2014年10月31日
クラブライセンスのこと~10月のクラブ定例会見~
J2第38節の熊本戦が行われた日、月に1回、クラブの状況を説明する定例会見が行われた。
今回は先月発表されたクラブライセンス制度に関することだったので、今回はそれについて。

とは言え、クラブライセンス制度は判り易そうで実は判りにくい。
特に会計の基礎知識とサッカークラブ経営に関する基礎知識、
そしてクラブライセンス制度自体に関する知識の3つは最低条件で
営業赤字と債務超過の違いや停止条件付交付とかB等級基準とか・・
このあたりが良くわかない場合は誤解とカン違いが出やすい。
会計に関しては基礎中の基礎をうろ覚えでも良いので知っていたり
クラブライセンスに関する使用をJリーグ公式サイトからDLして、
用語の説明を参照しておくだけでも理解はグンと楽になるので是非、どうぞ。
さて、それを踏まえて書いてみる。
先月のクラブライセンスで長崎はJ1ライセンスを交付されたが、
2つの点で通達を受けている。
①経営上の是正通達
②練習場に関する特記事項
①については一緒に経営の是正通達を受けたクラブが東京V、ガイナーレ鳥取と言った
経営危機が危ぶまれたことのあるクラブだったことで多くの人に悪い印象を持たれたらしい。
これは定例会見でも指摘されたのだが「是正通達」という言葉が強すぎるような気がする。
是正通達とは、クラブライセンス不交付となる債務超過や3期連続赤字にならないように、
クラブ自ら経営改善を推し進めるようにという指導であり、
・2014年の損益見通しをJリーグに定期的に報告すること
・2015年の予算編成時にJリーグに事前に説明すること
を求められた。
定例会見でのクラブの説明によると、今回、V・VAREN長崎が指摘されたのは、
今季の当初予算案をもっと緻密なものにするようにという事だという。
また、Jに昇格したばかりのクラブは、当初の数年は、
それまでよりも予想外に経費がかかる事も多いのでややシビアに見たと思われる。
特に長崎の場合は今季練習設備を戸石に整備し、また別設備の整備計画もある為に
比較的大きな予算が必要になる・・という事も無関係ではないだろう。
ちなみに今季のクラブ予算は約8億7000万円を予定しており、
まだ収入が予定に達していない項目もあるが最終的には黒字で終わる予定である。
・・っと言うか何が何でも赤字にしない為に今もフロントスタッフは飛びまわっており大丈夫だと信じている。
②については是正通達ではなく特記事項である。
クラブライセンス制度における特記事項とはJがクラブに注意喚起をしておく事項ということで
実は財務に関してはここでJ1の3クラブを含めて13クラブもが注意喚起をされている。
この中で長崎が注意されたのは練習場についてのものだ。
っと言うのも来年6月のJリーグ理事会で2016年・・つまり再来年のクラブライセンス制度で
練習場に関して厳格化されることが予定されているからだ。
つまり、再来年のクラブライセンスは練習場に関して厳しくなるから注意を呼びかける類のものである。
これに関しては今後、諫早市に整備予定の練習場などで対応が協議されていく予定だ。
実はあと一つ長崎はスタジアムに関してB級等充足
(収容人数の60%で計算したらクリアしているのでOKとするけれど、本来、厳格に言うとNG)
があるのだけれども、これは60%ルールをクリアしているし、
自前のスタジアムでなければ簡単に改善出来ないので今回は取り上げない。
今回は先月発表されたクラブライセンス制度に関することだったので、今回はそれについて。
とは言え、クラブライセンス制度は判り易そうで実は判りにくい。
特に会計の基礎知識とサッカークラブ経営に関する基礎知識、
そしてクラブライセンス制度自体に関する知識の3つは最低条件で
営業赤字と債務超過の違いや停止条件付交付とかB等級基準とか・・
このあたりが良くわかない場合は誤解とカン違いが出やすい。
会計に関しては基礎中の基礎をうろ覚えでも良いので知っていたり
クラブライセンスに関する使用をJリーグ公式サイトからDLして、
用語の説明を参照しておくだけでも理解はグンと楽になるので是非、どうぞ。
さて、それを踏まえて書いてみる。
先月のクラブライセンスで長崎はJ1ライセンスを交付されたが、
2つの点で通達を受けている。
①経営上の是正通達
②練習場に関する特記事項
①については一緒に経営の是正通達を受けたクラブが東京V、ガイナーレ鳥取と言った
経営危機が危ぶまれたことのあるクラブだったことで多くの人に悪い印象を持たれたらしい。
これは定例会見でも指摘されたのだが「是正通達」という言葉が強すぎるような気がする。
是正通達とは、クラブライセンス不交付となる債務超過や3期連続赤字にならないように、
クラブ自ら経営改善を推し進めるようにという指導であり、
・2014年の損益見通しをJリーグに定期的に報告すること
・2015年の予算編成時にJリーグに事前に説明すること
を求められた。
定例会見でのクラブの説明によると、今回、V・VAREN長崎が指摘されたのは、
今季の当初予算案をもっと緻密なものにするようにという事だという。
また、Jに昇格したばかりのクラブは、当初の数年は、
それまでよりも予想外に経費がかかる事も多いのでややシビアに見たと思われる。
特に長崎の場合は今季練習設備を戸石に整備し、また別設備の整備計画もある為に
比較的大きな予算が必要になる・・という事も無関係ではないだろう。
ちなみに今季のクラブ予算は約8億7000万円を予定しており、
まだ収入が予定に達していない項目もあるが最終的には黒字で終わる予定である。
・・っと言うか何が何でも赤字にしない為に今もフロントスタッフは飛びまわっており大丈夫だと信じている。
②については是正通達ではなく特記事項である。
クラブライセンス制度における特記事項とはJがクラブに注意喚起をしておく事項ということで
実は財務に関してはここでJ1の3クラブを含めて13クラブもが注意喚起をされている。
この中で長崎が注意されたのは練習場についてのものだ。
っと言うのも来年6月のJリーグ理事会で2016年・・つまり再来年のクラブライセンス制度で
練習場に関して厳格化されることが予定されているからだ。
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