2014年07月21日
2014年J2第22節 長崎vs.松本のこと
互角の試合展開の末に最後は押し切られてしまった。
日曜のJ2第22節「V・VAREN長崎vs.松本山雅FC」はそんな試合と言えるだろう。
松本は21節を終えて3位につけるだけあってなるほど強かった。
攻守にソツはないし、選手の姿勢からも自信を感じる事が出来る。
反町監督が3年がかりで作ってきただけの事はあると思う。
その3年かけてチームを作った差が最後に押し切られる差だったのだろう。
お世辞でも、負け惜しみでもなく本当にそう思う。
この試合で長崎は新加入のイ・ヨンジェ君を先発に起用した。
試合後に反町監督が「このまま(松本に)連れていきたい」と冗談で語ったように
彼の動きはポテンシャルを感じさせ、合流1週間とは思えないプレイを見せた。
また、この日はサイドに野田君でなく天皇杯に続いて古部君を起用。
クロス精度では野田君に落ちるが縦のスピードに秀でる古部君を起用するあたりに
相手DF・・サイドの裏を狙っていく意図が感じられる。
立ち上がりはやや松本がボールを持つものの、
激しく早いプレスで長崎がペースを掴み、松本に決定的シーンをほとんど作らせない。
前半は長崎に分のある展開となる。だが、松本も一方的に押し込まれることなく、
両チームが共に攻守の切り替えを早くしたガツガツとした展開で0-0のまま45分を終了。
後半、暑さのためかやや動きが落ちて布陣が僅かに間延びし出した長崎のスペースを
松本は船山、岩上らが個人技でガンガンについてくる。
それでも共に激しい球際の攻防を見せていたが・・
73分にリ・スタートから相手につながれ最後は多々良にヘディングを合わせられ失点。
苦しい時にリスタートで得点するのは松本の強みで・・それをさせてしまった。
1点を奪いにいく長崎が前がかりとなった裏を突かれ80分に追加点を奪われる。
この後は、長崎が猛攻をかけるも・・攻めがやや雑で得点ならず・・0-2で試合終了。
70分まで互角の攻防を行いながら・・残り20分で押し切られる・・
その20分がJに参入して3年目の松本と2年目の長崎にある現時点での差なのだろう。
3連敗であることや、0-2の敗戦は確かに厳しい。
だが、ヨンジェ君の入った攻撃は新しい可能性を感じさせたし、
0-2になってもピッチで試合を諦めた者はいなかった。
勝てなければ色々言われるのは当然だ。
だが、プロスポーツである以上、勝敗は兵家の常であり、
漫画のように常に強敵を破って勝つ事は不可能だ。
いや、漫画ですら良い戦いをした挙句に敗れるストーリーもある。
では、批判が出る、不満が出るとすれば、それはストーリー・・試合内容等がつまらないかどうかだろう。
今のフットボールをつまらないと思うか良いと思うかは人それぞれだ。
だが、個人的に本当に内容が悪いとも、改善の見込みがないとも思わない。
無論、試合はすぐにやってくる。その内に勝てるから待って・・なんてことは言えない。
今はただ、目の前の試合に向けて問答無用で備えていくしかない。
それを繰り返して、この日の20分の差を縮めていく・・それがクラブの歴史となるのだから。
日曜のJ2第22節「V・VAREN長崎vs.松本山雅FC」はそんな試合と言えるだろう。
松本は21節を終えて3位につけるだけあってなるほど強かった。
攻守にソツはないし、選手の姿勢からも自信を感じる事が出来る。
反町監督が3年がかりで作ってきただけの事はあると思う。
その3年かけてチームを作った差が最後に押し切られる差だったのだろう。
お世辞でも、負け惜しみでもなく本当にそう思う。
この試合で長崎は新加入のイ・ヨンジェ君を先発に起用した。
試合後に反町監督が「このまま(松本に)連れていきたい」と冗談で語ったように
彼の動きはポテンシャルを感じさせ、合流1週間とは思えないプレイを見せた。
また、この日はサイドに野田君でなく天皇杯に続いて古部君を起用。
クロス精度では野田君に落ちるが縦のスピードに秀でる古部君を起用するあたりに
相手DF・・サイドの裏を狙っていく意図が感じられる。
立ち上がりはやや松本がボールを持つものの、
激しく早いプレスで長崎がペースを掴み、松本に決定的シーンをほとんど作らせない。
前半は長崎に分のある展開となる。だが、松本も一方的に押し込まれることなく、
両チームが共に攻守の切り替えを早くしたガツガツとした展開で0-0のまま45分を終了。
後半、暑さのためかやや動きが落ちて布陣が僅かに間延びし出した長崎のスペースを
松本は船山、岩上らが個人技でガンガンについてくる。
それでも共に激しい球際の攻防を見せていたが・・
73分にリ・スタートから相手につながれ最後は多々良にヘディングを合わせられ失点。
苦しい時にリスタートで得点するのは松本の強みで・・それをさせてしまった。
1点を奪いにいく長崎が前がかりとなった裏を突かれ80分に追加点を奪われる。
この後は、長崎が猛攻をかけるも・・攻めがやや雑で得点ならず・・0-2で試合終了。
70分まで互角の攻防を行いながら・・残り20分で押し切られる・・
その20分がJに参入して3年目の松本と2年目の長崎にある現時点での差なのだろう。
3連敗であることや、0-2の敗戦は確かに厳しい。
だが、ヨンジェ君の入った攻撃は新しい可能性を感じさせたし、
0-2になってもピッチで試合を諦めた者はいなかった。
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漫画のように常に強敵を破って勝つ事は不可能だ。
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くだらないネタでも蘇ればフェニックス!
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