2011年04月04日
震災復興支援試合TM ロックvs長崎
日曜は宮崎で東日本被災地復興支援試合「ホンダロックvsV・ファーレン長崎」を皆で見に行く。
今回のメンバーは坂本家(はち蔵)、福島家、Wakiさん。
このメンバーは去年一緒に福島県経由で仙台に行ったメンバーだ。
宮崎へ向かう途中でも「あのコテージのおじさん達はどうしてるかな?」とか「あの時、一緒に応援したベガルタのファンの連中は無事だろうか・・」と話す。
宮崎に着いてみると、到着直前に新燃岳の爆発があったそうで火山灰が半端なく降り注いでいる。髪はゴワゴワするし、何を扱っててもザラザラ・・。去年から宮崎は口蹄疫、鳥インフルエンザ、新燃岳の爆発と大変なさなかにある。それでも東日本震災では復興を助ける側に回ろうとしている。それはとても大変であると同時に辛い事だと思った。・・何か協力していきたい。
会場には至る所にこんなメッセージが。これは宮崎のサッカー協会も連名している。
フラッグはちゃんと半旗。
ロックとV・VAREN長崎の試合だけじゃなく、別に2試合組まれていたり、売店もちゃんと出していたり・・自粛し過ぎずしっかりとした運営をしていた。
正直・・その手際や方向性、何より周囲への気遣い含めて現在のV・VAREN長崎の運営の1ランク上だ。是非、参考にしてほしいと思う。
試合は前線でよく動いていた熊谷の左クロスを中山が合わせて1-0で勝利。
と言ってもどちらのチームにとっても「う~ん・・」という所と「この部分はやれる・・」という感じの試合。
前半は正直、やや機能不全な状態。両サイドにかなりスペースを与えていたけど・・お陰でアリがかなり後に下がってしまうシーンもあって攻撃の起点が低い位置。持留はやはり守備が懸念で、ロックの小原を止められず良さが出せなかったなぁ。あとロックの諏訪園が効いていて長崎の攻撃はここで苦戦していた。総じて前半は流れロック、決定力長崎。
後半に長崎は山城が入って息を吹き返した。MVPあげろと言われたら山城だと思う。
その位に効いていた。まさに攻守の基点となっていた。
逆に去年の同じ場所でロックと試合をした時も決定期を逸しし続けた神埼だが・・この日も
同じような感じで「デジャヴ?」去年は最後の最後に得点を決めたが、この日はそこだけデジャヴならず。相性悪いのか? 試合後のこのみんなの表情が内容を示しているかと思う。
その後、高速に乗り長崎へ帰る。
ちなみに普段、俺のことを「ふーじゃーしゃん(藤原さん)」と呼ぶ福島家の美文であるが、最近は「うーじゃーじゃん」になり、この日の別れ際は「うーたーしゃん」になっていた。
もう藤原と一文字もかぶっていない。
火山灰を浴びまくった車を皆で長崎で洗車して解散。
俺も帰宅後に火山灰を洗い流し、その後は泥のように眠る。