2010年10月03日
マレット
先週の町田との試合は鳴り物禁止だった。
タムを叩く事は出来ないのは判っていたが、一応タムをたたくマレット(バチ)だけは持っていった。何があるか判らないし、現場で実は鳴り物急遽OKとかもあるかもだし・・。
結果的に・・タムのマレットがイカれた。
この画像の左右のマレットは2本1セットで同じ日に買った。
YAMAHAのMBM-502Aというマレット。
グリップ部分は俺が持ちやすいよう別のラバーバンドを巻いている。
判るだろうか?先端の形の違いが。
俺はモロさんみたいにリズム感や音楽の素養がある訳ではないので基本、タムの叩き方は気持ちぶつけ系だ。
素人の下手糞叩き付けだから先端はこんなにゆがんでしまった。
シーズン中はマレットを握りすぎて腱鞘炎だし、グリップをまき直して、手の平にテーピングしても手の皮は破れる。音楽の知識がある人から見ればバカバカしいだろう。ひでぇ扱いだと不愉快かもしれない。
でも、このゆがんだマレットは俺が気持ちを乗せて叩いてきた結果の積み重ねなので愛着がある。
町田の試合でコールをするのにリズムを取らねばならないが鳴り物禁止。初めて参加の人も多く、リズムを刻まない訳にはいかない。なので堅いコンクリートを叩いてリズムをとった。試合終盤のモロさんは地面に伏せて試合を見ずにスティックでコンクリを叩いてリズムを取っていた。
試合が終わる頃、マレットはこうなった。
マレットに愛着があった分複雑な気分だったし、堅いコンクリを叩き続けたせいで手のひらの痺れも消えなかった。(金属バットで堅い床を叩いたジーンというあの感じ)
でも、マレットは役割を果たした。最後まで折れずに。
うえきさんが試合後にボロボロになったマレットを観て「いつかULTRAミュージアムに保管しましょう」と笑った。それは少しだけ誇りだったりする。
荒い持ち主のせいで、ヒドイ事になったマレット。もう少しだけ付き合ってもらう。
ミュージアム入りの前に今シーズンは見届けさせたい。
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応援のYOSAKOI化
県外の高校で音楽を教えています。
確かにマレットの扱いは荒そう(笑)ですがこんなに想い入れがあるのなら楽器は幸せでしょう。
生徒達にいつも言うのですが音楽は基礎も技術も大事です。しかし気持ちをぶつける事が本当に大事です。素晴らしい事だと思います。フェルトの歪みも曲がった持ち手も一所懸命の証と思って大事にしてあげてください。
大事にします。
でもホント素人の叩き付けですからそんな大そうなもんじゃありませんよ^^;