2010年10月24日
2010JFL後期12節 長崎vs高崎のこと
試合内容については期間限定をどうぞ。
さて、今回の高崎戦は個人的に行けないと断念していた。家族の入院・手術があり、更に土曜は仕事だからだ。ところが、病院から術後の経過がすこぶる良好という連絡もあり、急遽、会社からも「行っといで」と。
久々に海より深く感謝した。本当にありがたかった。嬉しかった。
ギリギリまで仕事して佐世保へ向かう。
この日の観衆は1000人ちょい。
YOSAKOIとかぶった土曜日に、この場所で公式戦をやってこの人数は妥当だ。2ヶ月ほど前にクラブにYOSAKOIと試合がカブる事を指摘した。その時、フロントでその事を知っていた者はいなかった。
これが今のV・ファーレン長崎の地域密着現状だ。
学校でサッカー教室をやれば、祭りに参加すれば地域密着だという訳ではない。現在、改善の為の作業をやっている。来期はこんな事がないようにしたい。
さて、試合だが・・内容はずっと良くないままだ。
それほど、昇格断念の余波は凄まじい。そんな状態でも勝ちきれる所は素直に素晴らしいし、実力の証明だろう。だが、何かが足りない。この日、招待されてきた小学生達は90分をワクワクしながら楽しんだろうか?少なくとも俺は・・負け続けていた時にもワクワクを忘れなかった俺は・・・・・・・・・。
あと、この日は残念ながら運営が酷かった。
ボランティアの皆はとても素晴らしい働きをいつもと同じようにしていた。
この日は高校選手権が開催された為に普段よりボランティアが少ない。それでも彼ら・彼女らはいつも通り、素晴らしい運営を見せた。
問題はそれを統括する部門の問題だ。それも意識の。
事なかれ主義がそこかしこに見られたし、運営に対する断固とした意思が見られなかった。スタジアムのルールを徹底させる事が出来なった点。それを再三指摘されながら無視した。ルールを守る必要性を自ら壊す真似だ。
無論、不運もあった。
試合中にスタジアムのガラスが割れるトラブル(原因は俺は把握してないので詳細は書きません)、得点ボード横の時計が後半に15分間止まったままだった事・・。
だが、それに対する対処に対して余りに無頓着だった。
最後の問題が試合後のふれあいサッカー教室だ。
このイベントは子供が自由参加出来るもので、父兄やボランティアもピッチ内に降りる事が出来た。だが、イベント参加者とまったく関係のない人間がノーチェックのまま運営本部や、選手バス周辺に入り込んで行った。イベントにも選手にも関係なく、プレスでも関係者でもない人間が平然と普段着でピッチに降りて写真を撮りながら選手バスや控え室に近づく様子は異様だった。
このグダグダさは何なのか!
横断幕の撤去作業を効率良くやるために、俺らも試合後にピッチに降りる事はある。
その際には他の観客が殆どいなくなった時まで待つし、横断幕撤去の為に必要最小限のスペースまでしか降りない。勿論、運営本部や選手バス周辺へは行かない。事実、俺やイベント参加者と関係ULTRAはそのままゴール裏のスタンドからイベントを見ていた。
俺も個人でピッチに降りる時はあるが、その時は必ず正統な理由を説明してプレス証を発行してもらうか、フロントから直接「構わないから」と言質を取った時だけだ。
運営陣は全てを一切リセットして、考え直して欲しい。
あと、ゴール裏に一切ゴミ袋も設置されていなかった件も記載しておく。
これで3,000人集める運営とか語って欲しくない。
心の底から今日の運営は悲しくなった。
繰りかえすが、ボランティア参加者に一切非はない。
彼らは本当に素晴らしい仕事をしていた。それだけに尚更悲しい。