2013年06月17日

2013 J2第19節 長崎vs.ヴェルディのこと

土曜日は今年初の土曜日のホームゲームでナイトゲームだ。
長崎は週休2日制導入率が全国屈指で低く完全実施率は3割という
多分ラテン系の人ならストレス死する超勤勉県だ。
なのでナイトゲームである無しは強烈に集客に影響する。
幸い、ナイトゲーム&チームの好調のお陰で素敵に試合は進行した。

試合であるが、今季1番内容が面白い試合だった。
ヴェルディは非常に強かった。選手個々の力も高く、
球際の粘りやプレッシャーもしっかりしており、最後までJ1昇格を争うチームだろうなと感じた。
長崎はセットプレイから早めに得点を取れた事が本当にラッキーだったと思う。

さて、この日の不調の水永を外した長崎は0トップシステムになっていた。
スパレッティのローマがやっていたので有名な戦術だ。
志有人がボールを持つと、一斉に皆が志有人を追い越していくのが基本。
実は、翔馬がトップに入っている時も、
この後の選手が追い越して攻めるのは長崎のパターンの一つであり、
0トップの下地は持っていた事が幸いした。
志有人がヴェルディの金と鈴木の間に位置どった事で彼らは志有人を完全に抑えられずにいた。

それでも、ペースを握るのがヴェルディの強さだったけどね。
そのヴェルディの強さを断ち切ったのが2点目のシーン。
岩間がボールを奪い、志有人が水永にパス、水永がサイドにはたいて、
古部がサイドからクロス、それを洸一があわせるというシーン。
志有人の前を活かすパス、水永のポスト、サイド攻撃と
現在の長崎が持つ攻撃パターンを全て活かした理想の形。それをダイレクトであわせた至高の一点。
J2最高の堅守を誇るヴェルディでも止められないシーンだった。
同時にあの形でなければヴェルディの堅守は破れなかったろう。

押していたヴェルディだが、ポイントで良さを発揮した長崎が振り切った試合。
これは痺れた。帰り道に「次の試合にも来よう」という声も聞かれて嬉しくなった。

そして、この日は支援会で行う清掃活動第1弾。撤収作業の補助。
V・ファーレンのボランティアは高校生ボランティアに依存している。
しかしナイトゲームでは子供を早く帰さねばならない。
しかし、高校生がいないと作業ははかどらず、照明点灯時間を伸ばせば試合コストがかさむ。
そこでクラブの要請を受けて支援会で有志を募って試合後の撤収作業をヘルプした。
俺は記者会見に行かねばらならないので、
美由紀さん、岩佐君に現場を任せたが50名以上集まってくれた上に、作業もはかどったらしい。
参加していただいた方、ありがとうございました。
確実にクラブの力になりました!

この後、はち蔵へ行きジュースを一杯だけ飲んで帰宅。
泥のように眠る。日曜はスタジアム周辺の清掃が待っているのだ。
その話題は明日。


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Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:17 │Comments(0)V・V長崎

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