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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2013年09月24日

2013 J2第34節 札幌vs.長崎のこと

札幌に行っての試合以外の事は明日書くとして、先に試合の事を。

厚別は涼しくて非常に過ごしやすかったが風がかなり強い。
その強風を背に受けて長崎が風上でキックオフ。

札幌はとにかくタイトな守備をしかけてきた。球際でガツガツ来て長崎は後手に回る。
特に15分にレ コン ビンが先制点を挙げるとそれは顕著になる。
更に幸野、奥埜の2人にはかなり厳しくきていて彼らが倒されるシーンも目に付いた。
打開策が見えない長崎だったが35分にレ コン ビン が2度目の警告で退場。
白状すると、個人的にはこれで必ず追いつける、札幌が自爆してくれたと思ってしまった。

後半、札幌は少し布陣をいじる。
レ コン ビン退場後は1トップの内村を下げて4-2-3-0にしていたのだが
4-2-2-1にして1トップを維持する。
残り45分は引いて守るには長すぎるという判断だろう。
1トップが前線に残った事で長崎は常にCBを残さざるを得なくなり・・この狙いは的中した。
4枚のDFと4枚のMFがしっかりブロックを作って守り1トップを走らせる。
もう典型的なガチガチの逃げ切り狙いだ。フェホ投入も想定通り。

長崎はボールを持っているけれど攻めきれずに試合はそのまま終了。
確かに札幌は非常に集中して守ったのだけど、
こじ開ける力強さが長崎に無かったのも事実だし、
前半に至ってはセカンドもほとんど取れずにいた。球際の強さで完敗を喫したのが全てだ。

試合後にはサポーターからもその辺を指摘する声が飛ぶ。
さすがにチームもこの敗戦は堪えたようで試合後の選手は一様に悔しさを押し殺していた。

のこり8試合。もうここまで来れば順位関係なくどのチームも必死だ。
勝点を得る為にどんな無理もやる・・そんな時期だ。
当然、長崎も必死だ。必死同士が戦うのだからどうなっていくかはもう誰にも読めない。
目の前の試合を一つ一つ乗り越えていくしかない。これからはそういう時期だ。

そういう時期に、必死に上を狙える位置にいる事を噛み締めながら戦って行きたいものだ。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 13:27Comments(0)V・V長崎