2013年03月27日

松本戦でのPKの判定について

松本戦で長崎はアディショナルタイムにPKで失点して勝利を逃した。

PKのシーンは松本の攻撃に対して、
「副審がオフサイドの旗を上げる」「エリア内で攻撃を止めに行った下田の手にボールが当たる」
「主審が反則を取った後で副審の下に行き、判定の確認。」
「主審がPKを決定」
というもので、この判定に対しては色んな意見が出ている。

ちなみに主審の家本さんは過去に色々あった事もあって、
判定の状況よりも主審個人の問題みたいな意見も耳にする。
確かにこの試合、主審の判定は判りにくかった。
試合後の会見で松本の反町監督は主審について批判しなかった高木さんに対して
「大人だな(笑)」みたいな事を発言している。

だが・・家本と言う人の審判技術は審判経験者から高く評価されているのも事実である。
県内の審判と話をした際もやはり絶賛されていた。
一方で技術が高すぎてルール通り過ぎる。試合展開よりルールを優先しやすいとの声もあった。

フットボールというスポーツは他のスポーツよりルールが少ないので有名だが、
その少なさを支えているのは審判の判断に委ねる部分が多いからだ。
ちなみに手を使ったり、蹴ったりするのは反則だが、
それが反則であるかどうかは故意であるかどうかだ。
故意でなければルール上は反則でも反則と取られない事があるのだ。
そこでJでは毎年、これは反則と取ってねという基準を決めて審判にシーズン前に研修をさせる。

ここ数年は手を使ったプレイに対して厳しく指導されている。

あのシーンがオフサイドだったとか下田のハンドは故意じゃないとか長崎側の言い分はある。
だが、それを判断するのは主審であり、単純な誤審とは言い切れない。
恐らくだが・・主審の頭には藤井のファウルや競り合いの様子から長崎に
「ファウルが多い」と感じていたのではないか?
そこへ厳しく取るべき手を使ったプレイがあった。だからPKを優先した。
また、藤井が退場の際に、下田がユニフォームを交換していたので時間を稼ぎながら退場した。
この時間、主審は時計をちゃんと止めているが、
追う松本側が再三「時間稼ぎ」とPRしており、ピリピリした雰囲気にもなっていた。
この試合は接触プレイが多く翔馬は口を切っていたし、
下田は前の試合の負傷箇所から出血が続いていた。
長崎からすれば納得はいかないが、そんな理由ではないかなと思う。

とは言え、これらは全て憶測でしかない。何故なら審判のコメントは絶対に出ないからだ。
審判は試合後、報道陣の取材には答えてはいけないルールがあり、これはFIFAも推奨している。
当事者が絶対に口を開かない問題である以上、この話題って解決はみないのだろう。

長崎のサポーターが「あれはPKではない!」と思うのは自由だし、長崎目線なら当然そうだ。
だが、これらの事情を一切考慮せずに「審判が家本だったから」
などと簡単に決め付けては欲しくない。
ピッチが劣悪でも風がひどくてもフットボールだ。
主審のジャッジが不安定でも同じ事だ。
審判が勝利を盗んだ?ならば松本のサポーターはお礼を言うだろう。現実はどうか?

変な先入観を抜きにしてジャッジについて語れなければ、審判問題は単なる愚痴に過ぎない。


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Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 13:16 │Comments(0)その他フットボール

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