審判について

藤原 裕久(KLM)

2009年10月22日 18:44

昨日は、某定例会に参加。
その後、審判や判定に関するかなり興味深い話を聞けた。



やはり、「審判」についてもっともっと理解していく必要があると思う。
Jリーグが出来て、爆発的にフットボールを取り巻くものは進化した。

まだまだな部分はあるが、フットボール誌を開けば「システム論」や「クロスの質」や「ゲームプラン」などに関する記述で溢れている。海外で現地のサポーターが日本人のサポーターに対して一番驚くのはシステムとか戦術とかに異様に詳しい奴がいるって事だ。勿論、海外にもシステムや戦術を好む者は多いが日本程にメジャーに専門誌で取り上げられていない。



それ位に爆発的に伸びている中で審判に対する議論だけは深まっていないと思う。例えば・・フットボールを余り見た事がない人でも「あのDFは良いね」とか「彼は良いね」とか感想があるが、恐らく審判経験者以外で審判の最も基本的な審判方「対角線審判方」を知っている人はいない。いや、直接FKと間接FKの与えられるファウルの差も知らない人も多いかもしれない。



昨日もそんな話になったのだが・・



名選手、名監督の名前は
幾らでもあげられるのに名審判って知られていない。



勿論、これからまだまだ審判はレベルを上げていかないといけないのだけど、見る側の審判への理解も高めないといけないのではないかと思った。将来的には長崎だけでも試合後の審判のコメントがマスコミに掲載されるようになって欲しい。例えば・・



「この日は因縁のあるチームの試合で、両チーム共にかなりエキサイトして異様なムードだったのでチャージに関してはやや過剰に反則を取った。そうしなければ試合が荒れてコントロール出来なくなる可能性が高いと判断した」



なんてコメントが出れば判定に関して考える人が増えるのではないだろうか?



何にしても非常に目からウロコな話が多かった。
是非、沢山の人に知って欲しい話だった。







さて・・そんな素晴らしい日とは逆に、まったく関係ない事で
個人的にとても残念な事があった。



筋を欠いた行動に対して話をして、解決した問題があったのだが
また自分にだけ甘い、都合の良い理屈で筋を欠こうとしているらしい。
喉元過ぎれば熱さ忘れる。
前の筋を欠いた行動でどれだけ多くの人間に不快な思いをさせ、
どれだけ迷惑をかけたか・・自分の中でだけ解決したと思っているらしい。



信頼は永年にえられない。筋を欠いて生きてはいけない。


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