筈なのに・・。これの延長線上が盛り上げきれなかった佐世保での元日本代表戦ではないだろうか?もっとエンターテイメントビジネスである事を考えて欲しいなぁ。



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試合前にダンマクを書く。
「大丈夫、全てはこれから、支えよう、共に歩こう」とかそんな文だったと思う。
とても優しいダンマクだ。人によっては甘いとか甘やかしてるとか、馴れ合いとか言うだろう。だが、抗議のダンマクを書けば書いたで「こんな時こそ支えないと」「今、必要なのは攻撃より一体感」と言う人もいるだろう。メッセージと言うのは常に賛否両論。どちらも正しくどちらも正しくない。それに対して感謝、批判含めて色々言われてもねって感じだ。なので自分らの中で色んな考えの下に発信するだけだ。異論のある方は各自で述べたり、自覚して頑張って欲しいなと思う。



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さて、会場だが結構入ってるようで実際は厳しかった。島原・雲仙地区の少年チームがかなり協力してくれてキックオフ前に大挙来襲してくれなければヤヴァかったと思う。

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そして、それ以上に半端無くヤヴァかったのがこの日の運営だった。
今回、クラブは駐車場の位置から考えて「より快適なホームの観客の為に」と本来のスタジアムのホームとバックスタンドの位置を逆にした。

しかし、駐車場から受付・売店、そしてメインまでの導線は考えていたが・・バックスタンドやゴール裏を一切考えていなかった。
06_2赤がメインの観客の導線。青がバックスタンド・ゴール裏への導線。
別にバックスタンドやゴール裏の利便性がメインより犠牲になるのは一切構わない。現在の長崎では料金区別がないが、バックスタンドやゴール裏の料金が低いのは利便性がメインより劣るからだ。

だが、封鎖している2箇所のホーム側入り口を開放するだけで利便性が確保出来るのに行わないのは「より快適なホームの観客のため」という改善理由を自己否定している。見て判る通り、メインの人はホームとアウェイの位置が正常でも移動距離も利便性も変わらない。



もっと言うならば、長崎の有料入場者数は入場者の1割程度だ。これに対してバックスタンド・ゴール裏の観客の有料入場者数での割合は5割~7割に上る。こういう真似をしている限り、有料入場者は絶対に増えないだろうなと思った。実際、この日後援会入会準備をしてきていた人が、この日の運営に呆れて更新手続きをしなかったのを知っている。



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試合だが期間限定に書いた通りどうしても淡白さが見えた。よく走ってるし、体も張ってる。でもどこか虚ろな感じがした。選手も指揮官もみんなが大人の対応と言うか・・判ってるから我慢して気丈に戦ってる感じがした。前はどこか不安定だけど、爆発力と伸びシロがあった。でも、それを感じない・・。



ダンマクに書く言葉で最初に俺の中で浮かんだのは
「お前達が好きなのはJリーグか?フットボールか?長崎か?何の為に戦うのか!」
みたいな言葉だった。だが、チームにこれを問い、選手が胸を張って応えるにはフロントも長崎もしっかりしてないと無理だ。長崎は少なくともJリーグ準加盟チームだ。FC琉球もツエーゲンも秋田もまだ準加盟すらクリアしていない。町田はスタジアムについて今後の展望がない。少なくとも最悪でも長崎には県総が待っている。
これから勝てない言い訳に出来ない事もある。

頭の中でそんな事をグルグル考えた。



試合後に琉球の顔見知り達から土産と、今回は長崎に琉球の応援仕切りに来なかったドンからメッセージをもらう。



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ここのおっさんは相変わらずのようだ。
沖縄かりゆしに振り回され続けた人間の言う「何くるないさー」は説得力が洒落にならない。「あんたにそう言われたら、納得せんとしょうがないだろ!」と言わざるをえない。

琉球はこんな事もやってるんで週末にはULTRAから盛大に署名用紙の束を贈ろう。ついでに迷惑がられるようなモノも送ろう。次に沖縄に行く時は久々に日帰りじゃなく泊まりで寄ってやろう。吐くまで飲んで営業妨害をしてやろう。



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試合後はみんなで力寿司へ行く。この話この話で何度か取り上げた店だ。畳は楽で良い。ノンビリ~まったり~とすごして解散。

島原から長崎市へ向かっていると結構時間がかかり小腹がすいたのではち蔵へ向かう。
一人で飯を食べてると、「ウチの大黒柱は樹齢4億年の屋久杉を使用してます」と言い張る大村に超巨大豪邸を建設中の門さんファミリー、仕事終わりで飯食いにきた亜由美、更にV・VAREN長崎のサポーターの数より多い親戚がいる福島ファミリーやチカちゃんも来てごった返す。あれこれ話しながら・・日付が変わる頃に解散。



翌日が休日でたまにノンビリ出来る試合後はいいもんだ。



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Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 13:19 │Comments(3)応援とか

この記事へのコメント

サポーターの少なすぎには呆れる。

リーダー何とかならないの?
Posted by at 2010年09月20日 19:38

まず、コメントに書かれているリーダーと言うのが、ウルトラ長崎代表の私であるかどうかという点が正確にはわかりかねますが、ご指名頂いたと勝手に解釈し、お返事させて頂きます。また御サイトに対しましては掲示板と同様、この場を借りてコメントさせて頂く事に御礼申し上げます。
さて、ご質問の結論から申し上げますと私ひとりではスタジアムへの入場者やサポーターを増加させる事はできません。私はひとりのファンとしてクラブを応援しており、それと同時に一緒に楽しみたい方々とスタジアムで応援を行っております。
またご指摘のサポーターの数に関しても、集客数同様になかなか増えないのが現状でございます。
今年の平均集客数が2680人。有料入場者数平均が1割の268人。ウルトラ長崎の平均観戦者数は20人。
比較的クラブに関心の高いと思われる有料入場者数のうち、約1割をウルトラ長崎が占めております。絶対数が少ないのは当たり前ですが、有料入場者数における積極的な応援活動者の割合からみると世界のスタジアムのある程度の平均値ではなかろうかと考えております。
積極的な応援活動者は、まず有料入場者あってこそだと思います。
さらに、来場した個人が応援活動を行おうという気持ちを持ち、行動に移さなければ何も始まりません。
従って私個人のできることなどごくごく僅かです。
皆さんのご協力が必要です。
私はスタジアムにたくさんの積極的な応援活動者が集まってほしいと思います。それはもちろんウルトラ長崎でなくても構わないと考えております。だからいろんなアイデアをお持ちの方と話をし、積極的な観客で埋め尽くされたスタジアムを実現するための協力は惜しみません。繰り返しになりますが、少ないと感じたあなたが応援活動に参加してみては如何でしょうか?これはあなただけに限らずたくさんの方々へのメッセージでもあります。何かしら迷っているので私の所へ来てみてください。みんな最初は始めてですよ。
そしてそれぞれに楽しみましょう。

Posted by ウルトラ長崎代表植木修平 at 2010年09月21日 14:13

何とかならないの?
と言ってる内は何ともなりませんよ。

何とかしましょうと誰もが思わないと。^^
Posted by ひろ@管理人 at 2010年09月21日 19:11
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