2009年05月26日

平成21年度県高総体サッカー

久々に高校サッカー話。



県高総体サッカーが来月から始まる。
組み合わせはコチラ



ブロック別に見てみる。



まず新人戦優勝の国見のブロック。
本命はやはり国見だと思う。一時期の異様な強さは消えたが依然として県屈指の強豪。中心だった松田君の負傷離脱で九州大会は本領発揮とならなかったが、レベルは総じて高い。野地君なんかはかなり良い選手だと思う。



おもしろいのは、その国見と2回戦であたる可能性のある総附。小嶺総監督、定方監督の元で将来性は高い。順当なら3回戦で当たる南山は新人戦初戦で波佐見に競り負けた為にノーシードだが、本来の力はトップクラス。県高校リーグ1部でも圧倒的な攻撃力で全勝首位を保っており、国見の強力な対抗馬。



明誠もこのブロック。爆発的な力はないが手堅いチーム。県リーグでは今一つな調子だが着実に勝ち上がるのではないかと…。



次のブロックもおもしろい。
日大、島商、長崎北、波佐見がひしめく。新人戦初戦でサブ主体で挑み、まさかの敗退を喫した日大。プリンス1部でも最下位と苦戦中。しかし選手のレベルは県トップで、この敗戦は確実にチームを伸ばしていると思う。やはり本命は外せない。

対抗は主力が軒並み3年生となった波佐見。中学時代から一緒にやってきた選手が多く、新入生の頃から試合経験を重ねてきたチームは充分にトップレベル。シードの利を生かして日大越えなるか?



3つ目のブロックは鎮西が本命。
昨年は選手権予選で敗退するなど苦しんだが新人戦ベスト4入りし復活。対抗は初戦で激突する「諫商-瓊浦」の勝者・・共に県1部リーグで安定した戦いを見せる。1回戦屈指の好カード。同じく古豪平戸も新人戦に続く地力発揮なるか?



最後のブロックは海星が本命。
昨年は全国で戦った海星中の主力が1人も海星高に進学せず話題となったが、今年は大半がそのまま進学。実力、将来性共に期待大。



対抗となる長崎工業は新人戦の勢いが再び巻き起こせるか?今年の成績に限らず長崎南、精道は個人的にチェック中。両校とも指導者が盛んに活動中。
「指導者が懸命にやれば県内で高校のベスト8くらいは簡単。5年やって県の決勝や全国に行けないと指導者として厳しい」とは流経大柏の監督、本田さんの言葉。波佐見が指導者の熱意で自力をつけてきたように。両校が3年~5年で台頭してくる可能性は充分。

新人戦ではサイド攻撃を主軸にしなからもバランスが悪かったり、単調だったりするチームが多かったけれど、その辺がどれ位に熟成しているかも楽しみだ。



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Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:54 │Comments(0)その他フットボール

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