2007年11月24日
強さと価値のインフレとデフレ
昨日も書いたんだけどね・・
やっぱ、強さのインフレ、カテゴリのデフレが今年は異様だなっと。
公平と言う名の不公平なレギュレーションでいびつな大会になってる。
関係の無い側から見てる分には面白い大会だけど正しい形じゃないよね。
2枠持ってる強豪区とされるチームが大敗。
1枠区域から脇道使って殴りこんだチームが大勝。
元を正せば、去年の成績を今年に適用するには、今の制度は一強がJFLとかに昇格した地域では無意味な訳だけど・・。
それでも、勝敗というのは兵家の常で、どう転ぶかなんてやってみないと判らない。
10段階で10のチームが諸事情で6しか出せない時に4のチームが諸事情で6の力出してPK戦で勝つとかいう事だってある訳だし・・。
でも、この歪なシステムはJ2以下に顕著で特にハッキリしている。
特にヒドイのがJFL最下位チームと地域リーグから昇格のシステム。
残り2試合でJFL最下位のアルテ高崎が上げた勝点はJFL32節終了時点で6。
ブービーの琉球と勝点で17差。乱暴に言わせて貰うなら、今のアルテが選手やスタッフは別だがチーム方針として既にサッカーに対して・・JFLに対して及び腰なのは誰でも知っている事だ。
一方、地域リーグからJFL昇格チームは最大3と決まっている。
YKKとアローズが合併し、熊本がほぼJ2昇格を決めた現在の地域リーグからの昇格システムは地域リーグ決勝大会1位・2位が自動昇格。そして、3位と最下位のアルテが入替戦と行う事になっている。年間2勝で自動降格無し。
しかも、もし現在JFL3位の岐阜が4位以内を確保しJ2に昇格すれば、地域決勝1・2・3位が自動昇格し、アルテの自動残留も決まる。
残り2試合でのJFL
3位:岐阜 勝点57 次節「ホームで首位の佐川」、最終節「アウェイで最下位のアルテ」
4位:YKK 勝点55 次節「ホームで6位のホンダ」、最終節「アウェイで10の流経大」
5位アローズ 勝点55 次節「アウェイの11位の印刷」、最終節「ホームで8位のジェフ」
6位ホンダ 勝点52 次節「アウェイの4位のYKK」、最終節「ホームで12位のTDK」
つまり・・
アルテは最終節で岐阜に負ければ自動残留の可能性があるって事。
幾ら、本体が及び腰でも選手等が残りたいとすれば・・。
無論、3位の岐阜が相手なんだから普通に戦ってもかなりの確立で岐阜が勝つだろう。
でも、最終戦に「負ければ降格回避」って何よ?何の冗談?
勝って入替戦より負けた方が残留って・・
これがサッカーご自慢のピラミッド型のシステムですか?
クラブワールドカップの開催国枠取って来る前に昇格の枠を考えてね。