2013年10月07日

2013年 J2第36節 長崎vs.岡山のこと

 週末の岡山戦は両方共に気持ちの入ったゲームだった。
開幕戦と同じ1-1のドローという結果だが、
岡山にとっては失った勝点2、長崎にとってはもぎ取った勝点1という所。
リーグの順位で言えばプレーオフ圏内である6位以内の長崎とプレーオフ県外の岡山、
残り6試合で勝点1を積み上げるのがどちらにとって有利と言うと長崎だ。
高木監督は試合後に「複雑な試合」と感想を述べたが、この辺も含めての事だろう。

 共に3-4-2-1のミラーゲーム。
共にプレッシャーを掛け合う展開で最もポイントとなるのはワイドの位置。
守備時には素早く両サイドに蓋をして守り、攻撃の時には一気に前線へ駆け上がる・・
これが神崎と金久保に求められた事で、この攻防、マッチアップは非常に見応えがあった。
ただ、押谷、清水、金を中心とした岡山の攻撃が予想以上で、
神崎も金久保もやや押された点があり、その為に攻撃時に前に上がる時間がいつもよりかかってしまった。
それでも、チャンスを作っていった点はやはりチームとして力がついてきた証拠だろう。

 失点は、相手から良い位置でボールを奪った金久保が
「さぁ、カウンター」と言う時に、ボールを奪われたのが起点。
そこから最後は千明にミドルを打たれ、岩間に当たってコースが変わりゴールした。
終盤に小松、フンソン投入でシンプルに攻めて同点に追いついたが、
両チーム共に決定力という点では不満が残る試合だった。
だが、決定力を除けば本当に息詰まる試合と言えるだろう。

 さて、この日は試合前にバックスタンドへ行き、O友君やユーダイと会話を楽しむ。
先日のブログで頭髪の薄さを指摘されたO友君は
「親父からしてそうですからね。もう血筋ですよ。ハイブリッドです。」と言っていたが
(それはハイブリッドと言うよりローブリッドではないのか??)と思ったりした。
ちなみに来年の修学旅行の費用が十ウン万かかると知った高校生のユーダイは
「サポーターのツアーなら東京まで往復で2万もかかりません。」と先生に意見したそうだ。

 試合後に取材を終えて外に出ると既に暗く、随分と涼しい。
長崎市では近年「くんち(10月7~9)までは暑い」と言うが、もう秋なのだなと。
シーズンは残り6試合。あと試合時間は540分。
539分の頃・・どんな気分であと1分を迎えるのだろう・・と思ったりした。


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Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:00 │Comments(0)V・V長崎

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