2009年11月07日
09/11/7 JFL31 ホームHonda戦とか・・
早め更新。
試合内容については月曜にこちらのコーナーで書きます。
週末は色々忙しいもので・・月曜です。
こっちは試合当日の試合以外を中心で。
今日はファミリーサッカー教室が開催されていて、元日本代表の小島伸幸さんと名良橋晃さんがゲストで来ていた。
この日は名波浩さんも来ていた訳で・・
フランスワールドカップ日本代表メンバーだ!!!
「おれ、あん時にフランスのトゥールース居たよ!」っと叫んでしまう。
今の子はもう知らないだろう名良橋のチャントを物凄く久しぶりに歌った。
元代表選手達はトークがとても上手い。この辺もひっくるめて長崎の選手も参考にしてほしい。参加者もとても楽しんでいたようだ。
願わくばこういう催しをドンドン長崎でやってもらいたい。
さて、土曜という事で客の入りのとても厳しい試合だが・・
玉際の粘り、シュートへの意識、攻守の切り替えの早さ
この3点で長崎とHondaの間にはカテゴリが一つ違うくらいの差があった。
それが全てだ。
トラップの上手さ、ドリブルの上手さ、シュートの精度・・技術だとか経験だとか戦術理解度だとかは長崎の選手がとHondaの選手に差はない。いや、長崎の選手の方が上だろう。予算だとか環境ではちょっとアッチが上だろうが、その辺をトータルで見ても五分五分な筈だ。実際、試合を見ていて「長崎の選手の方が下手」とか「長崎の戦術の方だ駄目」とか思う事は無かった。
繰り返すが・・差は
玉際の粘り、シュートへの意識、攻守の切り替えの早さ
この3つは・・全部、チームの心がけ次第でレベルが上下するものだ。つまり・・心技体における心の部分で前半の長崎はHondaの圧倒的下だったという事だ。それはプロ・プロを目指す中で最も恥ずべきものではないだろうか?
長崎の失点シーンの大半は、相手のボールホルダーに向かう時の僅かな寄せの甘さ、ルーズボールへの僅かな見切れや迷いが原因だった。
(●●があそこにいるから●●が行くだろう)
そう声が聞こえそうなプレイがあると見事に失点した。
この日の長崎の攻撃陣は相手のゴールをこじ開けようとせずスマートに陥れようとしていた。ゴール前の横パスとシュート数を比べてみれば判る。DFラインで2往復ボールを回した挙句に放り込んで相手にカットされる。バックパス・・。
先制点のシーンを思い出して欲しい。
元気が右サイドへ早めのボールを出す。ボールを受けた由紀彦が早めにクロスを入れる。それを福嶋がダイレクトで打ってゴールする。
元気・由紀彦・福嶋・・3人は自分の得意なプレイを早く出した。それだけだ。
もし、この時に福嶋が切り返しをいれていればゴールはどうなったろう?
ダイレクトにシュートを打つのが得意な福嶋はこの日、徹底してシュートを早めに打つのにこだわった。だから2点を取った。2点目もダイレクトからだ。
出来ない事をやれなんて誰も言わない。
選手が自分の武器をちゃんと出して欲しい。
そういう事だ。
Hondaは常にシュートで終わる意識を持っていた。
シュートを打たないとゴールは入らない。一番シンプルな原理に従っただけ。
勘違いしないで欲しいが選手は誰も手を抜いていない。
必死に走り、常に全員がどう逆転するかを考えていた。
走り、体を張り、懸命だった。素晴らしいと思う。
でも、それを実現出来なかったのは事実だ。
「頑張った」で終われるのは「上を目指さない」か「限られた世界の中での競争」の話だ。V・VAREN長崎は上を目指しているし、自由で弱肉強食な世界で戦っている。
つか・・こんだけチームが頑張って結果が出ないのは悔しい。
必死に死力振り絞った俺のチームの子が報われないのが辛くて、悲しくて、胸が張り裂けそうなんだ!ぶっちゃけるとそういう事だ。
28cm・・それが俺の左腕の太さだ。
31cm・・それが俺の右腕の太さだ。
右利きだから少し位、右腕が大きいのは当然だろう。でも3cmも違うのは珍しい筈だ。3cmの差・・その差は毎試合90分、皮を擦りむいて、手の平から血を流しながら太鼓を叩き続けている差だ。
報われるのならこの3cmを4cmにでも5cmにでもするよ。
あと3試合・・やってやろうぜ。
試合後の撤収作業はキツイ。特に負けた後は。