17日に試合があったと言うのにあっという間にホームゲームな水曜日。
17日の山形戦、20日の富山戦、24日の松本戦と8日で3試合、
東北ー長崎ー北信越なタイトスケジュール。
前回のホームゲーム開幕戦では前夜から競技場に泊まり込んだのだが、
周囲にはそれが諸事情で叶わなかったメンバーもいて「仕切り直し」と前夜に再び泊まり込みに。
・・が車の中で仮眠が本眠となり起きたら夜明け。天候は雨。
集客だがやはり苦戦した。ガンバ戦は色んな好条件が重なったご祝儀みたいなもので、
当日の朝から雨であればJ2で2000人台は珍しくない。
珍しくないから構わないと言う訳ではないが、これが現状と理解する事は大事だと思う。
とは言え運営が今は「滞りなく試合を行うアマ運営」に特化して
「来場者を喜ばせる為のプロの興行」になっていない事を認識して、
早くプロ興行へ慣れていってほしい。
さて、試合。
先に述べた通りの8日で3試合を高木監督はリーグ戦全体を通して考えていた。
だから、無理な起用はやらない。でも、開幕して3試合を終えて1分2敗。
リーグ戦において最初の5試合で勝利を挙げるかどうかはとても重要である。
そこで高木監督は無理をしない起用の中で徹底的に勝ちにこだわった起用を行った。
コンディションを考慮して志有人を外し、水永を先発起用。
志有人を外すのは金久保台頭も後押しをした。だが、水永先発は結構ギャンブルだ。
水永途中出場は流れを変えきれる唯一と言って良い交代パターンだ。
言わば一種の切り札で、水永先発で流れを掴めない場合、長崎はそれを変える可能性を失うのだ。
それを承知で先発起用・・それほど早く点を取って勝ちたいと言うことだろう。
結果的にこの起用はあたり長崎は1−0で勝利した。
終盤には時間稼ぎの交代も行い、終始勝つためのサッカーにこだわった。
これだけ勝つためのサッカーにこだわって勝てなければかなり厳しくなったろう。
それだけにこの勝利は大きいし、みんな安堵出来た。本当に良かった。
ちなみに岡山戦と昨日見せたサッカーが長崎が今年目指すスタンダードだ。
走りまくってセカンドボールを拾っていく事が基本中の基本。
岡山戦や昨日のようなハードワークをすれば長崎はJ2でも中位相手くらいまでなら勝てる。
逆にそれが出来なければ勝てない。長崎が現在のチーム力で勝つ唯一のパターンが昨日の戦い方だ。
「これでなければ勝てないサッカーをして、90分履行し勝つ」
これがチームに与える影響は大きい。
さて、もう一点気になった事をメインスタンドから見ていた身として言っておく。
ガンバ戦でクローズアップされた応援云々だが、一応、スタジアムの答えは出たと思う。
観客は減ったがバックスタンドの人間の声は大きくなっていた。
あとで聞いたら数はガンバ戦より少なくなっていたそうだが声は大きく響いていた。
屋根の反響やらを使った面はあるが、それ以上に皆がよく声を出していたと思う。
ガンバ戦で二手に別れてしまった様子を見て、人はどこに集まったか・・
あくまで個人的にだが昨日のスタンドの風景がその答えだと思う。
試合後は馴れぬ場に行き、ハイパーメディアクリエイターとして活動を開始する。
その後は夕飯を食べにはち蔵へ。
2年ぶりくらいにV-istの売店撤収作業がないので楽だ。
はち蔵で皆で試合や今後についてあーだこーだと話す。
明々後日はもう試合だよっと言う事に気づき、フットボール三昧な日々に嬉しさが増す。
でも、翌日が木曜日で仕事と気づく・・そんな水曜日。