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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2012年06月07日

2012 長崎県高総体サッカー競技準決 2試合のこと

物凄く珍しい事に長崎市の松山で高総体サッカー競技の準決勝が行われているので、昼から観に行く。

第1試合は「総附vs南山」
総附のシステムは4-1-2-3がベースなんだけど、
実際は右サイドバックが上がり目の3-2-2-3にも見えるような形。
一方の南山は4-2-2-2ベースなんだけど、
攻撃のかなり部分を前線の力のある選手4~5人でやる為に4-1-2-3的な形が多い。









試合は立ち上がり総附がサイドを走って攻め、
守っては南山のエース峰君にマンマークをつけて封じペースを掴む。
でも、総附のDFを引き付けて裏を通す南山のパスが効果的で南山が2-0とリード。
後半も展開変わらず「勝負あったな」と思ったのだけど・・
後半17分にCKから総附が押し込み1点差。
1点取って一気呵成に攻める総附に対して、南山が失点を怖がってDFラインがジリジリ下がり・・
20分に同点を許すと26分に逆転。試合は3-2で総附の勝利。
南山にしてみれば後半15分まで手にしていた勝利と必勝パターンを逃した悔しすぎる展開だった。


第2試合は「日大vs諫早商業」
日大は4-2-1-3。諫商は4-2-2-2ベースながら実際は中盤がほぼ1列の4-4-2とも言える形。
この試合は第1試合と打って変って中盤を潰しあう膠着戦となった。
双方ともとにかく相手中盤に簡単に前を向かせない。
早く体を寄せて縦のボールを切る。
どちらも球際でしっかり粘っており技術とか体力もだけど、集中やメンタルでの競り合いだ。
個人的にはやや諫商ペースだなと思った。
中盤4人フラットなのがこの中盤の競り合いでは優位だったのかもしれない。
あと、諫商のDFの集中力が良いなと思った。ここで押し負けてたらやられたんだろうな。









この膠着戦は延長に入ってもどっちも譲らず・・
PK戦かと思った延長後半に諌商のロングボールが完全に日大DF陣の裏をかき決勝ゴール!
このゴールは放り込みだとか、運とかじゃなく・・
ずっと中盤の潰しあいやパスで組み立てていたからこそ、日大の裏をかけたんじゃないかと思う。
この勝負所で思い切ったのが良い方向に出たし、
それにしっかり詰めて頭で合わせたのは最後まで集中が切れなかった証拠なんだろう。

今年の高総体決勝は「総附vs諌早商業」
どちらが勝つか楽しみだ。  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 22:45Comments(0)高校・ユース