2013年02月01日

長崎のチーム作りや狙いなど・・適当に。

さて、現在、高木長崎は2部練習を基本にしている。
選手曰く、毎日帰る頃にはヘトヘト状態(笑)だそうで、
シーズンを戦う為のフィジカル作りだ。

練習試合も多い。
J2チームになった事でカードが組みやすくなった事もあるが、
この練習試合の多さはチーム作りを急ピッチで進め、
開幕戦に一度トップコンディションに持って行くつもりなのだろう。

シーズンが始まれば試合に向けたトレーニングが主になる。
なのでシーズン前の段階でベースを作らねばならない。
周囲や専門誌の評価を見ても判るだろうが、
V・VARENはこれまでと違いリーグの強者ではない。
予算的、経験的、戦力的に弱者の部類に入る。

実際、過去5シーズンのJ2順位を眺めると
2008年
熊本(15チーム中12位 10勝19敗13分)、岐阜(15チーム中13位 10勝20負12分)

2009年
栃木(19チーム中13位 15勝20敗12分)、富山(19チーム中18位 8勝30敗13分)、
岡山(19チーム中19位 8勝31敗12分)

2010年
北九州(19チーム中19位 1勝23敗12分)

2011年
鳥取(20チーム中19位 8勝23敗7分)

2012年
松本(22チーム中12位 15勝13敗14分)、町田(22チーム中22位 7勝24敗11分)

松本以外では殆どが最下位争いを演じている。
昨年の町田と今の長崎で戦力に大差はない訳で苦戦するのは目に見えているのだ。
そんな戦力的に厳しいチームがリーグ戦を戦うにあたって幾つか鉄則がある。

その一つであり、目に見えて効果が大きいのが
「開幕戦から数試合で可能な限り最大の結果をたたき出す」というものだ。

試合を重ねれば必ず怪我人が出る。相手の研究も受ける。
そんな消耗戦を行いながら調子を上げていけるのは実力がリーグで飛びぬけているチームだけ。
怪我人のバックアッパーなどでも強豪クラブとでは差が出る。
つまり、リーグ戦は資金力や選手層などクラブとしての地力差が出やすいのだ。

だから戦力が劣るクラブには序盤戦が大きなチャンスとなる。
早い段階で勝点を得る事は監督、選手、サポーター全てにとって精神安定剤となるし、
逆に内容が良くても勝点がなければ・・それは次第に足かせとなり、
負けが続き更にチームが受身になるという悪循環に陥りやすい。

シーズン中は必ずリーグの壁がやってくる。
松本と町田は共に開幕5戦終了時点で勝利を挙げ、町田の方が2勝で松本が1勝1分だった。
それでも明暗を分けたのは壁を越えられるかどうかだった。
松本は壁を越え連勝を飾るなどしたのに対して、町田はついに壁を越え切れなかった。

長崎がJ2に何が何でもしがみつくには、開幕戦から数試合で出来るだけ早く勝点を稼ぐ事。
その後訪れるリーグの壁に備える為にも少しでも勝点を積み上げておく必要がある。

この辺を考ると開幕戦は安定感を重視して4-2-2-2ではないかなと思う。
FW2枚は水永、佐藤洸一あたりだろうか?

手堅く戦って勝点を得ながら幸野や井上らが化ければ・・とそんな感じになりそうだ。


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Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 18:00 │Comments(1)V・V長崎

この記事へのコメント
こんにちはヽ(・∀・)ノ初めてコメ書かせていただきます。
同級生の木下 陽一郎様の素晴らしいご活躍(^-^)vとても嬉しく思います♪
これからも、頑張ってくださいね…。
Posted by Tomoko at 2013年02月18日 17:16
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