2012年05月23日
本当に長崎の攻撃力は落ちているのか?の話
今年の長崎は接戦が多い。
大半が1-0とかの僅差の試合である。
勝ってるし、昇格ペースなので構わないのだけれど、
昨年リーグ最多得点な上に、監督も、
「3点獲られても4点獲って勝つ」と公言しているので、
巷でもちょっと気にされていたりする。
そこで手元のデータでちょっと攻撃を調べてみる事にする。
さて、リーグ随一の攻撃力と言われた昨年と今年を比較してみよう。
*当初12節で計算していましたが、「11試合ではないか?」
との指摘をコメント欄で受けましたので11試合で再集計しました。
コメントで指摘下さった方、ありがとうございました。
幸い、数字に差がなかったので数字以外は一切変えてません。
まず2012年
チームはここまで11試合で126本のシュートを打ってオウンゴール含めて15得点。
率になおすと12パーセントの確率でシュートを得点に結び付けている。
では2011年はどうか?
11試合の時点で集計すると120本シュートを放ち22得点。18%だ。
6%の差がある。
6%とは何とも微妙な数字で言われている程大きな差がないような印象も受ける。
確かに昨年より数字は落ちているが・・。
ちょっと判り難いので次は攻撃パターンで考えてみよう。
攻撃パターンをセットプレイ、右サイドから、左サイドから、中央からの4つで
それぞれ崩した割合を出してみればどうなるか?
例えば昨年に比べて明らかに右サイドからの得点が少なければ、
右サイドが機能してないとか言えるんではないだろうか?
2012年
セットプレイ×3(20%)、右サイド起点×4(27%)、左サイド起点×3(20%)、中央起点×5(33%)
2011年
セットプレイ×1(5%)、右サイド起点×6(27%)、左サイド起点×6(27%)、中央起点×9(41%)
う~む微妙だ。
あえて言えば中央からの攻めが10%弱低下しているが、
セットプレイからの得点が増えているのを考えると誤差の範囲内という気もする。
少なくともどこかのサイドが機能不全に陥っている印象はない。
そこで次は選手個人のシュート数と得点で見てみる。決定率は%で表した。
2012は
1位 22本2得点(神崎)9%
2位 16本2得点(アリ)12.5%
3位 14本2得点(中山)14%
3位 14本3得点(MJ)21%
で、2011が
1位 25本11点(アリ)44%
2位 14本2点(神崎)14%
3位 11本1得点(持留)10%
ここでようやく差が出た。
3位以下で言うと今年は昨年以上の結果を出しているのである。
逆に昨年42%という常識外れのペースで得点を量産していた有光が、
コンディション不良で30%近く数字を下げているのだ。
しかし、アリの2012年も決定率12.5%で充分な数字と言う事が出来る訳で・・。
数字だけで見てみれば、
昨年まで異様なペースを叩き出していた有光のペースが落ちた事が一つの原因とは考えられると思う。
昨年までの有光を見ていれば理解出来ると思うが、
有光の攻撃における、チームにおける存在感は突出している。
FWでありながらゲーム展開に応じて自由に位置を代えて、
ボランチどころかサイドバックの位置まで下りてプレイする事もある。
少し意地悪な言い方をすれば、
有光が下がった位置に入ったら、そこが長崎の今の弱点・・今機能していない場所と言える程だ。
その有光が調子を崩している為に、
彼の役割をやろうとする神崎も決定力を下げているのではないだろうか?
有光頼みの攻撃だった・・と言う批判もあるかもしれない。
しかし、3位の中山、MJがそれぞれ14%、21%という数字を叩き出している事を考えると、
総合力では昨年より上がっていると言えないだろうか?
そういう目で見ると有光は長崎の攻撃で最後のパーツになるのだと思う。
有光がコンディションを戻し、キレを復活させた時、長崎の攻撃は更に数段進化する。
乞うご期待!
てな感じかなと。極々個人的に結論付けてみた。
大半が1-0とかの僅差の試合である。
勝ってるし、昇格ペースなので構わないのだけれど、
昨年リーグ最多得点な上に、監督も、
「3点獲られても4点獲って勝つ」と公言しているので、
巷でもちょっと気にされていたりする。
そこで手元のデータでちょっと攻撃を調べてみる事にする。
さて、リーグ随一の攻撃力と言われた昨年と今年を比較してみよう。
*当初12節で計算していましたが、「11試合ではないか?」
との指摘をコメント欄で受けましたので11試合で再集計しました。
コメントで指摘下さった方、ありがとうございました。
幸い、数字に差がなかったので数字以外は一切変えてません。
まず2012年
チームはここまで11試合で126本のシュートを打ってオウンゴール含めて15得点。
率になおすと12パーセントの確率でシュートを得点に結び付けている。
では2011年はどうか?
11試合の時点で集計すると120本シュートを放ち22得点。18%だ。
6%の差がある。
6%とは何とも微妙な数字で言われている程大きな差がないような印象も受ける。
確かに昨年より数字は落ちているが・・。
ちょっと判り難いので次は攻撃パターンで考えてみよう。
攻撃パターンをセットプレイ、右サイドから、左サイドから、中央からの4つで
それぞれ崩した割合を出してみればどうなるか?
例えば昨年に比べて明らかに右サイドからの得点が少なければ、
右サイドが機能してないとか言えるんではないだろうか?
2012年
セットプレイ×3(20%)、右サイド起点×4(27%)、左サイド起点×3(20%)、中央起点×5(33%)
2011年
セットプレイ×1(5%)、右サイド起点×6(27%)、左サイド起点×6(27%)、中央起点×9(41%)
う~む微妙だ。
あえて言えば中央からの攻めが10%弱低下しているが、
セットプレイからの得点が増えているのを考えると誤差の範囲内という気もする。
少なくともどこかのサイドが機能不全に陥っている印象はない。
そこで次は選手個人のシュート数と得点で見てみる。決定率は%で表した。
2012は
1位 22本2得点(神崎)9%
2位 16本2得点(アリ)12.5%
3位 14本2得点(中山)14%
3位 14本3得点(MJ)21%
で、2011が
1位 25本11点(アリ)44%
2位 14本2点(神崎)14%
3位 11本1得点(持留)10%
ここでようやく差が出た。
3位以下で言うと今年は昨年以上の結果を出しているのである。
逆に昨年42%という常識外れのペースで得点を量産していた有光が、
コンディション不良で30%近く数字を下げているのだ。
しかし、アリの2012年も決定率12.5%で充分な数字と言う事が出来る訳で・・。
数字だけで見てみれば、
昨年まで異様なペースを叩き出していた有光のペースが落ちた事が一つの原因とは考えられると思う。
昨年までの有光を見ていれば理解出来ると思うが、
有光の攻撃における、チームにおける存在感は突出している。
FWでありながらゲーム展開に応じて自由に位置を代えて、
ボランチどころかサイドバックの位置まで下りてプレイする事もある。
少し意地悪な言い方をすれば、
有光が下がった位置に入ったら、そこが長崎の今の弱点・・今機能していない場所と言える程だ。
その有光が調子を崩している為に、
彼の役割をやろうとする神崎も決定力を下げているのではないだろうか?
有光頼みの攻撃だった・・と言う批判もあるかもしれない。
しかし、3位の中山、MJがそれぞれ14%、21%という数字を叩き出している事を考えると、
総合力では昨年より上がっていると言えないだろうか?
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有光がコンディションを戻し、キレを復活させた時、長崎の攻撃は更に数段進化する。
乞うご期待!
てな感じかなと。極々個人的に結論付けてみた。
くだらないネタでも蘇ればフェニックス!
週末のファン感とかボーリングとか
デザインしてみた!~アクセス数が低い話題でも気にしません~
7・8月のことをアッサリと語る
(後編)V・ファーレン長崎メモリアルOB戦~僕が見たかったもの~
(前編)V・ファーレン長崎メモリアルOB戦~なぜ、ぼくはOB戦を開催しようとおもったか?~
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指摘受けて再集計してみました。
結論は変わりませんでしたが。
サンクスでした。