2010年04月23日
イベントとか集客とか・・
V・VAREN長崎が観客に最も強く訴えるのは素晴らしい試合なのだが、実際にはそれに付随するモノがある。イベントであり、スタジアムグルメであったり・・それは本来オマケなのだが、オマケ目的で食べない菓子を買う事があるのもよくある事だ。
V・VAREN長崎も色んな手を考えている訳だ。
何しろ有料入場者数はJが重視する基準だし、入場料はV・VAREN長崎にとって一番まっとうに、そして状況に左右されずに得られる収入だし。周囲から「何でこうしないんだよ!」とか「こうすれば?」とか誰もが思う訳だが、それを実行に移す事の“難度”というものが存在する。
例えば、スタジアムで「ちゃんぽん・皿うどん」を出すべきだと誰もが思うが、実現は本当に難しい。最初の壁は保健所だ。飲食物を提供する場合は必ず保健所に届けを出して許可を貰わねばならない。だが県・地区ごとに基準が曖昧で、実際に屋台をやっている人に聞いた事があるが・・「ぶっちゃけ担当者次第・前例次第」なんだそうな。
暖めなおしだOK、炒めるのNG。焼くのはNGだが炭火焼きOKだ。うどんは調理禁止だが・・無料で配布するならOK。
意味不明過ぎる。
吉野家が今、スタジアムで牛丼を売っているがあれは「弁当」だからOKなんだそうだ。あの場で牛丼を温め、ぶっかけてればNGなのだそうで・・でもカレー屋さんはOK。
もう何が何だか。
そしてこの壁を通り越しても、設備の問題がある。リンガーハットさんにはちゃんぽん、皿うどんにはしっかり味にこだわりがなければいけない。その為には設備が必要となる。ちゃんぽんを出す以上、下手は打てないのだそうな。充分納得できる。そして、今のV・長崎の試合でしっかりとした設備を投入するには、観客数が足りない。
だから、ちゃんぽんと皿うどんは未だに提供されない。
上はスタジアムグルメの例だが、イベントやPRにも色んな壁がある。公園法や周辺状況や・・ならばこそ、観客も一緒に作っていかないといけないのだと思う。
実際には大抵の人が思いつく集客イベントや方法は今のV・VAREN長崎は考えて、実行可能かどうかを検討したりしている。
他のJチームでは出来る事も出来なかったりする。V・V長崎はまだJではないし、Jでないとまだまだ地方では出来ない事、させてもらえない事が多い。あんまりV・V長崎が率先してやれば出る杭ではないが・・アレだったりする。
その辺に気を使いながらやっていくには・・観客動員というのが一番力になる。
「Jに上がったら行きます」
「スタジアムグルメがもっと充実したら行きます」
「●×をやったら行きます」
そういう考えがあるのは否定しないし、各人の自由だが・・
「そうやって行かないから、●○が出来ない。行かない限り●○は出来ない。」
という側面がある事も考えてもらえると変わっていけるんじゃないかと思う。
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