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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2012年06月18日

2012 JFL第16節 長崎vsSAGAWAのこと

長崎市では年配の人は三菱を「みつぶし」と呼ぶ。
社名が方言化しているのだ。
長崎市の繁華街ではかつて、客をこう呼ぶと揶揄した時代があった。
「三菱のお方、県庁の人、市役所のもん」*もん=方言で“人”を表す。ややくだけた言い方。
元々は重工の方を差した言葉なのだが、三菱グループがいかに長崎と結びついているか判ると思う。
前日は鬼のごとくドシャ降りで集客は絶望的だった昨日の三菱電機デー。
みつぶしの威光はダテじゃなかった。



凄いネ、みつぶし!
そんな電気デー。とにもかくにもギリギリで凌いだ試合だった。

リーグ戦がいよいよ中盤戦に入り怪我人やコンディションを崩す者が増える。
リーグ戦は1戦でガラリと順位が変わる混戦。そんな中でスタメンのやりくりをするのは本当に苦しい。
先を考えると不調の選手にもキッカケを与えて復活してもらわねばならない。
だが、時にそれは失敗もし、相手に突け入れられる事もある。

アリは俺達が知っているあの凄まじいキレを持ったアリではまだない。
前線から走り回り献身性でチームを引っ張る中山はFWとして悔し過ぎるシュートミスがあった。
持留やマイケルはムラッ気が強く、
雄大は後半ボランチに下がるまで最大の武器「後方からの飛び出し」が見られなかった。
杉山はSAGAWAの大沢に完全に負けてしまった。
藤井は信じられないパスミスを見せたし、前田はややパニくっていた。
それでも、SAGAWAが効いている選手からベンチに下げるという交代をやってくれた事、
松橋の2発で追いつきドローとなった。









松橋と言えば、Jでは
「凄いスピードで何気ないシーンをチャンスにするけれど、ゴール前での落ち着きが足らず決定力を欠く」
という評価が一般的だった。その松橋が憎らしい程冷静に落ち着いて2得点を決めた。
松橋自身の成長と見るか、その松橋と比しても今の長崎の攻撃陣が苦しいと見るか・・。



この日の引き分けは地味に痛く、優勝ペースがやや厳しくなっただけでなく、
SAGAWAの台頭を招く事になったかもしれない。まだまだ混戦が続きそうだ。

この後、V-istで出しているブースを片付けて皆でミーティングやって撤収。
この日は現役長大生など色んなファンと知り合い、
現在V-istや支援会で色々準備している企画を一緒にやっていきたいと話をした。
かなり大きく色んなコラボがやれそうだ。

7月はホーム3連戦が待っている。早く梅雨終われ。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 17:01Comments(0)V・V長崎