2011年10月24日

2011JFL後期12節 長崎vs高崎のこと

試合内容は期間限定をどうぞ。



さて、この日は関東から熱心なファンのHIDEMIさんを空港で拾いスタジアムへ向かう。HIDEMIさんは本当に何度もホームへ足を運ぶ。それは俺らがアウェイへ何度も足を運ぶのと同じ事で、長崎~アウェイの移動が、それを継続するのがどれほど大変か理解していると言う事だ。正しいアウェイ在住ファンのあり方だ。



会場では色んな人とアレコレ細かい系の打ち合わせやら世間話を行う。



今季は勝手にスタジアム前衛芸術チーム”KUGYOU”と名乗り、天皇杯でも坂井君ショートコント「集会」などやったりしている。この日は美咲ちゃんと2人コレオをやる。訳わかんなくても何か新しい事をやりたいのだ。ちなみにコレオは一度 「"翔" "馬"」の予定が「"馬" "翔"」となってしまったが・・まぁ、成功だ。成功と言い切れば成功なのだ!!!



さて、試合・・。
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ずっと相手のターン!!!! 




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昨日の内容では多分10回戦っても高崎に勝てなかったと思う。

前に天皇杯2回戦を「クラブ史に残る屈辱の試合」と書いたが、この試合も内容や一体感という意味でそれに劣らぬ悪さだった。Sony仙台とのアウェイの試合を見た人によると「それでもだいぶマシになってた」と言うレベルだったそうなので、注目度が低くて話題にならないだけで現状は大変な事態となっている。

J1やJ2をウロウロしているチームのサポーターが座り込みをしたりバスを囲んだニュースを聞く度「あぁ、もうそんな時期か。そろそろ年賀状との事考えなきゃ」と思うのだが・・正にそれレベルな苛烈な反応があっても構わない状態。

ただ・・一つだけ付け加えると・・
俺の周囲に居た人は皆知っているが、俺は天皇杯後にブチ切れた。その後のチームにもブチ切れていた。内容が明らかに悪く、SGAWA戦以降完全に気持ち的にも??になっている事に・・。キレてる俺を「あいつは怒り屋なだけ」などと言う者もいた。

そういう流れ的な物を見きれない環境ではチームが自ら気づかないと危機は未然に防げない。今の状況は俺ら周囲含めてクラブ全体で作った負の流れ。そこは考えてやっていきたい。



さて、リーグ戦は終盤に入った。相手が対策を打ち出し、今までと同じ戦い方では勝てなくなる。怪我やコンディション調整の問題もある。それはどのチームにも平等に訪れる時期で決してV・VARENが弱い訳ではない。SAGAWAも長野も苦しんでいるのがその証拠だ。



この時期を乗り切るには



・安定した守備と攻撃のバリエーション
・苦しい時に個人で打開するエースやゲームを知っているベテラン
・精神力
・監督の手腕や裁量



が大きな鍵となる。



長崎は攻撃的フットボールを選択し指揮官も「攻撃>>>>守備」を重視している。守備の安定はCBやGKの個人技量だけでは限界がある。



なら残りの3つの高めるしかない!



エース有光、ベテラン由紀彦に求められる物は非常に高くなり、「良い」程度の働きでは困るのだ。同点ゴールの時点で由紀彦に寝られては困るのだ。それほど、彼らは重要で期待される・・言うなれば「選ばれた選手」なのだ。



メンタル的にも落ちているとサポーター達が感じているのは気のせいか?例え一体感があったとしても周囲に伝わらない程度では現状を打開出来るとは思えない。



そして指揮官も問われる。佐野達は間違いなくJFL屈指の指揮官だ。強化手腕もしっかりしている。だが、この苦境を打開出来るかどうかで更に1ランク上の指揮官であるかが示される。



ここをどう乗り越えるか・・



周囲が勝手に崩れていって何となく乗り越えるのか?
運で乗り越えるか?
地力で乗り越えるか?



今がこのチームが本当に1ランク上に上がれるか瀬戸際だと思う。



総力を挙げて突破出来ると俺は信じている。



近藤がうるさいぐらいにコーチングして、藤井がエースを抑え、崔や橋本が体を張って、山城が走り回り、持留が綺麗なトラップを見せ、杉タクが何度も駆け上がり、由紀彦や松岡が綺麗なクロスを入れ、熊谷や神崎がドリブルで上がり、中山は翔馬が相手DFとガンガンぶつかりながら有光が得点を挙げる!ベンチで佐野達と堺陽二が顔色変えずに握手する。



そんな長崎を俺は見たいんだ。



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Posted by 藤原 裕久(KLM)  at 16:09 │Comments(1)V・V長崎

この記事へのコメント

「負け」は受け入れるというか、納得することができます。結果だから。
ただ「負け方、内容」を思うと、悔しくて悔しくてたまりませんでした。
高崎戦が、「初観戦」だった人がいたとしたら、どんな風に感じたでしょうか。
選手の精一杯のプレーを観て、結果その試合が負けたとしても、「がんばってたよな。闘ってたよな。今日は相手が良すぎたよな。」みたいな気持ちで帰れますし、次こそは!と切替れると思います。
私は、バリバリ長崎で活躍して、上のクラブから引き抜かれるぞ!という気概のある選手がいても良いと思っています。結果、それが長崎を強くするのではないかと思っています。
選手が、クラブが、ファンやサポーターがもっと熱く向上心を持たないと、また同じ事の繰り返しになりそうで不安になります。
Posted by 新参者 at 2011年10月25日 20:10
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