2014年11月19日

第92回全国高校サッカー選手権長崎県大会決勝戦のこと

 っという訳で昨日の続き。タイトルが昨日と同じと思うかもしれないが、
ちゃんと今回は”決勝戦”が入っている。カン違いしないで貰えるとありがたい。

 さて、長崎総科大附と海星の決勝戦。
方や新人戦九州大会準優勝。方やインターハイ全国ベスト8。
ちなみに新人戦県大会の決勝も同カードで、この時は長崎総科大附が勝利している。
長崎総科大附には2年時から主軸を務める安藤翼、
海星高校には昨年の国体や今年のインターハイで活躍した平野皓巴という確固たるエースがおり、
同時にこの試合では海星が永峯慎也、長崎総科大附は井原虎之介と、
それぞれ1年生を中盤に配している点も興味深い。

 海星は4-2-3-1。長崎総科大附は選手権から採用している4-1-4-1。
しかし、大会中に負傷した海星の平野はベンチスタート。
長崎総科大附は素早いプレスで球際厳しく迫り、安藤、高倉らがゴールを狙うが
シュート精度が今一つなことと海星の集中した守備に中々ゴールを割れない。
海星は永峯が長崎総科大附の知念を振り切れず苦戦。
左ワイドの森岡君が何度か鋭いボールを入れるが単発で崩せず。
この左ワイドの森岡ーFW平野のラインが海星最大の武器なのだが・・。
海星の濱口監督は0-0で前半を終えて後半勝負を考えていたようだが、
40分に安藤がゴール前の密集地帯を1タッチで抜けて左足一閃で先制!

 海星は後半開始時に平野を投入し試合は膠着戦へ。
長崎総科大附は前への圧力が疲労などで弱まると、
選手を投入し再び圧力を強めるというシンプルながら早めの仕掛けで逃げ切りを狙う。
だが、70分、2列目から左ワイドへ展開し森岡がクロスを入れて11番森田がゴール。
海星本来の攻めの形で同点に追いつく。この後は互いに勝ち越しを狙うが
共に決定機を決めきれずに延長戦へ。
どちらに転んでもおかしくないゲームは、
最後に長崎総科大附がFKから11番の森崎が決勝ゴールを決めて決着。

 海星からすれば、
「平野が怪我でなければ」「前半を0-0で終えていれば」「終盤の決定機を決めていれば」
というどれかあと一歩あれば・・という試合で悔しさがあるだろう。
長崎総科大附からすれば、クロス、シュート精度さえ改善出来ていれば、
盤石の勝ちが出来たという想いがあるだろう。
ただ、ここ数年で最も面白い決勝戦であったのは確かだ。
見ていて昔の国見ー海星を思い出した。
かつて国見が平山相太を擁して圧倒的な力で全国制覇を成し遂げた時、
1番国見にとって嫌な相手が実は・・県予選であたる海星高校だった。

 やはり県内のレベルが上がってこそ全国は見えてくる。とても嬉しい試合だった。
ここで高かった彼らがこれからも素晴らしいサッカー人生を送ってほしいし、
いつか高みに立って戦う彼らを見たい。
まずは長崎王者である長崎総合科学大学附属高校の選手権本大会だ!





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Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 21:09 │Comments(0)高校・ユース

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