2011年06月02日
久々にデータ系の話題でも
今季の得点と失点のパターンを全部記録しているのだが・・ちょっと書いてみる。
右サイド起点:5得点
中央を基点:5得点
左サイド起点:4得点
CK:1得点
*PKはPK奪取のプレイを元に算出。
中々にバランス良いぞ。
では、どこを基点としたゴールはそれぞれ何人触っているか?
*シュートした選手含む、相手FP除く
右サイド基点:3人、3人、3人、3人、2人
中央を起点:4人、3人、2人、2人、2人
左サイドを基点:2人、2人、3人、2人
起点となった選手とゴールした選手で2人と言うのが最少人数である事を考えると左サイドからの攻撃は殆どが最少人数である事が伺える。唯一の3人経由のゴールは第11節の佐川印刷戦の先制点なのだが、これは自陣左SBの最後尾で井筒がボールを奪い持留にパスし、持留早いクロスで由紀彦にアシストしたものでかなり例外に近い。逆に右サイドは常に3名以上の選手が絡んでのゴールだったりする。
まだまだデータが少ないので断定するのは早計なんだけど・・
これはそのまま右SB持留と左SB杉山の特徴を表していると思う。
杉山の最大の特徴は”スピード”。スピードを生かすには激しい上下動が要る。
これに対して持留は”スピード”が杉山のように武器にはならない。持留自身が好むのも、得意なのも本当はドリブルでキープして切れ込む事なのだが、杉山と違いスピード型でない為に長い距離のドリブル突破に向かない。当然、左SBからは難しい。更に早く戻れない事を考えると守備が不安なので攻撃の時に余り攻め上がれない。
当初、この辺りの状況と自分の個性で持留も苦戦していたようだが・・現在はパスで勝負する事に落ち着いている。試合を見てもらえれば判るのだが、右の杉山は突破を武器とし連携も使うのに対して、左の持留はセンターライン付近から前目掛けて一発のパスを狙う事が多い。一発のパスを狙うのだから左サイドを起点とした攻めに関わる人間が少ないのは当然だ。起点の持留自身がラストパスを狙っているのだから。
突破で勝負の杉山と、パスの持留。
タイプの違う2つの攻撃が個性を発揮するととても面白い。
ちなみに・・中央からの攻め手は基本一発でパスを通す事が多いので関わる人数が少ない。現在のV・VARENはサイドの選手が中に切れ込む動きがまだ少ないのが理由と思われる。徐々にこの辺も変わっていくだろうな。
ちなみに失点12のパターンも全てメモしているのだけど・・こちらにも特徴があったりする。
でも、あんまり戦術系の話って好まれないのでこの辺で・・^^
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戦術系の話大好きです!
支障が無ければ、是非、失点の件もお願いします!!
杉タクのスピードは、本当にドキドキしますね。
データを交えた的確な分析。
町田戦を見て読み返すとますまず納得します。
ぜひ失点の方もお願いします。