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Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2015年05月14日

5月頭の長崎vs.岡山・水戸・徳島戦をまとめて ~やっつけ記事とは言わないで~

 5月は連休の関係で出版物は、締め切りが1週間ほど前倒しになり、試合はガンガンに集中する。4月下旬からは僕も見事に締め切りに追われまくりで・・5月もすっかり中旬。思い出したように・・って思い出したんだけど・・ブログを書こう。と言っても、V・VARENの公式戦は3試合あってるわ、九州レジェンズの取材には行ったわ、V・VAREN長崎U-18やU-15のリーグ戦も進むわ、友人とバーべQはやったわ、髪は切りにいくわ・・まぁ、別に僕のプライベートに興味なぞないだろうから、V・VARENの3試合をサーッと振り返る。


【5/3 J2第11節 vs.岡山戦(ホーム)】
 連戦の中で長崎は前の試合から8名を入れ替え、岡山は6名で入れ替え。この日の試合はU-22日本代表の手倉森監督、韓国代表のシュティーリケ監督が観戦。


 前半は長崎がシンプルに素早く裏を狙ってペースを掴む。プレスも連動しておりつけいる隙を与えない。16分にミヌのパスから東が決めて長崎が先制。後半52分にもヨンジェがミドルを決めて2-0。この日のヨンジェは1人で5本もシュートを放っており(毎試合、韓国代表監督を招待してはどうだろう?)と思う積極性だった。

 しかし、57分に角度をつけて返すべきバックパスが、ほとんど角度ないまま植草に戻り、植草もシンプルにクリアしなかったために・・岡山の片山に決められ失点。バックパスとその処理・・2つもミスが重なったのだから必然の失点だ。67分に相手が退場者を1人出して優位に立った長崎だが・・ATに岡山の岩政に意地の一発を決められてドローに終わった。物凄く端折って言うと・・最後に岩政の意地に追いつかれた試合だった。内容的には逃げ切れるゲームだったが、この辺が若さということだろう。この経験を強さに取り入れて行きたい


【5/6 J2第12節 vs.水戸戦(アウェー)】
 GK大久保、FWスティッペをはじめ、前の試合から6人を入れ替えた長崎と前線3人を入れ替えた水戸。


 開始5分で石神のFKから佐藤がヘディングを決めて先制。GKから逃げるボールは石神が得意とするコースで、これにタイミングを熟知している佐藤が綺麗にあわせた想定通りの一発だ。31分にセットプレイから水戸に追いつかれたものの、35分に右サイドで相手DFが空振りをしたボールを東がゴール前へ送り、スティッペが決めて2-1。スティッペは前半終了間際にもゴールを決めて3-1。

 スティッペは足元でのキックの技術は非常に高い。練習でコンディションの良さを見せていたのだが・・見事に期待に応えた。心なしか通訳の小野さんも安堵しているように感じた(笑)。試合は追加点こそなかったものの、ソツなく戦い試合終了。4月11日以来の勝利をあげた。


【5/9 J2第13節 vs.徳島(ホーム)】
 前半の長崎は、徳島の1アンカー両脇のスペースへ梶川や佐藤が入り込み見事にハメた。


先制点はまさにその形で、梶川が徳島の斉藤の横へ入り込み、スペースを使って攻めたもの。
だが、徳島の小林監督は非常に老獪で、前半途中から2列目のエステバンを斉藤の近くまで下げて、バランスを回復。これで徳島にボールが回りだす。更に後半に前線へクサビのパスを入れることができる木村を投入して58分に同点に追いつくと、終盤には2トップにするなど・・徹底的に長崎へ揺さぶりをかけてきた。

 高木監督も対策を打ち出すのだが、こうなると守りをベースに「勝点1でOK、相手が崩れれば勝点3を狙うスタンス」で順位も下の徳島が逃げきりやすい。個人的には上手く撤退戦をやられたような試合だった。


 と・・Jリーグハイライト並にザザッと3試合を振り返ってみた。
鬼のような連戦で大変な中、悔しさは残るがノルマはクリアできたと思う。
何より一番の収穫は、梶川が「凄く危機感がある」と言うほど層が厚くなり、選手が変わってもチーム力が落ちないことだ。サブと呼ぶのがはばかられるほど、誰が次のスタメンかが判らないレベルだ。もう俺が彼女(アイツ)で、彼女(アイツ)が俺で・・みたいな。そんな5月。
  

Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 21:04Comments(0)V・V長崎