2010年05月23日
2010JFL第12節 長崎vs金沢のこと
今回も例によって試合内容は期間限定をどうぞ。
さて、金沢戦。今季初のナイターゲームでホームナイター3連戦の初っ端だ。ナイターであるが、元々長崎では土曜開催は厳しい事、今季ずっと天候に恵まれていたのに見事に雨がドパーっと振ってきた事で観客動員は当初からかなり厳しいと思った。
雨の中でダンマクを貼る。
一番デカイ横断幕のオラショは雨を含むと洒落にならないのだが・・ホームゲームで手を抜きたくない。チームの事やら・・何よりそれは選手と対等でありたい意地だったりする。
とは言え、いつも張っているホームゴール裏の土手は雨でぬかるんでおり、人災を招きかねないので運営と協議した結果、観客動員の様子を見てバックスタンドに席張りの許可を貰う。
オラショの中。
横断幕を張った後はJからの視察に来ている佐藤さんと世間話をする。
以前、我々が長崎県にサッカー専用スタジアムを望む会として署名を1万以上集めて県に提出している話をしたら、「それは素晴らしい事!!」と感心されていた。
佐藤さんがメインへ移動した後は、みんなで色々話して過ごす。
「7班の奴らと仲の悪い8班の奴らがカラオケボックスで・・」とか「自転車に乗った奴が居酒屋で飲んでいる田中さんとうえきさんを・・」とか「ここでホルモンを焼こう」とか「旧東側の空気を残す東欧のフットボールは・・」とか。
試合前に発表になったマスコットの名前は「ヴィヴィ」。
まだ行動でどういうキャラか分からないので、これからすりよせをしていこうと思う。
是非、女性や子供ハートを心電図が止まらんばかりの勢いでワシ掴んでほしい。握りつぶすくらいの勢いでお願いしたい。
中の人なぞ存在しないが、頑張れ、中の人。
まぁ、試合は皆が不満を募らせたのも充分に理解出来る。スタジアムの至る所で「勝負しろ」「前に蹴りだせ」「ゴール前に入れろ」と言う声が怒声交じりで飛んでいた。
結果ではなく経過に対して・・それが一般の人達の正直な声なのだろう。
自分らは選手や監督の声を直に聞くことも出来ているし、色々耳にする事から今の現場に対して支持をしている。それは変わらない。だが、一般の人達には中々そういう機会はない。だから、なぜ?みたいな感覚をもったままいる状態だと思う。
例えば・・佐野体制が始まって、佐野さんの戦術や今の長崎の状態を分析したり、解説したりしているのを俺以外殆どみない。これが代表やJ1では専門誌やTV中継で解説してくれる。だが、長崎にはそれはない。俺も(自分勝手に)やっているが、それを好む人は少ないだろうという理屈から余り積極的に書かないようにしている。
だが、このなぜ?を持ったままいる事が更に不信を生んでいる気がする。
本来はマスメディアが佐野さんに聞いて佐野さんと戦術論でもしながら解説するのが最高なのだが・・なので、近い内に一度、何故前に蹴りださないのか?など書きたいとは思う。
でも、読みたがる人も少ないと思うけどね。
さて、試合後は雨がかなり強くなった。
ダンマクの片付けは完全に水害への救助活動みたい事になった。
帰りはもう大雨だった。
今季ずっと晴れていたホームゲーム。
雨を見ているとフト「溜まっていたものがついに決壊した感じだな」と思った。
水に流す、雨降って地固まる、覆水盆にかえらず。
水を飲んで井戸を掘った人を忘れず、背水の陣、明鏡止水・・
行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。
俺達という川はどんな水になっているだろう?
その川は海へ続いているだろうか?
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