2009年02月15日
がまだす鳥栖戦とモンテディオ山形のキャンプの話
土曜は急遽、がまだすリーグの「vs鳥栖戦」へ。到着しやっちんに遭う。
やっちんに「お仕事は?」と聞くと、「この先に新しい養殖場が出来たと聞いたもので・・」と有明海と真逆の眉山の入り口にある島原市営を指差す。新鮮な魚を扱うやっちんの仕事だが、魚って意外な所にもあるんだなっと納得。
鳥栖戦の布陣は最初3-3-2-2。
由紀彦を3バックの中央。ボランチは武男。左右に渉と飛鳥。中盤中央に元気と大塚、FWに山城と洋。守備の時は飛鳥が下がり4バックに近くなる形。
しかし、これは選手の個性を殺してしまった。特に大塚・元気は持ち味を出せず、攻守噛みあわない。そこで、渉を下げ宮尾、山城をサイドに置き、通常の4-1-3-2へ。これでようやくゲームらしくなった。
その後は「試す」部分が多く、余り参考にはならない。雑感としては・・
伝はスランプ。迷いながらプレイしていた。馴れないPOS起用も拍車をかけた。得意な形だけにこだわってシンプルにやって良い。幸野屋は厳しい。上手さはあっても生かしきってないし、正直一段落ちる。育成という点がなければ起用すら難しい。自信の長所をもっとハッキリさせ、アピールする事が必要。
大塚はやはりサイドの職人だ。山城も同様。久留もCBに入ってから存在感を見せた。渉はどのPOSも無難にこなすが、器用貧乏につながらないよう気をつけて欲しい。無難にこなしてるだけでは竹村が戻ってきた時にPOSを得られなくなる。
隅田は育成も兼ねて左サイドバックで実践を重ねているし、それなりにこなしてはいるが、渉や梶を昨年のPOSから移動させてまでこだわり続ける必要性は今は感じない。上手い子なので、それなりに吸収していくだろうが、その煽りを梶原が喰っている点はきがかり。
由紀彦はやはりスタミナが懸念。3バックの時より守備の負担が大きくなった事もあるが、後半の10分過ぎたあたりから動きが落ちた。また3バックでボールを出していた時は元気が試合に絡めない事も多かった。元気が絡めない=由紀彦頼みになり・・攻撃の起点が自陣側に寄り過ぎ、守備的になってしまう恐れもある。
チームには階級分けも、波風を起こさないようにする事も大切だが、由紀彦クラスの選手ならトップ下、サイドでも使ってみたいとは思った。それがなかったのは残念。
宮尾は完全な点取り屋タイプ。シュートを打つ姿勢も良い。それが結果になっている事もあって自信を得ている好循環。このまま勢いを物にして欲しい。平田は点こそなかったが、相手GKからボールを奪ったり良く動いていたと思う。動く意識を大事にすれば充分に戦力となる。FWはアリ、洋、熊谷、宮尾、平田と粒が揃ってきていて一安心だ。
飛鳥はややミスの場面もあったが、スペースがあれば存分にスピードを生かしていた。この日の得点も飛鳥のスピードからカウンターが決まった決まった形。攻撃面で今季非常に期待出来る。
まぁ、選手の半数近くが「適正をもう1度見直す」起用が多かったので「良い・悪い」ではなく、色んな事の確認、発見が出来て良い練習試合だったんだと思う。
東川さんも色んな確認出来たんではないだろうか?
あと、書いておきたいのは、審判。
名前は聞いてなかったし、ワッペンの色も花粉症でグズグズの目と鼻で判らなかったので何級かも見えなかったが・・
荒れそうになったシーンもあった試合、選手に声を積極的にかけて試合をコントロールしようという 姿勢があって良かった。
がまだす後は雲仙キャンプ最終段階の山形のキャンプを観に行く。
前に見た時より、より実戦を意識した練習をしており、選手も意識高くこなしていた。
これから宮崎での二次キャンプで徹底して試合を重ねていくんだろう。強化計画がしっかりしていて感心する。
帰りは はち蔵で飯を食べ、アメリカ人と喧嘩してきた代表と合流し、テレビで映画ゴッドファーザーを見て、思案橋で寿司を食って「色んな物がまた0からや」と話す。
「長崎新聞に投書したら没になった」と言っていた代表の投書は15日の新聞に掲載されていた。
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