2014年11月12日
2014年11月V・V長崎定例会見のこと 後編
昨日続き。
2014年シーズン総括に続いてクラブから行われ今後の強化方針を大雑把に箇条書きすると以下。
A:2年続けてプレーオフ昇格のチームが1年で降格した。特にあの徳島が通用しなかった。J1とJ2に間に差が確実に出ており甘くない。J1に上がってもすぐ落ちてはクラブとして得られるはずだったプラス面を多く得られない。
B:J1で戦えるサッカーをじっくり作りこんでいくべきだと考える。勝ちだけを目指さない。長崎ではそれが出来る環境があり・・だからこそ長崎はこれをやるべきである。
C:90分の試合をもっと魅力的なものにしていく努力を継続して90分の商品価値を高めたい。
D:今期の強化予算は2億円台で、来季も今期並ベースの予算になると思われる。
E:契約の中身や来季の計画も詰めていかねばならないが、継続路線の中、監督へはオファーを出している。
F:(GM自身の来季去就を問われ)自分が必要とされているのかも含めて色々検討すべき点も多いが、自分自身、やりたいという気持ちがある。
A・B・Fについては、色んなクラブや街で仕事をしたGMが、責任や結果を短絡的に問わず、企業やスポンサー含めて長く応援・支援しようという長崎の土地柄は稀有な例であり、そんな長い目でクラブを見る事の出来る長崎だからこそJ2でしっかりとチーム作りが出来ると思うと説明している。
ここでもあえて書かせて貰うならば・・当初、服部GMは2013年に1年限りの強化部の予定だった。
2013年はサッカーに関する別の仕事を準備していた。それが急遽、長崎に来て、1年限りの強化部のはずが、翌年もGMを務め、来年も「やりたい気持ちがある」と発言している。
いかに、可能性を感じているか判ると思う。
C・Dについては、今後、選手の複数年契約や情報収集、あらゆる事態を想定した契約内容、選手、サッカー界を取り巻く関係先との緊密な連携なども対応しながら、選手の育成についても充実させていきたい事が説明された。
ちなみにユースについては、先日行われたセレクションの参加者が7名に留まった点を指摘して「クラブチームとしてのイメージを広め、同時に寮や学校との連携、練習設備も整備したい。特にスカウティングについては予想以上に早めたい」ということだった。また、12月には人工芝と照明設備を持った育成拠点となる練習場が長崎市内に完成予定である事も報告された。
Jに上がって3年経てば、Jクラブとしてのクラブカラーや個性は出来てくる。
V・VAREN長崎は間もなく2年目を終える。
2年の間、一度も降格の危機を感じずに済み、プレーオフにも1度出場した。
チームの評価も以前より高まった。10年の悲願だった自前の専用練習場を確保し、
年末にはもう一つユースの拠点を確保する。
他クラブの関係者をして「トントン拍子」と言わせた実績だ。
クラブ創設10周年目を迎える来年へ向けて継続路線は至極当然の帰結だと思う。
以上、簡単ながら11月の定例会見について書いてみました。
・・堅苦しい話だったので小粋なアメリカンジョーク一つも出せなかった。
そろそろ物凄くバカバカしいのでも書きたいな・・と。
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