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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2013年07月19日

2013.7.14 KYU 重工vs.海邦銀行のこと

日曜にJ2第24節の長崎vs.ザスパ戦があったのだけど、
同じ日の昼に長崎ではもう一つ試合があっていた。
KYUリーグ「三菱重工長崎vs.海邦銀行」。これを朝から観にいったのでちと感想を。

基本の感想は・・”暑い”だ。
JFLまではV・VARENもナイトゲームなんて殆ど無かったし、
当時まだULTRAだった自分は
炎天下の中で90分、バスドラ叩いたり、唄ったりしていてそれが当然だと思っていたが

とんでもねぇ、そりゃ異常だ!

下部リーグ暮らしが長いと常識が麻痺してしまう事がよく判る。・・そんな暑さ。
しかも、会場の遊学は日陰も殆どない過酷な環境で観戦する方も大変なのだ。
そんな暑さの為に重工DFの要でありV・VARENのOB加藤寿一は熱中症の為に前半に退いたり・・
確実に暑さはゲームに影響を与えている。

そんな暑さの中行われた試合は3-4で重工が敗戦し5位となった。
現在の重工はV・VARENのOBや木藤、小森田など元Jリーガーを擁している。
戦力で言えば優勝争いに絡むべきチームだ。
実際に昨年は3位で、今年は更に躍進が期待されている。
それだけに現状は苦しい。昨年までの重工は「追う側」のチームで、
今年は強者として「追われる側」になった厳しさは確実にあると思う。
それでもまだ力を出し切れていないのも間違いない。



運動量で海邦に負けていた事、
何が何でも勝つという意識が統一されていなかった事など感じはしたが・・
1番の問題はチームで1番動いていたのも、体を張っていたのも、声を出していたのも
竹村栄哉であると言うことかなっと思った。
国体成年男子の監督でもあるので竹さんも「自分が見本を示さないと」と思うのだろうけど
選手兼任の竹さんが目立つという事は専任の選手たちは?という事だ。



重工を主体とした長崎国体代表成年男子はベスト4を目標に掲げている。
国体ベスト4レベルは基本的にJFLチーム主体だったりする。
つまり、重工はJFLレベルのチームに勝たないといけないと言う事だ。
しかも、国体は登録選手が16名までで試合は連戦。
重工が現在KYUに登録している選手数は30名。連戦は2日連続の集中開催。
試合が行われたのは7月14日。
九州国体は8月。本国体は9月・・時間が沢山ある訳じゃない。



国体は50年に1度程度の物。
Jを目指すチームも多くが元は国体強化を利用したという所が多い。
重工が近年、活発な強化が出来ているのも国体が大きく影響している。
逆に言えば50年に1度のチャンスの筈だ。
重工が50年に1度のチャンスを迎える今こそ重工が更に1ランクアップする好機なのだろうと思う。
ちなみに対戦相手の海邦銀行も沖縄国体の時に作られたチームで以後30年以上の歴史を誇っている。



そんな事を考えながら試合を見ていた日曜の昼・・。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 19:48Comments(1)その他フットボール