前期終わって・・

藤原 裕久(KLM)

2011年06月27日 23:56

さて、とりあえず高崎戦を何とか1-0でものにした。



別に高崎はとても強いチームという印象がないのにいつも接戦やってて「勝ち点3を取れた事が収穫」とコメントしているような気がする。あと、杉山や岩間らの元アルテ高崎勢が今では長崎で欠くことの出来ない戦力となっている事を考えるといっそ、佐野さんが高崎を率いたら凄いのではないか?などと妄想が膨らむ。



さて、5位とは言え前期6試合が延期になり、リーグ戦の公平性なんてどっかに行っちまいました的な今季のスケジュールでは成績やらはあんまり参考にならない。
「町田に大勝!」っと言うのを誇ろうにも現在の町田がポポビッチ体制化で物凄く当たり外れの大きいクラブになっている事を考えると何とも言えない。



結局、どんな戦いをしてきたか?っと言う事になるのだが・・



個人的には

「非常に高いポテンシャルを持ち、ここから更に強くなる可能性は充分。だが、現状はスコアほどの完勝は少なく、まだリーグを抜け出す力を得るにはいたっていない。町田ほどではないが、好不調の波が大きい。また近藤-藤井-山城-有光の4人に依存する面も大きい。」



っと言う感じ。



新加入では持留が良くも悪くも今季の長崎を象徴している。
思いのほか早くSBに適応し攻撃がハマれば素晴らしい一方、守備では脆さを内包しており試合によっては井筒がカバーしきれないシーンもある。それでもよくフィットしていると思う。雄大はパサーとして活躍。しかし、山城のフォローに助けられている面があるのが気がかり。中井はまだ周囲との呼吸があっていない。中山、山内は実力は充分。怪我をしっかり治してもらいたい。



現在の最大の問題は層の薄さ。
特にCBは先の事を考えての決断とは言え、昨年のレギュラー加藤を解雇したのはやはり悔やまれる。加藤を解雇した以上は既存のCBは加藤以上に成長するか、すぐに結果を求められるのだから・・。その加藤がV・VAREN長崎で働きながら、重工で完全に守備の軸としてKYUで活躍している事は皮肉だなぁ。



ちなみに先日の高崎戦の時のバックアップメンバーで練習に参加出来たのは3人。あとは怪我だったりする。いかに苦しいか判るだろう。クラブも勿論、対策を打ってくるだろうが、今から5、6人獲得する訳じゃないので、今季はこの選手のやりくりが最大の敵か??



さすがに交代要員が少ないので佐野さんが物凄く狭い選択肢の中で戦っているのは見ていて心苦しい。



こんな時に既にV・VARENにユースチームがあったらなと思う。
ユース選手にとって昇格のチャンスだと思うんで・・。



まぁ、色々言ったが、最終的には長崎は大きく崩れないで戦えると思う。
それだけのポテンシャルがあるし、近藤-藤井-山城-アリの4人はリーグ屈指の選手達であり、彼らは一様にリーグ戦期間中に大きく崩れない選手達だから・・。



個人的には今年は神崎が本格的にエースに入ってきて欲しいと思う。
アリの時代を継げる者に一番近いのが神崎だと思うから。



あと、金沢戦で点を取って2週遅れのプレゼントとして俺の所に走ってきてもらいたい。
勿論、他の選手もドンドン走ってきてほしい。
相撲のぶつかり稽古並の熱さで、俺も心の横綱としてそのぶちかまし全て受けよう!




関連記事