2011年04月27日
遅ればせながら、有光ゴメン。
遅ればせながら、我が長崎のエース、有光に・・いや有光亮太さんに謝らねばならない事が2つある。
1つ目。
琉球戦2日前がバースデーだった有光亮太さん。
試合場ではきっとスタンドのそこかしこからバースデーソングなど歌われたに違いないと思っていたら別に何もなかったそうな。申し訳ない、俺が歌うべきだったし、有光亮太さんのバースデーについてもっと告知すべきだった。申し訳ない。
しかし1つ目の謝罪など実は前フリに過ぎない。2つ目が問題なのだ。
琉球戦では「ファーストゴールは誰だ」クイズが会場で行われていた。
俺は琉球戦前のサイトトップページの「現在の目標」の所に
今季ファーストゴールは有光に違いない。
きっとそうだ。間違いない。信じてるぞ。
と書いていた。
この読みと、有光亮太さんへの信頼に嘘偽りは一切無い。
現在のV・ファーレンは原田武男の時代、佐野裕哉の時代などから続く系譜の有光亮太の時代だと本気で思っている。
だが、人間とはかくも浅ましく卑しいものだろうか。
人は弱い。物欲を絶つと言うのは難しく、悟りを開いた高僧や求道者ならぬ俺には逆らいきれぬものがある。
ファーストゴールは誰だの投票用紙を目にした俺の心に・・悪魔が囁く。
「ヘイヘイ!有光がゴールだって?そう投票する奴は多いだろうな。きっと中山と有光は1番人気だぜ。それじゃ当たってもプレゼント抽選で洩れちまうぜ!」
続けざまに天使が囁く。
「おやおや、有光さんがゴールですか?そう投票される方は多いでしょうね。きっと中山さんと有光さんは1番人気ですよ。それでは当たってもプレゼント抽選で洩れるのではないでしょうか?」
言葉使いが丁寧なだけで天使と悪魔が同じ事を俺に囁く。天使と悪魔の主張は一致しているようだ。日本は民主主義。俺の中の心の市議選は多数決によって決定される。
2分後・・俺が投函した投票用紙に記された名前は
「持留新作 背番号7」
そして試合開始5分・・有光亮太さんは信じていた俺の期待を裏切らず見事にゲットゴール。俺の心の民主主義はあえなく崩壊し野党転落となった。
信じるって大変だ。
有光亮太さん、ごめんなさい。