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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2013年01月31日

2013年の陣容について・・②

さて、今回の補強だが、まずはスタッフ人事。

ヘッドコーチの中村さんは高木さんが2006~2007年の横浜FC、2009年のヴェルディで
組んでいた謂わば盟友だ。新しいチーム作りをするにあたって
信頼出来るスタッフを傍らに置くと言うのは色んな意味で納得の人事だろう。

國保さんをフィジコに招聘しているのも、
ロアッソやヴェルディでの怪我人・・特にロアッソの昨年の反省が理由だと思われる。

三好GKコーチは鳥取からの加入だが、
ヘッドコーチの中村さんが鳥取に居たつながりだろうと思われる。
横浜FC時代の菅野やロアッソ時代の南など優れたGKを見ていた高木さんにとって
GKの強化は大事だったんだろうな。

石崎主務は長崎人である。
無論、主務としての経験も高い。
残念な事に昨年の主務に関して良い評価は聞かない状況だったので、
主務とは何かをしっかり教えて大きく引き上げて欲しい。

さて、補強はGK岩丸、DF高杉、山口、呉、MF井上、下田、幸野、FW小笠原、佐藤洸の9人。
バランスのとれた補強だと思う。

各POS別に見て行く。
GK岩丸は原田、金山と高いレベルでの競争を促すと共にJでの経験値と言う点での補強。
実力は間違いないし、高木さんも力を把握しているので獲得したと思われる。

愛媛から来た高杉はDFならどこでもプレイ出来る選手であり、手薄なPOSで起用すると考えられる。
フィジカルが強いのでCBも任せられる。
SBで使う場合はクロスの質に改善を要するけどね。

湘南から来た山口もDFならどこでも出来る。
本来はCBであり、CBとしても充分に計算出来る。
でも、その器用さを生かして湘南ではLSB起用が多かったので、
CBの安定度次第では左SBで使う気ではないだろうか?

アビスパから来た呉は右SB。
杉山などと被る位置。
フィジカルも強くドリブル突破がガンガン出来る選手なんだけど・・守備が今一つ。
・・と言うか攻撃がSBの役割と捉えているタイプ。
持ち前の突破力生かしてPOSを一個上げて右SH起用とかあるかもなと思っている。

大分から来た井上はボランチ。
ムラも少ないし、安定感もある。だたし・・コレっという武器がない。
判断力高いのに、その辺で伸び悩んでいる感じがしていたので化ける事を期待したいなと思う。

そして守備のスペシャリスト下田。
ボランチからCBまで中央の守備は任せられる存在。
基本、ボランチ起用されて守備から攻撃に入る時の起点を任せられるんじゃないかと思う。

そして幸野。ジュニア時代から飛びぬけた存在として注目を集めてきた年代別代表。
技術は申し分無し。センスも高い。持っている才能で言えば天才の部類に入る。
問題はムラッ気。昨年は町田に途中加入して1人で攻撃のリズムを変えていた。
化けたら・・と言うよりここで1ランク伸びたら代表も現実的な存在だな。

そして愛媛から来た小笠原。
大学時代は得点センスバリバリあったイメージがあるのだが、
愛媛でとなると守備に献身的だったイメージが強い。
運動量が高いので、これに得点センスとのバランスが取れれば面白い存在だと思われる。

そして・・佐藤洸一。一応、今季補強の目玉だな。
よくぞ完全移籍で獲得したものだ。
技術も高さもあるので中盤との息さえ合えば確実にチーム内得点王が狙える。
何よりJ2当面のライバル岐阜からエースを奪った(相手の戦力を下げた)と言う意味でも
存在だけで勝点3に匹敵する。

守備と攻撃にそれぞれ計算出来る戦力をしっかり補強し、
更に幸野みたいな化けたらトンでもない選手を抱える補強。
目先の勝利と伸びシロを考えた良い補強だと思う。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:00Comments(0)V・V長崎